累計導入社数22,000以上!みんなが使っているブラストメール

おすすめメール配信システム比較20選!図解とランキング形式で解説

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2024.03.18 メール配信

【2022年最新】メール配信システム比較20選!機能・料金を徹底比較

この記事では、数あるメール配信システムの中から、プロがおすすめする20種類のメール配信システムについて、機能や価格の違いをまとめています。

いま本記事をご覧頂いている方は、一斉送信やメルマガ配信に課題をお持ちで、新しいメール配信システムの導入をご検討されていたり、2024年2月から施行されるGmail送信者ガイドライン変更に伴い、ご利用中のシステムやツールからのお乗り換えをご検討されている方が多いと思います。

メール一斉送信やメルマガ配信をするならメールソフトよりも、「リスト管理や予約配信・効果測定」などのメールの配信に特化した様々な機能が使える「メール配信システム」が便利で使いやすく、多くの企業がメールの配信にはメール配信システムを利用しています。

そんなメール配信に欠かせないメール配信システムについて、利用料金やサービスの特徴についてもそれぞれ分かりやすくまとめました。

メール配信システム導入時の参考にしてみてください。

※ おすすめランキングを先に見たい方、こちらのリンクからランキング項目まで飛べます。

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この記事の執筆者:森神 佑希
株式会社ラクスライトクラウド Webマーケティングリーダー
3年以上メルマガ配信の実務を行っており、先頭に立ってPDCAを回し、コンバージョン数を3倍以上に増やすことに成功。2022年からはそのノウハウを還元すべく「メールマーケティング」関連セミナーへの登壇も。メール配信システム選びのプロとしてシステム選びのサポートを日々行っている。

目次

メール配信システムとは?

メール配信システムとは、メールの一斉配信時に発生しやすい「相手に届かない・迷惑メールに振り分けられる・誤送信」といった課題を専用の仕組みで回避しながら、その上で「リスト管理やHTMLメールの作成、予約配信など」行えるメール配信には欠かせないシステムです。

日々仕事やプライベートで受信ボックスに届いている「メルマガ・サービスのお知らせ」といったメールは、ほぼすべてメール配信システムによって送信されたメールです。

メール配信システムでは、ただ一斉にメールを配信するだけではなく、システム内で配信対象者の管理やメールの冒頭に「●●会社 ●●様」といった宛名を自動挿入できるため、配信業務の負担を低減しつつ、メール配信の効果を高めることができます。

またメール配信システムには、これらの他にもメールの到達率・開封率を調査する効果測定や、HTMLメールの作成機能などが搭載されているのが一般的です。

メール配信システムを選ぶ際は、これらの機能とコストのバランスを考える必要があります。

関連記事:5分で分かる!メール配信システムの仕組みとは?メーラーとの違いも解説します

人気のメール配信システム5選【おすすめ】

サービス 機能 価格 操作面 サポート

こちらの比較表は、数多くあるメール配信システムの中でも、特におすすめのシステムをまとめています。

価格面での違いについては下記の通りです。

サービス名 初期費用 月額料金
無料お試し 特徴
10,000円
(1年契約は半額)
4,000円~ あり
7日間
22,000社以上の導入実績
13年連続 顧客導入シェアNo.1
問い合わせ 問い合わせ 問い合わせ 10,000社以上の導入実績
多機能な配信システム
10,000円 4,950円~ あり 営業コンサル会社が
監修した配信システム
50,000円 25,000円~ あり 業界屈指の配信スピード
大企業向け配信システム
30,000円 5,000円~ あり 導入社数が2,000社
実績が少ない

メール配信システムの詳しい機能や導入のポイントについては記事の後半で紹介しています。

以下のメール配信システムは機能やコストが優れていることに加え、口コミでも評価の高かった5つになります。

No.1
『blastmail』/(株式会社ラクスライトクラウド)

『blastmail(ブラストメール)』はシンプルな使いやすさ、価格の安さ、機能の充実度から、顧客導入シェア数13年連続1位を獲得しています。

総合評価:★★★★★
迷ったらこれ。初心者~中級者向けのメール配信システム。
機能評価:★★★★
本当に必要な機能だけを厳選して提供
価格評価:★★★★★
機能を抑えて低価格。性能や機能を考えるとコスパ最高クラス
使い易さ:★★★★★
初めての人でも使える簡単設計。シンプルだから迷わない
サポート:★★★★
電話とメールでの手厚いサポート、マニュアルなども充実

中小企業から大手企業、官公庁や学校・社団法人まで幅広く導入されており、まさに定番のメール配信システムと言えるでしょう。導入実績も22,000社と安心の実績です。

メール配信を施策として立ち上げるとは、メール配信の専任を立てて行うというものではなく、「総務・広報・営業担当」など、幅広い部門で利用のニーズがあります。これからメール配信システムの導入を検討している場合は、配信用途や担当者が異なっていく状況化でも、柔軟に対応できる汎用的なメール配信システムがおすすめです。

ブラストメールは、ITシステムに対して「難しそう」と牽引しがちな方でも使いやすいデザインや操作性になっているので、部門をまたいで利用を想定している場合や、ITシステムの導入が初めての企業様にも安心して利用できるメール配信システムでしょう。

主な機能は下記の通りで、一斉送信はもちろん、メールマーケティングに必要な機能が一式揃っています。

  • HTMLメール作成(エディター)
  • レスポンシブデザイン(モバイル最適化)
  • フォーム作成
  • ターゲット配信
  • 効果測定
  • 迷惑メール対策 (DKIM署名)

料金プランは以下の通りです。

プラン名 月額費用 初期費用 登録アドレス数
無料お試し 0円 0円 0~100件
Lightプラン 4,000円 10,000円(1年契約で半額) 0~5,000件
Standardプラン 8,000円〜 10,000円(1年契約で半額) 0~50,000件
Proプラン 30,000円〜 50,000円 50,001件~

『blastmail』は他のメール配信システムよりも、コストパフォーマンスの高さが特徴です。その他にも、メール配信システムを初めて使う方や、現行のシステムからコストを落としたい企業にオススメです。無料トライアルも可能ですので、まずは実際に試してみるとよいでしょう。

>>無料でブラストメールを試してみる

さらに、迷惑メール対策として「DKIM署名」を採用しており、SPFレコードも公開しているので、2024年2月から施行されるGmail 送信者ガイドラインにも対応済みです。

送信者ガイドラインでは電子メール認証(DKIM署名・SPFレコード)以外にも対応事項がありますが、ガイドラインの内容は全て遵守しており、何かあればサポートスタッフへ直接連絡ができるので安心です。

また、ブラストメールには登録アドレス数50,001件以上の大規模配信プランもあります。最短即日でメール配信も可能ですので、すぐに大量のメールを一斉配信したい方にもぴったりのサービスです。

>>ブラストメール大規模プランの料金を確認する

ブラストメール利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)
誰でもかんたんにHTMLメールを送れるようになりました!東急株式会社
ブラストメールはやはりシンプルで使いやすいですねオンキヨー&パイオニア株式会社
“確実に届く”ことが何よりの安心。マニュアル見ずに使いこなせるシンプルさも〇株式会社モトックス
運営会社 株式会社ラクスライトクラウド
導入社数 22,000社以上
無料お試し あり(すぐに申込み&利用可能)
最低月額料金 4,000円〜
公式サイト https://blastmail.jp/
補足情報 Gmail送信者ガイドライン対応済み
※2024年1月時点

No.2
『配配メール』/(株式会社ラクス)
株式会社ラクス

メールマーケティングするなら『配配メール』

『配配メール』は、充実した機能が魅力の配信システムです。

総合評価:★★★★
本格的なメールマーケティングで成果を出せる
機能評価:★★★★★
来訪通知やホットリード抽出などの上位機能多数
価格評価:★★★
非公開のため要問合せ
使い易さ:★★★★
自由度が高く慣れたらサクサク使える
サポート:★★★★★
メール配信の成功まで手厚くサポート

