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【2024年10月最新】おすすめのメール配信ソフト12選!使いやすくコスパの高いメール一斉送信ツールをご紹介します

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2024.09.30 メール配信

メール配信をする目的によって、適しているメール配信ソフト(メール一斉送信ツール)は異なります。

しかし、その種類が多すぎて「どのメール配信ソフトが良いか分からない」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、パソコンに慣れてない方にも分かりやすく、メール配信ソフト選びのポイントを解説していきたいと思います。

また、おすすめのメール配信ソフト12個を、それぞれの特徴を踏まえてご紹介していきます。

メール配信をより効率良く行うために、自身の利用目的に合ったメール配信ソフトを選んでいきましょう。

ブラストメールのバナー

メール配信ソフト(メール一斉送信ツール)の比較表一覧

本記事でご紹介しているメール配信ソフトのラインナップを比較表形式でまとめました。

メール配信システムのラインナップから確認したい方はぜひお役立てください。

サービス名 提供会社 初期費用 月額費用 無料トライアル
ブラストメール 株式会社ラクスライトクラウド 10,000円(1年契約で半額) 4,000円〜
配配メール 株式会社ラクス 問い合わせ 問い合わせ
ナウゲッタmail スキマクリエイティブ 5,000円(年契約で初期費用半額) 2,400円〜
オートビズ 株式会社ビズクリエイト 11,000円 3,520円〜
アスメル 株式会社レジェンドプロデュース 15,980円 3,333円〜
エキスパ 株式会社エキスパート 5,000円 3,800円〜
Mailsales セールスディビジョン株式会社 10,000円 問い合わせ
Cuenote FC ユミルリンク株式会社 50,000円 5,000円〜
acmailer エクストライノベーション株式会社 0円 17,600円
メール商人 株式会社イー・エム・ズィー 5,500円 4,180円~
NETLINK 株式会社ネクスウェイ 0円 10,000円~
blastengine 株式会社ラクスライトクラウド 0円 3,000円~

おすすめのメール配信ソフト12選

メール配信ソフトを利用することで個別配信にはない、クリック率や開封率といったメールへの反応を測ることができるようになります。

メール営業やメールマーケティングをする際の心強い味方になるでしょう。

より効率的にお客様にアプローチをしていくためにも、用途や目的に合ったメール配信ソフトを選びましょう。

No.1
『blastmail(ブラストメール)』/(株式会社ラクスライトクラウド)
ブラストメールのキャッチ画像
株式会社ラクスライトクラウド

blastmail(ブラストメール)

「ブラストメール」は、大量送信とセグメント配信の機能をバランス良く使えるメール配信ソフトになっています。

「メール配信を、もっとかんたんに」というキャッチコピーの通り、誰でも簡単にメール配信が行えるような画面が特徴的です。

また、ブラストメールは必要最低限の機能のみ搭載されているからこその、低料金でコストパフォーマンスの良さが売りでもあります。

ブラストメールではメール配信するには欠かせない以下の機能が備わっています。

  • HTMLメール作成(エディタ機能付き)
  • 迷惑メール対策(DKIM署名)
  • 効果測定
  • セグメント配信
  • 空メール登録
  • レスポンシブデザイン
  • API連携

ターゲット配信や効果測定の機能はもちろん、IPアドレスの信用度チェック(IPレピュテーションチェック)を逐一行っています。配信のスピードだけでなく、迷惑メール・スパム対策も充実させ、より確実にお客様へアプローチをすることができます。

ソフトの特徴 初期費用 料金
初心者にも使いやすい
コスパ◎
10,000円
※1年契約で初期費用半額
4,000円(登録アドレス数5,000件)

詳しい価格表については下記の通りです。

プラン名 月額費用 初期費用 登録アドレス数
無料お試し 0円 0円 0~100件
Lightプラン 4,000円 10,000円(1年契約で半額) 0~5,000件
Standardプラン 8,000円〜 10,000円(1年契約で半額) 0~50,000件
Proプラン 30,000円 〜 50,000円 50,001件~

