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【届かない原因はコレかも?】メール件名・本文で避けるべきNGワードと最適化術

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2025.08.06 メール不達

「せっかく作ったメールが迷惑メールフォルダに入ってしまう…」

「お客様に届けたい情報が、なぜか読まれていない…」

こんな悩み、抱えていませんか?

実は、あなたのメールがお客様の受信ボックスに届くかどうかは、送信元のIPアドレスやドメインの信頼性だけでなく、件名や本文の内容によっても大きく左右されます。
どんなに送信元が健全でも、メールの内容が受信プロバイダーに「怪しい」と判断されれば、迷惑メールとして扱われてしまう可能性があるのです。

この記事では、あなたのメールがお客様に確実に届くようにするために、件名や本文で避けるべきNGワードや表現、そしてメール到達率を上げるための最適化術を徹底解説します。

健全なメールでもなぜ?件名と本文がメール到達に影響する理由

送信元が問題なくてもメールが届かないのは、受信プロバイダーが件名や本文の内容も厳しくチェックしているからです。

健全なメールがスパムフィルタにかかってしまう原因のうち、DKIMやSPFといったテクニカル領域以外のものは主に以下の2点です。

迷惑メールと誤認される

受信プロバイダーは、フィッシング詐欺や悪質な迷惑メールからユーザーを守るため、常に新しい迷惑メールの手口を分析しています。

そのため、迷惑メールによく見られるキーワードや表現、不自然なURLの記載などがあると、たとえ有益なメールであっても自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられたり、ブロックされたりするリスクが高まります。

健全なユーザーの行動を促せていない

受信プロバイダーは、単に迷惑メールを排除するだけでなく、ユーザーにとって価値のあるメールを優先的に届けることを目指しています。

そのため、件名や本文がユーザーにとって魅力的であり、開封やクリックといったポジティブなエンゲージメントを促す内容であるかどうかも、メール到達率に影響を与える要素となりつつあります。

【避けるべき!】迷惑メール判定されやすい件名・本文のNGワードと特徴

ここからは、あなたのメールが迷惑メールと判断されやすくなる具体的なNGワードや特徴について見ていきましょう。

件名で避けるべきNGワードと表現

件名は、受信者が最初に目にする部分であり、開封率だけでなくメール到達率にも大きく影響します。特に注意すべきは以下の点です。

過度な強調表現と煽り文句

「無料!」「当選!」「今すぐ!」などの煽り文句や、過剰な記号(!? !?)の乱用は、スパムメールによく見られる特徴です。必要以上の装飾も避けるべきです。

金銭や健康に関する直接的な表現

「儲かる」「高収入」「借金」「増毛」「痩身」など、特定の商材やサービスを想起させるキーワードは、規制対象となることが多く警戒されやすい傾向があります。

不自然なスペースや記号による文字装飾

「メ_ル_マ_ガ_ジン」のように、文字と文字の間に不要な記号を挿入する手法は、システムによる検出を回避しようとする迷惑メールの手口と判断されます。

絵文字の多用

ビジネスメールでは避けるべきですが、特に件名での過度な絵文字の使用も、迷惑メールと認識される一因となることがあります。

本文で避けるべきNGワードと特徴

本文もまた、メール到達率を左右する重要な要素です。件名と合わせて、以下の点に注意しましょう。

不自然なURL

短縮URLの多用や、無関係なドメインへのリンク、隠されたリンクなどは、フィッシング詐欺を疑われる原因となります。リンクの数が多すぎるのも、スパムと判断される要因です。

画像を大量に使用する

テキストが少なく画像ばかりのHTMLメールは、迷惑メールと判断されやすい傾向があります。これは、迷惑メール業者が画像を多用してテキスト解析を逃れようとするためです。テキストと画像のバランスを意識しましょう。

特定のキーワードの多用

件名と同様に、金銭や健康、当選といったキーワードの過度な繰り返しは、警戒対象となります。

誤字脱字の多さ

プロフェッショナルでない印象を与えるだけでなく、機械的な翻訳や自動生成されたスパムメールによく見られる特徴でもあるため、評価を下げることがあります。

パーソナライズ(最適化)されていない一般化された内容

全ての人に同じ内容を送る一斉送信メールは、迷惑メールと判断されるリスクが高まります。読者の名前を挿入したり、興味関心に合わせたコンテンツを届けたりするなど、パーソナライズを意識しましょう。

今日からできる!メール内容の最適化術

では、あなたのメールを迷惑メールフォルダから救い出し、お客様の受信ボックスに届けるためには、具体的に何をすれば良いのでしょうか?