ステップメールやA/Bテスト、HTMLメールなど本格的なメールマーケティングをするならあると嬉しい機能が一通り揃っています。

MAツールのようなスコアリングやランディングページ作成、Webサイトを含めた分析などは行えませんが、メール部分の分析については配配メールだけで十分な効果が期待できます。

また、定期的に無料のメールマーケティングセミナーが開催されています。

価格については、標準的なメール配信ツールに比べるとややリッチです。プランについてもオプションが幾つもあるので、導入前にある程度料金プランの理解が必要となります。

主な機能は、

  • ステップメール
  • A/Bテスト機能
  • グラフ形式での効果測定レポート確認
  • HTMLメール作成(エディター)

などがあります。メール配信の効果測定をしっかり行い、数値を分析した上で売上戦略を立てていきたい方にはお勧めのシステムです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
問い合わせ 問い合わせ 10,000件〜

>>配配メールの詳しい資料をダウンロードする

配配メール利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)
手厚いアフターフォローと来訪通知で営業アプローチの効率化とアポ数の最大化を同時に実現!株式会社ボナンザ
メールによる契約顧客との関係性強化で解約率の改善やLTVを向上!株式会社エムティーアイ
課題だった未入会のお客様フォローを電話とメールで強化し、売上の10%底上げを実現!トライオン株式会社
運営会社 株式会社ラクス
導入社数 10,000社以上
無料お試し あり(要お問い合わせ)
最低月額料金 要お問い合わせ
公式サイト https://www.hai2mail.jp/
補足情報 Gmail送信者ガイドライン対応済み
※2024年1月時点

No.3
『Mailsales』/(セールスディビジョン株式会社)
Mailsales のアイキャッチ画像
セールスディビジョン株式会社

営業DXに最適のメール配信システム『Mailsales』

『Mailsales』は、リード(見込み顧客)を獲得するために、営業コンサルティング会社が監修したメール配信システムです。

総合評価:★★★★
シンプルで使いやすいサービス
機能評価:★★★★
HTMLメール作成からレポート抽出まで基本的な機能を標準搭載
価格評価:★★★★
低価格での提供
使い易さ:★★★★★
誰でも使えるシンプルで簡単なツール
サポート:★★★
お問い合わせフォーム(メール)でサポート

リードを獲得する必要最低限の機能に絞られており、「ITやマーケティングの専任担当者がいない」、「MA(マーケティングオートメーション)の導入が難しい」といった中小企業でもかんたんにはじめられます。

リモートワーク、テレワークがすすみ、リードの獲得を模索している企業もTELアポから脱却するセールステックツールとして、幅広い業種で導入がすすんでいます。

主な機能は、

  • HTMLメールエディター(レスポンシブ対応)
  • 画像編集
  • 効果測定(開封/クリック)
  • ターゲット配信
  • API連携

などがあります。

価格面でもMAはもちろん他のメール配信システムと比較しても安く設定されているので、続けやすくおすすめです。

アドレス数に応じたプランの配信数は無制限となっています。有料プランではAPIを公開していますので、自社システムとの連携も可能です。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
10,000円 4,950円~ 3,000件〜

期限なしで無料トライアルできるため、自社のペースで新しい営業体制の構築が可能です。アウトバウンド営業からインバウンド営業に切り替えたい企業にはおすすめです。

>>Mailsalesの詳しい資料をダウンロードする

運営会社 セールスディビジョン株式会社
導入社数 非公開
無料お試し あり(すぐに申込み可能)
最低月額料金 4,950円~
公式サイト https://mailsales.jp/
※2024年1月時点

No.4
『MailPublisher』/(エンバーポイントホールディングス株式会社)
MailPublisher のアイキャッチ画像
エンバーポイントホールディングス株式会社

高機能・システム連携で選ぶなら『MailPublisher』

『MailPublisher』は4,100万通/時の業界屈指の配信スピードと、MA・CMS・BIツールなどと連携可能なハイブリッドなメール配信システムです。

総合評価:★★★★
業界最高水準のメール配信システム
機能評価:★★★★★
常に最先端の機能で企業のメールマーケティングを多角的にサポート
価格評価:★★
機能に相応しい高価格帯サービス
使い易さ:★★★
不明(サイト上では無料お試し申込みなどがないため)
サポート:★★★★★
経験豊富なサポートチームが様々な種類のお問い合わせに対し懇切丁寧に対応

MailPublisherはシステム間連携をコンセプトに設計されており、APIを用いて自社サービス(クラウド含む)と様々な連携ができる点が大きな魅力です。

高機能だけあり価格も高めなため、数十万単位の大量にある配信リストを高速配信したい大企業向けのシステムと言えるでしょう。

主な機能は、

  • SMS配信
  • HTMLメール作成機能
  • 効果測定
  • プラグイン・アプリとの連携
  • 承認機能

などがあります。

サポート面も充実しているので、本格導入を検討する際のフォローも受けられます。

料金プランは以下の通りです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
50,000円 25,000円〜 個別見積り

>>MailPublisherの詳しい資料をダウンロードする

MailPublisher利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)
メールサーバーのセキュリティ変更で半減した到達率の大幅な回復に成功ターゲットメディア株式会社
データ活用と運用の内製化によりROI向上を達成株式会社セブン&アイ・フードシステムズ
たまひよ会員に寄り添うメールを支える配信基盤株式会社ベネッセコーポレーション
運営会社 エンバーポイントホールディングス株式会社
導入社数 非公開
無料お試し 要お問い合わせ
最低月額料金 要お問い合わせ
公式サイト https://emberpoint.com/mailpublisher/
※2024年1月時点

No.5
『Cuenote FC』/(ユミルリンク株式会社)
Cuenote FC のアイキャッチ画像
ユミルリンク株式会社

トップクラスの配信速度を誇る『Cuenote FC』

『Cuenote FC』の特徴は、業界トップクラスの配信速度と実績です。累計の月間配信数は40億通・配信速度は1,000万通/時にもなります。

総合評価:★★★★
配信速度に強みのあるメール配信システム
機能評価:★★★★★
マーケティングに生かすための機能も多数
価格評価:★★★
初期費用が高めで最低契約期間が6ヵ月なのが少しネック
使い易さ:★★★
不明(サイト上では無料お試し申込みなどがないため)
サポート:★★★★★
試用環境のご提供や当社担当者による操作説明会なども有り

他のメール配信システムよりも直感的に操作ができるのも特徴で、管理画面がメール配信の設定を「20秒3STEP」で行うことが出来ます。

主な機能は以下の通りです。

  • 業界最高レベルのメール配信速度
  • 使い勝手のよいシステム(HTMLメール作成も)
  • デバイス別配信機能
  • 自動CSVインポート

料金プランは最安のものをご紹介します。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
30,000円 5,000円〜 2,000件〜

最低契約期間が6ヶ月になるので、他のメール配信システムと比較するとややコストが高くなります。

>>Cuenote FCの詳しい資料をダウンロードする

Cuenote FC利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)
子どもたちの学びを支える、メルマガを実現。株式会社新学社
1日120種類のメール送信で顧客との接点を創出イーデザイン損害保険株式会社
全国のオーナー様とのコミュニケーションに不可欠なメールマガジン株式会社レオパレス21
運営会社 ユミルリンク株式会社
導入社数 2,000社以上
無料お試し 要お問い合わせ
最低月額料金 5,000円~
公式サイト https://www.cuenote.jp/fc/
※2024年1月時点

メール配信システムの選び方(目的別)

メールマーケティングの流行や顧客とのコミュニケーションのオンライン化が求められている昨今では、メール配信の用途の幅が急激に広がっており、需要が高まっています

おそらく99%以上のビジネスパーソンは毎日メールをチェックしているでしょう。利用頻度の高い「メール」という手段は顧客へのアプローチ方法として古くから効果的とされています。

もちろん、マーケティング活動以外でもメールアプローチは有効です。たとえば、セールスの促進、キャンペーンやイベントの案内、ウェブサイトやブログなどへ流入を増やすためにメルマガを施策を行うなどが代表例です。

