この記事では、数あるメール配信システムの中から、プロがおすすめする20種類のメール配信システムについて、機能や価格の違いをまとめています。
いま本記事をご覧頂いている方は、一斉送信やメルマガ配信に課題をお持ちで、新しいメール配信システムの導入をご検討されていたり、ご利用のシステムやツールからのお乗り換えをご検討されている方が多いと思います。
メール一斉送信やメルマガ配信をするならメールソフトよりも、「リスト管理や予約配信・効果測定」などのメールの配信に特化した様々な機能が使える「メール配信システム」が便利で使いやすく、多くの企業がメールの配信にはメール配信システムを利用しています。
そんなメール配信に欠かせないメール配信システムについて、利用料金やサービスの特徴についてもそれぞれ分かりやすくまとめました。
メール配信システム導入時の参考にしてみてください。
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目次
- 1 メール配信システムとは?
- 2 メール配信システムの選び方(目的別)
- 3 人気のメール配信システム5選【おすすめ】
- 4 その他のメール配信システム
- 4.1 まぐまぐ/(株式会社まぐまぐ)
- 4.2 Starseven/(株式会社アークプロジェクト)
- 4.3 NEXLINK/(株式会社ネクスウェイ)
- 4.4 MailChimp/(Rocket Science Group)
- 4.5 AutoBIz/(株式会社 ビズクリエイト)
- 4.6 EXPA/(株式会社エキスパート)
- 4.7 WiLL Mail/(株式会社サパナ)
- 4.8 アクセスメール/(株式会社ジャパンウェブサービス)
- 4.9 オートビズプロ/(株式会社 ビズクリエイト)
- 4.10 コンビーズメールプラス/(株式会社コンビーズ)
- 4.11 Lステップ/(株式会社マネクル)
- 4.12 楽メール/(株式会社ウェブロジック)
- 4.13 オレンジメール/(株式会社オレンジスピリッツ)
- 4.14 acmailer/(株式会社シーズ)
- 4.15 める配くん/(株式会社ディライトフル)
- 5 メール配信システムを選ぶ際のポイント
- 6 メール配信システムのメリット・デメリット
- 7 メール配信システムに関するFAQ(よくある質問)
- 8 まとめ
- 9 この記事の執筆者
メール配信システムとは?
メール配信システムとは、メールの一斉配信時に発生しやすい「相手に届かない・迷惑メールに振り分けられる・誤送信」といった課題を専用の仕組みで回避しながら、その上で「リスト管理やHTMLメールの作成、予約配信など」行えるメール配信には欠かせないシステムです。
日々仕事やプライベートで受信ボックスに届いている「メルマガ・サービスのお知らせ」といったメールは、ほぼすべてメール配信システムによって送信されたメールです。
メール配信システムでは、ただ一斉にメールを配信するだけではなく、システム内で配信対象者の管理やメールの冒頭に「●●会社 ●●様」といった宛名を自動挿入できるため、配信業務の負担を低減しつつ、メール配信の効果を高めることができます。
またメール配信システムには、これらの他にもメールの到達率・開封率を調査する効果測定や、HTMLメールの作成機能などが搭載されているのが一般的です。
メール配信システムを選ぶ際は、これらの機能とコストのバランスを考える必要があります。
関連記事:5分で分かる!メール配信システムの仕組みとは?メーラーとの違いも解説します
また、メール配信システムの基本的な説明や選び方は以下の動画で解説しています。併せてご確認ください。
メール配信システムの選び方(目的別)
メールマーケティングの流行や顧客とのコミュニケーションのオンライン化が求められている昨今では、メール配信の用途の幅が急激に広がっており、需要が高まっています。
おそらく99%以上のビジネスパーソンは毎日メールをチェックしているでしょう。利用頻度の高い「メール」という手段は顧客へのアプローチ方法として古くから効果的とされています。
もちろん、マーケティング活動以外でもメールアプローチは有効です。たとえば、セールスの促進、キャンペーンやイベントの案内、ウェブサイトやブログなどへ流入を増やすなどの用途もあるでしょう。
このように、メール配信は幅広く使えるということもあり、幾つものメール配信システムが多くの企業から提供されています。「こんなに沢山の種類があって選べない」という方向けに、まずは目的別の選び方についてポイントを解説していきます。
メールの到達率を高めたい
到達率はメール配信にとって大切な要素ですが、意外に見落とされがちなポイントです。
到達率とは、配信したメールが送信先のメールボックスに届いた率を表したものです。到達率が低い状態は「迷惑メールに振り分けられる率が高い」ではなく、「迷惑メール”にも”全く届かない状態」を指します。
一斉送信は、通常のメール送信に比べて、受信先にスパムメールと判定される確率が高いです。スパムメールと判定されたメールは迷惑メールに入ればまだ良い方で、ほとんどの場合は相手先のメールサーバーにブロックされて受信ボックスに届きません。
メール配信システムは一斉送信であっても相手に届きやすくなるシステムですが、無料の配信サービスやCGIを用いた配信では、到達率を高める対策がされていない場合もあります。
到達率を高める機能には送信認証技術である「SPFレコード・DKIM」、ブラックリストへの登録を避ける「IPアドレス分散」などがあります。有料の配信サービスではこれらの機能が備わっていることが殆どなので心配は不要ですが、無料のサービスを使う際は到達率が下がるリスクがあるので注意しましょう。
たとえば「営業再開メール」や「学校の行事案内」など、確実に相手に届けさせたい内容を配信する用途の場合は、到達率を高める機能が備わっているメール配信システムを選びましょう。
関連記事:メール配信の到達率を上げるには?到達率を上げる5つの対策をわかりやすくご紹介します!