ここからは今日からできる配信の最適化について解説します。

件名を最適化する

なんといってもまずは判定の最初のフィルタ「件名」です。件名では具体的に以下のようなことに気を付けましょう。

具体的かつ簡潔に伝える

件名は、メールの内容を的確に伝える「顔」です。何についてのメールなのかを一目で理解できるように、具体的で簡潔な表現を心がけましょう。


例:「特別セールのお知らせ!」ではなく「【〇月〇日まで】人気商品〇〇が今だけ半額!」

数字や具体的なメリットを提示する

数字を入れることで、件名の具体性が増し、読者の興味を引きやすくなります。「〇つの秘訣」「先着〇名様限定」などです。

質問形式で読者の共感を誘う

「こんなお悩みありませんか?」など、読者の課題に寄り添う質問形式も効果的です。

本文の最適化

本文の中もスパムフィルタにかかってしまう原因になります。十分注意しましょう。ポイントは以下のような点です。

テキストと画像のバランスを考慮する

HTMLメールの場合、テキストと画像のバランスは非常に重要です。画像だけに頼らず、テキストでも内容をしっかり伝えるようにしましょう。目安として、テキスト比率を60%以上に保つと良いでしょう。

分かりやすい構成と短文の多用

長文は避け、短文を多用してテンポの良い読みやすい文章を心がけましょう。箇条書きや太字、記号(【】、◆、●、→)を効果的に使って、視覚的な分かりやすさを高めることも大切です。

ただし、記号の多様も迷惑メールに振り分けられるリスクになるので注意しましょう。

CTA(行動喚起)を明確にする

読者に何をしてほしいのかを明確に示し、リンク先が安全であることを伝える工夫も重要です。URLはそのまま記載せず、「詳しくはこちら」といったテキストリンクにするのも良い方法です。

読者にとって価値ある情報を提供する

お客様が必要とする情報や、課題解決につながるコンテンツを提供することで、メールの価値が高まり、迷惑メール報告率の低下にもつながります。

受信プロバイダーに「安全なメール」だと学習させるための継続的な努力

最後に、テクニカル領域のメンテナンスも必要です。

ドメインウォームアップの継続

新規ドメインでなくとも、良好な送信実績を継続的に積み重ねることが重要です。受信プロバイダーに「このドメインからのメールは安全だ」と学習させるためには、ウォームアップを意識した安定したメール配信を続けましょう。

メール認証(SPF、DKIM、DMARC)の徹底

これらはメールの「身分証明書」であり、メールの信頼性を高める上で最も基本的な設定です。適切に設定されているか定期的に確認しましょう。

関連記事:【メールの身分証】SPF・DKIM・DMARCで「なりすまし」を防ぎ、メールを確実に届ける方法

Google Postmaster Toolsでの監視

送信ドメインの評価や迷惑メール率、配信エラーなどを定期的にチェックし、問題が発生していないか常に監視しましょう。

関連記事:Postmaster Toolsの使い方。Gmailにメールを到達させる施策も解説します!

メールマーケティングならメール配信システムの導入が必須

メールマガジンなど定期的に大規模なメール送信を行う際は「メール配信システム」の利用をおすすめします。ここでは、メール配信システムのメリットについて説明します。

宛先リストの管理が容易

メール配信システムにはセグメント配信機能がついていることが多く、送信先を容易に調整できます。Gmailなどのメーラーでも可能ではありますが、誤送信等のリスクがあるので、あまりおすすめのやり方ではありません。

大量のメールを一度に効率的に送信できる

メール配信システムは多くの場合、大量送信に適したサーバーを使用しているので、一度に大量のメールを送ることができます。また、有料サービスの場合、送信通数やアドレス数に応じて料金が設定されているので、自分に合ったシステムを導入すれば、低価格で大量のメール配信が可能です。

特にブラストメールは、アドレス数に応じた料金プランなので、配信数の少ないメルマガ初心者にもお得に使えるサービスです。

HTMLメールを知識なしで作成できるエディタがある

メール配信をマーケティング目的で行う場合、HTMLメールの利用は必須です。

メール配信システムにはHTMLメールを知識なしで直感的に操作できる「エディタ」やあらかじめ構成が組まれている「テンプレート」といった機能が備わっています。

エディタの使いやすさはシステムによってさまざまなので、必ず無料トライアルなどで操作感を試してから選びましょう。

スパムフィルタ対策が充実している

メール配信システムにはドメイン認証などセキュリティに特化した機能が備わっています。また、信頼度の高いIPアドレスを保有していることも多く、通常のメーラーで配信を行うよりも到達率が高くなります。