このように、メール配信は幅広く使えるということもあり、いくつものメール配信システムが多くの企業から提供されています。「こんなに沢山の種類があって選べない」という方向けに、まずは目的別の選び方についてポイントを解説していきます。

メールの到達率を高めたい

メールの到達率を高めたいのアイキャッチ画像

到達率はメール配信にとって大切な要素ですが、意外に見落とされがちなポイントです。

到達率とは、配信したメールが送信先のメールボックスに届いた率を表したものです。到達率が低い状態は「迷惑メールに振り分けられる率が高い」ではなく、「迷惑メール”にも”全く届かない状態」を指します。

一斉送信は、通常のメール送信に比べて、受信先にスパムメールと判定される確率が高いです。スパムメールと判定されたメールは迷惑メールに入ればまだ良い方で、ほとんどの場合は相手先のメールサーバーにブロックされて受信ボックスに届きません。

メール配信システムは一斉送信であっても相手に届きやすくなるシステムですが、無料の配信サービスやCGIを用いた配信では、到達率を高める対策がされていない場合もあります。

到達率を高める機能には送信認証技術である「SPFレコード・DKIM」、ブラックリストへの登録を避ける「IPアドレス分散」などがあります。有料の配信サービスではこれらの機能が備わっていることが殆どなので心配は不要ですが、無料のサービスを使う際は到達率が下がるリスクがあるので注意しましょう。

たとえば「営業再開メール」や「学校の行事案内」など、確実に相手に届けさせたい内容を配信する用途の場合は、到達率を高める機能が備わっているメール配信システムを選びましょう。

関連記事:メール配信の到達率を上げるには?到達率を上げる5つの対策をわかりやすくご紹介します!

メルマガの効果測定をしっかり行いたい

メルマガの効果測定をしっかり行いたい のアイキャッチ画像

すでにメルマガをメーラーやメール配信ソフトなどで配信している方でも、メルマガの効果を分析できていない方が多い印象です。

メルマガはきちんと効果測定を行えば、改善活動が比較的容易に行えますので、送ったら送りっぱなしは勿体ないです。

メルマガを配信し効果測定をするなら最低限「開封率・クリック率」はしっかり取得できるようにしましょう。HTMLメールを送れるメール配信システムには効果測定の機能が備わっていますので、効果測定も重視したいならHTMLメールを送れるメール配信システムを選びましょう。

業界によりますがメルマガの平均開封率は18~20%と言われています。メルマガを送っても反応がないと感じていても、開封率を調べると平均以上の数値だったという事例は数知れずあります。

開封率が高くて、クリック率が低ければ、メルマガ本文の見直しやCTA(ボタンやリンク)の配置を変えてみるなどの具体的なアクションプランも立てやすいでしょう。

とくにメルマガの費用対効果を気にされている場合は「配信数・開封数・クリック数・申込数・成約数」までをセットで計測すれば、メルマガの反応と購買促進の貢献度を測れます。

関連記事:【メルマガの効果測定】メール配信システムで効果を分析するために知っておくべき指標・数値とは。

メールのデザイン性を重視したい

メールのデザイン性を重視したい のアイキャッチ画像

主にtoCをターゲットに配信する場合、スマホなどのモバイル端末での購読がされ、モバイル端末では長い文章などは読みづらいため、メルマガに目を止めて貰うにはメール自体のデザイン性が重要になります。

読者はメルマガやブログページをこのまま読み進めるか、わずか3秒で判断すると言われています。

読者がページを開き、一番最初に目に留まる部分をファーストビューと呼びますが、メルマガを読み進めるかどうかは、メルマガを開いて目に入ったわずかな印象でもう決まってしまうのです。

テキストだけで読者にインパクトを与えるのはなかなかに難しく、他社との差別化も難しいため、自社ブランドイメージを浸透させたり、画像で視覚的に情報を伝えたい場合は、HTMLメールの配信ができるメール配信システムを選ぶと良いでしょう。

また、HTMLメールのテンプレートや独自HTMLのインポート機能があると、一からデザインを作らなくて済み、メールの作成作業が容易に行えます。

関連記事:HTMLメールとは?テキストメールとの違いを徹底解説!

大量配信を遅延なく行いたい

大量配信を遅延なく行いたい のアイキャッチ画像

大量配信に明確な定義はありませんが、目安としては数万から数十万件以上への一斉配信が大量送信となります。

プラン的には「10万件以上」の送信が可能であった場合でも、メールの送信スピードはメール配信システムにより大きく異なりますので注意が必要です。

大量配信を予定されている方は、導入の前に280万件/時など時間あたりの配信実績を掲載しているか確認するようにしましょう。

公式サイトに掲載が無い場合は、メール配信システムのサポート窓口に配信実績数と配信予定の通数を伝え、おおよその配信時間の目安を把握することを推奨します。

関連記事:メールが遅延する原因とその対策方法とは

迷惑メール対策がされたシステムで安心してメール配信を行いたい

迷惑メール対策がされたシステムで安心してメール配信を行いたい のアイキャッチ画像

メール配信システムを選ぶうえで最も重要な要素のひとつが迷惑メール対策です。

例えば、迷惑対策がされていないシステムを使うことで、「送信したはずのメールが届いていない」といった事象が発生する可能性があります。

迷惑メール対策の方法としては、SPFレコードやDKIM署名の設定、ブラックリストへの登録を避けるIPアドレス分散などがあります。これらは有料のシステムであれば機能として保有している可能性が高いです。

SPFレコードとは

  • SPFレコードとは、送信ドメイン認証の仕組みの一つです。ドメインの情報が記載されているDNSレコード内に、配信するサーバーの情報を書き込むことで、正しい送信元からの配信である旨を証明することができます。

SPFレコードの詳細は下記記事で詳しく解説しています。

関連記事:【図解】SPFレコードとは??spfレコードの仕組みを初心者にも分かりやすく解説します

DKIM署名とは

  • DKIM (DomainKeys Identified Mail) とは、正しい発行元メールサーバから送信された、改ざんされていないメールであると証明する電子署名方式の送信ドメイン認証技術です。設定されていることにより送信メールの信頼度が上がり、受信側で迷惑メール扱いされにくくなるという利点があります。

DKIM署名の詳細は下記記事で詳しく解説しています。

関連記事:【図解あり】DKIMの役割を3分で解説!!ドメイン送信技術のDKIMの仕組みを理解しよう

また、迷惑メール・セキュリティ関連で言うと、メール配信におて最も避けたいのが「ブラックリスト」です。

メール配信のブラックリストとは、「迷惑メールの送信元IPアドレスリスト」のことを指します。自身のIPアドレスが登録されてしまうと、送信メールはほとんどの宛先に届かなくなってしまいます。ここで言う「届かない」というのは、「迷惑メールフォルダに入る」という意味ではありません。

文字通り、どのメールフォルダにも入らず、届かなくなるのです。詳細は下記記事で解説していますので気になる方は併せてご確認下さい。

関連記事:メール配信のブラックリスト登録の原因と確認・解除方法

APIなどで既存システムと連動させたい

APIなどで既存システムと連動させたい のアイキャッチ画像

名刺管理ソフトやCRMシステム、ECショップなどの顧客データベースがあるシステムすでに利用していて、配信だけをメール配信システムに委ねたい場合もあるでしょう。

API連携を使うと、顧客の重複管理や配信ステータスの変更などが不要となり、既存のシステムを操作するのみで配信まで行えるようになります。従来の顧客管理の仕組みに、メール配信の機能を付け加えるようなイメージです。

既存のシステムと連携させたい場合は、API連携の有無を確認しましょう。また、API連携が無料・有料のサービスがありますので、API連携がオプション費用になるのかなどはサービス料金ページでチェックしておきたい項目です。