メルマガの効果測定をしっかり行いたい
すでにメルマガをメーラーやメール配信ソフトなどで配信している方でも、メルマガの効果を分析できていない方が多い印象です。
メルマガはきちんと効果測定を行えば、改善活動が比較的容易に行えますので、送ったら送りっぱなしは勿体ないです。
メルマガを配信し効果測定をするなら最低限「開封率・クリック率」はしっかり取得できるようにしましょう。HTMLメールを送れるメール配信システムには効果測定の機能が備わっていますので、効果測定も重視したいならHTMLメールを送れるメール配信システムを選びましょう。
業界によりますがメルマガの平均開封率は18~20%と言われています。メルマガを送っても反応がないと感じていても、開封率を調べると平均以上の数値だったという事例は数知れずあります。
開封率が高くて、クリック率が低ければ、メルマガ本文の見直しやCTA(ボタンやリンク)の配置を変えてみるなどの具体的なアクションプランも立てやすいでしょう。
とくにメルマガの費用対効果を気にされている場合は「配信数・開封数・クリック数・申込数・成約数」までをセットで計測すれば、メルマガの反応と購買促進の貢献度を測れます。
関連記事:【メルマガの効果測定】メール配信システムで効果を分析するために知っておくべき指標・数値とは。
メールのデザイン性を重視したい
主にtoCをターゲットに配信する場合、スマホなどのモバイル端末での購読がされ、モバイル端末では長い文章などは読みづらいため、メルマガに目を止めて貰うにはメール自体のデザイン性が重要になります。
読者はメルマガやブログページをこのまま読み進めるか、わずか3秒で判断すると言われています。
読者がページを開き、一番最初に目に留まる部分をファーストビューと呼びますが、メルマガを読み進めるかどうかは、メルマガを開いて目に入ったわずかな印象でもう決まってしまうのです。
テキストだけで読者にインパクトを与えるのはなかなかに難しく、他社との差別化も難しいため、自社ブランドイメージを浸透させたり、画像で視覚的に情報を伝えたい場合は、HTMLメールの配信ができるメール配信システムを選ぶと良いでしょう。
また、HTMLメールのテンプレートや独自HTMLのインポート機能があると、一からデザインを作らなくて済み、メールの作成作業が容易に行えます。
関連記事:HTMLメールとは?テキストメールとの違いを徹底解説!
大量配信を遅延なく行いたい
大量配信に明確な定義はありませんが、目安としては数万から数十万件以上への一斉配信が大量送信となります。
プラン的には「10万件以上」の送信が可能であった場合でも、メールの送信スピードはメール配信システムにより大きく異なりますので注意が必要です。
大量配信を予定されている方は、導入の前に280万件/時など時間あたりの配信実績を掲載しているか確認するようにしましょう。
公式サイトに掲載が無い場合は、メール配信システムのサポート窓口に配信実績数と配信予定の通数を伝え、おおよその配信時間の目安を把握することを推奨します。
関連記事:メールが遅延する原因とその対策方法とは
迷惑メール対策がされたシステムで安心してメール配信を行いたい
メール配信システムを選ぶうえで最も重要な要素のひとつが迷惑メール対策です。
例えば、迷惑対策がされていないシステムを使うことで、「送信したはずのメールが届いていない」といった事象が発生する可能性があります。
迷惑メール対策の方法としては、SPFレコードやDKIM署名の設定、ブラックリストへの登録を避けるIPアドレス分散などがあります。これらは有料のシステムであれば機能として保有している可能性が高いです。
- SPFレコードとは、送信ドメイン認証の仕組みの一つです。ドメインの情報が記載されているDNSレコード内に、配信するサーバーの情報を書き込むことで、正しい送信元からの配信である旨を証明することができます。
SPFレコードの詳細は下記記事で詳しく解説しています。
関連記事:【図解】SPFレコードとは??spfレコードの仕組みを初心者にも分かりやすく解説します
- DKIM (DomainKeys Identified Mail) とは、正しい発行元メールサーバから送信された、改ざんされていないメールであると証明する電子署名方式の送信ドメイン認証技術です。設定されていることにより送信メールの信頼度が上がり、受信側で迷惑メール扱いされにくくなるという利点があります。
DKIM署名の詳細は下記記事で詳しく解説しています。
関連記事:【図解あり】DKIMの役割を3分で解説!!ドメイン送信技術のDKIMの仕組みを理解しよう
また、迷惑メール・セキュリティ関連で言うと、メール配信におて最も避けたいのが「ブラックリスト」です。
メール配信のブラックリストとは、「迷惑メールの送信元IPアドレスリスト」のことを指します。自身のIPアドレスが登録されてしまうと、送信メールはほとんどの宛先に届かなくなってしまいます。ここで言う「届かない」というのは、「迷惑メールフォルダに入る」という意味ではありません。
文字通り、どのメールフォルダにも入らず、届かなくなるのです。詳細は下記記事で解説していますので気になる方は併せてご確認下さい。
関連記事:メール配信のブラックリスト登録の原因と確認・解除方法
APIなどで既存システムと連動させたい
名刺管理ソフトやCRMシステム、ECショップなどの顧客データベースがあるシステムすでに利用していて、配信だけをメール配信システムに委ねたい場合もあるでしょう。
API連携を使うと、顧客の重複管理や配信ステータスの変更などが不要となり、既存のシステムを操作するのみで配信まで行えるようになります。従来の顧客管理の仕組みに、メール配信の機能を付け加えるようなイメージです。
既存のシステムと連携させたい場合は、API連携の有無を確認しましょう。また、API連携が無料・有料のサービスがありますので、API連携がオプション費用になるのかなどはサービス料金ページでチェックしておきたい項目です。
なお、APIに特化したメール配信システムを検討されている場合は、低コストかつサポートやドキュメントが充実した「ブラストエンジン」がおすすめです。
エンジニアを楽にするメール配信システム | ブラストエンジンの詳細を見る
人気のメール配信システム5選【おすすめ】
ここまでの説明を踏まえた上で、数多くあるメール配信システムの中でも、特におすすめのシステムをご紹介したいと思います。
メール配信システムの詳しい機能や導入のポイントについては記事の後半で紹介しています。
以下のメール配信システムは機能やコストが優れていることに加え、口コミでも評価の高かった5つになります。

顧客導入シェア数11年連続No.1『blastmail』
『blastmail(ブラストメール)』はシンプルな使いやすさ、価格の安さ、機能の充実度から、顧客導入シェア数11年連続1位を獲得しています。
