こんにちは。ブラストメールの森神です。一斉メール配信やメルマガを行う際に、以下のような経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
- HTMLメールで使用できるテンプレートが欲しい
- テンプレートをダウンロードしたが使用できなかった
- ダウンロードページが英語サイトでよくわからなかった
私は普段の業務でメルマガ配信を行っています。今でこそ、オリジナルのテンプレートを作成して配信をしていますが、メルマガ配信を始めた当初はデザインのセンスがなく、いつもHTMLメールに使えるテンプレートを探していました。
しかし、実際にインターネットサイトで検索して無料テンプレートをダウンロードしても「ダウンロードしただけではでは使えない」なんてことが何度もありました。実はHTMLメールを送るためには『テーブルレイアウト』や『フルCSSレイアウト』などを理解している必要があります。
今回は、テンプレートを利用してメール配信を行いたい人向けに、誰でもすぐに使えるテンプレートをご紹介します。
直観的な操作で思い通りのHTMLメールを作るならブラストメールのHTMLエディタがおすすめです。
テンプレートを使って誰でも簡単にデザインはもちろん、自社ブランドに合わせたこだわりのデザインまで実現できます。
目次
- 1 HTMLメールとは
- 2 HTMLメールのテンプレートが無料で利用できるツール
- 3 HTMLメールのテンプレートが無料でダウンロードできるサイト10選
- 4 【すぐに使える】HTMLメールのテンプレート
- 5 HTMLメールテンプレートのメリット
- 6 HTMLメールテンプレートのデメリット
- 7 利用するHTMLテンプレートの選び方は?
- 8 HTMLテンプレートは自作する方法もある
- 9 HTMLメールを送るならメール配信システムがおすすめ
- 10 メール配信システムの選び方
- 11 HTMLメールのテンプレートを搭載しているおすすめのメール配信システム3選
- 12 HTMLメール用テンプレートの使い方
- 13 HTMLテンプレート・エディタ付きのシステムの導入事例
- 14 まとめ
- 15 この記事の執筆者
HTMLメールとは
改めてHTMLメールを簡単に説明します。HTMLメールとは、メールの文字の大きさや色を変えたり、画像を挿入したりできるメールのことです。
テキストと画像を組み合わせ、自由にデザインできるので視覚的に情報を伝えることができます。そのため、ECサイトやアパレル企業などで使われることが多いです。
HTMLメールの特徴は以下のとおりです。
- ビジュアル面で訴求できる
- 読者に好まれるメールが作れる
- 効果測定ができる
また、最近ではBtoBビジネスにおいてもHTMLメールを使うケースが増えてきました。例えば、セミナー開催の情報を発信するメルマガやブログ記事へ誘導するメルマガなど。HTMLメールを使うことで、開封率やクリック率の計測が可能なことから、今ではHTMLメールを活用してのメール配信はスタンダードになりつつあります。
HTMLメールテンプレートの効果と魅力
HTMLメールテンプレートは、視覚的に魅力的なメールを簡単に作成できる点で非常に効果的です。テキストベースのメールとは異なり、画像、ボタン、リンクなどを用いてリッチなコンテンツを提供できるため、ユーザーに興味をもってもらいやすくクリック率が上昇します。
また、サービスのロゴ画像などを使いつづけることで、ユーザーからの認知にもつながりブランディングにも貢献します。
さらに、HTMLメールはテンプレートを使うことでメルマガ作成の時間を大幅に短縮することができます。効率よく成果を上げるためにはHTMLメルマガのテンプレートは必須と言っても過言ではないでしょう。
HTMLメールテンプレート活用時の注意点
HTMLメールテンプレートを活用する際には、いくつかの注意点があります。まず、すべてのメールクライアントがHTMLメールを完全にサポートしているわけではないため、受信者の環境に応じて正しく表示されない場合があります。特に、Outlookや一部のモバイルクライアントではCSSが期待通りに反映されないことがあるため、事前にテストすることが重要です。
また、メールのコンテンツがスパムフィルターに引っかからないように気を付ける必要もあります。特にHTMLメールは、過剰な画像や外部リンクなどが含まれているとスパム扱いされるリスクが高まります。テキストと画像のバランスを考え、受信者やプロパイダ、キャリアなどに信頼されるメール作成を心がけましょう。
HTMLメールのテンプレートが無料で利用できるツール
早速、すぐに使えるHTMLメールのテンプレートを紹介します。
ブラストメール(blastmail)の無料トライアル
ブラストメールは14年連続顧客導入数シェアNo.1のメール配信システムです。
非常に使いやすいエディタと豊富なテンプレートが特徴で、HTMLの知識がなくとも最短当日中にメールを作成して実際に送信することが可能です。
レスポンシブメールにも対応しているエディタを搭載しているので、受信者側の環境に影響を受けることなくデザイン性の高いメールを送ることが可能です。
