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HTMLメールの作り方を解説!初心者でも簡単に作成できる3つの手順

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公開日:2020.01.20 最終更新日:2026.07.24 メール
執筆者:森神 佑希

「画像やボタンを使った見栄えのするメルマガを作りたい」「テキストのメルマガをHTMLメールに切り替えたい」。

そう思って調べ始めると、HTMLやCSSといった専門用語が出てきて、難しそうに感じるかもしれません。

しかし、仕組みと手順さえ分かれば、HTMLメールは意外とシンプルに作れます。作り方は2つ。HTMLとCSSを自分で書く方法と、コードを書かずに専用の「エディタ」で作る方法です。

この記事では、HTMLメールの基本から、そのまま試せるサンプルコード付きの作成手順、そして知識がなくても手早く作れるエディタの使い方までを、初めての人向けに解説します。

直観的な操作で思い通りのHTMLメールを作るならブラストメールのHTMLエディタがおすすめです。

テンプレートを使ったデザインはもちろん、自社ブランドに合わせたこだわりのデザインまで実現できます。

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HTMLメールとは

HTMLメールとは、画像・文字色・レイアウト・リンクボタンなどを盛り込み、Webページのように見せられるメールのことです。

たとえば、写真を載せる、文字の色や大きさを変える、「詳しくはこちら」のボタンを置く、といった表現ができます。文字だけでは伝わりにくい情報を視覚的に見せられるため、開封後のクリック率が高く、現在のメルマガ配信の主流になっています。

EC・小売業界向けHTMLメールテンプレート

こうした表現は、Webページを作るための言語「HTML」と「CSS」をメールに使うことで実現しています。

HTMLメールとCSSの関係

HTMLメールは、「HTML」と「CSS」という2つの言語を組み合わせて作ります。

HTMLは文書の「構造」を指定する

HTMLは、HyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、文書の構造を指定するマークアップ言語です。「ここは見出し」「ここは段落」「ここは画像」「ここはリンク」というように、文章の各要素が何であるかを定義します。

要素は、山括弧 < > で囲んだ「タグ」で示します。開始タグと終了タグのペアで内容を挟むようにし、たとえば段落なら <p>本文</p> のように書き、終了タグにはスラッシュ(/)が付きます。

CSSは文書の「見た目」を指定する

CSSは、Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)の略で、HTMLで定義した要素の見た目を指定するスタイルシート言語です。文字の色・大きさ・書体、背景色、余白、要素の配置(レイアウト)などを指定します。

CSSは単体では使えず、必ずHTMLとセットで使います。HTMLが「何を書くか(構造・内容)」を、CSSが「どう見せるか(見た目)」を担当するという役割分担で、同じHTMLでもCSSの指定を変えるだけで見た目を変えられます。

HTMLメールではCSSをタグに直接書く(インライン)

CSSは、Webサイトでは別ファイルや <head> にまとめて書くのが主流です。しかしHTMLメールでは、受信側のメールソフトによって、まとめて書いたCSSが読み込まれず、見た目が反映されないことがあります。

そのため、HTMLメールでは各タグの中に style=”…” を直接書く「インライン」という方法でCSSを指定するのが主流です。少し手間はかかりますが、環境による表示崩れを最も防ぎやすい方法です。具体的な書き方は【応用】で解説します。

CSSの基本的な使い方をさらに詳しく知りたい場合は、以下の記事で解説しています。

HTMLメールの作り方は2通り

HTMLメールを作る方法は、大きく2つに分かれます。違いは次の通りです。

作り方 特徴 向いている人
自分で書く テキストエディタにHTML・CSSを書く。知識と手間は必要だが、デザインを自由に作れる デザインにこだわりたい人
エディタを使う 編集ツールでテンプレートやパーツを選ぶだけ。知識が不要で、短時間で作れる 手早く作りたい人

この記事では、まず「自分で書く方法」を解説し、続けて「エディタを使う方法」を紹介します。

HTMLメールの作り方【基礎】:HTMLで骨組みを作る

HTMLメールは、テキストエディタ(Windowsの「メモ帳」、Macの「テキストエディット」、無料の「Visual Studio Code」など)にHTMLのコードを書いて作ります。

手順1:文書全体の枠組みを用意する

最初に、メール全体の「枠組み」を用意します。1行目の <!DOCTYPE html> から始まるこの部分は、どのHTMLメールでも共通の決まった形なので、そのままコピペで使えます。