ブラストメールは、実際にメールを配信することができる無料トライアルを実施しているので、この機会にぜひお試しください。

No.2
『配配メール』/(株式会社ラクス)
配配メールのアイキャッチ画像
ラクス

配配メール

『ラクス』が提供する、メール配信ソフト「配配メール」は、メールマーケティングを効果的に行い営業で成果を上げるために利用されるクラウド型メール配信ソフトです。

配配メールの主な機能は以下の通りです。

  • HTMLメール作成エディタ
  • セグメント
  • ステップメール配信
  • 開封チェック
  • 来訪通知
  • メモリー配信

価格については、標準的なメール一斉送信ツールに比べるとややリッチです。その分、メールマーケティングで成果を出すための機能が豊富です。営業やマーケティングなどのメール一斉送信で成果を上げたい人にはもってこいのツールとなります。

また、「配配メール」は上記紹介したブラストメールと同じラクスグループになります。利用実績も多く利用目的に合わせてサービスを選べるのは嬉しい点です。

ソフトの特徴 初期費用 料金
メールマーケティングに強み 問い合わせ 問い合わせ

ステップメールやA/Bテスト、HTMLメールなど本格的なメールマーケティングを行いつつ、メール配信の効果測定をしっかり行い数値を分析した上で売上戦略を立てていきたい方にはお勧めのシステムです。

No.3
『ナウゲッタmail』/(スキマクリエイティブ)
スキマクリエイティブ

ナウゲッタmail

『スキマクリエイティブ』が提供する、メール配信ソフト「ナウゲッタmail」は、小規模〜大規模店舗のすべてのメルマガに対応できるよう開発された、クラウド型メール配信ソフトです。

ナウゲッタmailの主な機能は以下の通りです。

  • HTMLメール作成(エディタ機能付き)
  • 迷惑メール対策
  • 効果測定
  • セグメント配信
  • 空メール登録
  • レスポンシブデザイン

1番安いプランで、「月額2,000円 (税別) +初期費用 5,000円」で、登録アドレス3,000人、配信数無制限、となります。12ヶ月契約をすると初期費用が半額、さらに1ヶ月分無料になります。無料体験は10日間です。

また、「ナウゲッタmail」は携帯メールに特化したサービスで、多機能、低価格に加えシンプルな操作になっているため、初めての方にも使いやすいかと思います。

ソフトの特徴 初期費用 料金
低価格
少しセキュリティが心配?
5,000円
※1年契約で初期費用半額
2,400円〜(登録アドレス数3000件〜)

先ほど紹介したブラストメールと比較すると、初期費用、月額料金共にさらに割安になっていますが、セキュリティ機能(KDMI署名)やが少し劣る形になっています。

登録アドレス数は100件までとなっていますが、10日間は無料で利用することができます。ぜひ使用感を試してみてください。

No.4
『オートビズ』/(株式会社ビズクリエイト)
株式会社ビズクリエイト

オートビズ

『株式会社 ビズクリエイト』が提供する、「オートビズ」はクラウド型のメール配信ソフトです。

オートビズは、読者にメールを一斉送信するメルマガと、ストーリーを設定し決められた順番にメールを送るステップメールの両方が使えます。

またスパム判定されにくいメールの作成・配信ができるのが特徴です。

  • ステップメール
  • 迷惑メール対策
  • 効果測定
  • セグメント配信
  • 他言語対応

メール配信ソフトによっては、ステップメール機能が使えないものもあるので、そうした機能が欲しい方にはオススメです。一方、HTMLエディタは使えないので、デザイン性の高いメールを作りたいという方には不向きなサービスかもしれません。