無料トライアル期間中なら上限100アドレスに対して何度でもメールを送ることが可能なので、ぜひ一度試してみてください。
ブラストメールのテンプレートはこちらでも業種別に紹介しているのでぜひ見てみてください。
HTMLメールのテンプレートが無料でダウンロードできるサイト10選
ブラストメールのHTMLテンプレートは非常に便利ですが、使用できるのはブラストメールのエディタ上のみです。
ここからは、どこのメーラーでも利用可能なダウンロード式のサイトを紹介します。
ただし、こちらのテンプレートを利用するには最低限「HTMLメールの作り方」を知っている必要があります。HTMLメールの作り方は以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
関連記事:HTMLメールの作り方を5分で解説!最も簡単に作成する方法もこっそり教えます。
Open Source Email Templatesのテンプレート
Open Source Email Templatesはシンプルなデザインで使いやすいものが多いのが特徴です。
多数のHTMLメールテンプレートのデザインが用意されているので、利用目的や用途に合わせて選びましょう。
テンプレートをダウンロードし、メール配信ツールに貼り付けることで利用することができます。
ZurbのHTMLメールテンプレート
ZURBは、スマートフォンの表示にも最適なレスポンシブデザインを提供しています。
非常にシンプルなデザインが多く、推奨画像サイズなども表記されているため初心者でも使いやすいでしょう。
ただし、テンプレートはCSSとHTMLが別のファイルに分かれているため注意が必要です。
CerberusのHTMLメールテンプレート
Cerberusは、シンプルで活用しやすいテンプレートが利用できます。
スマートフォンに対応したレスポンシブデザインも用意されています。OutlookやGmail含め、デスクトップ、Web、モバイルアプリと様々なメールクライアントをサポートしています。
CSSとHTML部分が一緒になっていますので、初心者でも使いやすいテンプレートです。
colorlibのHTMLメールテンプレート
colorlibでは39種を越える様々なテンプレートが無料でダウンロードできます。
テンプレートの種類が多いので、自分が思うよなデザインに近いテンプレートを見つけられるでしょう。
BEE FreeのHTMLメールテンプレート
BEE Freeを使えば、ブラウザ上のHTMLメールエディターで編集したテンプレートをダウンロードできます。
有料プランへのアップグレードもできますが、エディター画面は全て英語なので慣れるまでは大変かもしれませんが、無料の範囲でもシンプルで見栄えの良いテンプレートを作成することはできます。
99designsのHTMLメールテンプレート
99designsのテンプレートは「ニュースレター・プロモーション用・メール通知」の3種類から選択することができます。グリーン、ブルー、オレンジ、グレーの4色から選ぶことができるので自社に合ったテンプレートをダウンロードするようにしましょう。
また、99designsでは高解像度のPSDファイル(Photoshopデータ)もダウンロードすることができます。海外の企業ではありますが、サイト内は日本語で記載されているため迷わずにダウンロードが可能です。
Free newsletter templates by CakeMailのHTMLメールテンプレート
CakeMailでは、11ジャンル合計793テンプレートから好きなものを選んでダウンロードすることができます。(2022年11月9んち現在)
ビジネスでの利用はもちろん、イベントやハロウィン・クリスマスなど幅広いテンプレートを取り揃えています。
CampaignMonitorのHTMLメールテンプレート
CampaignMonitorは、9ジャンル100種類ほどのテンプレートを無料で利用可能。
また、気に入ったテンプレートをWeb上のエディターで簡単に編集ができるのもポイントです。
emaik on acid _ Free Responsive Email TemplateのHTMLメールテンプレート
emaik on acid _ Free Responsive Email Templateでは、HTMLファイルをダウンロードして利用することができます。
自分でHTMLの編集をしてテンプレートを作成したい人におすすめです。テンプレート自体は1種類になりますが、シンプルなテンプレートなので使いやすさは抜群です。
CanvaのHTMLメールテンプレート
Canvaはメルマガのバナーデザインやヘッダー画像を無料でダウンロードすることができます。
プロがデザインをした、豊富なテンプレートがあるのが強みです。
テンプレートのダウンロードだけでなく、画像の編集も可能なので、自分好みのデザインに変更をすることが可能です。
【すぐに使える】HTMLメールのテンプレート
『テーブルレイアウト』や『フルCSSレイアウト』などを理解していなくても、HTMLメールのテンプレートを使う方法はあります。それは、無料のテンプレートを提供している「HTMLエディタ搭載のメール配信サービス」を使うことです。
HTMLの詳細やHTMLメールのテンプレートのイメージを膨らますためには、まず下の動画をご確認ください。
