GmailでHTMLメールを作成する方法を図解。考えられるリスクと解決方法も解説します

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2023.05.26 メール

Gmailは、世界的に多くのアクティブユーザーがいるプライベートでもビジネスでも使われるウェブメールです。

連絡手段としてはもちろん、HTMLを埋め込み視覚的な訴求効果を高めた「HTMLメール」の送受信ができるため集客媒体としても使われています。

スマホが普及した現代では、企業が送付するメールマガジンは画像やボタンを配置したHTMLメール形式になっていることがほとんどです。

そのため、これからメルマガで集客を行おうと考えている企業の担当者は、どのような方法でHTMLメールを作成するのかという課題と向き合う必要があります。

この記事では、Gmailを使い無料でHTMLメールを配信する方法や、そのメリットとデメリットについて解説しています。

後半では、ご紹介したデメリットを解消した上でHTMLメールを作成・配信する方法に関しても解説します。

Gmailを使ったHTMLメールの配信を検討されている方はぜひご覧ください。

HTMLメールとは?

HTMLメールとは「HTML」と呼ばれるウェブ上の言語を使い、メールに画像やウェブページのリンクを埋め込んだボタンを配置するメールの形式を指します。

連絡などで普段使われている文字のみのメールは「テキストメール」と呼ばれており、両者の違いは、コンテンツを見ればはっきりとわかります。

上記の画像は実際に「Amazon」が配信しているHTMLメールですが、文字のみのテキストメールとは違い、URLを埋め込んだ画像が配置されています。

詳しくは後述していますが、HTMLメールを作成するための技術的なハードルが低くなったことにより、販促や集客を目的としたメール配信はHTML形式が主流になっています。

HTMLメールを使うことで、テキストでは表現しきれない視覚的な訴求要素を含むコンテンツの作成が可能になります。

Gmailで簡易的なHTMLメールの作成ができる

GmailではHTMLメールの受信だけでなくデフォルトのメール作成画面から「リッチテキストメール」と呼ばれる簡易的なHTMLメールの作成が可能です。

Gmailを送付する際のデフォルトの操作でデザインできるHTMLには、以下のようなものがあります。

デフォルト操作でデザイン可能箇所

  • 文字のサイズ・色
  • 文字に下線をつける
  • 文字にリンクをつける
  • 太字にする
  • 文字を斜体にする 

ボタンの作成や画像を任意の位置に配置することはできないため、あくまで簡易的なHTMLメールと言えるでしょう。

HTMLメールとリッチテキストメールの違い

企業がメルマガなどで使用しているHTMLメールと、前項で解説したリッチテキストメールの違いはデザインできる幅です。

どちらも「HTMLタグ」と呼ばれるウェブ上の言語を使いビジュアルを編集している点では同義です。

しかし、先述の画像にあるようなHTMLメールのデザインは、リッチテキストメールでは再現できません。

両者の違いは、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

関連記事:HTMLメールとリッチテキストメールの違いとは。両者の違いをはっきりさせよう!

本記事の後半では、上記の画像のような画像やボタンを配置したHTMLメールの作成方法についても解説しています。

GmailでHTMLメールを作成する方法

Gmailを使って、前項で解説したような簡易的なHTMLメールである「リッチテキストメール」を作成する手順について解説します。

メールを新規で作成する

テキストメールを作成する場合と同様に、赤枠で囲ってある【作成】ボタンをクリックし、新規のメールを立ち上げます。

スマホやiPhoneで文字サイズなどを変更する場合も同じ操作です。

ちなみにスマホでは、太字、斜体、下線の3つのデザインを変更する事ができます。

【その他のオプション】をクリックし【プレーンテキストモード】のチェックを外す

立ち上げた新規メールの下部にある【その他のオプション】をクリックします。

画像にある3点リーダーが【その他のオプション】のアイコンですが、スマホでは同様のアイコンをクリックしてもHTMLに関するメニューは表示されません。

【その他のオプション】をクリックすると、上の画像のようなメニューが表示されます。

赤枠で囲っている【プレーンテキストモード】にチェックが入っていると、HTMLメールの作成ができません。

画像のように【プレーンテキストモード】にチェックがない状態にしましょう。

文字のデザインを変更する

画像のように新規メールの下部にあるアイコンをクリックし、文字のデザインを変更します。

テキストの範囲選択をし赤枠のアイコンをクリックすることで、メール内のテキストにウェブページへのリンクを付与することも可能です。

GmailでHTMLメールを作成・配信するメリット

ここまで解説してきた手順でGmailを使いリッチテキストメールを作成・配信する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

費用がかからない

Gmailは基本的には無料で利用する事ができるウェブメールです。

上記のようなHTMLメールもコストをかけずに作成・配信をし、集客につなげる事が可能です。

専門的なスキルを必要としない

前項の解説をご覧になっていただければ分かるように、Gmailのデフォルト画面から作成するリッチテキストメールは、専門的なスキルを必要としません。

Gmailのようなウェブメール(メーラー)が開発されるまでは、リッチテキストメールで簡易的にHTMLを扱う場合でも専門的な知識やスキルが必要でした。

しかし、GmailやOutlookではHTMLに関する知識がなくともリッチテキストメールの作成・配信が可能です。

GmailでHTMLメールを作成・配信するデメリット

Gmailでリッチテキストメールを作成する際のデメリットについて解説します。

表現が限定される

リッチテキストメールでは画像でご紹介したHTMKメールと違い、画像やボタンの配置ができないため読者に伝えられる情報量が限られます。

HTMLを編集したメールは、業務内容の連絡ではなく集客を目的として使われる場合がほとんどです。

そのため、飲食サービスやファッション関連の集客のような、画像による視覚的な訴求が不可欠な業界の集客媒体としては、リッチテキストメールでは不十分かもしれません。

効果測定が難しい

メールマーケティング用語としての「効果測定」とは、配信したメールマガジンに読者がどのようなリアクションをしたかを数値化して確認する目的があります。

  • 到達率(到達数 / 配信総数 × 100)
  • 開封率(開封数 / メール到達数 × 100)
  • クリック率(クリックされた数 / 配信数 × 100)

