メール配信での個人情報漏洩リスクと配信遅延を防ぐブラストメール

bccで送ったメールは、本当にメールアドレスが相手にバレないの?

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2024.07.25 メール配信

こんにちは。ブラストメールWEBマーケティング担当の森神です!

メール一斉送信の定番と言えば、bccでの送信ですよね。もしくは、自分の上司をbccに入れて、メールのチェックを依頼する場合もあるかと思います。

私は新入社員時代(6年ほど前)にbccに上司を入れることを義務付けられていました。しかし、謝罪メールなどの見られたくないメールはこっそりbccに入れませんでした。(笑) 今となってはいい思い出です。

ところで、bccで送ったメールは本当に送信相手にメールアドレスはバレないのでしょうか?例えば『ITに詳しい人が見たら分かってしまう』といったことであれば心配です

そんな疑問は、弊社メール技術者に聞いてみましょう! さあ、はたしてbccのメールは専門家が見れば解読できるのでしょうか??

なお、安全に一斉送信をする方法を知りたい方は「安全に一斉送信を行う方法をご紹介!ブラストメールを使った一斉送信方法を解説します!」の記事で手順を画像付きで解説していますので合わせてご覧ください。

メール配信のプロに聞いてみた!

本当にbccメールが安全なのかを解明すべく、今回はブラストメールで開発担当をしている上原にインタビューしてみました。

bccのメールを見分ける方法はある?

森神:bccって普通は送信相手にばれないと思うのですが、技術者の方から見てもbccのメールはバレないと言えるのでしょうか?

上原:はい、bccでの宛先はメール受信者側では判別することはできません。

森神:なるほど。それは安心しました!

森神:ちなみに、技術的にbccメールはどういう仕組みになっているのでしょうか?

上原:bccの宛先はメールサーバー同士の通信上でしかやりとりされません。メール送信においてはSMTPというプロトコルを使用しており、メールのヘッダーなどにその情報が記載されることはありません。

森神:すみません、全く理解が追いついておりません。もう少しカンタンに言うと、どういったことになりますか?

上原:簡潔に言うと「メールの宛先情報がメール本体に載ることはないので、送信相手にbccの宛先を判別されることない」となります。

bccは「バレる・バレない」以外にも大きな問題がある?

森神:なるほど!! なんとなく理解できました。であれば、bccメールを使っても安心ですね!

上原:はい、共有、もしくは一斉送信先のメールアドレスを秘匿にして送るということ「だけ」でしたら、bccを使うことは問題にはなりません。

森神:といいますと?

上原:bccでのメール送信は相手にメールアドレスも分からないし、便利な機能ではあるのですが、実は一斉送信には向いた機能ではないのです。

森神:一斉送信するときにbccは便利、という理解でいたのですが違うのでしょうか?

上原少人数に送る分には問題ないですが、例えば100人以上に送るとなると、bccでのメールは届かない方が多い、と捉えた方が良いかと思います。

上原:とくにキャリア(au、docomo、softbank)やフリーアドレス(Gmail、yahoo!)宛てに一斉送信をした場合、キャリア側にブロックされて、全員に届けるのはかなり難しいです。

bccで一斉送信しても良いケースと、そうでないケースは?

森神:メールを一斉配信するって、難しいことなのですね。お恥ずかしながら初めて知りました。

上原:いえいえ、一斉配信の難しさは、ほとんどの方が知らないことだと思いますので、全然恥じることはないですよ。

森神:ちなみに、「bccの一斉配信はおすすめしない」とのことですが、bccで配信しても問題ないケースってあるのでしょうか?

上原:いくつかあると思います。そうですね、たとえば「宛先にキャリアメールを含んでも、少人数に送る場合」や「社内向けに同一ドメイン間でメールを送る」など。

上原:あとは、これは極論ですが「届かなくても支障がないメール」であれば、bccで一斉送信しても全く問題ないかと思います。

森神:届かなくても支障のないメール、そんなメールってあるのでしょうか?

上原:私が知る限り ― 、思いつきません。

森神:ですよね。

一斉送信に専用のサービスを使っている事例について

森神:色々と伺いましたが、相手にアドレスがばれずに、全然メールが届かない事態を防ぐ方法はあるのでしょうか?