HTMLメールのテンプレートとは、HTMLを使ってメール用に作成されたひな形のことです。コードの記述が不要なため専門知識がない人でも簡単にデザイン性の高いHTMLメールを作成することができます。
また、HTMLメールのテンプレートには様々なレイアウトが存在します。無料で搭載されているシステムもあれば別のサイトからダウンロードしなければいけないシステムもあります。
14年連続顧客導入シェア1位のメール配信システム「ブラストメール」では、無料で使えるHTMLメールのテンプレートを用意していますので、参考までに一部をご紹介します。
アパレル業界向けHTMLメールテンプレート
シンプルかつ洗練されたデザインのテンプレートです。新作アイテムを魅力的に伝え、販売サイトへ誘導します。
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EC・小売業界向けHTMLメールテンプレート
シンプルでエレガントなレイアウトが特徴のテンプレートです。期間限定のクーポンや新商品を強調し、販売サイトへ誘導します。
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飲食業界向けHTMLメールテンプレート
温かみのあるデザインで料理写真を引き立てるテンプレートです。割引クーポンを強調し来店予約を促します。
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エステ・リラクゼーション業界向けHTMLメールテンプレート
高級感のあるビジュアルとシンプルなレイアウトが特徴のテンプレートです。リラックス効果のある施術を強調し、割引情報やセラピストの紹介を通じて、来店予約を促します。
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不動産業界向けHTMLメールテンプレート
清潔感のあるレイアウトで外観、内装写真を引き立て住宅展示場の案内を効果的に伝えるテンプレートです。キャンペーン情報で顧客の興味を引き来場を促します。
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宿泊施設向けHTMLメールテンプレート
洗練されたレイアウトで宿泊施設の魅力を効果的に伝えるテンプレートです。割引特典で顧客の興味を引き予約サイトへ誘導します。
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旅行業界向けHTMLメールテンプレート
シンプルなレイアウトで旅先の魅力やツアー内容を効果的に伝えるテンプレートです。割引情報で顧客の興味を引き予約サイトへ誘導します。
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メディア業界向けHTMLメールテンプレート
複数の最新ニュース記事を効果的に伝えるテンプレートです。読者の関心を引きつけ、情報サイトへ誘導します。
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出版業界向けHTMLメールテンプレート
魅力的なレイアウトで書籍情報を効果的に伝えるテンプレートです。各書籍の詳細と試し読みリンクで読者の興味を引きつけ、販売サイトへ誘導します。
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教育機関向けHTMLメールテンプレート
清潔感のあるレイアウトで学校の魅力を伝えるテンプレートです。教育環境やプログラムを効果的に伝え説明会参加を促します。
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イベント業界向けHTMLメールテンプレート
洗練されたレイアウトでイベント情報を効果的に伝えるテンプレートです。講演者やプログラム内容を強調し、参加申し込みを促します。
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セミナー向けHTMLメールテンプレート
シンプルなレイアウトでセミナーの魅力を効果的に伝えるテンプレートです。セミナー内容や開催概要を強調し、参加申し込みを促します。
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人材業界向けHTMLメールテンプレート
職種や給与、勤務地などの詳細情報を明確に提示し求人情報を効果的に伝えるテンプレートです。求職者の関心を引きつけ求人サイトへ誘導します。
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年賀状向けHTMLメールテンプレート
新年の挨拶にぴったりな画像をメイン画像として使用しています。テンプレート内容は干支に合わせて毎年更新されます。
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カスタマイズ性の高いレイアウト
ブラストメールでは、「本当に使えるレイアウト」だけを厳選してご用意しています。
