「メールマーケティングで成果の出る例文を知りたい」
今回はそんな疑問に答えていきます。
- メールマーケティングで開封率の高い例文
- メールマーケティングでクリック率の高い例文
メールマーケティングは現代でも、効果が出るマーケティング手法だと言われています。しかし、実際に取り組んでみると、なかなか成果が出ないということもあります。
そこで今回は、メールマーケティングで実際に成果の良かった例文を紹介。
もちろん、配信リストやターゲットは企業によって異なるため、同じことをして必ずしも成果出るとは限りません。あくまで参考として、ご覧頂きますようお願いいたします。
目次
メールマーケティングとは?
メールマーケティングは、メールを使ったマーケティング手法です。
読者にとって有益な情報を配信し、関係構築を行いながら、最終的に自社の製品やサービスを購入してもらうことを目的とします。
メールマーケティングのとメルマガの最大の違いは「ターゲット」を明確に決めるかどうかです。
- 〇〇地区にお住まいの方限定!
- 40代のお客様限定クーポン
- 過去にメルマガを3回開封した人 など
メールマーケティングでは、送信する相手を特定の条件で限定することで、より関心をもってもらいやすいコンテンツを配信することができます。
確認すべき指標は主に「開封率」と「クリック率」です。ただメールの内容を読んで欲しいだけなら開封率。メールを読んだあと、次の行動をとって欲しい場合はクリック率が重要となります。
メールマーケティングで開封率の高い例文
実際に例文を見ていきましょう。
ブラストメールでは今まで3,000通以上のメルマガを配信しています。今回は2020年度に配信したメルマガで開封率の高かったものを紹介します。
また、開封率はタイトルに起因しますので、ここではタイトルのみを紹介します。
1、キャンペーンパターン
メルマガの王道です。タイトルにキャンペーンの案内を入れることで開封率は上がります。
ただし、毎回のメールでキャンペーンを案内をしていると、読者からは「いつもキャンペーンをやっている」とお得に感じてもらえず、開封率は上がりません。
最悪の場合、信用を失い、開封率は下がってしまいます。やりすぎには注意しましょう。
2、ターゲットに刺さったパターン
弊社のメルマガ読者様は「メルマガ」に興味のある人がほとんどです。すでにメルマガ配信やメールマーケティングに取り組んでいる人、これから検討する人など。
「メールの開封率」というのは、全メルマガ配信者が興味を持っていると言っても過言ではありません。
ターゲットに刺さる内容であればタイトルはキャッチーでなくでも開封されます。
3、「禁止」パターン
タイトルに「見逃し厳禁」を入れたことで、読者に「もしかして重要な内容が記載されているのでは?」と感じてもらえました。
人は「禁止」などの文字を見ると自然と目が行くようになっています。似たような心理学の法則に“カリギュラ効果”というものがあります。
「絶対に◯◯しないでください」と言われると、◯◯したくなってしまう、というもの。こちらも、メルマガの開封率を上げるのに有効ですのでぜひ使ってみてください。
メールマーケティングで開封率を上げる方法
開封率はメールが開かれたかどうかのことで、効果測定において最も重要な指標の1つとなります。一般的には開封率が15%を超えていれば良しとされています。開封率は配信リストによって異なるため、あくまで「目安」として覚えておきましょう。
- メールのタイトル
- メール配信の曜日や時間帯
- 配信するコンテンツの内容
開封率を上げるためには「タイトル」が最も重要です。読者が件名を見ただけで内容を推測でき、読むメリットを感じるタイトルにしましょう。
メールマーケティングにも使える「タイトル」の作り方は以下の資料で詳しくまとめています。ぜひ参考にしてください。
メールマーケティングでクリック率の高い例文
このパートが本記事の肝です。
クリック率は記事の内容やボタンの配置などに起因します。実際に例文を紹介しますのでご注目ください。
1、「適切なタイミング」パターン
件名
新年の挨拶メールのマナーや例文をご紹介します!