なお、APIに特化したメール配信システムを検討されている場合は、低コストかつサポートやドキュメントが充実したブラストエンジン」がおすすめです。

エンジニアを楽にするメール配信システム | ブラストエンジンの詳細を見る

到達率・大量配信が強みなメール配信システム

ここからは到達率や大量配信に強みがあるメール配信システムを紹介します。

保有リスト数や、想定される月間の配信数が1万通以上の場合はこちらのメール配信システムをおすすめします。

Blastmail  Standardプラン  /(株式会社ラクスライトクラウド)

公式サイト:https://blastmail.jp

ブラストメールのStandardプランはDKIM署名を搭載しているので、メールの到達率が非常に高いです。

SPFレコードも公開しているので、2024年2月から施行されたGmail 送信者ガイドラインにも対応をしています。

ブラストメールは、13年連続で顧客導入シェアNo.1を獲得しており、導入実績は22,000社以上なので、信頼性も高いです。

セキュリティ対策に厳しいと思われがちな官公庁や地方自治体、誰もが知っている大手企業の実績もあるのが特徴です。

また、スタンダードプランは最大で50,000件までアドレスを登録ができるので、大量のハウスリストを保有している企業にもおすすめです。

そこまでアドレス数を保有していない企業でも、DKIM署名を利用することでメールの到達率が高まりますので、リスト数に関係なくおすすめメール配信システムです。

ブラストメールの無料トライアルは実際にメールを配信することができるので、配信ツールをご検討の方は、ぜひお試しください。

プラン名 月額費用 初期費用 登録アドレス数
無料お試し 0円 0円 0~100件
Lightプラン 4,000円 10,000円(1年契約で半額) 0~5,000件
Standardプラン 8,000円〜 10,000円(1年契約で半額) 0~50,000件
Proプラン 30,000円〜 50,000円 50,001件~

コンビーズメールプラス/(株式会社コンビーズ)

コンビーズメールプラス のアイキャッチ画像

公式サイト:https://plus.combz.jp/

『コンビーズメールプラス』は大規模配信に特化したメール配信システムです。

最大50万通の配信に対応をしていて、導入実績が20,000社以上あります。

初めてメール配信システムを利用するかたでも歓談に操作できる管理画面で、24時間監視システムが動いているため、初心者の方でも安心です。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
問い合わせ 70,000円〜 100,000件~

>>コンビーズメールプラスの詳しい資料をダウンロードする

メール配信 NEO/(PRJAPAN株式会社)

公式サイト:https://www.mail-neo.com/

『メール配信NEO』はオンプレミス型のメール配信システムです。

クラウド上で利用するのではなく、自社サーバー内にインストールするシステムなので、柔軟なカスタマイズやAPI連携も可能です。

通常、オンプレミス型は高額なライセンス料がかかるケースが多いですが、メール配信NEOは月額料金制でリーズナブルな価格で導入することができます。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
0円 6,300円〜(複数コースあり) 4,000件~

オレンジメール/(株式会社オレンジスピリッツ)

公式サイト:https://mail.orange-cloud7.net/

『オレンジメール』は月額2,480円で利用することができる上に、登録アドレス数が100件以下の場合は無料で利用することもできるメール配信システムです。

先述した『Lステップ』とは違い、LINE@などの他のシステムと連携することなく使用するメール配信システムなので、追加料金もかかりません。

操作がシンプルで料金形態も分かりやすいので初心者の方にもおすすめです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
12,800円 2,480円〜 100件〜(6ヶ月間は無料で使用可)

>>オレンジメールの詳しい資料をダウンロードする

オレンジメール利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)

  • 「難しい」を「簡単」にしている、それがオレンジメール|株式会社ファンファーレ
  • 到達率が圧倒的に改善し、高い到達率を維持|株式会社Catch the Web
  • 見込み客を集めるのも顧客管理もずっとオレンジメール|ライズアップ株式会社

※オレンジメールご利用者様の声より引用

マーケティング機能が強みなメール配信システム

ここからはマーケティング機能に強みがあるメール配信システムを紹介します。

配信後の分析はもちろん、高機能なツールを導入することで、日々のマーケティング活動の手助けになるかもしれません。

配配メール Bridge/(株式会社ラクス)

公式サイト:https://www.hai2mail.jp/bridge.php

「配配メール Bridge」は配配メールの中で、最上位のプランです。

効率化だけでなく、効果的にアポを獲得したい方におすすめで、他のプランにはない機能を使うことができます。

複雑なMAツールはうまく使いこなせなかったが、メール配信での効果を最大化させたいという方におすすめなメール配信システムです。

料金プランについてはお問い合わせください。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
問い合わせ 問い合わせ 問い合わせ

EXPA/(株式会社エキスパート)

EXPA のアイキャッチ画像

公式サイト:https://ex-pa.jp/

『EXPA』はメール配信機能だけでなく、サイト制作などの機能も兼ねているサービスです。

セミナーやイベントの募集フォームやイベントの売上げ管理を作成する機能もあるので、イベントを企画する企業の方にはうってつけかもしれません。

コロナ以降、ウェビナー(オンラインセミナー)を開催して、リード獲得を目指している企業も増えています。

イベントマーケティングにおいて、メール配信、募集フォーム、イベント管理はどれも必須な機能ですので、『EXPA』の導入で効率よく運営することができます。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
5,000円 3,800円〜 お問い合わせ

 

アフターフォローが強みなメール配信システム

ここからはアフターフォローに強みがあるメール配信システムを紹介します。

初めてメール配信システムの導入を検討しているのであれば、導入後のサポート面も重要です。

メール配信システムは簡単な操作性のツールが多いですが、操作に自信がない方にはおすすめのメール配信システムです。

メール商人/(株式会社イー・エム・ズィー)

公式サイト:https://mshonin.com/

『メール商人』は月額4,180円から利用することができ、1000アドレスまであれば無制限で配信できるシステムです。

HTMLメールのテンプレートが備わっており、効果測定やフォーム機能など、たくさんの機能を利用することができます。

また、運営会社のコーポレートサイトにはお客様が完全に使いこなすまで「徹底サポート宣言!」と記載があります。

電話やメールでのお問い合わせに関しては、回数無制限でのサポートがあり、月に2回、オンラインでの操作説明会も実施しています。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
5,500円 4,180円〜 1000件~
メール商人利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)

  • サポート担当の丁寧な説明が魅力です。同じようなサービスは、たぶん他にもあると思いますが、サポートの丁寧さはまねできません。|株式会社日本技術サービス
  • 手軽にシステムが使えるので素人の私にはありがたい存在です。もう少し使いこなせるようになりたいと思います。|株式会社エフェクト
  • 読者がどのURLをクリックしたかがわかるため、誰がどのトピックに興味をもっているかがよくわかり、読者の反応行動ごとのカテゴリで整理し、メール配信できるので、とても気にいっています。|株式会社LBC

※メール商人お客様の声より引用

オートビズプロ/(株式会社 ビズクリエイト)

オートビズプロのアイキャッチ画像

公式サイト:https://powerbiz.jp/

『オートビズプロ』は高機能のメールフォームが1,000個作成することができ、あらゆるお客様に対応することができるメール配信システムです。

基本的なメール配信機能は整備されており、口コミでは電話を使ったサポートが好評でした。

電話サポートについては平日午前10時から午後6時まで対応しています。

他にもFacebookのユーザー限定グループでは、オートビズ側と他のユーザーと交流でき、サポートや情報交換が行われています。

不定期開催ではありますが、オフラインでのユーザー交流会も開催しているようです。

オートビズを活用して成功されているユーザーさんからの成功事例紹介や、ビジネスマッチングの機会があったりと、他社にはなかなかない取り組みをされています。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
11,000円〜 9,900円〜(1年契約で8,663円〜) 原則無制限
オートビズプロ利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)

  • 電話サポートが本当に嬉しいです。初心者には難しい設定でも、簡単に設定できるようになりました。|マザーズセラピー
  • 外国人観光客へのフォローは、好印象のようでお返事をいただけるまでになりました|有限会社柏屋
  • 手間なく適切な顧客対応ができるようになりました|カウンセラー S