オリジナルで作成したデザインをオリジナルテンプレートとして保存することができますので、HTMLメール作成の自由度がぐんと高まります。
テンプレートは他にも、
- 旅行業界向け
- 猫カフェ
- ホワイトデー など
様々なデザインをご用意しています。
ブラストメールをご利用いただくことでテンプレートはすべて無料で使えます。
まずは無料トライアルをお試しください。
HTMLメールテンプレートのメリット
ここまで紹介してきたHTMLメールテンプレートにはメリットはもちろん、デメリットもあります。HTMLメールやHTMLメールのテンプレートを使うときのメリットは以下の3つです。
- メールが読まれやすい
- クリックされやすい(誘導しやすい)
- 効果測定ができる
それぞれ詳しく解説します。
メールが読まれやすい
HTMLメールを使うことで、文章に見出しをつけたり文字のサイズや色を変えたりすることができます。その他にも、画像を入れたり枠を作ったりとHTMLを使うことで、デザイン性の高いメールを作成することが可能になるでしょう。
以下の画像をご覧ください。どちらのメールのほうが読みやすい(目を引く)でしょうか。
大事な情報が一目で分かるのは右のHTMLメールですよね。メルマガの目的は読者に読んでもらい、アクションを起こしてもらうことにあります。例えば、セミナー案内のメルマガなら、セミナーの申し込んでもらうなど。
このようなHTMLメールをテンプレ―トを使って時間をかけずに作れるのであれば、テンプレートを使わないと損ですよね。
クリックされやすい(誘導しやすい)
HTMLメールでは画像だけでなく「誘導用のボタン」を挿入することも可能です。オンライン化やスマホの普及により、デザイン性が高く見やすい記事やサイトが増えてきた現代では、テキストだけのページはユーザーの反応も悪くなりがちです。メールも同様で、テキストだけのメールよりもHTMLメールの方が読者の反応率は高くなる傾向にあります。
テキストメールでどんなに良い文章を書いていたとしてもそのメールを見てもらえなかったり、相手に伝わらなければ勿体無いですよね。HTMLメールを使うと、デザイン性の高いメールでユーザーの興味を引くことができる上に、商品やサービスの魅力を十分に伝えることができます。
効率よくメールを制作できる
HTMLメールテンプレートは、デザイン・レイアウトといったコンテンツの中身以外の部分が既に完成された状態で提供されているため、メール制作の工数を大幅に削減することが可能です。
テンプレートへテキスト・画像を流し込むだけで、効率的にHTMLメールが作成できます。
HTMLメールの制作には、通常のテキストメールと比べて多大な労力と時間が必要となるため、制作に要する工数を大幅に削減できることはテンプレートを活用する大きなメリットでしょう。
効果測定ができる
HTMLメールで配信することで、「メールの開封率」や「クリック率」を計測することができます。自分が配信したメールが、きちんと読者に開封されているのかを知ることができるので、メルマガのPDCAを回すことができます。
メール・メルマガの効果を最大限引き上げるための、メールマーケティングで成果を上げるためにはHTMLメールでの配信は必須となります。
より成果の改善を実現していくためにはHTMLメールのテンプレートをそのまま使い続けるのではなく、独自のアレンジを加えて成果改善活動を実施し続ける必要があるでしょう。メールマーケティングに関しては以下の資料で詳しく解説しているので、興味のある人は無料でダウンロードしてみてください。
HTMLメールテンプレートのデメリット
続いてHTMLメールやHTMLメールのテンプレートを使うときのデメリットも紹介しておきます。ただし、デメリットを上回るメリットと対策が存在するのであまり気にする必要はありません。
- 専門知識が必要、メールを作成するのに時間がかかる
- 受信環境によっては正しく表示されない
専門知識が必要・メールを作成するのに時間がかかる
こちらの2点のデメリットは、HTMLメールのデメリットになります。これらのデメリットを解消するのがテンプレートになります。
つまり、HTMLメールのテンプレートは専門知識が不要かつ短時間でデザイン性の高いメールを作成することができるのです。
受信環境によっては正しく表示されない
HTMLメールは受信する側のメーラーによって、正しく表示されないことがあります。最近のメーラーではHTMLメールに対応しているものがほとんどですが、文字崩れや画像表示の乱れが確認されることもあります。
デメリットをすべで解消できるメール配信システム
上記でも紹介した、顧客導入シェア1位のメール配信システム「ブラストメール」であれば、以下のようにデメリットをすべて解消できます。
- 専門知識が必要
→直観的に使えるエディタを標準搭載 - メールを作成するのに時間がかかる
→30種類以上のテンプレートをご用意! - 受信環境によっては正しく表示されない
→マルチパート配信対応
その他、メール配信システムは様々存在します。おすすめのメール配信システムは以下の記事で紹介しているので、HTMLメールのテンプレートが搭載されているシステムの導入を検討している人は参考にしてみてください。
利用するHTMLテンプレートの選び方は?
