こんにちは。ブラストメールの森神です。
私はWEBマーケティング担当として広告運用やメディアの運営などをしながら、ブラストメールを使ったメルマガの配信担当をしています。本記事では私の実例を用いながらメルマガ作成のポイントを解説していきます。
メルマガ配信サービスを提供している企業が実際にどのようにしてメルマガを作成しているか気になりませんか? 今回はそのすべてを公開します。 この記事を読んでわかることは以下の3点。
- メルマガの作り方
- 効果が出るメルマガ作成のコツ
- メルマガ作成に使える便利ツール
是非メルマガ配信の参考にしていただければと思います。
それではさっそく、メルマガの作り方を解説していきます。
メルマガの作り方に関しては重要ポイントをコンパクトにまとめて、みんな読んでるメルマガ作り方大全として資料にまとめました。無料でダウンロードいただけますので、あわせてご覧ください。
目次
メルマガの作り方【事前準備】
メルマガの配信には事前準備が欠かせません。ここでは、メルマガを書き始める前に用意すべきもの、決めておくべきことを詳しく解説します。
- メルマガ配信の目的を明確にする
- メルマガの配信ターゲットを決める
- メルマガで配信するコンテンツを作成する
- メルマガ配信リストを確認する
メルマガ配信の目的を明確にする
メルマガ配信において最も大切とも言えるのが目的を明確にすることです。なぜなら、目的によってメールの配信内容や配信方法、見るべき効果が決まってくるからです。
メルマガ配信の目的は次のようなものがあります。
- 既存顧客からの売上増
- 新規顧客の獲得
- ファン化
- 業務連絡 など。
ブラストメールでもメルマガを配信していますが、目的は『 メール配信の価値に気付いてもらい、再度トライアルしてもらうこと 』です。
この記事ではブラストメールのメルマガ配信を例に、メルマガ作成の手順を詳しく解説していきますが、他社の事例やメルマガのトレンドも気になりますよね。
「業界別のメルマガ活用事例を豊富なサンプル付きでご紹介!」の記事でメルマガ活用事例をピックアップしてご紹介していますので、合わせてご覧ください。
メルマガの配信ターゲットを決める
メルマガ配信の目的が明確になれば、次はメルマガを配信するターゲットを決めましょう。
ブラストメールの場合、『 メール配信の価値に気付いてもらい、再度トライアルしてもらうこと 』が目的ですので、過去にブラストメールをトライアルしたことある方がターゲットとなります。
そのため、1度トライアルしていただいた方向けに無料トライアル期間だけでは伝えきれなかった魅力や機能のアップデート情報などをお伝えしています。
そもそも「メルマガで何を配信したらいいかわからない」、「配信するコンテンツがない」という声をよく聞きます。
しかし、メルマガを作るのはコツを覚えると簡単です。以下、私のコンテンツ作成手順をご紹介します。
メルマガで配信するコンテンツを作成する
メルマガ配信の目的とターゲットを決めると、おのずとメルマガ配信内容が決まってきます。例えば上述した、『既存顧客からの売上増』の場合はメルマガ限定のクーポンを発行し売上獲得につなげるなどが考えられます。
また、『ファン化』の場合は継続的にニーズの多いコンテンツを配信し継続的にメルマガを読んでもらう必要があります。
ただし、とにかく読者の求めるものだけを配信すれば良い訳ではありません。それだけだとメルマガの効果は期待できません。
大事なことは、自社の強みを使って、ユーザーの悩みをどう解決できるかを訴求することです。
これをハッキリさせておくと、書くべきコンテンツがより明確になり、今後のコンテンツ作成も楽になります。
そこで、オススメしたい方法が3C分析です。
3C分析とは、事業成功のための要因を外部環境や競合の状況などから導き出すためによく利用されるフレームワークです。3Cの「C」は以下の3点のことを指します。
- Customer(市場・顧客)
- Competitor(競合)
- Company(自社)
3C分析を行うと事業の方向性が見えてきます。
コンテンツ作成時にはメルマガの配信目的と3C分析を照らし合わせ、自社の強みを使ってユーザーの悩みを解決することを意識しましょう。
キーワードのボリュームを確認しユーザーニーズをチェック
私は必ずメルマガ配信のキーワードを設定します。なぜなら、ユーザーのニーズが無い内容のメルマガを配信してもメルマガを読まれず、ユーザーの行動を促すことはできないからです。
私がキーワード調査で実際に使っているツール(無料で使用可能)が、以下の2つです。