下のコードで、黄色の部分だけを内容に合わせて書き換えます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>メールの件名</title>
</head>
<body>
  <!-- ここにメールの中身を書きます -->
</body>
</html>

手順2:body の中に中身を書く

枠組みができたら、<body> の中にメールの中身を書きます。前述の通り、HTMLでは「タグ」で文章の役割を指定します。よく使うタグは次の通りです。

タグ 役割 書き方の例
<h1><h6> 見出し(数字が小さいほど大きい) <h1>新商品のお知らせ</h1>
<p> 段落(本文) <p>本文が入ります</p>
<a> リンク <a href=”URL”>こちら</a>
<img> 画像 <img src=”画像URL” alt=”説明”>

実際に <body> の中を書くと、次のようになります。

<body>
  <h1>新商品のお知らせ</h1>
  <p>いつもご利用ありがとうございます。</p>
  <p>新商品を<a href="https://example.com/">こちら</a>で公開しました。</p>
</body>

これで、見出し・本文・リンクを持つHTMLメールの土台ができます。

HTMLメールの作り方【応用】:CSSとテーブルで見た目を整える

骨組みができたら、CSSで見た目を指定し、テーブルでレイアウトを組みます。ここでは、HTMLメールを崩れにくく作るための実践的な書き方を解説します。

CSSは各タグに直接(インラインで)書く

HTMLメールでは、各タグの中に style=”…” を直接書く「インライン」でCSSを指定します。style の中に「文字サイズは16px」「色は#333333」のように見た目を書き、複数の指定はセミコロン(;)で区切ります。

<p style="font-size: 16px; color: #333333;">
  この度、春の新作コレクションが入荷しました。
</p>

▼ このコードは、次のように表示されます。

この度、春の新作コレクションが入荷しました。

レイアウトはテーブル(表)で組む

HTMLメールでは、本文が横に広がりすぎないように、テーブルで「決まった幅の枠」を作り、その中に中身を入れるのが基本です。表のデータを見せるためではなく、レイアウトの土台としてテーブルを使う点が、通常のWebページと違うところです。メールソフトごとの表示差に左右されにくく、レイアウトが安定します。レイアウトに使う主なタグは次の3つです。

  • <table>:枠組み全体(width で幅、align で配置を指定)
  • <tr>:横一列の行
  • <td>:中身を入れるマス(余白は padding で指定)

基本は、幅100%の外枠の中に幅600px程度の枠を中央寄せで置き、その中に中身を縦に積んでいきます。実際のHTMLメールは、次のように「ヘッダー(店名やロゴ)→本文(見出し・文章・ボタン)→フッター(会社情報や配信停止リンク)」を縦に並べて作るのが一般的です。それぞれのブロックが1つの行(<tr>)にあたります。

<table width="100%" cellspacing="0" cellpadding="0">
  <tr>
    <td align="center" style="background: #f4f4f4;">
      <table width="600" cellspacing="0" cellpadding="0">

        <tr>
          <td style="background: #c12620; padding: 20px; text-align: center;
                     color: #ffffff; font-size: 20px; font-weight: bold;">
            ○○ STORE
          </td>
        </tr>

        <tr>
          <td style="background: #ffffff; padding: 30px;">
            <p style="font-size: 18px; font-weight: bold; margin: 0 0 12px;">
              春の新作コレクションが入荷しました
            </p>
            <p style="font-size: 14px; color: #333333; margin: 0 0 20px;">
              この春のおすすめアイテムを集めました。ぜひご覧ください。
            </p>
            <a href="https://example.com/"
               style="display: inline-block; background: #c12620; color: #ffffff;
                      padding: 12px 28px; border-radius: 4px; text-decoration: none;">
              商品を見る
            </a>
          </td>
        </tr>

        <tr>
          <td style="background: #f4f4f4; padding: 16px; text-align: center;
                     color: #888888; font-size: 12px;">
            ○○ストア株式会社<br>
            配信停止はこちら
          </td>
        </tr>

      </table>
    </td>
  </tr>
</table>

▼ このコードは、次のような見た目になります(グレーの背景の中央に、幅600pxのメール本体が表示されます)。

○○ STORE
春の新作コレクションが入荷しました

この春のおすすめアイテムを集めました。ぜひご覧ください。

商品を見る

○○ストア株式会社
配信停止はこちら

各行(<tr>)が1つのブロックになり、ヘッダー・本文・フッターが上から順に積み重なります。画像とテキストを左右に並べたいときは、1つの行の中で <td> を横に増やして列を作ります。