HTMLテンプレートを選ぶ際には、押さえておくべきポイントがいくつかあります。
以下にて解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
レスポンシブ対応の確認
HTMLメールのテンプレートを選ぶ際にまず確認するべきポイントが、レスポンシブ対応の可否です。
近年ではパソコンだけでなくスマホやタブレットといったモバイル端末でメールを利用するユーザーが急増しており、特にBtoCビジネスのメルマガであればモバイルへの対応は必須です。
PCとモバイルで別々のテンプレートを使ってHTMLメールを作成するのは手間と時間がかかりますが、レスポンシブ対応のテンプレートを活用すれば、ひとつのテンプレートでPCとモバイルの両方に対応可能です。
効率的なメールの作成と配信を行うためにも、レスポンシブ対応のHTMLメールテンプレートを利用しましょう。
編集の方法を確認
HTMLメールテンプレートは、基本的にHTML・CSSの知識やスキルが無い人でも、テキストと画像を流し込むだけで簡単にメールの作成を行えるように作成されています。
一方、テンプレート提供サイトの中には、テンプレートに編集を加えることができるものもあります。例えば先ほど紹介した「BEE Free」であれば、Webサイト上でHTMLテンプレートを編集し、そのうえでダウンロードすることができます。
このようなエディタ機能が無い場合、HTMLテンプレートの編集には専門的な知識が必要となります。
HTMLテンプレートは、使っているうちに微調整を加えたくなることも多々あるでしょう。そのような場面に備え、テンプレートを編集するための機能が用意されているかどうか、あらかじめチェックしておきましょう。
メールソフトへの対応状況を確認
HTMLメールは、使用するメールソフトによってはデザインやレイアウトが崩れて表示されてしまう場合があります。そのため、HTMLメールテンプレートを選ぶ際には、各種メールソフトへの対応状況を事前に確認しておくことが重要です。
特にBtoCの場合はユーザーのメール環境は千差万別であるため、シェアの高いメールソフトに対応していることはもちろん、できるだけ多くのメールソフトに対応している汎用性の高いメールテンプレートを選ぶのがおすすめです。
一方BtoBの場合は、企業の使用率が高くデザイン・レイアウトが崩れやすいOutlookへの対応を重点的にチェックしておきましょう。
HTMLテンプレートは自作する方法もある
HTMLテンプレートは、以下の方法で自作することも可能です。
- テンプレート配信サイトを利用する
- オリジナルテンプレートをスクラッチで自作する
それぞれの方法のメリット・デメリットについて解説します。
テンプレート配信サイトを利用するメリット・デメリット
テンプレート配信サイトで配布されているHTMLメールテンプレートの利用には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
- 誰でも手軽にHTMLメールを作成できる
- テンプレートを作成する工数を省ける
- 上質なテンプレートの利用は有料である場合がある
- オリジナリティを出すことが難しい
ただし、近年ではテンプレート配布サイトのラインナップも非常に充実しているため、クオリティの高いテンプレートが無料で利用できる場合も多くあるでしょう。
また、オリジナリティを出したい場合はテンプレートをベースにカスタマイズをする方法もあります。
オリジナルのテンプレートを自作するメリット・デメリット
HTMLメールテンプレートをオリジナルで自作する場合には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
- 一切の制限なく自由自在なデザイン・レイアウトを実現できる
- オリジナリティの追求や他社との差別化を図れる
- テンプレートの作成に多くの工数がかかる
- HTML・CSSの専門的な知識・スキルが必要となる
テンプレートの自作は、アウトソーシングでテンプレートを作成する予算を確保できる場合や、社内に知識・スキルのある人材が在籍している場合におすすめです。
HTMLメールを送るならメール配信システムがおすすめ
HTMLメールは自作する方法もありますが、頻繁に送るならブラストメールをはじめとするメール配信システムを利用するのがおすすめです。