- ラッコキーワード
- Ubersuggest
それぞれ使い方を解説します。
ラッコキーワードでキーワードを洗い出す
ラッコキーワードは「Googleサジェスト」、「教えて!goo」、「Yahoo!知恵袋」これらの情報元より関連キーワードを一括取得し、表示するツールです。
例えば「メルマガ」で検索すると下記画像のように、関連キーワードが一覧で表示されます。
この中から、上述した「メルマガ配信の目的」と「3C分析」から出てきた、自社のコンテンツ作成の方向性に合ったキーワードを選びます。
本記事の場合、「メルマガ 作り方」をキーワードとして設定し、記事を作成しています。
『Ubersuggest』で検索の表示回数を調べ、効果的なワードを探す
Ubersuggestはキーワードの検索ボリュームや競合性などを確認できるツールです。
関連キーワード取得ツールから取得したキーワードの検索ボリュームを調べることで、そのキーワードに「どれぐらいのニーズがあるか」を調べます。
例えば、「メルマガ 作り方」で検索すると1か月間で590回検索されているとわかります。
検索ボリュームが極端に少ないと、せっかく良いコンテンツを作成しても「誰にも読まれない」なんてこともあり得ますので、注意しましょう。
そのため、私の場合は検索ボリュームができるだけ100を超えるキーワードを設定するようにしています。
検索上位の記事を確認
キーワードが決まれば次にGoogleやYahoo!などで検索してみます。
上位掲載されている記事はすでにユーザー満足度の高い構成を作っていると考えられます。そのため、上位3~5記事程度の構成を確認し、メルマガの内容に取り入れられそうな要素を探しましょう。
もちろん、丸パクリはNGです。著作権の侵害になる場合もありますし、差別化もできないからです。
上位記事を元に、良質なコンテンツを作成するコツは「あなたの体験や思考」などを記事に加えたり、構成のベースとすることです。
マインドマップを使って整理する
メルマガ配信において重要なことは構成です。ユーザーが読みやすい構成、行動をしたくなるような構成を意識する必要があります。私は構成を考えるとき、必ずマインドマップを使用して整理しています。
使用しているのは『XMind』いうツールです。
本記事を執筆するにあたり、私が作成したマインドマップを載せておくので参考にしてみてください。
関連記事:【XMind初心者必見】XMindの使い方を1からまとめました。
私がメモ帳ではなく、マインドマップを使う理由は以下の3点です。
- 視覚的にわかりやすい
- 思考が広がりやすい
- 入れ替えが自由にできる
通常、メモ帳の場合は上から順に文章を追っていかなければ必要な情報までたどりつきません。それに対して、マインドマップは放射状に広がった地図のようなものであるため、視覚的にパッととらえることができます。
また、放射状に線でつなぎながらマインドマップを作成していくと、関連のある事柄について発想が広がりアイデアが浮かびやすいです。浮かんだアイデアを自由に入れ替え、最適な構成を作れるのもメリットのひとつでしょう。
メルマガ配信リストを確認する
メルマガ配信前は必ずリストの確認と整理をしましょう。
メルマガの使い方によっては特定の地域や特定の人物にだけメールを送信したい場合なども出てくるかと思います。また、メールを送るべきではない相手にメールを送ってしまったというケースをよく耳にします。今の時代、情報漏洩などにも厳しく安全にメール配信を行う必要があります。
1番安心安全なのはグループ設定機能がついているメール配信システムを利用することです。
ブラストメールではグループ設定機能がついており、設定も簡単にできます。メルマガのリスト管理の効率化や正確なメール配信を行いたい場合は利用をお勧めします。
また、「メルマガ配信をしたいユーザーの名刺は持っているものの、リスト化できていない」場合は無料の名刺管理アプリを使って簡単にリスト化することが可能です。詳細は以下の記事で解説しています。
関連記事:名刺情報の活用で売上を伸ばす方法!簡単に始められるメール配信がおすすめ【myBridge×blastmail】
メルマガの作り方【本文作成】
準備が整ったらいよいよ本文の作成です。本文作成の際の手順とコツについてお伝えします。
メルマガのタイトルを決める
メルマガのタイトルは非常に重要です。私は本文よりもタイトルが重要だと思っています。その理由は、メルマガが読まれるかどうかはタイトルで判断されるケースがほとんどだからです。