※オートビズプロ利用者の声より引用

コストパフォーマンスが高いメール配信システム(国産)

ここからは国内の企業が提供しているコストパフォーマンスが高いメール配信システムを紹介します。

費用対効果を上げるために、最低限の機能で十分だとお考えの方にはおすすめなメール配信システムです。

WiLL Mail/(株式会社サパナ)

WiLL Mail のアイキャッチ画像

公式サイト:https://willcloud.jp/

『Will Mail』は、blastmailと比較しても遜色のないコスパの良さと、手軽にメルマガを作成することができるエディタが特徴です。

マウス操作だけでHTMLメールをつくることが出来るので、メルマガの作成時間が導入前の1/4にまで短縮したと言う評判もあるようです。

料金体系にも特徴があり、

  • メール配信数による従量課金
  • 登録しているアドレスによる定量課金 

の2つを月ごとに自由に切り替えられます。

セール前やキャンペーン前などの、たくさんメールを配信したい時期にだけ②の料金形態に変えることもでき、無駄なくメール配信システムを使うことが出来ます。

主な機能は、

  • マウスのみで完結する簡単操作システム
  • スマホに対応したhtmlメールの作成
  • 効果測定
  • ステップメール配信機能

などがあります。

料金は先述の通り、2種類のプランを毎月切り替えることが可能です。

また、プレミアムプランとシングルプランが存在し、シングルプランの定額課金の場合には以下の金額になります。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
0円 4,000円〜 500件〜

>>WiLL Mailの詳しい資料をダウンロードする

WiLL Mail利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)

  • 簡単にメールが作成できて、スマートフォン用にメルマガを用意する必要がない|株式会社JAFサービス
  • 分析結果がシンプルっていいなと感じています|Hamee株式会社
  • 郵送していたものがメールに変わり、経費節減にも繋がっています|TAC株式会社

※WiLL Mailご利用中のお客様のお声より引用

める配くん/(株式会社ディライトフル)

める配くん のアイキャッチ画像

公式サイト:https://www.meruhaikun.com/

メル配くんは有料のメール配信システムの中では比較的料金が安いのが特徴です。

低価格ではありますが、ステップメールやターゲット配信、マルチパート配信など最低限の機能は備わっています。

ただ、契約期間が6ヶ月間と非常に長く、初回契約時に契約期間分の料金をまとめて支払う必要があります。

長くこのサービスを使っていくならば、月額料金も安くおすすめですが、もし使用感が合わなければ無駄なお金を払うことになるかもしれません。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
8,800円 1,867円〜(6ヶ月分をまとめて支払う必要有) 5000件
>>める配くんの詳しい資料をダウンロードする

コストパフォーマンスが高いメール配信システム(海外)

ここからは海外の企業が提供しているコストパフォーマンスが高いメール配信システムを紹介します。

海外の低価格帯のメール配信システムは機能が多いですが、サポート面で多少不安なところがあります。

問い合わせに対する返信が遅かったり、返答内容が英語で内容がわからないということもありますが、そのような点を気にしない方であれば、おすすめなメール配信システムです。

MailChimp/(Rocket Science Group)

MailChimp のアイキャッチ画像

公式サイト:https://mailchimp.com/

MailChimpはステップメール機能やレポート機能を無料で使うことができるので、ビジネスでも安心して使うことが出来ます。

ただし、全てが英語表記になっているので英語が苦手な方にとっては使い勝手が悪いかもしれません。

料金プランは以下の通りです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
0円 20ドル〜 1,500件〜

SendGrid/(Twilio社/国内正規代理店:株式会社構造計画研究所)

公式サイト:https://sendgrid.kke.co.jp/

SendGridは月間で1,000億通以上の配信実績がある、米国のメール配信システムです。

低価格のサービスでありながらも、配信結果の効果測定はもちろん、遅延解析やスパム報告などの分析も可能です。

利用料については日本時間を基準に算出されますが、オプション(マーケティングキャンペーン利用料)について米国時間が基準となるので、注意が必要です。

また、サポートについてはWebフォームのみで電話やメールでのサポートは一切ないとのことです。

料金プランは以下の通りです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
0円 2,300円~ 無制限(通数課金制)

オリジナリティな機能が強みなメール配信システム

ここからは他のメール配信システムにはない、オリジナリティな機能が付いているメール配信システムを紹介します。

メール配信以外の機能が欲しかったり、他ツールの代用とメール配信をまとめたいといった方におすすめのメール配信システムです。

Starseven/(株式会社アークプロジェクト)

Starseven のアイキャッチ画像

公式サイト:https://www.star7.jp/

『Starseven』は携帯メール配信に特化しているメール配信システムです。

「デコメ・絵文字メール」や「モバイルHP作成」などの、携帯電話でメルマガを配信する際に有利な機能を低コストで使うことが出来ます。

料金プランは以下の通りです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
10,000円 4,000円〜(有料プランあり) 500件〜
Starseven利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)

  • 記事を書くのがとても簡単で使いやすい。会員情報も管理しやすい|社会福祉法人 昭徳会
  • とても対応に満足しています。今後ともよろしくお願いいたします。|MUSICNANOメール
  • 電話での質問に分かりやすくお答えいただきました。|(有)森ファームサービス

※Starsevenお客様の声より引用

NEXLINK/(株式会社ネクスウェイ)

NEXLINK のアイキャッチ画像

公式サイト:https://www.nexway.co.jp/service/nexlink/

サービスを提供して30年の老舗メール配信システムです。手元に原稿データと宛先データを用意すれば、簡単にFAX・メールを一斉送信することが出来ます。

料金は月間のメール送信数で金額を出すプラン(テキスト・HTML共に1円/通)と、ユニークアドレス数による定額プランの2つがあります。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
0円 10,000円〜(定額プラン) 記載なし

>>NEXLINKの詳しい資料をダウンロードする

NEXLINK利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)

  • リストレンタルをフル活用して業務スピードを大幅アップ!|株式会社キャリア
  • 事業立ち上げ後、わずか半年で8店舗が成約!|おくるまネットワーク株式会社
  • すぐに3件の受注。年間5000万円の売上を達成|株式会社ヒルストン

※NEXLINK導入事例より引用

Lステップ/(株式会社マネクル)

Lステップ のアイキャッチ画像

公式サイト:https://linestep.jp/lp/01/

『Lステップ』はLINE@に特化したメール配信システムです。

LINEメッセージを利用しているので、お客様の目にとまりやすく情報の露出度が高いのが魅力です。

全てのプランで初期費用がかからない一方で、LINE@の費用は自己負担になるので、LINE@の配信上限である1,000通/月を超える配信をする場合は、有料プランへの切り替えが必要になります。

比較的少人数向けのお客様にメールを送信するケースでおすすめです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
10,000円 2,980円〜 お問い合わせ

>>Lステップの詳しい資料をダウンロードする

Lステップ利用ユーザーの声(口コミ/レビュー)

  • 採用に関する情報を一元管理して担当者の業務も効率化|人事採用
  • 新規集客から予約、顧客管理、CRMまでを一元管理|ネイルサロン
  • 登録率アップと見込客から顧客への早期引き上げを実現!|D2C(ネット通販)

※Lステップ導入事例より引用

無料で使えるメール配信システム

ここからは無料で使えるメール配信システムをご紹介します。

有料のメール配信システムと比較すると、セキュリティ面で多少の不安がありますが、メールマーケティングを本格的に運用する前のお試しなどの使いたい方におすすめです。

acmailer/(株式会社シーズ)

acmailer のアイキャッチ画像

公式サイト:https://www.acmailer.jp/

acmailerはインストールして使う形のメール配信システムなので、インストールとサーバーの設定が完了すれば、期間無制限で全ての機能を無料で使うことができます。(著作権表示義務の解除をする場合のみ16,000円)

無料でもターゲット配信ができたり、予約配信ができるといった反面、自分でメールサーバーを選び、初期設定をする必要があるのでそれらの知識が無い場合には導入が難しいかもしれません。