HTMLメールは簡単に作成できるものではなく学習に時間とコストがかかります。一方、メール配信システムなら、契約するだけですぐにテンプレートが用意されているので、最短1日で配信することが可能です。
メール配信システムを使ってHTMLメールを送る場合、考えるべきポイントは以下です。
- テンプレートの量が十分か
- エディタ(編集画面)が使いやすいか
- コストパフォーマンスはいいか
- レスポンシブメールに対応しているか
中でもコストパフォーマンスは気を付けるべきポイントです。
HTMLを使ったシンプルなメルマガ配信のみを行いたい場合、ニーズに合わない製品を選んでしまうと使わない機能のせいで費用がかさんでしまう可能性もあります。
ブラストメールなら、豊富なHTMLメールのテンプレートが月額4,000円~と非常に安価に利用できます。
無料トライアルもあり、すべてのテンプレートを試すことができるので、まずは試してみることをお勧めします。
メール配信システムの選び方
メール配信システムには多様なサービスがあるので、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
ここでは、HTMLメールのテンプレートやエディタ以外のメール配信システムを選ぶ時のポイントについて解説します。
配信速度
見逃されがちですが、メール配信システムにおいて配信速度は最重要項目といっても過言ではありません。
サポートや機能が各社の戦略次第で変更可能なのに対し、配信速度は長年蓄積された技術に裏付けされているので、一朝一夕にまねできるものではないからです。
メール配信システムを選ぶ際はその信頼度の指標としいて必ず配信速度を確認しましょう。
配信規模と料金プラン
メール配信システムは、配信規模によって最適な料金プランが異なります。少量のメールであれば無料プランでも十分ですが、配信リストが増えたり、頻繁にメールを送信する場合は有料プランをお勧めします。
配信先の安全性と到達率
到達率も非常に重要です。SPF(Sender Policy Framework)やDKIM(DomainKeys Identified Mail)といった、メールの正当性を保証するための認証プロトコルに対応していないと、メールがスパム扱いされる可能性が高くなります。
特にGmailは送信者ガイドラインもアップデートされているので、これらの対策がなされているシステムを選ぶのは必須といえるでしょう。
関連記事:【解決策】2024年2月よりGmailガイドラインが変更!1日5000件以上の配信は対応必須!
サポート体制
メールの一斉送信は個人情報を扱う非常にデリケートな領域なので、万が一の際のサポート体制は非常に重要です。特にチャットサポートや電話サポートといった、リアルタイムのサポートが提供されているか、日本語でのサポートがあるかは重要なチェックポイントになりえるでしょう。
機能の充実度
メール配信システムには、セグメント機能や効果測定など、様々な付加機能が用意されています。必要な機能が揃っているか確認しましょう。
また、不必要な機能がついていることで、金額が高くなっているケースもあります。本当に自社で必要な機能は何かを考えたうえで、必要最低限のプランを選ぶことをおすすめします。
使いやすさ
メルマガ初心者の場合、いきなり高度なデザインの入ったメールを0から作成するのは非常に難易度が高いです。また、管理画面の見やすさも、メルマガの運用をしていく上では非常に大切です。
無料トライアルやFreeプランを提供しているサービスは、実際に使ってみることができるので、自分に合ったサービスを探すのに役立つでしょう。
HTMLメールのテンプレートを搭載しているおすすめのメール配信システム3選
前述のとおり、HTMLメールのテンプレートをもっとも手軽に利用する方法は、HTMLメール用テンプレートを搭載しているメール配信システムを利用することです。システム内に搭載されているので、外部サイトからのダウンロードを必要とせず、HTMLの編集も不要なため専門知識がない人でも簡単にHTMLメールを送信することができます。
顧客導入シェア数14年連続No.1『blastmail(ブラストメール)』
『blastmail(ブラストメール)』はシンプルな使いやすさ、価格の安さ、機能の充実度から、顧客導入シェア数14年連続1位を獲得しています。
官公庁や学校・社団法人、中小企業から大手企業様まで幅広く導入されており、まさに定番のメール配信サービスと言えるでしょう。導入実績も24,000社と安心の実績です。