メルマガにおける魅力的なタイトルの付け方は世界的な企業家 マイケル・マスターソンが提唱した「4U」の原則というものがあります。メルマガに限らずマーケティング手法としてよく紹介されています。4Uの内容は以下のとおりです。
- 1. Useful(有益性)
- 2. Urgent(緊急性)
- 3. Ultra specific(超具体性)
- 4. Unique(独自性)
これらの情報を盛り込むことで、魅力的なタイトルとなり開封率を上げることができます。
他にもタイトルをつけるコツやポイントは幾つもあります。
そこで魅力的なタイトルをつけるコツを資料形式でまとめました。無料でダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。
反対に、メルマガのタイトルにおいてNGなのは下記の2点です。
- タイトルを空白にして送る
- 煽り文句など強すぎる表現を多用する
メールソフト(Outlook)やメールサービスは、それぞれに迷惑メールを判定する独自のフィルタがあります。
その基準の一つとされているのがタイトルや本文内での表現です。「1日で儲かる」「誰でも儲かる」「今すぐキャンペーンに申し込もう」のように不審なメール(迷惑メールで使われることが多い表現)と類似点があるとみなされるタイトルは迷惑メールと判断される可能性があるので気を付けましょう。
実際にブラストメールのメルマガで開封率が高かったタイトルを紹介しましょう。参考にしてみてください。
- あなたのメール配信は大丈夫?BCC配信による情報漏洩の危険性
- メルマガ配信”初心者”向け!メルマガの作り方を徹底解説
- メルマガのネタ切れを防ぐ秘訣とは?週2回配信を継続できます
- セミナー集客にメルマガを使うメリット5つのメリットとは?
- メールの開封率を上げるには?件名を付ける3つのコツ
実は、このランキング上位のタイトルには開封率を上げるための仕掛けがいくつもあります。メール開封率などに関わるメールマーケティングのノウハウは以下の記事ですべて公開していますので、参考にしてください。
関連記事:メールマーケティングの成功手法を徹底解説
メルマガの本文を執筆する
メルマガの構成とタイトルが決まれば80%は完成しています。あとは構成に沿って肉付けしていくのみです。
この時に気を付けるべきことが『宣伝』ばかりにならないことです。
宣伝が多すぎると、ユーザーは飽きてしまい読まなくなってしまう恐れがあります。
また、HTMLメールを使用する場合は画像の挿入や文字色の変更、クリック率を測定したいURLの設置などを行います。
メルマガにおいては本文の内容も重要ですが、装飾も重要となります。メルマガを最後まで読んでもらい、ユーザーの行動を促すためには見た目を意識しましょう。
関連記事:時代に沿わないテキストメルマガ配信はもうNG?HTMLメールを絶対に使うべき3つの理由とは
なお、見た目とは画像などのデザイン面だけではありません。文章そのものが読みやすいことも大切です。段落分けや文字の強調を使って、リズムよいメリハリの付いた文章を作ってみてください。
メルマガの作り方【送信前確認】
メルマガの内容や文章を確認するのはもちろんのこと、その他にも確認ポイントはあります。ミスがあると情報漏洩など大きなトラブルにつながりかねないので注意深く確認しましょう。
以下、特に気を付けるべき点を詳しくお伝えします。
マルチパート配信の設定
最近のメルマガ配信ではHTMLメールが主流となっています。HTMLメールではメールの装飾や効果測定が可能となります。
ただし、ユーザー環境によってはHTMLメールを開けない場合や、正しく表示されないことがあります。そのため、HTMLメールを送る際は必ずマルチパート配信(テキストメールでの配信設定)を行うようにしましょう。
配信解除の設定を確認
メルマガの配信の解除設方法をわかりやすく設定することは「特定電子メール法」で定められています。この法律は、広告・宣伝のために送信する電子メールに該当する法律なので多くのメルマガ配信が該当すると考えて良いでしょう。
私も多くのメルマガを読んでいるのですが、たまに配信解除方法が分かりにくいものがあります。そんなときは不信感を抱き、その企業を信用できなくなってしまいます。メルマガはあくまでユーザーとのコミュニケーションツールです。送信者が一方的に自分の伝えたい情報を伝えるだけではありません。ユーザー目線で考え、ユーザーにとって何が最適かを考えてのメルマガ配信を心がけましょう。
その他にも、メルマガ配信の同意を得ること(オプトイン)、送信者氏名や名称などのメルマガの表示義務のある記載事項などを記載する必要があります。詳細は下記よりご確認ください。