ある程度メールに関する知識があり、コストをかけずにメールマーケティングに取り組みたいという方にはおすすめです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
0円 0円 無制限

まぐまぐ/(株式会社まぐまぐ)

まぐまぐ のアイキャッチ画像

公式サイト:https://www.mag2.com/

『まぐまぐ』は無料で使うことができるメール配信システムです。知名度が高く、メルマガ配信に特化したメール配信システムですが、自分が配信しているリストを知ることができないというデメリットがあります。

メールを一斉送信するだけなので、配信先のリストを他のサービスに流用したりすることはできません。

中には有料プランでのみ使用できるオプションもあり、サイト内で自分のメルマガを広告することが可能です。

料金プランは以下の通りです。

初期費用 月額費用 登録アドレス数
0円 0円(有料プランあり)〜 記載なし

堀江貴文さん、本田圭佑さんなどの有名人が有料でメルマガを配信しているので、メルマガのノウハウを学ぶという意味ではチェックするメリットもあると言えます。

メール配信システムを選ぶ際のポイント

ここまで紹介してきたように多くのメール配信システムがありますが、まずは「クラウド型orオンプレミス型」のどちらを使うか検証しましょう。

クラウド型とオンプレミス型

クラウド型とは、自社でサーバーやソフトを導入する必要がなく、インターネットを経由して提供元のサービスを利用するサービスです。一般的に月額・年額制のサブスクリプション契約で提供元と契約し、申込後に即時にサービスを使えます。

それに対して、オンプレミス型はサーバーやソフトを自社で構築するパターンです。オンプレミスというとサーバー基盤から構築する場合もありますが、一斉配信ソフトを購入しパソコンにインストールして使うタイプもあります。また、プログラムだけをCGIで作成し、サーバーで動かす場合も多いです。

特にどちらが良いというわけではありませんが、クラウド型の方がコストを抑えやすく、サーバーサイドやプログラムの知識がいらず配信のチューニングも不要なので、よほどセキュリティ要件が厳しい場合以外は「クラウド型」がおすすめです。

また、クラウド型の導入が進んでいる背景にはクラウドサービスのセキュリティレベルの高まりがあります。最新セキュリティ機器の導入や定期的なアップデートにより、高セキュリティな環境が常に利用できる状態になっています。

関連記事:メール配信システムはクラウド型がおすすめ!オンプレミス型との特徴を比較

他にもメール配信システムを選ぶポイントはいくつもあります。その中でも代表的な5つのポイントを紹介します。

メール配信システム選定のポイント

  • 価格は適切か
  • 必要な機能が揃っているか
  • HTMLメールが簡単に送れるか
  • 効果測定ができるか
  • サポートが充実しているか

価格は適切か・必要な機能が揃っているか

メールは配信システムを選ぶうえで、最も大事なのが「価格は適切か」「必要な機能が揃っているか」の2点。

メール配信システムに搭載されている多くの機能はサービス提供会社が単価UPのために提供しており、必要でない場合が多いです。

メール一斉配信の初心者には価格が安いサービスを選ぶことをおすすめします。

反対に、メルマガ配信専任がいて、がっつりゴリゴリメールマーケティングを行いたい場合はステップメールがあるサービスが良いでしょう。

なお、メールマーケティング業界の業界動向をまとめたレポート「2019 Email Marketing Industry Census」によると、メール配信やメールマーケティング担当者の多くがメール配信で最も活用している機能は「簡単なセグメンテーション機能」と「モバイルデバイスへの最適化」でした。

メールマーケティング業界の業界動向をまとめたレポートの画像

出展:「2019 Email Marketing Industry Census」

メールマーケティングやマーケティングオートメーションは世界的にも注目され、メール配信システムのトレンドになっています。

しかし実態としてはオートメーションツールを活用はまだまだハードルが高く、導入コストも高いことから、メール配信システムの基本的な機能である「一斉配信」、「セグメント配信」、「効果測定」を使って配信活動を行っている企業がほとんどです。

また、モバイルデバイスへの最適化の関心度が高いことも注目して頂きたいポイントです。

NTTドコモ モバイル社会研究所の「スマートフォン・ケータイ所有に関する動向について調査(2021年1月)」によると、”日本国内でスマートフォン(スマホ)、ケータイの所有者のうちスマホ比率は92.8%”でした。

日本国内でスマートフォン保有比率推移のグラフ画像

出展: 「NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ」

スマホの定着率は2017年から2021年の4年間で20%以上も上昇しています。2022年以降もガラパゴスケータイ(ガラケー)の衰退によりスマホの定着率は100%に近い割合に上昇していくでしょう。

2021年以降のメール配信ではメルマガ購読者はPCのみでなくスマホでも閲覧する可能性が高いことから、モバイルデバイスに最適化表示できる配信システムが注目されています。HTMLメールエディターの機能があるメール配信システムであればモバイルデバイスへの最適化対応がなされているものが多いです。

HTMLメールが簡単に送れるか

最近はやりのメール配信形態がHTMLメールです。多くのメール配信システムでは誰でも簡単にHTMLメールが送れるエディターを搭載しています。

HTMLメールでは例えば、以下のようなことが可能です。

  • 画像を挿入する
  • 文字の色を変える
  • 見出しの大きさを変える

以前はHTMLメールはスパムメールなどに使われることもあり、セキュリティ的に問題視されていましたが、現在はメールソフトや受信するデバイスなどでセキュリティの強化がされており、問題ありません。

関連記事:無料で使えるHTMLメールのテンプレート【初心者向け】

効果測定ができるか

現在、世界では「メールマーケティング」が注目されています。その基本となるのが、以下の2点。

  • メール開封率
  • リンククリック率

これらは、HTMLメールをが送れるメール配信システムを使うことで簡単に計測できます。

メールマーケティングについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

関連記事:メールマーケティングとは?流行の背景や成功事例も合わせて徹底解説

サポートが充実しているか

日本にいると製品のサポートは当たり前に感じますが、海外では有料だったり、電話のサポートがなかったりします。

メール配信システムは使ってみると、意外と不明点やちょっとした疑問が生まれやすく。そのため、はじめてメール配信システムを使う人は、必ずサポートが充実したサービスを選んでください。

また、日本で流通しているメール配信システムは海外製のものも多く、日本語でのサポートがない場合や、そもそもサポート自体がない場合もありますので事前に確認しましょう。

無料トライアルが可能か

メール配信システムを選ぶ際のポイントのひとつとして、無料トライアルが可能かどうかは重要です。

無料トライアルを利用することにより、メール配信システムの機能や操作性、セキュリティなどを実際に試せます。

また、無料トライアル期間中にメールマーケティングの効果を測定することも可能です。ただし無料トライアルを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 利用できる機能や配信数が制限されている場合がある
  • 有料プランへ自動移行する場合がある
  • トライアル期間中に解約手続きをしないと、料金が発生する場合がある 

メール配信システムの主な機能一覧

メール配信システムには以下のような機能が搭載されています。

サービスによって機能の有無が異なりますので、まずはこちらを参考にして、使いたい機能に目星をつけておきましょう。

メール作成支援機能

メール配信システムにおけるメール作成支援機能とは、メールのデザインや内容を簡単に作成できる機能のことです。

メール作成支援機能の例としては、以下のようなものが挙げられます。

機能名 機能詳細
HTMLメール配信 HTML(HyperText Markup Language)を使ってメールの本文を作成するツール。文字の色やサイズを変えたり、画像や動画を挿入したり、レイアウトを自由に設定できる。HTMLファイルの取り込みが可能な場合も
パーソナル情報差し込み メール配信システムに登録された顧客情報(名前や住所など)を、メール本文の指定した位置に自動で挿入する機能。一斉配信でも個別に対応しているような印象を与えられる
テンプレート登録 HTMLメール作成機能などで作成したメール本文を保存して、再利用できるようにする機能。配信頻度の高いメールを作成する際の手間を省略できる
作成ガイド HTMLメール作成機能でメール本文を作成する際、操作方法や注意点などを表示する機能。HTMLの知識がなくても簡単にメール本文を作成できる
マルチパート配信 HTMLメールを受信する環境に応じて、HTMLパートとテキストパートを切り替えることができる機能
QRコード自動生成 メール内にQRコードを自動的に挿入する機能。メールからウェブサイトやアプリなどに誘導するために役立つ

