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メルマガが「届かない」「読まれない」原因を徹底解説!専門家がチェックポイントを紹介します。

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2025.08.06 メール不達

「せっかく送ったメルマガが、なぜか開封率が低い…」

「お客様に届けたい情報が、なかなか読まれない…」

こんなお悩み、あなたも抱えていませんか?

メールマーケティングにおいて、開封率は施策の成否を測る重要な指標です。もしあなたのメールの開封率が40%を下回っているなら、それはメールが「届いていない」か「読まれていない」かのどちらか、あるいはその両方に問題があるサインかもしれません。

この記事では、あなたのメールがお客様に確実に届き、読まれるようになるための問題解決フローを具体的に解説します。開封率40%超えを目指し、あなたのメールマーケティングを成功に導きましょう。

なぜメールは届かない・読まれない?開封率低下の主な原因

開封率が低い原因は多岐にわたりますが、大きく分けて「メール到達率の問題」「メールコンテンツの問題」の二つが考えられます。

メールが「届いていない」可能性

どんなに魅力的な件名や本文を作成しても、そもそもお客様の受信ボックスにメールが届かなければ、読まれることはありません。これは「メール到達率」の問題です。

  • 送信元の信頼性低下:あなたの送信ドメインやIPアドレスのレピュテーション(信頼性)が低い場合、メールは迷惑メールフォルダに振り分けられたり、受信拒否されたりします。特に共有IPアドレスを利用している場合は、他の利用者の影響を受けることもあります。
  • メール認証の不備:SPF、DKIM、DMARCなどのメール認証が適切に設定されていないと、「なりすましメール」と判断され、メールが届きにくくなります。
  • リストの不健全化:古くなったメールアドレスや存在しないアドレス(バウンスメール)が含まれるリストへの配信は、送信ドメインの評価を著しく低下させます。また、スパムトラップへの配信は致命的です。

関連記事:メール配信の到達率を上げるには?到達率を上げる5つの対策をわかりやすくご紹介します!

メールが「読まれていない」可能性

メールは届いているものの、お客様に開かれていない場合は、「メールコンテンツ」に問題がある可能性が高いです。

  • 件名の魅力不足:件名が読者の興味を引かない、あるいは迷惑メールと誤認されやすい内容だと、開封してもらえません。
  • 送信タイミングのずれ:読者がメールを確認しやすい時間帯に送られていない場合、他のメールに埋もれてしまい、見過ごされることがあります。
  • パーソナライズ不足:全ての人に同じメールを送る一斉送信だけでは、読者それぞれのニーズに合致せず、関心を持ってもらえない可能性があります。 

関連記事:メルマガの開封率を知るにはどうすれば良い? 開封率を上げる7つの方法!

開封率を上げるにはココから!問題解決の3ステップ

あなたのメールの開封率が40%を下回っている場合、以下のステップで問題の原因を特定し、改善策を講じましょう。

ステップ1:メール到達の「健康診断」!送信元評価をチェック

まず最初に行うべきは、あなたのメールがお客様に届いているかどうか、その「到達率」に関わる問題の診断です。以下のツールを使用して、あなたの送信ドメインやIPアドレスの「健康状態」を確認しましょう。

Google Postmaster Tools

Googleが提供する無料ツールで、あなたの送信ドメインのレピュテーション、迷惑メール率、配信エラーなどを確認できます。ドメイン評価が”低”もしくは”悪い”の場合、改善が必要です。

関連記事:Postmaster Toolsの使い方。Gmailにメールを到達させる施策も解説します!

Spamhausなどブラックリスト提供サイト

あなたのIPアドレスやドメインがブラックリストに登録されていないかを確認します。もし登録されている場合は、迅速な対応が求められます。

関連記事:SPAMHAUSの解除申請方法をわかりやすく解説!ブラックリストに登録されてしまう原因とは?

これらのツールで、送信ドメインの評価が「10以上」(良好)であるか、IPアドレスがブラックリストに載っていないかを確認してください。ここに問題がある場合、まずはその解決が最優先です。

ステップ2:メール認証の「身分証明書」を確認・設定する

ステップ1で送信元の評価に問題があった場合、あるいはさらに到達率を高めたい場合、メール認証設定の確認と徹底が不可欠です。

SPF、DKIM、DMARCは、あなたのメールが「なりすまし」ではないことを証明するための「身分証明書」です。これらが正しく設定されていないと、受信プロバイダーはメールの信頼性を疑い、迷惑メールとして扱ってしまいます。

  • SPF:送信元のIPアドレスが正規のものであることを証明。
  • DKIM:メールの内容が改ざんされていないことを証明するデジタル署名
  • DMARC:SPFとDKIMの認証結果に基づき、認証失敗時のメールの扱いを指示し、レポートを受け取る