主な機能には、
- HTMLメール作成(エディタ)
- 空メール登録
- ターゲット配信
- 効果測定
- 迷惑メール対策
などがあります。HTMLメールのテンプレートも豊富で、まず初めに選ぶべきメール配信システムと言えるでしょう。
料金プランは以下の通りです。
プラン名 | 月額費用 | 初期費用 | 登録アドレス数 |
無料お試し | 0円 | 0円 | 0~100件 |
Lightプラン | 4,000円 | 10,000円(1年契約で半額) | 0~5,000件 |
Standardプラン | 8,000円〜 | 10,000円(1年契約で半額) | 0~50,000件 |
Proプラン | 30,000円〜 | 50,000円 | 50,001件~ |
これからご紹介するメール配信システムと比較しても、コストパフォーマンスの良さが売りの『blastmail』は、メール配信システムを初めて使う方や、現行のシステムからコストを落としたい企業にオススメです。
さらに、迷惑メール対策として「DKIM署名」を採用しているので、多くのお客様にメルマガやダイレクトメールを届けることができるのもblastmailを選ぶメリットの一つです。
これからご紹介するメール配信システムと比較しても、コスパの良さが売りの『blastmail』は、メール配信システムを初めて使う方や、今使っているのシステムからコストを削減したい企業にオススメです。
本格的なメールマーケティングをするなら『配配メール』
『配配メール』は、充実した機能が魅力の配信システムです。HTMLメールのテンプレートはもちろん、ステップメールやA/Bテスト、HTMLメールなど本格的なメールマーケティングをするならあると嬉しい機能が一通り揃っています。
MAツールのようなスコアリングやランディングページ作成、Webサイトを含めた分析などは行えませんが、メール部分の分析については配配メールだけで十分な効果が期待できます。
価格については、標準的なメール配信ツールに比べるとややリッチです。プランについてもオプションが幾つもあるので、導入前にある程度料金プランの理解が必要となります。
主な機能は、
- ステップメール
- A/Bテスト機能
- グラフ形式での効果測定レポート確認
- HTMLメール作成(エディタ)
などがあります。メール配信の効果測定をしっかり行い、数値を分析した上で売上戦略を立てていきたい方にはお勧めのシステムです。
プランについては「Light」、「Pro」、「Premium」があり、スタンダードであるProプランの場合には以下の金額になります。1位で紹介したブラストメールと比較すると料金は大幅に上がってしまうので、すでにメールマーケティングの知見をお持ちの場合にご利用ください。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
問い合わせ | 問い合わせ | 10,000件〜 |
高機能・システム連携で選ぶなら『MailPublisher』
『MailPublisher』は4,100万通/時の業界屈指の配信スピードと、MA・CMS・BIツールなどと連携可能なハイブリッドなメール配信システムです。
MailPublisherはシステム間連携をコンセプトに設計されており、APIを用いて自社サービス(クラウド含む)と様々な連携ができる点が大きな魅力です。
高機能だけあり価格も高めなため、数十万単位の大量にある配信リストを高速配信したい大企業向けのシステムと言えるでしょう。
主な機能は、
- SMS配信
- HTMLメール作成機能
- 効果測定
- プラグイン・アプリとの連携
- 承認機能
などがあります。
サポート面も充実しているので、本格導入を検討する際のフォローも受けられます。
料金プランは以下の通りです。
初期費用 | 月額費用 | 登録アドレス数 |
50,000円 | 25,000円〜 | 個別見積り |
今回紹介したツール以外にもメール配信システムはたくさんあります。下記記事で詳しく開設しているので参考にしてください。
関連記事:メール配信システム比較20選!機能・料金を徹底比較
HTMLメール用テンプレートの使い方
実際にブラストメールのテンプレートを使ってメールを配信する方法をご紹介します。
1、デザイン一覧より、利用したいテンプレートを選択します。