官公庁や学校・社団法人、中小企業から大手企業様まで幅広く導入されており、まさに定番のメール配信システムと言えるでしょう。導入実績も18,000社と安心の実績です。
メール配信業務の実情は、メール配信の専任を立てて行うというものではなく、「総務・広報・営業担当」など、幅広い部門で利用のニーズがあります。これからメール配信システムの導入を検討している場合は、配信用途や担当者が異なっていく状況化でも、柔軟に対応できる汎用的なメール配信システムがおすすめです。
ブラストメールは、ITシステムに対して「難しそう」と牽引しがちな方でも使いやすいデザインや操作性になっているので、部門をまたいで利用を想定している場合や、ITシステムの導入が初めての企業様にも安心して利用できるメール配信システムでしょう。
主な機能には、
- HTMLメール作成(エディター)
- レスポンシブデザイン(モバイル最適化)
- 空メール登録
- ターゲット配信
- 効果測定
- 迷惑メール対策
などがあります。一斉送信はもちろん、メールマーケティングに必要な機能が一式揃っています。
料金プランは以下の通りです。
プラン名 | 月額費用 | 初期費用 | 登録アドレス数 |
無料お試し | 0円 | 0円 | ~100件 |
Lightプラン | 3,000円〜 | 10,000円(1年契約で半額) | ~7000件 |
Standardプラン | 6,000円〜 | 10,000円(1年契約で半額) | ~50,000件 |
Proプラン | 30,000円 〜 | 50,000円 | 50,001件~ |
これからご紹介するメール配信システムと比較しても、コストパフォーマンスの良さが売りの『blastmail』は、メール配信システムを初めて使う方や、現行のシステムからコストを落としたい企業にオススメです。無料トライアルも可能ですので、まずは実際に試してみるとよいでしょう。
さらに、迷惑メール対策として「DKIM署名」を採用しているので、多くのお客様にメルマガやダイレクトメールを届けることができるのもblastmailを選ぶメリットの一つです。
また、ブラストメールには登録アドレス数50,001件以上の大規模配信プランもあります。最短即日でメール配信も可能ですので、すぐに大量のメールを一斉配信したい方にもぴったりのサービスです。
ブラストメール利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)誰でもかんたんにHTMLメールを送れるようになりました!東急株式会社ブラストメールはやはりシンプルで使いやすいですねオンキヨー&パイオニア株式会社導入からわずか2か月で100万円以上の売り上げに貢献。高コスパのマーケティング施策として愛用しています!株式会社Lumii
運営会社 | 株式会社ラクスライトクラウド |
導入社数 | 18,000社以上 |
無料お試し | あり(すぐに申込み&利用可能) |
最低月額料金 | 3,000円〜 |
公式サイト | https://blastmail.jp/ |

メールマーケティングするなら『配配メール』
『配配メール』は、充実した機能が魅力の配信システムです。
ステップメールやA/Bテスト、HTMLメールなど本格的なメールマーケティングをするならあると嬉しい機能が一通り揃っています。
MAツールのようなスコアリングやランディングページ作成、Webサイトを含めた分析などは行えませんが、メール部分の分析については配配メールだけで十分な効果が期待できます。
また、定期的に無料のメールマーケティングセミナーが開催されています。
価格については、標準的なメール配信ツールに比べるとややリッチです。プランについてもオプションが幾つもあるので、導入前にある程度料金プランの理解が必要となります。
主な機能は、
- ステップメール
- A/Bテスト機能
- グラフ形式での効果測定レポート確認
- HTMLメール作成(エディター)
などがあります。メール配信の効果測定をしっかり行い、数値を分析した上で売上戦略を立てていきたい方にはお勧めのシステムです。
プランについては「Light」、「Pro」、「Premium」があり、スタンダードであるProプランの場合には以下の金額になります。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
問い合わせ | 問い合わせ | 10,000件〜 |
配配メール利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)手厚いアフターフォローと来訪通知で営業アプローチの効率化とアポ数の最大化を同時に実現!株式会社ボナンザメールによる契約顧客との関係性強化で解約率の改善やLTVを向上!株式会社エムティーアイ課題だった未入会のお客様フォローを電話とメールで強化し、売上の10%底上げを実現!トライオン株式会社
運営会社 | 株式会社ラクス |
導入社数 | 10,000社以上 |
無料お試し | あり(要お問い合わせ) |
最低月額料金 | 要お問い合わせ |
公式サイト | https://www.hai2mail.jp/ |

営業DXに最適のメール配信システム『Mailsales』
『Mailsales』は、リード(見込み顧客)を獲得するために、営業コンサルティング会社が監修したメール配信システムです。
リードを獲得する必要最低限の機能に絞られており、「ITやマーケティングの専任担当者がいない」、「MA(マーケティングオートメーション)の導入が難しい」といった中小企業でもかんたんにはじめられます。
リモートワーク、テレワークがすすみ、リードの獲得を模索している企業もTELアポから脱却するセールステックツールとして、幅広い業種で導入がすすんでいます。
主な機能は、
- HTMLメールエディター(レスポンシブ対応)
- 画像編集
- 効果測定(開封/クリック)
- ターゲット配信
- API連携
などがあります。
価格面でもMAはもちろん他のメール配信システムと比較しても安く設定されているので、続けやすくおすすめです。
アドレス数に応じたプランの配信数は無制限となっています。有料プランではAPIを公開していますので、自社システムとの連携も可能です。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
10,000円 | 4,950円~ | 3,000件〜 |
期限なしで無料トライアルできるため、自社のペースで新しい営業体制の構築が可能です。アウトバウンド営業からインバウンド営業に切り替えたい企業にはおすすめです。
運営会社 | セールスディビジョン株式会社 |
導入社数 | 非公開 |
無料お試し | あり(すぐに申込み可能) |