これらは専門知識が必要な設定ですが、あなたのメール到達率を飛躍的に向上させるために必須です。社内に担当者がいない場合は、WEBサイトを作ってくれたITベンダーなどに外注してでも必ず設定しましょう。

関連記事:【メールの身分証】SPF・DKIM・DMARCで「なりすまし」を防ぎ、メールを確実に届ける方法

ステップ3:開封しないユーザーへの対策とコンテンツの最適化テスト

ステップ1とステップ2でメール到達率の問題が解決され、メールがお客様の受信ボックスに届いているにもかかわらず開封率が低い場合は、メールコンテンツ自体に改善の余地があります。

開封しないユーザーへの対策

開封率を向上させるには、開封しないユーザーに送り続けることをやめるという視点も非常に重要です。

継続的に開封しないユーザーへの配信を停止することで、全体の開封率は自然と向上します。これは、あなたのドメイン評価の向上にもつながり、総じてメールマーケティングを成功に導くための大切なステップです。

件名のテストと改善

開封率に最も大きな影響を与えるのが件名です。

  • A・Bテストの実施:複数の件名パターンを作成し、どちらがより高い開封率を得られるかテストしましょう。
  • 具体的かつ簡潔に:メールの内容が一目でわかるように、過度な強調表現やNGワードを避け、具体的なメリットや数字を含める工夫をしましょう。
  • パーソナライズ:読者の名前を挿入するなど、パーソナライズされた件名は開封率を高める傾向があります。

本文のテストと改善

開封後の読者の行動(クリックやコンバージョン)に影響します。

  • テキストと画像のバランス:HTMLメールの場合、画像比率が高すぎると迷惑メールと判断されやすくなります。テキストが60%以上を占めるように意識しましょう。
  • 読みやすさ:短文を多用し、箇条書きや太字、記号(【】、◆、●、→)を活用して、視覚的に分かりやすい本文を作成しましょう。
  • CTAの明確化:読者に次に何をしてほしいのか(資料請求、商品購入など)を明確に伝え、リンクを分かりやすく配置しましょう。

送信タイミングのテストと改善

読者がメールを開封しやすい時間帯は、業種やターゲットによって異なります。

曜日や時間帯を変えてメールを配信し、最も開封率が高いタイミングを見つけ出しましょう。

例えば、ビジネスパーソン向けなら通勤時間帯や業務開始直後、主婦層なら土曜日のお昼前など、ターゲット層の生活パターンに合わせた時間帯を仮説立ててテストしましょう。

メールマーケティングならメール配信システムの導入が必須

メールマガジンなど定期的に大規模なメール送信を行う際は「メール配信システム」の利用をおすすめします。ここでは、メール配信システムのメリットについて説明します。

宛先リストの管理が容易

メール配信システムにはセグメント配信機能がついていることが多く、送信先を容易に調整できます。Gmailなどのメーラーでも可能ではありますが、誤送信等のリスクがあるので、あまりおすすめのやり方ではありません。

大量のメールを一度に効率的に送信できる

メール配信システムは多くの場合、大量送信に適したサーバーを使用しているので、一度に大量のメールを送ることができます。また、有料サービスの場合、送信通数やアドレス数に応じて料金が設定されているので、自分に合ったシステムを導入すれば、低価格で大量のメール配信が可能です。

特にブラストメールは、アドレス数に応じた料金プランなので、配信数の少ないメルマガ初心者にもお得に使えるサービスです。

HTMLメールを知識なしで作成できるエディタがある

メール配信をマーケティング目的で行う場合、HTMLメールの利用は必須です。

メール配信システムにはHTMLメールを知識なしで直感的に操作できる「エディタ」やあらかじめ構成が組まれている「テンプレート」といった機能が備わっています。

エディタの使いやすさはシステムによってさまざまなので、必ず無料トライアルなどで操作感を試してから選びましょう。

スパムフィルタ対策が充実している

メール配信システムにはドメイン認証などセキュリティに特化した機能が備わっています。また、信頼度の高いIPアドレスを保有していることも多く、通常のメーラーで配信を行うよりも到達率が高くなります。