フォントや色を指定する

文字のフォント(書体)や色も、CSSで指定します。段落やセルの style に書き加えます。

<td style="font-family: 'Helvetica', 'Arial', sans-serif; color: #d10000;">
  今だけ全品20%OFF
</td>

▼ このコードは、次のように表示されます。

今だけ全品20%OFF

font-family には、使いたいフォントを、使えない環境用の予備とあわせて書きます(この例では最後の sans-serif が予備)。色は color で指定します。

ここまでを組み合わせた最小の例

骨組み(HTML)・インラインCSS・テーブルを組み合わせると、HTMLメールの最小構成は次のようになります。ここでも、黄色の部分が内容に合わせて書き換える箇所です。それ以外の枠組みは、そのまま使い回せます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>新商品のお知らせ</title>
</head>
<body>
  <table width="100%" cellspacing="0" cellpadding="0">
    <tr>
      <td align="center">
        <table width="600" cellspacing="0" cellpadding="0">
          <tr>
            <td style="padding: 20px; font-family: sans-serif; color: #333333;">
              <h1 style="font-size: 20px;">新商品のお知らせ</h1>
              <p style="font-size: 16px;">この度、春の新作コレクションが入荷しました。</p>
              <p><a href="https://example.com/">詳しくはこちら</a></p>
            </td>
          </tr>
        </table>
      </td>
    </tr>
  </table>
</body>
</html>

▼ このコードは、次のように表示されます。

新商品のお知らせ

この度、春の新作コレクションが入荷しました。

詳しくはこちら

文字色やサイズを変えたいときは、style=”…” の中の数値や色を書き換えます。ここに画像やボタン、複数のセルを足していくことで、実用的なHTMLメールになります。デザインの参考にしたい場合は、以下の記事で参考サイトや無料テンプレートを紹介しています。

HTMLメールを作るときの注意点

HTMLメールを自分で作る際は、次の点に注意します。

マルチパートで配信する

マルチパートとは、受信者の環境に応じて表示形式を自動で切り替える仕組みです。読者全員がHTMLメールを表示できる環境とは限らないため、マルチパート配信にしておくと、HTMLに対応していない環境には自動的にテキスト版が表示されます。

あわせて、メールの内容をWeb上にも用意し、「メールが正しく表示されない場合はこちら」のリンクを設置しておくと、崩れたときの保険になります。

スマホでも読みやすいレイアウトにする

パソコンとスマートフォンの両方で快適に読めるようにするには、レスポンシブデザイン(画面サイズに応じて表示を最適化する仕組み)を使います。フォントサイズは14px以上、1行あたり45文字以内を目安にすると、スマートフォンでも読みやすくなります。

また、左右に情報を並べる2カラム・3カラムのレイアウトはスマホで崩れやすいため、上から下へ一列に並べるシングルカラム(1列)を基本にすると、どの端末でも崩れにくくなります。

迷惑メールに分類されないようにする

迷惑メールに分類されると、読者に届きません。分類を避けるためのポイントは次の通りです。

  • 件名や本文で不自然な大文字や記号を避け、自然な文章を心がける
  • 画像を過度に使わず、テキストとのバランスを取る
  • 送信ドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC)を正しく設定する

送信事故を防ぐ!HTMLメール配信前のチェックリスト

HTMLメールは一度送信すると修正できません。画像が表示されない、レイアウトが崩れているといった送信事故は、企業の信頼性を損ないます。本番配信の前に、次の点を確認します。

複数のデバイス・メールソフトで表示を確認する(テスト送信)

HTMLメールは、受信側の環境によって表示が変わります。自分のPCできれいに見えても、読者のスマホでは崩れていることは珍しくありません。自分のテスト用アドレス宛に「テスト送信」を行い、以下の環境で目視確認します。

  • スマートフォン(iPhone):標準メールアプリ
  • スマートフォン(Android):Gmailアプリなど
  • PC:Gmail・Yahoo!メールなどの主要Webメール
  • PC:Outlook・Thunderbirdなどのメールソフト