メール配信支援機能

メール配信支援機能とは、メールマーケティングを効果的に行うための機能のことです。

よくあるメール配信支援機能の例としては、以下のようなものが挙げられます。

機能名 機能詳細
セグメント配信 顧客データや顧客の行動に合わせて、対象者を限定したメールを配信する機能。ターゲティングメールとも呼ばれ、一斉配信に比べると開封率やクリック率が高まることが期待される
ステップメール配信 複数件のメールを事前に設定したスケジュールに沿って自動で配信する機能。例えば、会員登録したユーザーに自社の商品・サービスについて数回に分けて解説を行う、などのケースで使われる
A/Bテスト配信 配信するメールの件名や本文などに複数のパターンを作成し、一部の受信者を対象にいずれかのパターンを送信して、それぞれの効果を測定する機能。効果が高かったパターンを残りの受信者に送信することにより、メルマガの運用改善ができる
配信時刻最適化 メール受信者の開封傾向や属性などを分析し、最適な配信時刻を自動で設定する機能。配信時刻によって開封率やクリック率が変わるため、効果的なタイミングでメールを届けられる
送信元アドレス 配信するメール毎に送信元アドレスを変更する機能
配信予約 あらかじめ設定した日時にメールの配信を予約できる機能
下書き保存 作成途中のメールを下書き保存する機能
テスト送信 作成したメールをテスト用の宛先に送信できる機能
DKIM署名 送信したメールが受信側で「なりすましメール」と誤判定されることによる不達を防ぐ機能
配信結果表示 メールアドレス別に配信の成功・失敗が確認できる機能

効果検証機能

メール配信システムにおける効果検証機能とは、メールマーケティングの成果を測定するための機能のことです。

具体的な機能の例としては、以下のようなものがあります。

機能名 機能詳細
開封率・クリック率測定 メールが受信者によって開封された回数や、メール内のリンクがクリックされた回数をリアルタイムに数値化する機能。メール内のリンクそれぞれのクリック数が測定できるものもある。タイトルや、本文の改善点を見つけるために役立てられる(開封率の計測はHTMLメールのみ可能)
配信エラー解析 メールが受信者に届かなかった原因を分析する機能。受信者のアドレスが間違っている、メールサーバーがダウンしている、スパムフィルターに引っかかっている、などといった原因を突き止めやすくなる
Google Analytics連携 メールからWebサイトに誘導した受信者の行動をGoogle Analyticsで追跡する機能。メールからのサイト訪問者のコンバージョン数、コンバージョン率などを測定できる

リスト管理機能

リスト管理機能とは、メールマーケティングの対象となる顧客データを効率的に管理するための機能を指します。

代表的な機能の例は、以下のとおりです。

機能名 機能詳細
顧客データの一括登録・抽出・削除 CSVファイルなどで顧客データを一括で登録したり、条件に合った顧客データを一括で抽出したり、削除したりする機能。リスト管理の効率を向上させる
登録・解除フォームの作成 顧客リストへの登録や解除が行えるフォームを作成できる機能。フォームを作成しWebサイトに設置することで、顧客自身で登録・解除を行える
空メール登録機能 指定のメールアドレスに空メールを送ってもらうだけで、送信先リストとして登録できる機能
登録用QRコード生成 登録・解除フォームや空メールの情報をQRコード化できる機能
ワンクリック解除 メール本文の指定URLをクリックすると簡単に購読解できる機能
エラーアドレスの自動削除 メール配信時にエラーが発生したアドレスを自動的にリストから削除する機能。メール配信のコストや開封率計測の精度を向上させることができる

なお、機能のより詳しい情報については以下の記事でも解説していますので参考にしてください。

関連記事:メール配信サービスの機能まとめ!メール配信サービスを選ぶ際のポイントもアドバイスします

メール配信システム選び方ガイド

ここまで、メール配信システムの紹介とメール配信システムを選ぶときのポイントをお伝えしてきました。

情報量が多すぎたため「実際にどれを選べばいいかわからない」という人もいるでしょう。

そこで、弊社ではメール配信システム選び方ガイドブックを作成しました。

ガイドブックの内容

  • メール配信システムとは?
  • メール配信システムは何を基準に選べばいい?
  • メール配信システムはここで差が付く

など、このガイドブックさえ読めばひと目で選ぶべきメール配信システムがわかります。

メール配信システムのメリット・デメリット

メール配信システムにはたくさんのメリットがあり、一斉メール配信を行う場合は利用必須と言っても過言ではないでしょう。

ただし、メール配信システムにはメリットだけでなくデメリットも存在します。

メール配信システムのメリット

メール配信システムのメリットは以下の3つが挙げられます。

メール配信システムのメリット

  • 効率的にメール配信業務を行える
  • アドレスを一元管理し、負担が減る
  • 配信の効果測定ができる

メール配信システムを使えば、大量のメールを一度に送信しても迷惑メール認定されることはほとんどありません。

システムを使わずに大量にメールを送っているとサーバーにスパム認定され、メールが届かなくなってしまいます。メールの効果測定をしたいと思っても、まずはメールを確実に届けることが大前提です。

そして、メール配信で大切になるのが送った後の反応を調べることです。メール配信システムを使えば「開封率・クリック率・コンバージョン率」など詳細な効果判定を行うことができます。

「どのようなキーワードに読者は反応するのか?」を調査し、顧客ごとに対策をとることで、メール配信による効果も高くなっていきます。ステップメールや宛名の自動差込機能、セグメント配信などを使い効率的に業務を進めることができるでしょう。

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。メール配信システム(サービス)について、メール配信の専門家が詳しくご紹介しています。

【徹底解説!】メール配信サービスを導入するメリットとは?メール配信サービスの種類・機能・導入事例をご紹介!

メール配信システムのデメリット

メール配信システムのデメリットは以下の2つ。

メール配信システムのデメリット

  • 費用がかかる
  • 機能を使いこなせない場合がある

メール配信システムは基本的に有料となります。

そのため、メール配信リストが50件など少ない場合は費用対効果が合わない場合があります。目安としては、配信リスト1,000件以上あれば良いでしょう。

また、はじめは機能が豊富で高額なメール配信システムを選ぶのではなく、必要な機能が揃っていて安価なメール配信システムを選ぶようにしましょう。機能の豊富さで選ぶと、けっきょく使いこなせずに、高額な費用だけがかかってしまう場合があります。

弊社サービスのブラストメールはまさに初心者向けに作られたサービスです。機能を抑え簡単に操作ができ、価格安くで提供しています。まずは無料お試しをご利用いただき、メール配信システムの使い方をマスターしてみてください。

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メール配信システムと「MAツール」の違い

メール配信システムの導入を検討する際には、MA(マーケティングオートメーション)ツールが別途候補として挙がることもあるでしょう。

ここでは、メール配信システムとMAツールの違いについて解説します。

MAツールの概要と基本機能

MA(マーケティングオートメーション)ツールとは、マーケティング活動を自動化・効率化するためのツールです。

MAツールには、以下のような機能があります。

  • 顧客情報の一元管理機能:顧客の行動履歴や購買履歴などを一括で管理できる
  • メール配信機能:顧客の興味・関心に合わせたパーソナライズされたメールを自動的に送信できる
  • Webページ作成機能:ランディングページやフォームなどを簡単に作成できる
  • アクセス解析機能:Webサイトの訪問者数や滞在時間などを分析できる
  • スコアリング機能:顧客の見込み度合いを数値化して優先順位をつけられる 

