
メールの一斉送信を行う際、BCCを使うと非常に便利です。
BCCは、複数人の相手にメールを送る際に、個別のアドレスを他の送信先に見られないようにする機能で、ビジネスメールにおいてよく使われています。
この記事では「BCCでの一斉送信は、何人まで送ることができるのか」について解説しています。
併せてBCCを使う際のリスクと注意点も紹介していますので、日頃のメール業務の参考にしてみてください。
目次
BCCメールとは?
BCCは「ブラインドカーボンコピー(Blind Carbon Copy)」の略です。
BCCに設定されたアドレスは、他の受信者には表示されません。そのため、受信者同士にメールアドレスを知られたくない場合に使われます。
一斉送信でよく使われるのがBCCです。全員のアドレスを非表示にできるため、面識のない複数の相手にまとめて送信する場面で活用されています。
BCCは何人まで送れる?
BCCを使い、一斉送信できる人数は使っているメールサーバーによって異なります。
また、メールのデータサイズ(文字量や添付ファイルサイズ)によっても、何人まで送ることができるのか変わってきます。
GmailのBCC送信上限
Gmailでは、アカウントの種類によって送信上限が異なります。
無料のGmailアカウントの場合、1通あたりの宛先数(TO・CC・BCCの合計)は500件まで、1日の送信数も500通が上限です。
有料のGoogle Workspaceアカウントの場合は、1日の送信数が2,000通まで引き上げられます。(ただし、外部ドメインへの送信は1通あたり500件までに制限されています。)
これらの上限に達すると、最大で24時間メールの送信ができなくなります。業務で使用している場合、通常のメール送信にも影響するため注意が必要です。
OutlookのBCC送信上限
Outlookでは、1通あたりのメール受信者数(TO・CC・BCCの合計)は500件が上限です。
Exchange Onlineを利用している場合は、1日あたりの受信者数が5,000人までとなっています。
ただし、Microsoftのサポートに寄せられた事例では、130件程度の宛先でもエラーが発生するケースが報告されています。
Outlook.com(無料版)では、アカウントの使用履歴によって制限が変動する仕組みになっており、新しいアカウントほど送信上限が低く設定されています。
参考:Outlook.com での送信制限 – Microsoft サポート
独自ドメインを利用する場合
エックスサーバーやロリポップをはじめとした、レンタルサーバーのメール機能を使っている場合もあるかと思います。
そのような場合はどうなるのでしょうか。
| メールサイズ | 1日あたり | 1時間あたり | |
| XSERVER | 100MBまで | 15,000通まで | 1,500通まで |
| ロリポップ | 100MBまで | 1,000〜10,000通まで | 100〜1,000通まで |
| kagoya | 容量制限なし
(一斉送信の場合10MBまで) |
不明 | 不明 |
「1時間あたりの送信数」「1日あたりの送信数」の上限を超えてしまうと、メール機能が数時間ストップします。
これは、サーバーへ負荷がかかりすぎないよう考慮されたもので、レンタルサーバーもメールの大量送信には向いていないことが分かります。
Gmailアドレスや独自ドメインを利用するにしろ、一斉送信を頻繁に行う機会が多いのであれば、事前に送信上限を調べておいた方が良いでしょう。
送信上限の種類
「BCCメールを何人に送れるか」の制限は、メーラー側の仕様で上限が決まっている場合とメールサーバーの設定で制御されている場合があります。
例えば「お名前ドットコム」のレンタルサーバーサービスを使う場合、共有サーバーへの負荷を制限するため「TO・CC・BCC合わせて30アドレスまで」となっています。
テキストのみのメールとファイルサイズが大きいメールを比較しても一度に送れるメールの数や、メールの配信が完了する時間は変わってきます。
決まった時間に大量の一斉送信を行うことが多い場合には「1時間あたりの送信数」に、1日を通して多数のメールを扱うのであれば「1日あたりの送信数」に注意しておくことが必要です。
また、自社のメールサーバーを使っている場合には、送受信の制限により慎重にならなければいけません。万が一にも制限を超えてしまうと、社内全てのメールが送受信できない状態となってしまい業務に大きな支障がでてしまいます。
BCCのリスク
数名の相手に一斉に連絡を行うのにBCCは便利な機能ですが、送信アドレスが多く定期的に一斉送信を行う場合は、BCCを使った一斉送信のリスクを知っておきましょう。
BCCを使った大量の一斉送信は、情報漏洩やメール到達率低下という危険性を孕んでいます。
なお、安全に一斉送信をする方法を知りたい方は「安全に一斉送信を行う方法をご紹介!ブラストメールを使った一斉送信方法を解説します!」の記事で手順を画像付きで解説していますので合わせてご覧ください。
情報漏洩
まず、BCCによる一斉送信で注意しなければいけないのは「アドレスの誤開示による情報漏洩」です。
BCCで送るべきメールをCCで送ってしまうという人的なミスによって引き起こされますが、小さなミスが会社の信用問題に繋がる事態に発展することもあります。
多くの人数に対してCCでメールを送ってしまった場合には、情報漏洩の規模も大きくなります。他社へのメールや、複数の顧客に向けてのお知らせメールをBCCを使って行っている場合には特に気をつけましょう。
メールの到達率が下がる
BCCを使って大量に一斉送信を行っている場合、メールの到達率が低下してしまう危険があります。