最低月額料金 | 4,950円~ |
公式サイト | https://mailsales.jp/ |

高機能・システム連携で選ぶなら『MailPublisher』
『MailPublisher』は4,100万通/時の業界屈指の配信スピードと、MA・CMS・BIツールなどと連携可能なハイブリッドなメール配信システムです。
MailPublisherはシステム間連携をコンセプトに設計されており、APIを用いて自社サービス(クラウド含む)と様々な連携ができる点が大きな魅力です。
高機能だけあり価格も高めなため、数十万単位の大量にある配信リストを高速配信したい大企業向けのシステムと言えるでしょう。
主な機能は、
- SMS配信
- HTMLメール作成機能
- 効果測定
- プラグイン・アプリとの連携
- 承認機能
などがあります。
サポート面も充実しているので、本格導入を検討する際のフォローも受けられます。
料金プランは以下の通りです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
50,000円 | 25,000円〜 | 個別見積り |
>>MailPublisherの詳しい資料をダウンロードする
MailPublisher利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)メールサーバーのセキュリティ変更で半減した到達率の大幅な回復に成功ターゲットメディア株式会社データ活用と運用の内製化によりROI向上を達成株式会社セブン&アイ・フードシステムズたまひよ会員に寄り添うメールを支える配信基盤株式会社ベネッセコーポレーション
運営会社 | エンバーポイントホールディングス株式会社 |
導入社数 | 非公開 |
無料お試し | 要お問い合わせ |
最低月額料金 | 要お問い合わせ |
公式サイト | https://emberpoint.com/mailpublisher/ |

トップクラスの配信速度を誇る『Cuenote FC』
『Cuenote FC』の特徴は、業界トップクラスの配信速度と実績です。累計の月間配信数は40億通・配信速度は1,000万通/時にもなります。
他のメール配信システムよりも直感的に操作ができるのも特徴で、管理画面がメール配信の設定を「20秒3STEP」で行うことが出来ます。
主な機能は以下の通りです。
- 業界最高レベルのメール配信速度
- 使い勝手のよいシステム(HTMLメール作成も)
- デバイス別配信機能
- 自動CSVインポート
料金プランは最安のものをご紹介します。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
30,000円 | 5,000円〜 | 2,000件〜 |
最低契約期間が6ヶ月になるので、他のメール配信システムと比較するとややコストが高くなります。
Cuenote FC利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)子どもたちの学びを支える、メルマガを実現。株式会社新学社1日120種類のメール送信で顧客との接点を創出イーデザイン損害保険株式会社全国のオーナー様とのコミュニケーションに不可欠なメールマガジン株式会社レオパレス21
運営会社 | ユミルリンク株式会社 |
導入社数 | 2,000社以上 |
無料お試し | 要お問い合わせ |
最低月額料金 | 5,000円~ |
公式サイト | https://www.cuenote.jp/fc/ |
その他のメール配信システム
まぐまぐ/(株式会社まぐまぐ)
公式サイト:https://www.mag2.com/
『まぐまぐ』は無料で使うことができるメール配信システムです。知名度が高く、メルマガ配信に特化したメール配信システムですが、自分が配信しているリストを知ることができないというデメリットがあります。
メールを一斉送信するだけなので、配信先のリストを他のサービスに流用したりすることはできません。
中には有料プランでのみ使用できるオプションもあり、サイト内で自分のメルマガを広告することが可能です。
料金プランは以下の通りです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
0円 | 0円(有料プランあり)〜 | 記載なし |
堀江貴文さん、本田圭佑さんなどの有名人が有料でメルマガを配信しているので、メルマガのノウハウを学ぶという意味ではチェックするメリットもあると言えます。
Starseven/(株式会社アークプロジェクト)
公式サイト:https://www.star7.jp/
『Starseven』は携帯メール配信に特化しているメール配信システムです。
「デコメ・絵文字メール」や「モバイルHP作成」などの、携帯電話でメルマガを配信する際に有利な機能を低コストで使うことが出来ます。
料金プランは以下の通りです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
10,000円 | 3,000円〜(有料プランあり) | 500件〜 |
- 記事を書くのがとても簡単で使いやすい。会員情報も管理しやすい|社会福祉法人 昭徳会
- とても対応に満足しています。今後ともよろしくお願いいたします。|MUSICNANOメール
- 電話での質問に分かりやすくお答えいただきました。|(有)森ファームサービス
NEXLINK/(株式会社ネクスウェイ)
公式サイト:https://www.nexway.co.jp/service/nexlink/
サービスを提供して30年の老舗メール配信システムです。手元に原稿データと宛先データを用意すれば、簡単にFAX・メールを一斉送信することが出来ます。
料金は月間のメール送信数で金額を出すプラン(テキスト・HTML共に1円/通)と、ユニークアドレス数による定額プランの2つがあります。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
0円 | 10,000円〜(定額プラン) | 記載なし |
- リストレンタルをフル活用して業務スピードを大幅アップ!|株式会社キャリア
- 事業立ち上げ後、わずか半年で8店舗が成約!|おくるまネットワーク株式会社
- すぐに3件の受注。年間5000万円の売上を達成|株式会社ヒルストン
MailChimp/(Rocket Science Group)
公式サイト:https://mailchimp.com/
MailChimpはステップメール機能やレポート機能を無料で使うことができるので、ビジネスでも安心して使うことが出来ます。
ただし、全てが英語表記になっているので英語が苦手な方にとっては使い勝手が悪いかもしれません。
