自社のサービス・商品を広告するためにメルマガを使って集客を行っている企業が増えています。
メルマガの配信にはメール配信サービスを使うのが一般的ですが、これらのサービスは「メルマガスタンド」とも呼ばれています。
この記事ではメルマガスタンドを選択する基準となるポイントを3つ解説し、それらのポイントをクリアしているサービスをご紹介したいと思います。
目次
メルマガスタンドとは?
メルマガスタンドとはメルマガの配信時に使用する配信サービスの総称です。
企業だけでなく、個人が運営するブログのメルマガなどにも使われており、企業向けから個人向けまで幅広いラインナップに対応すべく、サービス毎に機能が異なっています。
中には無料のメルマガスタンドもありますが、使用できる機能を知らずに選んでしまうと、充分な集客効果が発揮できない可能性もあるので注意しましょう。
メルマガスタンドを選ぶ際のポイント
ここからはメルマガスタンドを選ぶ際のポイントをご紹介したいと思います。
先述の通り、無料のサービスもありますが、配信する規模によっては充分にカバーできないものや、メールの到達率が低くなってしまうものもあります。
メルマガによる集客効果を最大限に発揮するためにも、メルマガスタンドは妥協せずに選びたいところです。
到達率が高い
到達率とは、配信したメールが、どれだけお客様のメールボックスに届いたかを示す数値です。
どれだけ良いコンテンツを作ったとしても、メールがユーザーに届かなければ意味がありません。
ユーザーに届かない原因として、送信したメルマガが迷惑メールとして扱われてしまうケースがあります。
迷惑メール判定をされないようにするための対策としては、DKIM署名や独自ドメインの使用などがあります。
DKIM署名とは、送信したメールが改ざんされていないことを証明するドメイン認証技術で、設定されていることにより、お客様のメールサーバーで迷惑メールとして扱われにくくなります。
その結果、送信したメルマガがお客様の受信ボックスで正しく受信され、到達率が上がります。
無料でサービスを提供しているメルマガスタンドの中には、到達率を高めるDKIM署名をしていないものもあるので、チェックしましょう。
「gmail.com」のようなフリーアドレスよりも、独自ドメインの方が到達率が上がる傾向にあります。
特に、送信先がGmailやdocomoなどのキャリアメールの場合は、非独自ドメインからのメールが届きにくいので注意しましょう。
Gmailへの到達率をアップさせる方法については、以下の記事にまとめてあります。メルマガの担当者の方は是非ご覧ください。
効果測定ができる
効果測定機能とは、先述した到達率や開封率、クリック率などの統計を出してくれるツールです。
キャンペーンの告知であれ、新サービスの宣伝であれ、メルマガを使った集客では配信だけでなく分析も欠かせない作業になります。
効果測定機能を使い、到達率や開封率、クリック率の推移を分析することで、メルマガの内容の改善や、次の戦略に役立てることができます。
効果測定機能がないメルマガスタンドを選んでしまうと、リンクはクリックされているのか、そもそもメルマガはお客様のもとに届いたのか、が分かりません。
メルマガスタンドを選ぶ際は、配信だけでなく分析もできるサービスを選びましょう。
サポートが充実しているサービスか
メルマガスタンドの中にはメルマガ集客での効果を上げるために、たくさんの機能を搭載しているものもあります。
メルマガスタンドを使用する側は、自身のニーズやサービスに合わせて、それらの機能を使いこなさなければなりません。
しかし、どんなサービスであれ、初めての利用時には分からない点やトラブルは発生するものです。
自社のサービスを広告する重要なシステムだからこそ、不明点やトラブルにはできるだけ早く対応してくれるサポート体制が整ったメルマガスタンドを選びましょう。
「ステップメール」はメルマガスタンドに必要か
メルマガスタンドに搭載されている機能の中に、ステップメールというものがあります。
ステップメールとは、会員登録や購入など、配信者が任意に設定したアクションを実行したユーザーに対して、あらかじめ用意していたメールを配信するメールマーケティング手法の一つです。
ユーザーがサービスを購入したタイミングなどで自動配信されるので、特別感の演出をすることができる便利な機能ではありますが、シナリオ設計が不可欠であるため、メールマーケティングの中級〜上級者向けの機能です。
誰でもすぐにできるメールではないため、運用イメージが確立できそうか、導入前に入念に確認しましょう。
ステップメールでは、
- メールを自動配信するアクションの設定
- 自動配信するコンテンツの内容
のような、最終的なゴールまでユーザーを誘導するシナリオ設計が不可欠になります。
初めてメルマガスタンドを導入する場合などは特に、どんなコンテンツがお客様の反響をえられるのか、つまり「開封率」「クリック率」などを上げることができるのかを探りながらメルマガを配信する必要があります。
その際には、先述した効果測定ツールなどを活用するのですが、いきなりステップメールを開始してしまうと、リストに記載されているお客様がどんなメルマガを欲しているのかも分からないまま、シナリオを設計することになります。
そのため、初心者がステップメール主軸でメルマガ配信をスタートすると、シナリオ設計の難易度や効果測定の複雑さに挫折し、「結局ツールを導入しても使いこなせなかった」ことになりがちです。
ステップメールはターゲット配信と予約送信機能でカバーできる
初めてメルマガスタンドを使用する方はステップメールの代わりに、お客様の「年齢」「性別」「居住地域」などを限定してメールを送信するターゲット配信と、指定した日時にメールを配信する予約送信機能があるメルマガスタンドを選びましょう。
ステップメールのように、お客様のアクションによる自動送信はできませんが、お客様の属性を限定した上で時間を指定してメルマガを送信することができるので、ステップメールと同じように、お客様一人ひとりに向けたコンテンツを送信できます。
ターゲット配信と予約送信機能は、有料のメルマガスタンドであれば搭載しているものが多いので、先述したポイントと合わせて確認してみましょう。
メルマガ配信をする際におすすめなメルマガスタンド
メルマガスタンドを選択するときには、DKIM署名などの到達率を上げるシステム、効果測定機能などを搭載しているものを選びましょう。
また、様々なトラブルにも対応できるようにサポート体制が整っているものが望ましいです。
メルマガ集客をする上では、ステップメール機能が魅力的ではありますが、あくまで集客効果が期待できるシナリオを持っている場合の話です。
そうでない場合は、効果測定機能などを使いながらトライアンドエラーをする中で、お客様の反応が良いコンテンツ作りに集中する必要があります。
メルマガスタンドの一つである「ブラストメール」では効果測定・予約送信機能、ターゲット配信を搭載しています。
またお客様への到達率を上げるためにDKIM署名も標準搭載しているので、お客様のメールサーバーで迷惑メールと判定される確立が低くなっています。
他にも、メルマガ集客で使える機能がいくつか用意されているので、メルマガスタンドにお悩みの方や、シナリオ設計が完璧にできていない状態でメルマガ集客を検討している方はぜひ機能を確認してみましょう。
まとめ
メルマガスタンドを選ぶ際は、以下の3つを備えたサービスを選びましょう。
- 到達率を高くする工夫をしている(DKIM署名など)
- 効果測定機能がある
- サポートが充実している
また、集客効果を発揮できるシナリオがない場合は、無理をしてステップメールでの集客を行わずに、ターゲット配信機能・予約送信で代用しつつ、効果測定機能でコンテンツに対する反応を伺っていくことをお勧めします。
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