先ほど紹介したように、メールの送信数はサーバーへの負荷を考慮して上限が設定されています。上限に近くとメールの配信速度が低下し、重要なメールが送れないというトラブルにも繋がりかねません。
重要な緊急連絡や学校の連絡網、顧客へ抽選結果を知らせるメールなどは、素早く確実にメールを届ける必要があります。
BCCでの一斉送信は配信遅延やメール不達のリスクがあり、常に「重要なメールが届かなくなるかもしれない」可能性があることを頭に入れておきましょう。
BCCを使わず一斉送信を行うには
BCCを使った一斉送信のリスクを軽減させるにはどうしたら良いのでしょうか。
メールの一斉送信を行う機会が多いのであれば「メール一斉送信ソフト」の利用をおすすめします。
メール一斉送信ソフトはメール配信数やメールアドレス数によって料金プランを設定していることが多くあります。
ブラストメールではメール配信数は無制限で、メールアドレス数によって料金プランが異なります。最安値のプランだと「登録アドレス数5,000件まで」で月額4,000円となります。
専用のツールを使えば、BCC、CCの使用間違いやメール到達率低下の対策を行うことができます。ツールによっては宛名の自動差し込み機能などもあるので一斉送信メール業務をより効率的にできます。
無料ですべての機能を試すことができるトライアルもあるので、BCCでのメール配信に限界を感じている方は、ぜひ一度お試しいただくとよいでしょう。
メール配信システムの選び方
メール配信システムには多様なサービスがあるので、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
ここでは、メール配信システムを選ぶ時のポイントについて解説します。
配信規模と料金プラン
メール配信システムは、配信規模によって最適な料金プランが異なります。少しのメールであれば無料プランでも十分ですが、配信リストが増えたり、頻繁にメールを送信する場合は有料プランをお勧めします。
配信速度
見逃されがちですが、メール配信システムにおいて配信速度は最重要項目といっても過言ではありません。
サポートや機能が各社の戦略次第で変更可能なのに対し、配信速度は長年蓄積された技術に裏付けされているので、一朝一夕にまねできるものではないからです。
メール配信システムを選ぶ際はその信頼度の指標として必ず配信速度を確認しましょう。
安全性と到達率
到達率も非常に重要です。SPF(Sender Policy Framework)やDKIM(DomainKeys Identified Mail)といった、メールの正当性を保証するための認証プロトコルに対応していないと、メールがスパム扱いされる可能性が高くなります。
特にGmailは送信者ガイドラインもアップデートされているので、これらの対策がなされているシステムを選ぶのは必須といえるでしょう。
関連記事:【解決策】2024年2月よりGmailガイドラインが変更!1日5000件以上の配信は対応必須!
サポート体制
メールの一斉送信は個人情報を扱う非常にデリケートな領域なので、万が一の際のサポート体制は非常に重要です。特にチャットサポートや電話サポートといった、リアルタイムのサポートが提供されているか、日本語でのサポートがあるかは重要なチェックポイントになりえるでしょう。
機能の充実度
メール配信システムには、セグメント機能や効果測定など、様々な付加機能が用意されています。必要な機能が揃っているか確認しましょう。
また、不必要な機能がついていることで、金額が高くなっているケースもあります。本当に自社で必要な機能は何かを考えたうえで、必要最低限のプランを選ぶことをおすすめします。
使いやすさ
メルマガ初心者の場合、いきなり高度なデザインの入ったメールを0から作成するのは非常に難易度が高いです。また、管理画面の見やすさも、メルマガの運用をしていく上では非常に大切です。
無料トライアルやFreeプランを提供しているサービスは、実際に使ってみることができるので、自分に合ったサービスを探すのに役立つでしょう。
メール配信システムといえばブラストメール(blastmail)

ブラストメールは、15年連続で顧客導入シェア1位を獲得している信頼性の高いメール配信システムです。さまざまな業種や官公庁でも利用されており、定番のメール配信システムとして広く知られています。
配信速度が高く、到達率が非常に高い点が魅力で、速報性の高い情報も届けることが可能です。最も安いプランなら、月額4,000円で導入することができます。
効果測定機能はもちろん、セグメント配信や豊富なテンプレート、HTMLメールエディタなど、基本的な機能はすべて揃っています。
「複数の取引先への一斉連絡をやり切れない」「メルマガ配信の手間を減らしたい」「たくさん機能があっても使いこなせない」といった方にはブラストメールがおすすめです。
無料トライアルも用意されているので、まずは試してみることをお勧めします。
まとめ
以上、BCCのメールは何人まで送れるのかについて解説しました。
BCCメールが何人まで送れるかというのは、ご自身が使用しているメールサーバーによって異なります。
Gmailの場合「1日あたり500通まで」「一度に一斉送信できるメールは500通まで」と、多くのメールを扱う場合には少し不安が残ります。
BCCで頻繁に一斉送信を行っていると
各サーバーが設定するメール送信数の上限に達してしまい、メール機能が使えなくなったり、思うようにメールが届かないといったトラブルに繋がります。
数名に対しての一斉送信ではなく、100名を超えるような人数相手に頻繁にBCCを使って一斉送信を行っているようであれば、そうしたリスクを把握し、専用のツールの導入も考えてみてくださいね。
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