料金プランは以下の通りです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
0円 | 20ドル〜 | 1,500件〜 |
AutoBIz/(株式会社 ビズクリエイト)
公式サイト:https://autobiz.jp/
『AutoBiz』は導入10,000社の実績を持つ、有名メール配信システムです。
細かに設定できるステップメールが特徴で、商品の購入やメルマガの登録後などの一般的な条件だけでなく、「曜日」「特定の日付」などの細やかな条件を指定することができます。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
11,000円 | 1,980円〜(1年契約で1,815円) | 3,000件〜 |
EXPA/(株式会社エキスパート)
公式サイト:https://ex-pa.jp/
『EXPA』はメール配信機能だけでなく、サイト制作などの機能も兼ねているサービスです。
セミナーやイベントの募集フォームやイベントの売上げ管理を作成する機能もあるので、イベントを企画する企業の方にはうってつけかもしれません。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
5,000円 | 3,800円〜 | お問い合わせ |
WiLL Mail/(株式会社サパナ)
公式サイト:https://willcloud.jp/
『Will Mail』は、blastmailと比較しても遜色のないコスパの良さと、手軽にメルマガを作成することができるエディタが特徴です。
マウス操作だけでHTMLメールをつくることが出来るので、メルマガの作成時間が導入前の1/4にまで短縮したと言う評判もあるようです。
料金体系にも特徴があり、
- メール配信数による従量課金
- 登録しているアドレスによる定量課金
の2つを月ごとに自由に切り替えられます。
セール前やキャンペーン前などの、たくさんメールを配信したい時期にだけ②の料金形態に変えることもでき、無駄なくメール配信システムを使うことが出来ます。
主な機能は、
- マウスのみで完結する簡単操作システム
- スマホに対応したhtmlメールの作成
- 効果測定
- ステップメール配信機能
などがあります。
料金は先述の通り、2種類のプランを毎月切り替えることが可能です。
また、プレミアムプランとシングルプランが存在し、シングルプランの定額課金の場合には以下の金額になります。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
0円 | 4,000円〜 | 500件〜 |
- 簡単にメールが作成できて、スマートフォン用にメルマガを用意する必要がない|株式会社JAFサービス
- 分析結果がシンプルっていいなと感じています|Hamee株式会社
- 郵送していたものがメールに変わり、経費節減にも繋がっています|TAC株式会社
アクセスメール/(株式会社ジャパンウェブサービス)
公式サイト:https://www.accessmail.jp/
『アクセスメール』は月額2,300円で5万通のメールを配信することができる、低コストが特徴のメール配信システムです。
登録者数も無制限なので、コストパフォーマンスの良いメール配信システムです。
しかし、クリック解析などの効果測定は課金対象になっており、料金を上乗せする必要があります。
効果測定はできなくても。とにかく安く、多くの人にメールを配信したい場合などにおすすめです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
8,800円 | 2,750円〜 | 無制限 |
オートビズプロ/(株式会社 ビズクリエイト)
公式サイト:https://powerbiz.jp/
『オートビズプロ』は高機能のメールフォームが1,000個作成することができ、あらゆるお客様に対応することができるメール配信システムです。
基本的なメール配信機能は整備されており、口コミでは電話を使ったサポートが好評でした。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
11,000円〜 | 9,900円〜(1年契約で8,663円〜) | 原則無制限 |
- ダウンロード販売のシステムを自前でできるので重宝しています|株式会社イーキャラット
- 外国人観光客へのフォローは、好印象のようでお返事をいただけるまでになりました|有限会社柏屋
- 手間なく適切な顧客対応ができるようになりました|カウンセラー S
コンビーズメールプラス/(株式会社コンビーズ)
公式サイト:https://plus.combz.jp/
『コンビーズメールプラス』は『アクセスメール』同様に月額2,300円から導入することができる低コストなメール配信システムです。
他社からの乗り換えキャンペーンとして初期費用が半額になる期間を設けていることもあるので、コストが原因でメール配信システムを比較している方は参考にしてみてください。
無料トライアルが30日間と長めなのも魅力的です。
料金プランは「おてがるプラン」をご紹介します。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
20,000円 | 2,300円〜 | お問い合わせ |
Lステップ/(株式会社マネクル)
公式サイト:https://linestep.jp/lp/01/
『Lステップ』はLINE@に特化したメール配信システムです。
LINEメッセージを利用しているので、お客様の目にとまりやすく情報の露出度が高いのが魅力です。
全てのプランで初期費用がかからない一方で、LINE@の費用は自己負担になるので、LINE@の配信上限である1,000通/月を超える配信をする場合は、有料プランへの切り替えが必要になります。
比較的少人数向けのお客様にメールを送信するケースでおすすめです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
10,000円 | 2,980円〜 | お問い合わせ |
- 採用に関する情報を一元管理して担当者の業務も効率化|人事採用
- 新規集客から予約、顧客管理、CRMまでを一元管理|ネイルサロン
- 登録率アップと見込客から顧客への早期引き上げを実現!|D2C(ネット通販)
楽メール/(株式会社ウェブロジック)
『楽メール』はサーバーを設置してメール配信システムを利用する「買い取り型」というスタイルです。ステップメール、効果測定などの機能も搭載してあります。
設置後の月額料金がかからないので、ランニングコストは必要ありません。
自分での設置が難しい場合は代行サービス(14,800円)を利用しましょう