メール配信機能については、顧客の購買プロセスに応じて、適切なタイミングでメールを送ることが可能です。

例えば、資料ダウンロード後にはお礼メールや関連コンテンツの紹介、商談前にはアポイントメントの確認や事前準備の案内などを送れます。

これにより、顧客との関係性を強化し、商談の機会を創出しやすくなるのがメリットです。

メール配信にはどちらを使うべきか

メール配信は、マーケティングや販促活動に欠かせない手段のひとつです。

効果的に行うためには、適切なツールを選択することが重要です。

メール配信ツールの候補として挙がるメール配信システムとMAツールですが、それぞれどのような特徴や違いがあるのでしょうか。

メール配信システムは、「メールマーケティング関連の機能が豊富で使いやすい」「大量のメールを素早く送信できる」そして「比較的安価で導入しやすい」といった特長があります。

一方、MAツールはマーケティングに関するさまざまな施策に活用できる高機能なものが多いです。

しかし高機能なぶん、メール配信システムよりも費用がかかり、導入にあたってさまざまな準備が必要になるほか、導入後の運用や管理が難しいという課題があります。

また、メールマーケティングに特化した機能があまり豊富ではありません。

したがってメルマガやキャンペーン告知など、シンプルで安価に大量のメール配信を行いたい場合は、メール配信システムがおすすめです。

リードの属性や行動履歴に応じて細かくセグメントやターゲティングを行いたい場合や、Web接客ツールやCRMと連携してマーケティング全体を管理したい場合はMAツールを選択するべきでしょう。

メール配信システムに関するFAQ(よくある質問)

メール配信システムを選定する上で、皆さまから頂く「よくある質問」をまとめました。

ここまでのランキングと合わせて、ご参考にしてみてください。

無料と有料システムの違いはなんですか?

無料のメール配信システムの多くは、送信したメール本文に「広告」が入ります。

また、テキストメールは送れてもHTMLメールを送れないものも多いです。

到達率に関しても、配信環境のクリーニングを行っている有料メール配信システムと比べ、無料のシステムは低い傾向にあります。

関連記事:一斉メール配信サービスを選ぶなら無料?有料?徹底比較します

メール配信システムはパソコンに不慣れでも使いこなせますか?

初心者にも分かりやすい、直感的な操作が行えるシステムもありますので、普段パソコン操作になれていない方でもご利用頂けます。

メールマーケティングやマーケティングオートメーション重視のシステムでは、使える機能が多く初心者には煩雑に感じてしまう場合はあります。

メール配信システムとBCCでの一斉送信との違いは何ですか?

BCCでの一斉送信は、操作ミスなどによりメールアドレスの情報漏洩のリスクが伴います。

一斉送信需要が高まったコロナの緊急自粛宣言時にも、BCCを利用した誤送信が相次いで起こりました。

関連記事:コロナ騒動による一斉メール誤送信が頻発!誤送信に有効な防止策とは?

また、レンタルサーバーのメール機能を使っている場合は1時間あたりの送信数に上限がありますので、大量送信ができない場合もあります。

例えば、弊社が提供しているレンタルサーバー「xbit」では1時間あたり500通までの送信制限をかけています

テキストメールとHTMLメールの違いは何ですか?

テキストメールは、その名の通りテキスト文字だけで構成されたメールを指します。一方のHTMLメールは、メール背景や本文にHTML/CSSを使った画像ベースのメールです。

HTMLメールはテキストメールと比べて、読まれやすい・クリックされやすい・効果測定ができるのが特徴です。

関連記事:時代に沿わないテキストメルマガ配信はもうNG?HTMLメールを絶対に使うべき3つの理由とは

メールを配信する時に気を付けるべきことはありますか?

「特定電子メール法」への対応を忘れずに行うことを推奨しています。(オプトイン・オプトアウト)

関連記事:「特定電子メール法」とは?違法にならないためのポイントを理解しましょう!

メール配信システムを使えば、迷惑メールに入らなくなりますか?

迷惑メール判定基準は、年々厳しくなっています。迷惑メール判定基準はキャリアやプロパイダごとに異なり、配信側でコントロールすることは難しいです。

100%迷惑メールに入らせない配信は、どんなシステムであっても不可能です。ただしメール配信システムを使うことで「配信環境の最適化」の恩恵を受けられますので、スパム判定の軽減には大きく繋がります。

関連記事:メール配信システムにおけるセキュリティ対策とは?リスクと対策を徹底解説

メール配信システム使えばGmail 送信者ガイドラインに対応できるのでしょうか?

メール配信システムの中にはGmail送信者ガイドラインに対応していないシステムもありますので、注意が必要です。

Gmail送信者ガイドラインとは

GoogleがGmailユーザーにメールを送信する送信者に対してガイドラインです。このガイドラインを遵守しないと、Gmailユーザー宛へのメールが届かなくなるのでご注意ください。

検討中のシステムがあれば公式サイトや製品資料をDLして、ガイドラインに対応しているか確認してみましょう。

ガイドラインについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

関連記事:【解決策】2024年2月よりGmailガイドラインが変更!1日5000件以上の配信は対応必須!

メーラーとメール配信システムの違いは何ですか?

メーラーは、あくまで1対1のやりとりに特化したツールであり、大量送信に向いたものではありません。

メール配信システムでは大量送信を想定されており、メールが届きやす事/高速な配信速度など適切な配信チューニングがなされています。

関連記事:Gmailの一斉送信は何人までできる? Gmailで大量のメールを扱っている場合には要注意!

メール配信システムはどんな時に導入が有効ですか?

メール配信システムは以下のようなニーズがある方々に、導入の検討を頂いております。

  • 「訴求力の強いHTMLメールを作成したい」
  • 「メールアドレスに紐づく顧客情報の管理を行いたい」
  • 「配信の自動化をしたい」
  • 「メールの効果促進をしたい」

メール配信システムの到達率とはなんですか?

到達率は送信したメールのうち、エラーにならず受信側のメールサーバーに届けられた割合を指します。

また、メルマガ配信の到達率の目安は90%といわれています。

関連記事:メール配信の到達率を上げるには?到達率を上げる5つの対策をわかりやすくご紹介します!

目的別のおすすめメール配信システム

ここまで様々なメール配信システムを紹介しましたが、どのシステムが自社に適しているかを見極めるのは非常に難しいと思います。

それぞれの機能の特徴や価格、使いやすさやサポート面などを検討材料にして、自社に適しているサービスを見つけていきましょう。

  • 初心者向けで最低限必要な機能と価格面を重視するなら:ブラストメール
  • 高機能なシステムで充実なサポートが必要なら:配配メール
  • 高額な費用でも最高クラスの機能が必要なら:エンバーポイント
  • 海外のサービスで英語表記でも問題ないなら:MailChimp 

また、導入後に後悔をしないために無料のトライアルで試してみたり、製品資料や導入事例の確認は必ず行いましょう。

まとめ

以上、おすすめのメール配信システムを20個紹介してきました。

自分たちだけで、メール配信業務を行おうとすると、迷惑メールへの対策や、送信先の振り分け、宛名をいちいち変えたりと、非常に手間がかかってしまいます。

機能や料金とサービスを照らし合わせながら、自社に最適なメール配信システムを導入して、メール業務を効率化してみてくださいね。

※ ランキングを再度確認したい場合は、こちらのリンクからランキング項目まで飛べます。

また、メール配信システムの基本的な説明や選び方は以下の動画でも解説していますので、ぜひご確認ください。

この記事の執筆者


株式会社ラクスライトクラウド
Webマーケティング リーダー 森神 佑希

2019年より、ブラストメールのWebマーケティングに従事。ウェブ広告の運用やサイト分析・メールマーケティングなど、集客からナーチャリングまで一貫して取り組んでいる。3年以上メルマガ配信の実務を行っており、先頭に立ってPDCAを回し、コンバージョン数を3倍以上に増やすことに成功。2022年からはそのノウハウを還元すべくセミナー登壇を行っている。

>>登壇セミナーや執筆・監修した記事などはこちら

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