特にOutlookは独自の表示エンジンを使うため、ほかの環境とは違う崩れが起きやすい傾向があります。BtoB向けの配信ではOutlookを使う読者も多いため、あわせて表示を確認しておくと安心です。

画像がオフでも伝わるよう「代替テキスト(Alt)」を設定する

受信者の設定によっては、画像が自動で読み込まれず「画像オフ」の状態で開かれることがあります。このとき画像しか設定していないと、空白の枠が表示されるだけで内容が伝わりません。

これを防ぐため、画像を入れる <img> タグには、alt 属性で画像の説明文を書いておきます。次のように、alt=”…” を追加するだけです。

<img src="spring-sale.jpg" alt="春の新作コレクション 好評販売中">

こうしておくと、画像が表示されない環境では、画像の代わりに alt に書いた文字が表示されます。

▼ 画像オフのときの表示イメージ

春の新作コレクション 好評販売中

空白の枠ではなく内容が伝わるため、重要な画像には必ず説明文を入れておきます。

HTMLを書かずに作るなら「HTMLメールエディタ」が便利

ここまで見てきたように、HTMLメールを一から作るには、HTMLタグやCSS、テーブルを自分で書く必要があります。こうしたコードを書かずに作れるのが、メール配信システムなどに付いている「HTMLメールエディタ(メール作成用の編集ツール)」です。

テンプレートを選び、文字を入力したり、画像やボタンをドラッグして置いたりするだけで、HTMLメールが完成します。先ほどのような <table>style=”…” を自分で入力する必要はなく、パソコンで文書を作るような感覚で作成できます。

HTMLメールエディタのテンプレート選択画面

まず、テンプレートから好みのレイアウトを選びます。

HTMLメールエディタの編集画面

次に、メール全体や文章のカラー、画像、リンクボタン、SNSアイコンなどを配置していきます。

HTMLメールエディタのブロック編集画面

多くのエディタは、このようなブロックを組み合わせてメールを作る形式です。コードの知識がなくても、また端末による表示崩れを気にせずに、HTMLメールを作成できます。エディタを使う主なメリットは次の通りです。

  • コード不要:HTMLやCSSを書かずに作れ、スマホ表示も自動で整う
  • 効果測定:開封率やクリック率を計測できる
  • 時短:テンプレートを使って短時間で作れる

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FAQ

Q:HTMLメールとテキストメールの違いは何ですか?
A:テキストメールは文字のみで構成されますが、HTMLメールは画像・文字装飾・リンクボタンを配置でき、Webページのように見せられます。視覚的に訴求できるため、開封後のクリック率が高い傾向があります。
Q:HTMLとCSSはどう違うのですか?
A:HTMLは文書の「構造・内容」を、CSSはその「見た目(色・大きさ・配置)」を指定する言語です。HTMLで作った骨組みにCSSで見た目を加えて、HTMLメールを作成します。
Q:HTMLの専門知識がなくても作成できますか?
A:はい、HTMLエディタ機能のあるメール配信システムを使えば、コードを書かずに作成できます。テンプレートやパーツを選ぶだけで、レスポンシブ対応のHTMLメールを作れます。
Q:HTMLメールを作るときの注意点は何ですか?
A:受信環境によって表示が崩れることがある点です。配信前に複数のデバイス・メールソフトでテスト送信し、表示を確認することが重要です。マルチパート配信や画像の代替テキスト設定も有効です。

まとめ

HTMLメールの作り方には、HTMLとCSSを自分で書く方法と、コード不要のエディタを使う方法の2つがあります。自分で書く場合は、HTMLで骨組みを作り、CSSとテーブルで見た目を整えるのが基本の流れです。HTMLが文書の構造を、CSSが見た目を担当するという役割分担を押さえておくと、仕組みを理解しやすくなります。

手早く確実に作りたい場合は、テンプレートを使えるHTMLエディタが便利です。作成時間を短縮でき、表示崩れも起きにくくなります。

HTMLメールを作成できるツールを比較したい場合は、以下の記事で機能・料金を徹底比較しています。

森神 佑希

この記事の執筆者
株式会社ラクスライトクラウド Webマーケティングリーダー
森神 佑希

顧客導入社数シェアNo.1のメール配信システム「blastmail」のWebマーケティング担当。5年以上メルマガ配信の実務を行っており、先頭に立ってPDCAを回してきた。メルマガのノウハウは日本最高クラスと言っても過言ではない。

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