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
29,800円 | 0円〜(複数コースあり) | お問い合わせ |
オレンジメール/(株式会社オレンジスピリッツ)
公式サイト:https://mail.orange-cloud7.net/
『オレンジメール』は月額2,480円で利用することができる上に、登録アドレス数が100件以下の場合は無料で利用することもできるメール配信システムです。
先述した『Lステップ』とは違い、LINE@などの他のシステムと連携することなく使用するメール配信システムなので、追加料金もかかりません。
操作がシンプルで料金形態も分かりやすいので初心者の方にもおすすめです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
12,800円 | 2,480円〜 | 100件〜(6ヶ月間は無料で使用可) |
- 「難しい」を「簡単」にしている、それがオレンジメール|株式会社ファンファーレ
- 到達率が圧倒的に改善し、高い到達率を維持|株式会社Catch the Web
- 見込み客を集めるのも顧客管理もずっとオレンジメール|ライズアップ株式会社
acmailer/(株式会社シーズ)
公式サイト:https://www.acmailer.jp/
acmailerはインストールして使う形のメール配信システムなので、インストールとサーバーの設定が完了すれば、期間無制限で全ての機能を無料で使うことができます。(著作権表示義務の解除をする場合のみ16,000円)
無料でもターゲット配信ができたり、予約配信ができるといった反面、自分でメールサーバーを選び、初期設定をする必要があるのでそれらの知識が無い場合には導入が難しいかもしれません。
ある程度メールに関する知識があり、コストをかけずにメールマーケティングに取り組みたいという方にはおすすめです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
0円 | 0円 | 無制限 |
める配くん/(株式会社ディライトフル)
公式サイト:https://www.meruhaikun.com/
メル配君は有料のメール配信システムの中では比較的料金が安いのが特徴です。
低価格ではありますが、ステップメールやターゲット配信、マルチパート配信など最低限の機能は備わっています。
ただ、契約期間が6ヶ月間と非常に長く、初回契約時に契約期間分の料金をまとめて支払う必要があります。
長くこのサービスを使っていくならば、月額料金も安くおすすめですが、もし使用感が合わなければ無駄なお金を払うことになるかもしれません。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
8,800円 | 1,867円〜(6ヶ月分をまとめて支払う必要有) | 5000件 |
メール配信システムを選ぶ際のポイント
ここまで紹介してきたように多くのメール配信システムがありますが、まずは「クラウド型orオンプレミス型」のどちらを使うか検証しましょう。
クラウド型とオンプレミス型
クラウド型とは、自社でサーバーやソフトを導入する必要がなく、インターネットを経由して提供元のサービスを利用するサービスです。一般的に月額・年額制のサブスクリプション契約で提供元と契約し、申込後に即時にサービスを使えます。
それに対して、オンプレミス型はサーバーやソフトを自社で構築するパターンです。オンプレミスというとサーバー基盤から構築する場合もありますが、一斉配信ソフトを購入しパソコンにインストールして使うタイプもあります。また、プログラムだけをCGIで作成し、サーバーで動かす場合も多いです。
特にどちらが良いというわけではありませんが、クラウド型の方がコストを抑えやすく、サーバーサイドやプログラムの知識がいらず配信のチューニングも不要なので、よほどセキュリティ要件が厳しい場合以外は「クラウド型」がおすすめです。
また、クラウド型の導入が進んでいる背景にはクラウドサービスのセキュリティレベルの高まりがあります。最新セキュリティ機器の導入や定期的なアップデートにより、高セキュリティな環境が常に利用できる状態になっています。
関連記事:メール配信システムはクラウド型がおすすめ!オンプレミス型との特徴を比較
他にもメール配信システムを選ぶポイントはいくつもあります。その中でも代表的な5つのポイントを紹介します。
- 価格は適切か
- 必要な機能が揃っているか
- HTMLメールが簡単に送れるか
- 効果測定ができるか
- サポートが充実しているか
価格は適切か・必要な機能が揃っているか
メールは配信システムを選ぶうえで、最も大事なのが「価格は適切か」「必要な機能が揃っているか」の2点。
メール配信システムに搭載されている多くの機能はサービス提供会社が単価UPのために提供しており、必要でない場合が多いです。
メール一斉配信の初心者には価格が安いサービスを選ぶことをおすすめします。
反対に、メルマガ配信専任がいて、がっつりゴリゴリメールマーケティングを行いたい場合はステップメールがあるサービスが良いでしょう。
なお、メールマーケティング業界の業界動向をまとめたレポート「2019 Email Marketing Industry Census」によると、メール配信やメールマーケティング担当者の多くがメール配信で最も活用している機能は「簡単なセグメンテーション機能」と「モバイルデバイスへの最適化」でした。
出展:「2019 Email Marketing Industry Census」
メールマーケティングやマーケティングオートメーションは世界的にも注目され、メール配信システムのトレンドになっています。
しかし実態としてはオートメーションツールを活用はまだまだハードルが高く、導入コストも高いことから、メール配信システムの基本的な機能である「一斉配信」、「セグメント配信」、「効果測定」を使って配信活動を行っている企業がほとんどです。
また、モバイルデバイスへの最適化の関心度が高いことも注目して頂きたいポイントです。
NTTドコモ モバイル社会研究所の「スマートフォン・ケータイ所有に関する動向について調査(2021年1月)」によると、”日本国内でスマートフォン(スマホ)、ケータイの所有者のうちスマホ比率は92.8%”でした。
出展: 「NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ」
スマホの定着率は2017年から2021年の4年間で20%以上も上昇しています。2022年以降もガラパゴスケータイ(ガラケー)の衰退によりスマホの定着率は100%に近い割合に上昇していくでしょう。