セキュリティ上のリスクを抑えられる

誤送信やCC/BCC間違いといった人的エラーから生じる情報漏洩といったリスクも最小限に抑えられます。

配信の分析ができる

メール配信システムは多くの場合、到達率や開封率、クリック率といった指標の分析が可能です。

特にメルマガを送りたい場合、施策の効果測定は必須です。通常のメーラーを使った一斉送信ではどれだけ届いたか、何人が開封したか、といったデータが全く取れません。

メルマガを送りたい人にはメール配信システムの利用を強くお勧めします。

参考記事:メール配信システムおすすめ比較25選!専門家が図解とランキング形式で解説

メール配信システムの選び方

メール配信システムには多様なサービスがあるので、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

ここでは、メール配信システムを選ぶ時のポイントについて解説します。

配信規模と料金プラン

メール配信システムは、配信規模によって最適な料金プランが異なります。少量のメールであれば無料プランでも十分ですが、配信リストが増えたり、頻繁にメールを送信する場合は有料プランをお勧めします。

配信先の安全性と到達率

到達率も非常に重要です。SPF(Sender Policy Framework)やDKIM(DomainKeys Identified Mail)といった、メールの正当性を保証するための認証プロトコルに対応していないと、メールがスパム扱いされる可能性が高くなります。

特にGmailは送信者ガイドラインもアップデートされているので、これらの対策がなされているシステムを選ぶのは必須といえるでしょう。

関連記事:【解決策】2024年2月よりGmailガイドラインが変更!1日5000件以上の配信は対応必須!

サポート体制

メールの一斉送信は個人情報を扱う非常にデリケートな領域なので、万が一の際のサポート体制は非常に重要です。特にチャットサポートや電話サポートといった、リアルタイムのサポートが提供されているか、日本語でのサポートがあるかは重要なチェックポイントになりえるでしょう。

機能の充実度

メール配信システムには、セグメント機能や効果測定など、様々な付加機能が用意されています。必要な機能が揃っているか確認しましょう。

また、不必要な機能がついていることで、金額が高くなっているケースもあります。本当に自社で必要な機能は何かを考えたうえで、必要最低限のプランを選ぶことをおすすめします。

使いやすさ

メルマガ初心者の場合、いきなり高度なデザインの入ったメールを0から作成するのは非常に難易度が高いです。また、管理画面の見やすさも、メルマガの運用をしていく上では非常に大切です。

無料トライアルやFreeプランを提供しているサービスは、実際に使ってみることができるので、自分に合ったサービスを探すのに役立つでしょう。

メールマーケティングを行うならブラストメール(blastmail)

ブラストメールのキャッチ画像

ブラストメールは、14年連続で顧客導入シェア1位を獲得している信頼性の高いメール配信システムです。さまざまな業種や官公庁でも利用されており、定番のメール配信システムとして広く知られています。

HTMLメールエディタはもちろん、セグメント配信や豊富なテンプレート、迷惑メール判定対策機能など、メールマーケティングに必要な基本的な機能はすべて揃っています。最も安いプランなら、月額4,000円で導入することができます。

また、配信速度が高く、到達率が非常に高い点も魅力です。

「とりあえずメールマーケティングを始めたい」「たくさん機能があっても使いこなせない」「メールマーケティングにかかっている工数を減らしたい」といった方にはブラストメールがおすすめです。

無料トライアルも用意されているので、まずは試してみることをお勧めします。

【まとめ】継続的な改善で開封率40%超えを目指す

メール開封率の向上は、一度やれば終わりではありません。市場の変化や読者のニーズに合わせて、常にPDCAサイクルを回し、改善を続けることが重要です。
あなたのメールが「届かない・読まれない」という課題を解決するために、以下の問題解決フローを実践しましょう。

  • ステップ1:Google Postmaster ToolsやSpamhausで送信元のドメイン評価とIPアドレスの健全性をチェックする。
  • ステップ2:SPF、DKIM、DMARCなどのメール認証設定が適切かを確認し、必要であれば外注してでも設定する。
  • ステップ3:開封しないユーザーへの対策を含め、件名、本文、送信タイミングをA・Bテストなどで継続的に最適化する。

これらの対策を地道に実行することで、あなたのメールは着実に受信ボックスに届き、開封率40%超えという目標を達成できるはずです。お客様との大切なコミュニケーションツールであるメールを最大限に活用し、メールマーケティングの成果を向上させましょう。

この記事の監修者

株式会社プリモポスト 取締役
メール到達 エバンジェリスト
日吉 浩之
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2006年より一貫してメール配信の最前線に携わり、業界歴19年の経験を持つ。
メールマーケティングの成功を左右する「開封率向上」と「確実なメール到達」を二大テーマとし、そのための本質的な要素を追求。
世界の最新情報と最先端テクノロジーをいち早く日本に導入し、常に進化するメール環境下で、企業さまのデジタルコミュニケーションを最適化する道を拓いています。
メール到達のスペシャリストとして、複雑な課題を解決し、お客さまのビジネスを次なるステージへ導きます。

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