セキュリティ上のリスクを抑えられる

誤送信やCC/BCC間違いといった人的エラーから生じる情報漏洩といったリスクも最小限に抑えられます。

配信の分析ができる

メール配信システムは多くの場合、到達率や開封率、クリック率といった指標の分析が可能です。

特にメルマガを送りたい場合、施策の効果測定は必須です。通常のメーラーを使った一斉送信ではどれだけ届いたか、何人が開封したか、といったデータが全く取れません。

メルマガを送りたい人にはメール配信システムの利用を強くお勧めします。

参考記事:メール配信システムおすすめ比較25選!専門家が図解とランキング形式で解説

メール配信システムの選び方

メール配信システムには多様なサービスがあるので、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

ここでは、メール配信システムを選ぶ時のポイントについて解説します。

配信規模と料金プラン

メール配信システムは、配信規模によって最適な料金プランが異なります。少量のメールであれば無料プランでも十分ですが、配信リストが増えたり、頻繁にメールを送信する場合は有料プランをお勧めします。

配信先の安全性と到達率

到達率も非常に重要です。SPF(Sender Policy Framework)やDKIM(DomainKeys Identified Mail)といった、メールの正当性を保証するための認証プロトコルに対応していないと、メールがスパム扱いされる可能性が高くなります。

特にGmailは送信者ガイドラインもアップデートされているので、これらの対策がなされているシステムを選ぶのは必須といえるでしょう。

関連記事:【解決策】2024年2月よりGmailガイドラインが変更!1日5000件以上の配信は対応必須!

サポート体制

メールの一斉送信は個人情報を扱う非常にデリケートな領域なので、万が一の際のサポート体制は非常に重要です。特にチャットサポートや電話サポートといった、リアルタイムのサポートが提供されているか、日本語でのサポートがあるかは重要なチェックポイントになりえるでしょう。

機能の充実度

メール配信システムには、セグメント機能や効果測定など、様々な付加機能が用意されています。必要な機能が揃っているか確認しましょう。

また、不必要な機能がついていることで、金額が高くなっているケースもあります。本当に自社で必要な機能は何かを考えたうえで、必要最低限のプランを選ぶことをおすすめします。

使いやすさ

メルマガ初心者の場合、いきなり高度なデザインの入ったメールを0から作成するのは非常に難易度が高いです。また、管理画面の見やすさも、メルマガの運用をしていく上では非常に大切です。

無料トライアルやFreeプランを提供しているサービスは、実際に使ってみることができるので、自分に合ったサービスを探すのに役立つでしょう。

メールマーケティングを行うならブラストメール(blastmail)

ブラストメールのキャッチ画像

ブラストメールは、14年連続で顧客導入シェア1位を獲得している信頼性の高いメール配信システムです。さまざまな業種や官公庁でも利用されており、定番のメール配信システムとして広く知られています。

HTMLメールエディタはもちろん、セグメント配信や豊富なテンプレート、迷惑メール判定対策機能など、メールマーケティングに必要な基本的な機能はすべて揃っています。最も安いプランなら、月額4,000円で導入することができます。

また、配信速度が高く、到達率が非常に高い点も魅力です。

「とりあえずメールマーケティングを始めたい」「たくさん機能があっても使いこなせない」「メールマーケティングにかかっている工数を減らしたい」といった方にはブラストメールがおすすめです。

無料トライアルも用意されているので、まずは試してみることをお勧めします。

【まとめ】件名と本文の最適化でメール到達を劇的に改善!

あなたのメールが「迷惑メールじゃないのに」届かない原因は、件名や本文の内容が、受信プロバイダーの迷惑メール判定基準に抵触しているからかもしれません。
メール到達率を劇的に改善するためには、以下のポイントを実践しましょう。

  • 件名は具体的で簡潔に、煽り表現や過度な記号、NGワードを避ける
  • 本文はテキストと画像のバランスを意識し、不自然なURLやNGワードの多用を避ける
  • 常に読者にとって価値ある情報を提供し、パーソナライズを心がける
  • Google Postmaster Toolsで常に監視し、問題に早期に対応する

これらの最適化術を実践することで、あなたのメールは迷惑メールフォルダを回避し、お客様の受信ボックスに確実に届くようになります。メールは、お客様との大切なコミュニケーションツールです。内容の最適化に注力し、より効果的なメールマーケティングを目指しましょう!

この記事の監修者

株式会社プリモポスト 取締役
メール到達 エバンジェリスト
日吉 浩之
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2006年より一貫してメール配信の最前線に携わり、業界歴19年の経験を持つ。
メールマーケティングの成功を左右する「開封率向上」と「確実なメール到達」を二大テーマとし、そのための本質的な要素を追求。
世界の最新情報と最先端テクノロジーをいち早く日本に導入し、常に進化するメール環境下で、企業さまのデジタルコミュニケーションを最適化する道を拓いています。
メール到達のスペシャリストとして、複雑な課題を解決し、お客さまのビジネスを次なるステージへ導きます。

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