2021年以降のメール配信ではメルマガ購読者はPCのみでなくスマホでも閲覧する可能性が高いことから、モバイルデバイスに最適化表示できる配信システムが注目されています。HTMLメールエディターの機能があるメール配信システムであればモバイルデバイスへの最適化対応がなされているものが多いです。
HTMLメールが簡単に送れるか
最近はやりのメール配信形態がHTMLメールです。多くのメール配信システムでは誰でも簡単にHTMLメールが送れるエディターを搭載しています。
HTMLメールでは例えば、以下のようなことが可能です。
- 画像を挿入する
- 文字の色を変える
- 見出しの大きさを変える
以前はHTMLメールはスパムメールなどに使われることもあり、セキュリティ的に問題視されていましたが、現在はメールソフトや受信するデバイスなどでセキュリティの強化がされており、問題ありません。
関連記事:無料で使えるHTMLメールのテンプレート【初心者向け】
効果測定ができるか
現在、世界では「メールマーケティング」が注目されています。その基本となるのが、以下の2点。
- メール開封率
- リンククリック率
これらは、HTMLメールをが送れるメール配信システムを使うことで簡単に計測できます。
メールマーケティングについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事:メールマーケティングとは?流行の背景や成功事例も合わせて徹底解説
サポートが充実しているか
日本にいると製品のサポートは当たり前に感じますが、海外では有料だったり、電話のサポートがなかったりします。
メール配信システムは使ってみると、意外と不明点やちょっとした疑問が生まれやすく。そのため、はじめてメール配信システムを使う人は、必ずサポートが充実したサービスを選んでください。
また、日本で流通しているメール配信システムは海外製のものも多く、日本語でのサポートがない場合や、そもそもサポート自体がない場合もありますので事前に確認しましょう。
メール配信システムの主な機能一覧
メール配信システムには様々な機能があります。しかしながら、システムによってどのような機能を搭載しているかは千差万別です。
上記で多くのメール配信システムを紹介しましたが、改めて自分に必要な機能が他にないか、検討中のメール配信システムに求めている機能が搭載されているかを確認しましょう。
機能名 | 機能詳細 |
HTMLメール配信 | HTMLファイルを取り込んでいただくか、管理画面でHTMLメールの作成ツールを使って配信可能 |
マルチパート配信 | HTMLメールを受信する環境に応じて、HTMLパート/テキストパートを切り替えることが可能 |
ターゲット配信 | 登録している宛先データの中から特定条件で絞り込んだグループに配信可能 |
送信元アドレス | 配信するメール毎に送信元アドレスを変更することが可能 |
差込みコード | 「氏名」「会社名」など宛先データの情報を本文に差し込むことが可能 |
配信予約 | あらかじめ設定した日時にメールの配信予約が可能 |
テスト送信 | 作成途中のメールを下書き保存することが可能 |
テンプレート | 配信頻度の高いメール本文をテンプレートとして保存・流用することが可能 |
一括登録 | CSVファイルで宛先データのリストを一括登録・更新することが可能 |
一括削除 | 管理画面に登録されている宛先データを一括で削除可能 |
項目設計 | 宛先データに紐づく情報(氏名や住所など)を登録することが可能 |
登録・解除フォーム | 宛先データを登録・解除するためのフォームが使用可能 |
空メール | 指定のメールアドレスに空メールをするだけで送信先データを登録可能 |
QRコード | 登録・解除フォームや空メールの情報をQRコード化することが可能 |
ワンクリック解除 | メール本文の指定URLをクリックすると簡単に購読解除可能 |
配信結果 | 配信したメールの成功アドレス・失敗アドレスが確認可能 |
開封率 | 配信したHTMLメールの開封数、開封した人、時間をリアルタイムに測定可能(HTMLメールのみ) |
クリック測定 | クリック測定用に変換したURLに対して、クリック数、クリックした人、時間をリアルタイムに計測 |
エラーカウント | 宛先のアドレスごとに送信が失敗した回数をカウントし、配信対象から除外する機能 |
DKIM署名 | 送信したメールが受信側で「なりすましメール」と誤判定されることによる不達を防ぐ機能 |
機能のより詳しい情報などは以下の記事で解説していますので参考にしてください。
関連記事:メール配信サービスの機能まとめ!メール配信サービスを選ぶ際のポイントもアドバイスします
メール配信システム選び方ガイド
ここまで、メール配信システムの紹介とメール配信システムを選ぶときのポイントをお伝えしてきました。
情報量が多すぎたため「実際にどれを選べばいいかわからない」という人もいるでしょう。
そこで、弊社ではメール配信システム選び方ガイドブックを作成しました。
- メール配信システムとは?
- メール配信システムは何を基準に選べばいい?
- メール配信システムはここで差が付く
など、このガイドブックさえ読めばひと目で選ぶべきメール配信システムがわかります。
メール配信システムのメリット・デメリット
メール配信システムにはたくさんのメリットがあり、一斉メール配信を行う場合は利用必須と言っても過言ではないでしょう。
ただし、メール配信システムにはメリットだけでなくデメリットも存在します。
メール配信システムのメリット
メール配信システムのメリットは以下の3つが挙げられます。
- 効率的にメール配信業務を行える
- アドレスを一元管理し、負担が減る
- 配信の効果測定ができる
メール配信システムを使えば、大量のメールを一度に送信しても迷惑メール認定されることはほとんどありません。
システムを使わずに大量にメールを送っているとサーバーにスパム認定され、メールが届かなくなってしまいます。メールの効果測定をしたいと思っても、まずはメールを確実に届けることが大前提です。
そして、メール配信で大切になるのが送った後の反応を調べることです。メール配信システムを使えば「開封率・クリック率・コンバージョン率」など詳細な効果判定を行うことができます。
「どのようなキーワードに読者は反応するのか?」を調査し、顧客ごとに対策をとることで、メール配信による効果も高くなっていきます。ステップメールや宛名の自動差込機能、セグメント配信などを使い効率的に業務を進めることができるでしょう。
さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。メール配信システム(サービス)について、メール配信の専門家が詳しくご紹介しています。
【徹底解説!】メール配信サービスを導入するメリットとは?メール配信サービスの種類・機能・導入事例をご紹介!