これらの数値を把握しないということは、配信している媒体からのコンバージョン率ばかりか、読者の元にメールが届いているのかを確認せずに集客をすることになります。

Googleのサービスである「Google Apps Script(GAS)」「Google Analytics」を使うことで、送信したリッチテキストメールの開封率を把握する事ができるようになります。

しかし、この方法ではHTMLを自作した上でリッチテキストメールを配信しなければなりません。

そのため、現時点でHTMLに関する知識やスキルがない方が、自力でGmailを利用し効果測定をするのは現実的とは言えないでしょう。

一斉送信をする場合はセキュリティにリスクがある

集客を目的として、HTMLメールやリッチテキストメールを配信する場合は、ハウスリストに向けて一斉送信を行う場合があります。

しかし、GmailやOutlookのような無料で提供されているウェブメール(メーラー)は、大量配信を前提として作られたものではありません。

そのため、宛先の誤設定などの人的要因から毎年多くの誤送信が発生しています。

2022年4月には、官公庁が本来はBCCに設定すべきアドレスをCCやTOに設定した状態で送信し、個人のアドレスを流出するという誤送信が発生しています。

官公庁では2021年にも同様の原因から誤送信が発生しており、個人情報の管理やセキュリティに対しての厳しい声が寄せられています。

参考記事:デジタル庁、宛先ミスでメール誤送信 「再発防止に努める」としながら2度目の失敗

一般企業が上記のような誤送信をしてしまった事例では、お客様や取引先への謝罪が求められることはもちろん、刑事責任や金銭的な補填を負わなければならなくなったものもあります。

Gmailを使い無料でメールマガジンの配信を行う場合は、このようなリスクがつきまとうことを覚えておきましょう。

GmailでHTMLメールを作成・配信する際のデメリットを解消するには

ここからは、Gmailを使用しHTMLメール(リッチテキストメール)を作成・配信する際に付随するデメリットを解消する方法について解説します。

GASを使う

  • 画像やボタンの配置ができない
  • 効果測定ができない 

上記のデメリットに関しては「Google Apps Script(GAS)」と「Google Analytics」を使い、HTMLを作成することで解消できます。

GASとは、Googleが開発・提供しているプログラミング言語のことで、JavaScriptというWebブラウザ上で動作するプログラミング言語をベースに作成されています。

GASを使ったHTMLメールの作成方法は、以下の記事にて実際の操作画面を元に詳しく解説しています。

関連記事:スプレッドシートでメールの一斉送信を行う方法を画像付きで解説します!

上記の記事では、一斉送信を目的にGASでHTMLを記載していますが、同様のイメージで画像の配置や効果測定と組み合わせたHTMLメールの配信が可能になります。

メール配信システムを使う

メール配信システムとは、メルマガの配信のような大量配信を前提に、メールの作成・配信に便利な機能を提供しているサービスの総称です。

メール配信システムを利用することで、本記事で解説しているデメリットは全て解消した上でHTMLメールの作成と配信が可能になります。

メール配信システムはそれぞれ提供している機能が異なるため、HTMLメールの作成をする場合は「HTMLメールエディタ」を提供しているサービスを選択しなければなりません。

エディタを提供しているサービスの多くは、配信規模や利用する機能ごとに月額プランを組んでおり、運用にコストはかかりますが誤送信への対策も万全です。

以下の画像は、メール配信システムの一つである「ブラストメール」が提供するエディタを使ってHTMLメールを作成した場合のサンプルです。

エディタの使用画面や作成方法については、以下の記事でご紹介しています。

ブラストメールのエディタは直感的な操作で簡単にHTMLメールを作成することができます。

使いやすい配信ツールを探されている方は参考にしてみてください。

関連記事:ブラストメールを使って5分でHTMLメールを作る方法

まとめ

Gmailでは「リッチテキストメール」と呼ばれる、文字の太さや色を変えられる簡易的なHTMLメールの作成が可能です。

無料でデザインができる上に、HTMLに関する知識がなくとも扱えるため、シンプルなテキストのメールよりもデザイン性の高いコンテンツを作成できるでしょう。

しかし、メールマガジンのような集客を目的としたコンテンツの作成には不十分です。

Gmailを使ったHTMLメール(リッチテキストメール)の作成・配信には下記のような課題が発生します。

  • 画像やボタンの配置ができない
  • 効果測定ができない
  • 誤送信のリスクがある

GASやGoogle Analyticsを利用することで、画像の配置や効果測定は可能になりますが、HTMLを自作しなければならないため専門的なスキルが必要です。

HTMLメールを使ったメールの作成・配信を行っている企業の多くは、解説したような課題を克服するために「メール配信システム」を利用しています。

ご紹介したブラストメールは、HTMLメールエディタを無料で利用することができるトライアル期間も設けています。

ブラストメールの無料トライアル詳細

また、ブラストメールを含むその他のメール配信システムについては、以下の記事でランキング形式でご紹介しています。

関連記事:メール配信システム比較20選!機能・料金を徹底比較

GmailでHTMLメールを作成・配信する際の特徴を把握した上で、メール配信システムの利用も検討してみてはいかがでしょう。

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