「める配くん」は株式会社ディライトフルが提供しているメール配信システムです。そのコストパフォーマンスやシンプルさから、導入を検討する企業も多いです。
そこで本記事では、そんなめる配くんのサービス内容や機能について詳しく解説します。
他のサービスと比べてめる配くんの特徴や、サポート体制・料金をを詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
目次
める配くんとは?
める配くんは、株式会社ディライトフルが提供するメール配信システムです。
企業がマーケティング活動を効率的に行うために設計されたこのメール配信システムは、メール配信を低価格で実施できることが最大の特徴です。
利用者は、簡単な操作でメール配信を実行でき、HTMLメールの作成、ターゲティング配信などが可能になります。
最安値1980円/月の低価格配信
める配くんは、低価格な配信システムです。
最安のプランだと、月に1980円~導入が可能です。
ただし、登録アドレス数が上限5000件なのに加え、送信できるメール通数にも上限があるので、定期的に配信を行う人にはあまり向かないでしょう。
また、プランによって機能に制限があるので注意が必要です。
ファイル添付機能の利用
める配くんでは、メールにファイル添付機能を利用することができます。
メルマガに資料や画像を添付することで、より詳細な情報を提供できます。また、イベントの案内やキャンペーン情報などを添付することで、ユーザーの興味関心を高めることができます。ファイル添付機能を活用することで、メールの内容をより充実させ、ユーザーとのエンゲージメントを高めることができます。
ファイル添付機能は、顧客に有益な情報を提供する際に役立ちます。例えば、セミナー資料や製品カタログなどを添付することで、顧客の理解を深め、購買意欲を高めることができます。
める配くんのサポート体制
める配くんは、プランによってサポート体制がことなります。
電話、メールのサポートがあるのはスタンダードプラン以上なので、初心者は上位プランを選ぶべきでしょう。
また、導入時のオンボーディングサポートがついているのは月額25,000円のエンタープライズ向けのプランのみになります。
申し込み後に追加でサポートを受けたい場合、料金がかさむ可能性がありますのでご注意ください。
める配くんの料金
める配くんの導入費用は8,000円~です。
これにはシステムのセットアップや初期構成が含まれています。
その後の月額料金は1,980円~となっており、この金額は配信するメールの量によって変動することがあります。
たとえば、大量のメールを配信する場合や特定の追加機能を利用する場合、料金はそれに応じて増加します。
める配くんの料金は一見リーズナブルですが、オプションや配信通数によって細かく料金が上乗せされる仕組みなので、自身が行いたいメール配信の内容によっては高額になる可能性もあります。
各企業のニーズに合わせたカスタマイズや追加オプションについては、株式会社ディライトフルに直接お問い合わせいただくことで、詳細な情報と正確な見積もりをだしてもらうことができます。
他サービスとの比較
める配くんと同じように、長きにわたってサービスを提供している「ブラストメール」と比較してみます。
「ブラストメール」と比較
ブラストメールは顧客導入数シェア14年連続No.1、25,000社の導入実績があるメール配信システムです。
める配くんと比較して、高機能なメール配信が同レベルの価格で実現可能です。
さらにブラストメールはメール配信システムを初めて導入する人でも簡単にHTMLメールを作成することができるエディタを標準で搭載しているので、初心者の方でも安心です。
サービス名 | 最低契約期間 | 配信性能 | 導入サポート |
特徴 |
3か月~ |
1,150万通/時の 大量・高速配信 |
あり |
顧客導入数シェア14年連続No.1 25,000社の導入実績あり |
|
める配くん |
1年~ ※プランによって3か月~ |
非公開 |
プランによる |
お手頃価格 |
また、ブラストメールは導入時から実際の運用に至るまで手厚いサポートがあるのも特徴です。
初心者の人でも安心して配信ができるので、気になる方は是非一度無料トライアルからサポートを受けてみてください。
める配くんの口コミ・評判
実際のユーザーから寄せられている口コミを一部ご紹介します。
ポジティブな意見
「ベテランの社員さんや、若手の社員でも簡単にメールが作成でき、業務効率が非常に上がっている印象があります。」
「管理画面の表示が軽快で使いやすいです。」
「導入コストが低い(無料から始めれる)ので、小規模でも積極的な顧客管理ができました。」
※ITreviewより引用
使いやすさなどの機能面や料金についての言及が多いようです。
改善点
「無料版の使用ツールの制限が少し多い気がします。」