メール配信システムのデメリット
メール配信システムのデメリットは以下の2つ。
- 費用がかかる
- 機能を使いこなせない場合がある
メール配信システムは基本的に有料となります。
そのため、メール配信リストが50件など少ない場合は費用対効果が合わない場合があります。目安としては、配信リスト1,000件以上あれば良いでしょう。
また、はじめは機能が豊富で高額なメール配信システムを選ぶのではなく、必要な機能が揃っていて安価なメール配信システムを選ぶようにしましょう。機能の豊富さで選ぶと、けっきょく使いこなせずに、高額な費用だけがかかってしまう場合があります。
弊社サービスのブラストメールはまさに初心者向けに作られたサービスです。機能を抑え簡単に操作ができ、価格安くで提供しています。まずは無料お試しをご利用いただき、メール配信システムの使い方をマスターしてみてください。
メール配信システムに関するFAQ(よくある質問)
メール配信システムを選定する上で、皆さまから頂く「よくある質問」をまとめました。
ここまでのランキングと合わせて、ご参考にしてみてください。
無料と有料システムの違いはなんですか?
無料のメール配信システムの多くは、送信したメール本文に「広告」が入ります。
また、テキストメールは送れてもHTMLメールを送れないものも多いです。
到達率に関しても、配信環境のクリーニングを行っている有料メール配信システムと比べ、無料のシステムは低い傾向にあります。
関連記事:一斉メール配信サービスを選ぶなら無料?有料?徹底比較します
メール配信システムはパソコンに不慣れでも使いこなせますか?
初心者にも分かりやすい、直感的な操作が行えるシステムもありますので、普段パソコン操作になれていない方でもご利用頂けます。
メールマーケティングやマーケティングオートメーション重視のシステムでは、使える機能が多く初心者には煩雑に感じてしまう場合はあります。
メール配信システムとBCCでの一斉送信との違いは何ですか?
BCCでの一斉送信は、操作ミスなどによりメールアドレスの情報漏洩のリスクが伴います。
一斉送信需要が高まったコロナの緊急自粛宣言時にも、BCCを利用した誤送信が相次いで起こりました。
関連記事:コロナ騒動による一斉メール誤送信が頻発!誤送信に有効な防止策とは?
また、レンタルサーバーのメール機能を使っている場合は1時間あたりの送信数に上限がありますので、大量送信ができない場合もあります。
例えば、弊社が提供しているレンタルサーバー「xbit」では1時間あたり500通までの送信制限をかけています
テキストメールとHTMLメールの違いは何ですか?
テキストメールは、その名の通りテキスト文字だけで構成されたメールを指します。一方のHTMLメールは、メール背景や本文にHTML/CSSを使った画像ベースのメールです。
HTMLメールはテキストメールと比べて、読まれやすい・クリックされやすい・効果測定ができるのが特徴です。
関連記事:時代に沿わないテキストメルマガ配信はもうNG?HTMLメールを絶対に使うべき3つの理由とは
メールを配信する時に気を付けるべきことはありますか?
「特定電子メール法」への対応を忘れずに行うことを推奨しています。(オプトイン・オプトアウト)
関連記事:「特定電子メール法」とは?違法にならないためのポイントを理解しましょう!
メール配信システムを使えば、迷惑メールに入らなくなりますか?
迷惑メール判定基準は、年々厳しくなっています。迷惑メール判定基準はキャリアやプロパイダごとに異なり、配信側でコントロールすることは難しいです。
100%迷惑メールに入らせない配信は、どんなシステムであっても不可能です。ただしメール配信システムを使うことで「配信環境の最適化」の恩恵を受けられますので、スパム判定の軽減には大きく繋がります。
関連記事:メール配信システムにおけるセキュリティ対策とは?リスクと対策を徹底解説
メーラーとメール配信システムの違いは何ですか?
メーラーは、あくまで1対1のやりとりに特化したツールであり、大量送信に向いたものではありません。
メール配信システムでは大量送信を想定されており、メールが届きやす事/高速な配信速度など適切な配信チューニングがなされています。
関連記事:Gmailの一斉送信は何人までできる? Gmailで大量のメールを扱っている場合には要注意!
メール配信システムはどんな時に導入が有効ですか?
メール配信システムは以下のようなニーズがある方々に、導入の検討を頂いております。
- 「訴求力の強いHTMLメールを作成したい」
- 「メールアドレスに紐づく顧客情報の管理を行いたい」
- 「配信の自動化をしたい」
- 「メールの効果促進をしたい」
まとめ
以上、おすすめのメール配信システムを20個紹介してきました。
自分たちだけで、メール配信業務を行おうとすると、迷惑メールへの対策や、送信先の振り分け、宛名をいちいち変えたりと、非常に手間がかかってしまいます。
機能や料金とサービスを照らし合わせながら、自社に最適なメール配信システムを導入して、メール業務を効率化してみてくださいね。
※ ランキングを再度確認したい場合は、こちらのリンクからランキング項目まで飛べます。

この記事の執筆者
株式会社ラクスライトクラウド
Webマーケティング リーダー 森神 佑希
2019年より、ブラストメールのWebマーケティングに従事。ウェブ広告の運用やサイト分析・メールマーケティングなど、集客からナーチャリングまで一貫して取り組んでいる。3年以上メルマガ配信の実務を行っており、先頭に立ってPDCAを回し、コンバージョン数を3倍以上に増やすことに成功。2022年からはそのノウハウを還元すべくセミナー登壇を行っている。