本文
こんにちは。ブラストメールの森神です。
今回は新年の挨拶メールの例文とマナーについてのご連絡です。
近年では、年賀状だけでなくメールを使って新年の挨拶をするケースも増えてきました。
しかし、いざ新年の挨拶メールを作成しようとすると、文章やマナーに不安が残るのではないでしょうか。
本日や明日に2021年初出社の方も多いかと思います。以下のブログにて新年の挨拶メールの例文とマナーについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
とてもシンプルな内容です。このメールの場合は「タイミング」がすべてでした。1月4日(多くのビジネスマンの年明け初出勤日)の午前7時30分に配信しています。
多くの人は、初出勤後、取引先や関係者に新年の挨拶メールを送ります。そのタイミングで。「新年の挨拶メールのマナーや例文をご紹介します!」というタイトルのメールがメールボックスの1番上に届いていたら開きますよね。
タイミングとメールの内容さえ合えばどんなメールでもクリック率は高くなります。
本メールはHTMLメールで送っているので実際のメールは以下のリンクからご確認ください。
2、「人気記事をリンクに設定する」パターン
件名
ビジネスメール書き出しの基本と9つのシチュエーション別例文
本文
こんにちは。ブラストメールの森神です。
先日、 メールの「書き方・送り方」最低限押さえておくべき5つのポイントをお伝えしたところ、「もっと詳しく教えて欲しい」とのご連絡を多数いただきました。
そこで今回は、ビジネスメールの書き出しについてマナーと例文をご紹介。
- 初めて連絡する相手への書き出し
- お詫び・謝罪する場合の書き出し
- お願い・確認をする場合の書き出し
など、9つのシチュエーション別に解説します。
ビジネスメールで誤った言葉や失礼な言葉を使ってしまい、信用を失いたくない人は必見です。3分あれば確認できますので、メールに少しでも不安がある方はチェックしてください。
このメールでは過去のメールで反響の大きかったもの( メールの「書き方・送り方」最低限押さえておくべき5つのポイント)をリンクとして設定しています。また、「続きを読む」のリンクで紹介しているブログも、普段からPV数が多いものです。
すでに何かしらの方法で、PV数やクリック数などのデータが取得できている場合は、そのコンテンツをリンク先としてして設定することでクリック率は高くなります。
もちろん、メルマガのテーマと関係のないコンテンツやターゲットが異なる場合は効果がありませんのでご注意ください。
本メールはHTMLメールで送っているので実際のメールは以下のリンクからご確認ください。
3、プレゼントパターン
件名
メリークリスマス!ブラストメールからのプレゼント
本文
Merry Christmas!
こんにちは。ブラストメールの森神です。
本日はクリスマス・イヴということで、特別に有料noteを無料でプレゼントいたします。
本来は500円で販売しているものですが、ブラストメールからのクリスマスプレゼントとして、ぜひご覧ください。
noteの内容は、スターバックスに学ぶ「ブランドイメージを活かしたメルマガ販促」の方法です。
『メルマガを販促に有効活用していきたいけど、具体的にどうすればいいかわからない』という人にぴったりの内容となっています。
本メールだけの特別プレゼントですので、お見逃しなく。
プレゼントパターンは鉄板です。本来は有料のコンテンツを無料で配布します。人は「無料」という言葉に弱いです。
開封率で紹介したキャンペーンパターンと同じで、普段から何度もプレゼントしていると効果は薄くなりますが、ここぞというときにプレゼレントを絶大な効果を生み出します。
目安としては、年4回ほどであればプレゼントパターンを使用しても問題ないでしょう。
本メールはHTMLメールで送っているので実際のメールは以下のリンクからご確認ください。
メールマーケティングでクリック率を上げる方法
メール配信の目的やコンバージョンポイント、配信リストなどによって大きく異なるため、あくまで目安の数値となりますがコンバージョン率の目安は「1%」です。コンバージョン率は(目標達成数/クリック数)✕100で算出します。
- 無料トライアルの申込み
- セミナーの申込み
- 資料ダウンロード
- 既存顧客リスト
- 資料ダウンロードした人のリスト
- 展示会で名刺交換した人のリスト
どのようなCVポイントや配信リストでも、ランディングページが「メールの内容と合致していない」場合はコンバージョン率低下の原因になるため注意しましょう。
メールマーケティングでクリック率を上げる方法や、具体的なコンテンツの作り方など、より詳しい内容を以下の資料で解説しています。
メールマーケティングの教科書としてぜひご活用ください。
また、今回紹介したようなメールマーケティングに関する情報は株式会社ラクスが運営する「Mail Marketing Lab(メルラボ)」にも数多く記載されています。こちらも併せてご覧ください。
公式サイト:「Mail Marketing Lab(メルラボ)」
メールマーケティングの例文まとめ
この記事ではメールマーケティングで開封率の高い例文とメールマーケティングでクリック率の高い例文を紹介しました。
- ターゲット
- コンテンツ(訴求)
- ランディング
上記3つによって開封率やクリック率は異なります。
つまり、自身でメール配信を行い、数値を計測していくことでメールマーケティングは完成します。
メールマーケティングに最適なメール配信システムはこちらで紹介していますので参考にしてください。
メールマーケティングにおすすめのツール5選【2024年最新版】
また、以下の記事では、メールマーケティングについて今回の内容よりもさらに詳しく解説しています。併せてご覧いただき、メールマーケティングへの理解を深めてください。