「管理画面が少しわかりにくい。」
「HTML形式でのテンプレもあるがソースコードで修正するにも改行されていないため読みづらい状態であり、各<tr>などにstyleが記述されているためデータが重くなっている。」
※ITreviewより引用
操作性、料金形態と機能制限については改善の余地があるといえるでしょう。
める配くんのメリット
める配くんの主なメリットを詳しく解説します。
最低価格が安い
める配くんは月額料金は1,980円~と、業界内でもトップクラスに低価格なメール配信システムです。
ただし、この金額は配信するメールの量によって変動することがあります。
める配くんの料金は一見リーズナブルですが、オプションや配信通数によって細かく料金が上乗せされる仕組みなので、自身が行いたいメール配信の内容によっては高額になる可能性もあります。
める配くんのデメリット
める配くんは多くのメリットを提供するメール配信システムですが、いくつかのデメリットも存在します。
これらを理解した上で自社で取り入れるべきメール配信システムか検討しましょう。
料金体系がわかりにくい
める配くんの料金体系は基本アドレス課金制ですが、それ以外にも「送信通数制限」「機能制限」があります。
例えば、高機能なHTMLエディタを使おうとすると、スタンダードプラン以上への加入が必要となります。
自身の行いたい配信内容と細かく照らし合わせて、本当にコストパフォーマンスがいいか、確認するようにしましょう。
配信性能が公開されていない
メール配信システムを選ぶ際に重要なのが、システムの肝である「配信速度」です。
業界シェアの高い配信システムは軒並み100万通/時など、配信性能について言及がありますが、める配くんの製品サイトでは配信速度などの性能についての具多的な言及がなく、定量的に機能を図ることが難しいです。
メール配信システムにおける配信速度は自動車におけるエンジンと同じぐらい大切なものなので、しっかりとメールを届けたい、ある程度の速報性が必要な連絡を行う場合は配信性能の高いシステムを選ぶようにしましょう。
める配くんの代わりのメール配信システム
める配くんはリーズナブルで便利なサービスである一方、配信性能や料金プランが不明瞭ゆえに導入をためらっているもいるかと思います。
そこで、める配くんと同レベルの価格帯のメール配信サービスで、配信性能が非常に高いメール配信システムを紹介します。
大量のメールを一斉送信するならブラストメール(blastmail)
ブラストメールは、14年連続で顧客導入シェア1位を獲得している信頼性の高いメール配信システムです。
「める配くん」同様、使いやすさと圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。さまざまな業種や官公庁でも利用されており、定番のメール配信システムとして広く知られています。
迷惑メール対策機能はもちろん、セグメント配信や効果測定、HTMLメールエディタなど、基本的な機能はすべて揃っています。料金はシンプルなアドレス数課金のみです。最も安いプランなら、月額4,000円で導入することができます。
また、業界トップクラスの配信速度と到達率も魅力の一つです。
「まずはメルマガをやってみたい」「メールマーケティングにかかるコストを落としたい」「たくさん機能があっても使いこなせない」といった方にはブラストメールがおすすめです。
無料トライアルも用意されているので、まずは試してみることをお勧めします。
API連携・SMTPリレーサービスならブラストエンジン(blastengine)
ブラストエンジンは、日本国内の企業向けに提供されているメール配信プラットフォームで、SendGrid同様、API連携・SMTPリレーで大量のメール配信やトランザクションメールの配信を効率的かつ確実に行うことができるサービスです。
ブラストメールがメールマーケティング初心者向けなのに対して、ブラストエンジンは技術者向けに開発されたシステムなので、より複雑で柔軟なカスタマイズが可能です。
国内企業が運営しているサービスなので、サポートも日本語でメール/電話の対応が可能でなっており、SendGridと比較しても手厚いフォローが可能です。月額3,000円からとコストパフォーマンスにも優れています。
メールアドレスの入力のみで無料トライアルが可能ですので、まずは気軽にお試しください。
まとめ:める配くんはこんな企業におすすめ
める配くんは、メール配信を行ったことがない、小規模な配信を行いたい企業に最適です。
メール配信を低価格で提供しているので、全く行ったことがない人にとっては導入ハードルが低いシステムといえるでしょう。
一方、料金プランがやや複雑であったり、配信性能が不明瞭なので、導入時には必ず問い合わせをするようにしましょう。
メール配信システムは他にも様々ありますので、他のシステムを調べたい方は下記の記事を参考にしてみてください。