上原:有効な手段はあります。

森神:どういった方法で送ったら良いのでしょうか?

上原:ずばり、配信専用のサービスを使う方法です。一般的には「メール配信サービス」と呼ばれるサービスです。

森神:なるほど。ちなみにbccではなくメール配信サービスを使っている事例って、どんなものがありますかね? いつもbccで送っているメールをメール配信サービスに切り替えるか、考える判断材料になるかと思いまして。

上原:たしかに、送られたきたメールが一斉送信サービスで送られたかどうか、受け手側からは分からないですよね。沢山ありますが、弊社の導入事例からよくあるケースを下にまとめました。

bccではなく専用配信サービスを使っている事例
  • 学校の連絡網
  • 暑中見舞いメール
  • 年賀状メール
  • バレンタイン、ホワイトデーのキャンペーンメール
  • セールスメール
  • サンクスレター
  • イベントの集客
  • メールマガジン
  • オフィス移転のお知らせ
  • ECサイトの顧客向け販促メール
  • 出勤情報メール
  • 顧客へのお知らせメール
  • 不動産紹介メール
  • 休眠顧客の掘り起こしメール
  • 会員向けの一斉メール
  • 緊急連絡メール
  • 安否確認メール など

森神:ありがとうございます。かなり色々な用途でメール配信サービスが使われているのですね。配信メールの内容が、このリストに該当していたらbccではなく、一斉配信を検討した方が良い、という目安になりますね!

上原:そういうことになりますね。少人数に送る用途以外では、bccではなくメール配信サービスが無難かと思います。

bccで送ったことで情報漏洩になったケースが多いのは本当か?

森神:上原さん、詳しいお話ありがとうございました。最後に1点、bccの配信で一番気になることについて質問させてください。

上原:なんでしょうか。

森神:よく、ニュースを見ていると「一斉メール配信によるメールアドレス漏洩」が取り上げられてることがあります。あれって、bccが関係しているのでしょうか?

森神:冒頭のお話で、結論として「bccは相手にバレない」と教えて頂きましたが、情報漏洩は起っています。それはなぜなのでしょうか?

上原:鋭い指摘ですね。答えを言うと、最初のご説明した通りbccの機能には問題ないのですが、実は情報漏洩の主な理由は人的ミス、ヒューマンエラーなのです。つまり、操作ミスでうっかり一斉送信のメールアドレスをToやccに入れてしまうことが原因となっているのです。

森神:えっ、そうなのですか!? 漏洩事件を起こしたとニュースで放映されていた企業の多くは、テレビCMでも良く聞く大手企業ばかりだったので、セキュリティ対策は万全だと思っておりました。なので、てっきりシステムのエラーなのかと。

上原:残念ながら、どんな大手企業であっても人的ミスは起ってしまうものです。なので、どうやって事故を事前に防ぐかがセキュリティ対策としては大切になります。

上原:先ほどメール配信サービスは、メールを届けやすいツールとしてご説明しましたが、情報漏洩を防ぐ用途でもお使いいただくことができます。メール配信サービスなら、全てのメールは秘匿となるため、BCCに入れるといった作業なしに安全にメールを送ることができます。

森神:大きなセキュリティ事故を起こす前に、予防措置を確保しておくのが大切なのですね。個人情報について厳しくなっている昨今では、個人情報の漏洩は企業にとって信用を大きく失い、今後のビジネスに大きな影響を与えかねませんし、情報漏洩の対策はしっかりしておくべきだと改めて気付けました。

安全にメールを配信するなら、メール配信サービスが安心

bccでの一斉送信は、相手にアドレスがバレることはありません。しかし、その副作用として幾つかのリスクがある機能でもあるのです。

「届けたいメールが届かない」に始まり、操作を少し誤るだけで誰でも簡単に情報漏洩をしてしまう可能性もあります。そのため、送り先が少数であっても、bccでのメール送信は慎重に行いましょう。

もしbcc送信をする場合は「チェックリストを作成する」「上司にダブルチェックをお願いする」など、複数の目で確認することが重要となります。

また、一斉配信に特化した「メール配信システム」を使うのもひとつの手です。メール配信システムならメールアドレス漏洩のリスクなく、安全にメールを配信することができます。

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