その他、電話でのアフターサポートがあることや、中国語や韓国語にも対応しているため、日本以外の国籍の方にも利用できるというメリットがあります。

1番安いプランでは、「月額1,980円+初期費用11,000円」ですが、メルマガ配信・一斉送信はできないプランになっています。

メルマガ配信は次のプランの「月額3,520円+初期費用11,000円」で利用ができます。

ソフトの特徴 初期費用 料金
ステップメール機能
外国語対応
11,000円 3,520円〜

オートビズは無料トライアルなどは無いため、試しに使うことはできません。

実際の操作性なども確認する時には、マニュアルを見て判断することをお勧めします。

No.5
『アスメル』/(株式会社レジェンドプロデュース)
株式会社レジェンドプロデュース

アスメル

『株式会社 レジェンドプロデュース』が提供する、「アスメル」はクラウド型のメール配信ソフトです。

老舗のステップメール配信ソフトと言われ、その操作方法も簡単で初心者にも使いやすくなっています。

  • ステップメール
  • 空メール登録
  • フォーム作成
  • 宛名差し込み機能
  • 予約配信

さらに、ステップメールで集めた読者に対して、メルマガを送ることも可能です。

「月額3,999円+初期費用15,980円」で効果測定やHTMLメール作成はできませんが、3,999円で登録数・メール配信数が無制限なのはお得ですね。

ソフトの特徴 初期費用 料金
メール配信数無制限 15,980円 3,999円

「あまり費用はかけられないけど、無料サービスでは物足りない」「ステップメールで
シナリオを作ってたくさんメールを送りたい」という場合にお勧めです。

お試し版が無いため、マニュアルを見て操作性などを判断しましょう。

No.6
『エキスパ』/(株式会社エキスパート)
株式会社エキスパート

エキスパ

 

『株式会社エキスパート』が提供する、「エキスパ」はクラウド型のメール配信ソフトです。

どちらかというと個人向けのメルマガで使われることが多いのがエキスパは、 LINE、SMS配信も可能です。エキスパを使えば、LINEやSMSを使ったステップメールを送ることができます。

メールに比べ、反応率、開封率、到達率の高いツールを組み合わせることでより効果的なマーケティングが可能です。

  • ステップメール
  • セグメント配信
  • 効果測定
  • LINE・SMS連携

また、配信数は無制限ではないものの、1番安いプランで5,000通/日を上限に、3,800円で送ることができます。他にもセミナやーサイトとの連携などもできるので、個人事業主などに重宝されているようです。

ソフトの特徴 初期費用 料金
LINE・SMS連携 5,000円 3,800〜円
30日間返金保証あり

配信速度が速いので、到達させたい時間にきっちり届くのが魅力の一つですが、迷惑指定されるケースがやや目立つようです。

最近では、Gmailをはじめセキュリティを強化しているメーラーが多いので、迷惑メールやプロモーションボックスにメールが送られてしまうと、そもそもメールがみてもらえないというリスクがあります。

No.7
『Mailsales』/(セールスディビジョン株式会社)
セールスディビジョン株式会社

Mailsales

『Mailsales』の特徴は営業コンサルティングが監修したメール配信ソフトという点です。

見込み客を獲得するための必要最低限の機能に絞られており「ITやマーケティングに関する知識がない・担当者がいない」といった中小企業でも安心して始めることができます。

有料プランではAPIも公開されているので自社システムとの連携もできます。

  • HTMLメール(作成エディタ機能付き)
  • セグメント配信
  • 効果測定
  • 宛名差し込み機能
  • マルチパート配信
  • API連携

初期費用は10,000円、アドレス数によって料金が変わる形態になっています。(月額・年額料金は問い合わせ)

ソフトの特徴 初期費用 料金
初心者でも使いやすい
期限なしの無料トライアル
10,000円 問い合わせ

Mailsalesでは、100件までというアドレス数の制限はありますが、無料トライアル期間が用意されています。トライアル期限は無しなので、焦らず自社のペースでメール配信ソフトの使用感を試すことができます。

No.8
『Cuenote FC』/(ユミルリンク株式会社)
ユミルリンク株式会社

Cuenote FC

『Cuenote FC』は、業界トップクラスの配信速度が特徴的です。

累計の月間配信数は40億通、配信速度は1,000万通/時と、大量のメールでも迅速に配信することができます。メールの配信リストが多い場合や、大量の一斉送信を頻繁に行う方にはオススメのサービスになっています。

  • HTMLメール作成(エディタ機能付き)
  • セグメント配信
  • 効果測定(詳細な分析が可能)
  • 迷惑メール対策
  • API連携
  • 迷惑メール対策
  • ステップメール