2、背景色、文字色を選択します。144色の中から好きな色を選択して利用が可能です。
カラーコードを入力すれば好きな色を自由に設定することもできます。
3、画像は「編集」ボタンをから簡単にアップロードや編集が可能です。
エディタ内で好きなサイズにトリミングができるので、複数枚の画像を載せたい時も幅や高さがずれる心配がありません。
外部の編集ソフトを使わなくてもInstagram風のおしゃれなメールをカンタンに作成できます。
4、テキストは「編集」ボタンをクリックしたのち、画面右側に表示されるテキスト用のエディタで文字の編集や装飾が可能となります。
5、「+」ボタンより、画像とテキストに加え、ボタン・罫線・SNSボタン・ロゴなども自由にカスタマイズすることができます。
6、画像の変更や配置の変更も簡単に行えます。
他にも多彩なテンプレートが用意されているので、自分の思い通りの写真のレイアウトを行うことができます。
7、プレビューボタンで作成したデザインを確認します。
PC、スマホ、テキストでのプレビューを行えます。問題なければ「保存して次へ」からメールの配信を行います。
ここまで、わずか2分で作成することができました。
テンプレートを使えば、パソコンが苦手な人であっても時間をかけずにHTMLメールを簡単に送ることができます。
HTMLテンプレート・エディタ付きのシステムの導入事例
ここでは、メール配信システムの実際の利用シーンについて具体的に紹介します。導入を検討している人は、自社の状況と照らし合わせて見てください。
DeNA様の事例
導入のきっかけ | メルマガを複数部署にまたがって運用していたため乱立していたが、統合しようと思ったため |
導入の決め手 | 必要な機能が低価格でそろっていた |
導入の効果 | シンプルな画面と高い配信性能のおかげで、大規模配信がスムーズに行えるようになった。 |
一度に100万件もの規模のメルマガを1日2回配信することもあるDeNA様ですが、「メルマガの作成と配信にかかる作業コストが多いこと」が課題でした。
ブラストメールを導入したことでBCCの設定に関するチェックの必要がなくなり、作業コストだけでなく配信事故のリスクを減らすことにも成功しました。
配信前のチェックなど、きちんとされていないと配信事故につながってしまいますので、以前はどうしても作業コストがかかっていました。『ブラストメール』を導入してからは、配信前のチェックが簡単にできるようになりました。
大規模配信をしている弊社にとって大きな魅力のひとつです。現在まで事故なく安全に配信できていますし、画面もシンプルでとても使いやすいですね。
また、HTMLメールエディタを利用しメルマガの作成コストも軽減しています。
中でも好評なのが、HTMLメールエディタのタグ差し込み機能です。
この機能を活用することで、テンプレートとなるHTMLメールのビジュアルを崩すことなくコンテンツを作成することができるようになったそうです。
お客様に対してメールを送信している企業はもちろん、HTMLを使ったメルマガを配信している企業もこのような使い方をすることで作業コストを軽減することができるでしょう。
参考記事:導入事例「DeNA様」
まとめ
今回はブラストメールを使って、HTMLメールで使えるテンプレートの紹介とテンプレートを使用してのメール作成方法を詳しくお伝えしました。
実際に使ってみると「思っていたより簡単だった」感じること間違いなしです。
デザイン性の高いメールは読者の目を引くので、開封率が上がりや本文中リンククリック率の向上が期待できます。
ブラストメールでは無料お試し期間であっても、有料プランと同じ機能がすべて使うことはできます。もちろん、テンプレートも無料で使えます。
今回、紹介できなかった機能も多数ありますので、ぜひ無料トライアルしていただき、色々試してみてください。
無料トライアルはこちらから
※支払情報の入力無し
この記事の執筆者
株式会社ラクスライトクラウド
Webマーケティング リーダー 森神 佑希
2019年より、ブラストメールのWebマーケティングに従事。ウェブ広告の運用やサイト分析・メールマーケティングなど、集客からナーチャリングまで一貫して取り組んでいる。3年以上メルマガ配信の実務を行っており、先頭に立ってPDCAを回し、コンバージョン数を3倍以上に増やすことに成功。2022年からはそのノウハウを還元すべくセミナー登壇を行っている。