関連記事:メルマガ(メールマガジン)とは?配信の前に覚えておきたい基礎知識について
テスト配信で内容をチェック
メルマガを配信する前に必ずテスト配信を行いましょう。なぜなら、ツール上で作成したメルマガと実際に配信されるメルマガはレイアウトやイメージが異なる可能性があるからです。
テスト配信の際は複数のアドレス、複数のブラウザや端末(PC、スマートフォンなど)での確認を行うのが基本です。
特に最近はスマートフォンでメールを読む人も増えていますので、スマートフォンでレイアウトの崩れがないかは必ず確認するようにしましょう。
メルマガの作り方【効果測定】
多くの場合、メルマガは送って終わりではありません。メルマガ配信の目的は、既存顧客からの売上増やファン化であるケースがほとんどです。そのため、効果測定機能を活用することが重要となります。チェックすべき数値はメール開封率とリンククリック率です。下記にて詳しく説明します。
メール開封率を上げることは最優先
メルマガは見られてなんぼです。どれだけ素晴らしい内容のメールを送っても開封されなければ意味がありません。そのため、最優先で考えるべきなのが開封率になります。
開封率に影響する要素はどのようなものがあるのでしょうか。一般的には下記の4つが大きく影響していると考えられます。
-
メール到達率
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メールタイトル
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配信時間や曜日
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メール到達率
メールを大量に送信しようとするとスパムメールなどと間違えられ、迷惑メールと判定されるケースがあります。そうなると、迷惑メールフォルダに振り分けられたり、メール自体が届かないなんてことも起こり得ます。そもそもメールが届いてないとなると開封率以前の話になるので、メール配信システムを使うなど、既存のメール配信システムを変更する必要があります。
メールタイトル
メールを開封するかどうかは1秒程度で判断されると言われています。そのため、タイトルが魅力的でないとメルマガを読んでもらうことすらできません。メルマガの本文を執筆して満足するのではなく、タイトルにこそ最大限パワーを注ぎ込みましょう。
タイトル作成時のポイントについては下記の6つがおすすめです。
これらのポイントを用いて、魅力的なタイトルを作成しましょう。
また、メールのタイトルは20~25文字前後にまとめると開封率が上がりやすいです。
タイトルが長すぎても最後まで読まれることは少なく、スマートフォンの場合はタイトルが長いとファーストビューを圧迫してしまいます。
メールを開封後、スクロールをせずに表示される部分のこと
配信時間や曜日
メールの配信相手によっていつメールを配信すべきかが変わってきます。例えば、BtoBのメルマガの場合、休日にメール配信を行っても開封率が低いことが予想されます。
一般的にはメール開封率が高いのは火曜日の午後と言われています。ただし、あなたのメルマガ配信ユーザーに当てはまるとは限りません。曜日や時間を変えて何度かメールを配信し、最適なメール配信のタイミングを見極めましょう。
上記はブラストメールがハウスリスト宛に配信したメルマガ結果を集計したものです。
各曜日毎に開封率・反応率・CV率(無料ウェビナー)の数値を算出したところ、週中の火曜日・水曜日が最もいい結果でした。
一方で週初めの月曜日は数値が良くなかったので、あまりおすすめできません。
リンククリック率でユーザーの心を捉える
リンクのクリック率はユーザーの心の動きです。興味のある内容であればクリックされますし、興味がなければクリックされることはありません。そのため、様々なパターンを試すことが重要となります。
また、リンクの置き方や見せ方などによってもクリック率が変わってくる場合があります。ABテストを行い最適なリンク掲載方法を見つけましょう。
メルマガの効果測定はGoogleアナリティクスと連携して分析することも可能です。以下の記事にて詳しく解説しています。
関連記事:メルマガの効果をGoogleアナリティクスで分析する方法
さらに、メルマガの効果測定を行う場合のポイントや成果PDCAの回し方などは以下の資料でまとめていますので、併せてご覧ください。
メルマガ配信のコツ
メルマガ配信について、以下の3つの悩みをよく聞きます。