初期費用は30,000円、最低プランでは月額費用5,000円で登録アドレス数は2,000件から使用できます。効果測定も、ユーザー属性分析やWebトラッキング機能など、より本格的なデータ分析を行える機能が揃っています。

ソフトの特徴 初期費用 料金
豊富な機能
トップレベルの配信スピード
30,000円 5,000円〜

登録アドレス数5,000件以上のプランとなると、初期費用50,000円、月額1万円と、機能も豊富な分、他のメール配信ソフトと比べると料金は割高になっています。

高度な機能が必要、メール配信ソフトをすでに使ったことがある、大量のメールを扱うという方にはおすすめです。

No.9
『acmailer』/(エクストライノベーション株式会社)
エクストライノベーション株式会社

acmailer

acmailerはここまで紹介した「クラウド型」とは違い、ソフトをインストールして使うタイプのメール配信ソフトです。

インストールとサーバーの設定が完了すれば、全ての機能を無料で使えます。(ただし、著作権表示義務の解除をする場合には17,600円)

  • 予約配信
  • 宛名差し込み機能
  • 空メール登録
  • セグメント配信

全ての機能を無料で使えて、ランニングコストがかからないというのは大きなメリットですが、有料ソフトに比べると機能のクオリティやセキュリティの高さは劣ります

それに加え、サーバーやドメイン取得、設定を自分で行う必要があるので、メールに関する知識が乏しい場合には、導入に手間取るかもしれません。

ソフトの特徴 初期費用 料金
オンプレミス型
無料で使える
0円 17,600円
※ライセンス取得時

ある程度メール配信に関する知識があり、コストをかけずにメール配信ソフトを使ってみたいという方にはオススメです。

No.10
『メール商人』/(株式会社イー・エム・ズィー)
株式会社イー・エム・ズィー

メール商人

メール商人は月額4,180円から利用することができ、アドレス1000件まであれば無制限で配信可能なソフトです。

メールマーケティングに必要な機能はほとんど備わっているのも特徴です。

  • 予約配信
  • セグメント配信
  • アンケートフォーム
  • 効果測定機能

月に2回、「基本操作説明」をオンライン開催で行っており、お試し期間中でも参加することができます。

本導入前に操作面での悩みを払拭できる機会を設けているので、メルマガ配信が初めての方でも安心です。

ソフトの特徴 初期費用 料金
充実なサポート体制 5,500円 4,180円(1,000アドレス)

アドレス数が5,000件を超えると月額料金が10,000円以上となるので、ハウスリストが少ない方にはおすすめな配信ソフトです。

No.11
『NETLINK』/(株式会社ネクスウェイ)
株式会社ネクスウェイ

NETLINK

NETLINKは30年前からサービス提供している老舗のメール配信ソフトです。

メールだけでなくFAXも送信できるソフトなので、メール以外でも配信をしたい方にはおすすめのサービスです。

  • URLクリックカウント機能
  • 宛名差し込み機能
  • ファイル添付機能
  • マルチパート配信

24時間365日対応してくれるサポートセンターを設置しているので、メール配信が初めての方でも安心して利用することができます。

ソフトの特徴 初期費用 料金
FAX送信も可能
様々な有料オプション
0円 10,000円~(定額プラン)

料金プランは定額プラン以外にもメールの配信数に応じて月額料金が変動するプランもあります。(HTMLメール・テキスト共に1通1円)

使い方によっては安価な費用で利用することができるのも特徴です。

No.12
『blastengine(ブラストエンジン)』/(株式会社ラクスライトクラウド)
blastengineのアイキャッチ画像
株式会社ラクスライトクラウド

blastengine(ブラストエンジン)

blastengine(ブラストエンジン)はシステムをSMTPリレーやAPIで連携することで簡単に一斉配信やトランザクションメールを配信することができます。

各メールプロバイダ、国内携帯キャリアドメインへの最適化と大規模ネットワークを経由してメール配信を行い、日本国内へ高速かつ99%以上の高いメール到達率を実現します。

  • メール配信API
  • SMTP送信
  • バウンスメール自動対応
  • IPレピュテーション管理
  • webhook
  • 配信ログ管理

メールサーバーの管理・運用の必要がなく、IPレピュテーションの管理、ブラックリストへの対応やバウンスメール処理も不要なので、今までメールサーバーの運用にかかっていたリソースを大幅に削減することができます。

ソフトの特徴 初期費用 料金
メール配信エンジン 0円 3,000円~

メール配信に問題が生じた際に、「いつ、どのメールアドレスで、どのような原因のエラーが起きたのか」をすぐに確認できるため、再配信などの対応が迅速に可能となります。

システム連携やメールリレーで確実にメールを届けたい方におすすめです。

メール配信ソフトとは

メール配信ソフトとは、送信先のリストを読み込んで、大量のメールを瞬時に一斉送信してくれる機能を持ったソフトウェアのことです。

メール配信ソフトは、インターネット上でメールを配信サービスを利用する「クラウド型」と自社のPCやサーバーにパッケージソフトをインストールする「オンプレミス型」に分けられます。

メール配信ソフトを導入する上では、最低限知っておきたい両者の違いについて簡単に説明します。

クラウド型

メール配信ソフトは、データベースを保管する「サーバー」、複数のPCやスマートフォン同士を繋げる「ネットワーク」、ユーザーがコンピュータ上で作業したい機能を、直接的に実現する「ソフトウェア」の3つから作られています。

「クラウド型」はサーバー・ネットワーク・ソフトウェアを購入せず、インターネットを介して、メール配信ソフトの機能を利用できるものです。

メール配信ソフトのレンタルと捉えるとわかりやすいかもしれません。

提供会社のサーバーを使うクラウド型のメール配信ソフトは、後述する「オンプレミス型」と比較し、安定的なメール配信が可能になる上に、安価に使用することができます。

また自社のサーバーを利用しているわけではないので、インターネットに接続できる環境があれば、社外からでもアクセスをすることができるのも特徴です。

一方で、サーバーの管理を他社に任せることになるので、カスタマイズの柔軟性は少ないですが、ソフトの導入の容易さ、管理の手間、コストパフォーマンスの良さから現在はこちらの形態が主流です。

関連記事:メール配信システムはクラウド型がおすすめ!オンプレミス型との特徴を比較

オンプレミス型

「オンプレミス型」は、自社でメール配信ソフトに必要であるサーバー・ネットワーク・ソフトウェアを購入し、一からシステム構築を行います。

そのため、技術力や予算があれば、他システムの連携も柔軟にできます。

セキュリティ面では、「個人情報保護」に関わる「メールアドレスの管理」を自社のみで完結でき、高い堅牢性を保持することができます。

しかし、一からシステム構築をするためには、かなりの時間がかかり、自社で必要なものを全て購入しなければいけないため、初期費用が高くなってしまいます。

また、システムトラブルへの対応や、バージョンアップ、セキュリティアップデートなどを自社で解決する必要があります。

関連記事:メール配信システムを自社構築するメリットは?クラウド型との違いを解説

メール配信ソフト導入のメリットとデメリット

基本的にメール一斉送信をする場合は、ツールを導入すべきです。なぜなら、大量のメールを通常のメーラーから送ると、スパムメールと間違えられメールが届かない可能性が高くなるからです。その他にも、メール送信数の制限があるなど、現実的ではありません。

メール配信ソフトの導入は必然ではありますが、メリットだけでなくデメリットもあるため、以下で詳しく紹介します。

メール配信ソフトのメリット

メール配信ソフトの最大のメリットは、「メールの到達率が上がる」ことです。特に、SPF、DKIM、DMARCなどのドメイン認証を適切に設定することでスパムフィルターにかからず、ターゲットの受信箱にメールが到達する確率が格段に向上します。

その他にも、開封率やクリック率の測定ができることでメールの成果を改善することができます。メルマガなどの大量のメールを一斉送信する場合にはメール配信ソフトを導入するべきです。

メール配信ソフトのデメリット

一方で、メール配信ソフトの導入にはいくつかのデメリットも存在します。最大のポイントは利用料金がかかる点です。高額なツールであれば、最低利用料金が月10,000円以上します。初めてメール配信ソフトを導入する場合は、まず比較的安価なツールから始めてみるとよいでしょう。