- メルマガが続かない
- メルマガのネタがない
- 効果があるのかわからない
これらの悩みを解決するためのコツをお伝えしていきます。
メルマガの継続方法
メルマガが継続できない理由の多くは「忙しくて手が回らない」からです。多くの人はメルマガ作成に時間をかけすぎているように感じています。
ブラストメールでも毎週メルマガを配信していますが、メルマガにかける時間は全部で30分程度です。その秘訣は以下の3つです。
テンプレートを使う
ブラストメールのHTMLエディタを使うと、自分で作ったメルマガをテンプレートとして保存することができます。
メルマガ配信をする度にデザインを考えていては時間がかかりすぎてしまいますよね。
配信内容によってテンプレートを1~3つ程度用意しておけば、毎回のメルマガ作成時間を短縮することができます。
常にネタをストックしておく
メルマガを各段階でネタを考えるのはNGです。メルマガ作成において最も時間がかかるのが「ネタ探し」になります。
日ごろから意識的にインプットをし、どんどんネタをストックしておきましょう。
そうすれば、ネタ切れになることはなく、ネタを考える時間を使わずにサクッとメルマガ配信をすることができます。
ネタの集め方に関しては後述します。
メルマガを書く時間を決めておく
メルマガ配信をメイン業務としている人は多くないと思います。他の業務をしながら「ついでに」メルマガ配信をする人がほとんどです。
そのため、空いた時間でメルマガを書こうとする人が多いです。しかし、これではなかなかメルマガを書くことはできません。
仕事をしていて暇な人はほとんどいませんし、後回しにすると結局やらずに終わるケースが多いです。
解決方法は、メルマガを書く時間を決めることです。
私の場合は自分のスケジュールに「メルマガ執筆時間」を登録していて、その時間は他の何よりもメルマガ作成を優先して行います。
メルマガのネタ探し
メルマガのネタ探しに最適なツールはTwitterです。日ごろからTwitterで発信していると、イイネの数やリツイートの数でユーザーが興味のあるネタがわかります。
また、タイムラインを見ると様々な情報がながれています。メルマガのネタにすることを前提にタイムラインを見ていると、ネタはたくさん転がっています。
ただ情報を眺めているだけだと意味はありませんが、アウトプット前提のインプットをすると自分の欲しい情報がどんどん集まってきます。
集めた情報と自信が提供している商品やサービスを関連付けることで、メルマガネタの完成です。
その他にメルマガのネタとして使いやすいのは下記の4つです。
- 自社のブログやコラム
- 製品のアップデートやお役立ち情報
- イベントやセミナーの告知
- クライアントの導入事例
自分たちが当たり前と感じていることでも、ユーザーにとっては有益な情報の可能性があります。不安な場合は上述したTwitterでフォロワーの反応を見てからメルマガネタにするようにしましょう!
メルマガ配信にはメール配信システムがおすすめ
メルマガのような大規模なメール送信を行う際は「メール配信システム」の利用をおすすめします。ここでは、メール配信システムのメリットについて説明します。
メール配信システムを使うメリット
メール配信システムには様々なメリットがあります。ここではメール配信サービスを使ってメルマガを送るメリットを紹介します。
大量のメールを一度に効率的に送信できる
メール配信システムは多くの場合、大量送信に適したサーバーを使用しているので、一度に大量のメールを送ることができます。また、有料サービスの場合、送信通数やアドレス数に応じて料金が設定されているので、自分に合ったシステムを導入すれば、低価格で大量のメール配信が可能です。
特にブラストメールは、アドレス数に応じた料金プランなので、配信数の少ないメルマガ初心者にもお得に使えるサービスです。
配信の分析ができる
メール配信システムは多くの場合、到達率や開封率、クリック率といった指標の分析が可能です。
特にメルマガを送りたい場合、施策の効果測定は必須です。通常のメーラーを使った一斉送信ではどれだけ届いたか、何人が開封したか、といったデータが全く取れません。
メルマガを送りたい人にはメール配信システムの利用を強くお勧めします。
セキュリティ上のリスクを抑えられる
メール配信システムには迷惑メール防止機能やエラー回避などセキュリティに特化した機能が備わっています。また、誤送信やCC/BCC間違いといった人的エラーから生じる情報漏洩といったリスクも最小限に抑えられます。
メール配信システムの選び方