機能面での不足を感じたり、メールでの成果が最大化することができ費用対効果が合う場合に高機能ツールの乗り換えを検討しましょう。

メール配信ソフト(メルマガ配信スタンド)を選ぶ際のポイント

メール配信ソフトを使って、メール営業やメールマーケティングをしようと思っている方の中には「どのメール配信ソフトを使えば良いのだろうか」と悩んでいる方も多いと思います。

ここからは、メール配信ソフトを選びで失敗しないためのポイントを紹介し、解説していきます。

メールの用途・目的を明確にする

メール配信ソフトを選ぶポイントとして、メール配信の用途・目的を明確にする必要があります。

先ほど紹介したように、メールの一斉送信を円滑に行うためのソフトと言う大枠の部分はどれも同じですが、それに付随する機能がそれぞれ異なります。

おしゃれでデザイン性の高いメールを作りたい、大量のメールを確実に届けたい、ステップメールを使って顧客教育を行いたい、など自分がソフトを使って何がしたいのか明確にしましょう。

予算やビジネスの規模に合わせて選ぶ

自社の予算や規模に合わせてメール配信ソフトを選ぶことも重要です。

特に、自社でメール配信ソフトを一から構築する「オンプレミス型」はサーバー・ネットワーク・ソフトウェアを自社で購入しなければならないため、初期費用が高くなります。

ただし、ソフトを自社で管理することになるので、外部的な要因での情報漏洩を防止でき、堅牢性を保てるため、セキュリティ面を重視する企業であれば、オンプレミス型を推奨します。

逆に、ビジネスの規模が大きくなく、あまりメールの配信ソフトに予算を割けない場合であれば、月額制で使用できるクラウド型の方が良いです。

ソフトを使いこなせるか?

メール配信ソフトを初めて使う、という方は「ソフトの使いやすさ」「サポートの充実度合」も選ぶ際には重要です。

というのも、張り切って機能が豊富なソフトを購入したが使いこなせない、トラブルの際の対応が遅くメール配信が滞った、という声をよく聞くからです。

メール配信に関する知識が乏しいという方は、導入が簡単で安価、トラブルの際にも提供側がすぐに対応できるクラウド型のソフトをおすすめします。

セキュリティ対策の充実度

顧客の個人情報を取り扱うメール配信では、セキュリティ対策の充実度が極めて重要です。メールの不正な改ざんやフィッシング攻撃を防ぐために、SPF(Sender Policy Framework)、DKIM(DomainKeys Identified Mail)、DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)といったメール認証技術が適切に実装されているかを確認しましょう。

これらの認証技術が設定されていないと「メールが届かない」「迷惑メールフォルダに振り分けられてしまう」というケースも発生する可能性があります。また、システム提供会社の個人情報管理体制なども必ずチェックしておきましょう。

また、導入事例を確認してみるのも一つの手です。大企業や官公庁は高セキュリティが求められる可能性が高く、そのような企業が導入しているシステムはセキュリティ対策がしっかりとされていると仮定できます。

サポート体制

メール配信ソフトの操作が複雑すぎると、運用に時間とコストがかかる場合があります。特に初心者が使いやすい操作画面や、サポート体制の充実度も選定の重要なポイントです。電話やメール、場合によってはWeb会議など、トラブルが発生した際に迅速に対応できるかも確認しましょう。

また、最近ではノウハウをセミナーやブログで提供している企業も増えてきました。コンテンツが豊富であればあるほど成果を上げやすくなりますので、そのあたりもチェックするようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、メール配信ソフトの概要、おすすめできる12個のメール一斉送信ツールについて紹介してきました。

メール配信ソフトは、費用やシステムによっては特化しているポイントも違うため、予算や使用用途・目的を決めるようにしましょう。

導入を検討されている方はまず最初に、無料のトライアルに申し込み、操作イメージを確かめることをおすすめします。

ブラストメールの無料トライアルでは実際にメールを配信することもできます。

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これからメール営業やメールマーケティングを行う方は、この記事で紹介したポイントをしっかり押さえたうえで、自社にとって適切なメール配信ソフト選びができるようになりましょう。

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