メール配信システムには多様なサービスがあるので、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
ここでは、メール配信システムを選ぶ時のポイントについて解説します。
配信規模と料金プラン
メール配信システムは、配信規模によって最適な料金プランが異なります。少量のメールであれば無料プランでも十分ですが、配信リストが増えたり、頻繁にメールを送信する場合は有料プランをお勧めします。
機能の充実度
メール配信システムには、セグメント機能や効果測定など、様々な付加機能が用意されています。必要な機能が揃っているか確認しましょう。
また、不必要な機能がついていることで、金額が高くなっているケースもあります。本当に自社で必要な機能は何かを考えたうえで、必要最低限のプランを選ぶことをおすすめします。
使いやすさ
メルマガ初心者の場合、いきなり高度なデザインの入ったメールを0から作成するのは非常に難易度が高いです。また、管理画面の見やすさも、メルマガの運用をしていく上では非常に大切です。
無料トライアルやFreeプランを提供しているサービスは、実際に使ってみることができるので、自分に合ったサービスを探すのに役立つでしょう。
配信先の安全性と到達率
到達率も非常に重要です。SPF(Sender Policy Framework)やDKIM(DomainKeys Identified Mail)といった、メールの正当性を保証するための認証プロトコルに対応していないと、メールがスパム扱いされる可能性が高くなります。
特にGmailは送信者ガイドラインもアップデートされているので、これらの対策がなされているシステムを選ぶのは必須といえるでしょう。
関連記事:【解決策】2024年2月よりGmailガイドラインが変更!1日5000件以上の配信は対応必須!
サポート体制
メールの一斉送信は個人情報を扱う非常にデリケートな領域なので、万が一の際のサポート体制は非常に重要です。特にチャットサポートや電話サポートといった、リアルタイムのサポートが提供されているか、日本語でのサポートがあるかは重要なチェックポイントになりえるでしょう。
メルマガ配信するならブラストメール(blastmail)
ブラストメールは、14年連続で顧客導入シェア1位を獲得している信頼性の高いメール配信システムです。さまざまな業種や官公庁でも利用されており、定番のメール配信システムとして広く知られています。
効果測定機能はもちろん、セグメント配信や豊富なテンプレート、HTMLメールエディタなど、基本的な機能はすべて揃っています。最も安いプランなら、月額4,000円で導入することができます。
また、配信速度が高く、到達率が非常に高い点も魅力です。
「まずはメルマガをやってみたい」「たくさん機能があっても使いこなせない」といった方にはブラストメールがおすすめです。
無料トライアルも用意されているので、まずは試してみることをお勧めします。
メルマガの作り方まとめ
ここまでメルマガの作り方に関して事例を交え説明しましたが、いかがでしたでしょうか。メルマガ作成のイメージはできましたか?
メルマガは配信して終わりではありません。メルマガを読んだユーザーがどういう行動をするかが重要となります。そのためには、配信内容の設計から効果測定、そしてその内容を元に次のコンテンツをつくるといったPDCAを回すようにしましょう。
そしてその際に必ず忘れてはいけないのが、『ユーザー目線』です。ユーザーがメルマガを受け取ったときどんな気持ちになるのか、どんなコンテンツを配信すれば喜んでくれるのか、それを前提にメルマガ配信を行いましょう。
最後に、メルマガ配信において最も重要なことをお伝えします。
それは、「送ったメールが届くこと」です。通常のメーラーを使用してBCCで大量のメールを配信すると、迷惑メール業者と判断され、受信側のキャリアからブロックされ、メールが届かない可能性があります。
「大量のメールアドレスに対してメールを一斉送信する」この行為自体がスパムととられやすい行為なのです。
メール配信サービス「ブラストメール」の高速配信サーバーには複数のIPアドレスを設置しているため、ひとつのIPアドレスからのメール配信でキャリアブロックを受けても他のIPアドレスから配信を行うことができます。
メルマガ配信を行う場合はメール配信サービスの利用をお勧めします。メール配信サービスについてより詳しく知りたい場合は下記記事をご覧ください。
また、今回ご紹介した「メルマガの作り方」については動画でも解説をしています。ご興味ある方は下記よりご確認ください。