開封率はメルマガの効果測定する上でもっとも重要な指標と言えます。
送ったメールを読者が開封してくれない限り、あなたのメルマガでどんなに魅力的なコンテンツや商品を紹介していても意味を為しません。
では実際、メルマガの開封率は内容以外に何が影響するのでしょうか?
今回は、メルマガの開封率を上げるために重要な7つのポイントをまとめました。メルマガの内容には自信があるのに、なぜか開封率が低くて悩んでいる方にこそぜひ読んでいただきたい内容になっています。
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目次
メルマガの開封率とは?
メルマガの開封率とは「届いたメルマガがどれくらい読まれたか」を示す値です。
メルマガの開封率は、
(開封数÷有効配信数)×100(%) という計算式で出すことができます。
大切なポイントは「メルマガを送った数」ではなく「送ったメルマガを読んでくれた数」が数値に使われるという点です。
メルマガの開封率を調べる為にはメールを「HTML形式」で作る必要があります。HTML形式で作られたメールだと、本文中のリンクにアクセスした数なども調べることが可能です。
メルマガの中に、自身のブログやSNS、ホープページへのリンクなどを組み込むことも多いかと思いますが、HTMLメールなら、何人がリンクをクリックしたかも調べることもできます。
「HTMLメール」について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
「相手に届いたか」ではなく、「相手が読んでくれたか」を測る開封率は、メルマガ配信のクオリティを高める上では必須の指標になります。
そのため、どれくらいの反応があったか効果測定していく作業はメルマガを作る作業と同じぐらい重要です。
メルマガの開封率の平均はどれくらい?
メルマガの開封率の平均値はメルマガのジャンルによって異なりますが、大体18〜23%と言われています。
メルマガで広告を行ったり、商品の紹介をしていく場合には、この数字を目指していくことになります。
メルマガの開封率を上げる7つのポイント
では、メルマガの開封率を上げるための7つのポイントを紹介していきます。
メールの開封率が上がる=商品やサービスを知ってもらえる機会が増えるということなので、開封率の向上は非常に重要です。
タイトル
メルマガのタイトルとは「件名」のことですが、タイトルで読者の興味を引けるかどうかは開封率向上の大きな鍵になります。
すでに、メルマガを受信してくれているということは、サービスや商品に少なからず興味を持ってくれているということです。
同じ内容のメールでも件名を変えるだけで開封率は大きく変わります。何個かパターンを作り、どのキーワードに読者が反応するのかテストを繰り返していくことが大切です。
メルマガのタイトルについては、こちらの記事でも心理学的、マーケティング的観点も交えて解説していますので参考にしてみてください。
「メルマガにタイトルをつける際の注意点とは!? 開封率アップのコツについて」
曜日
メルマガ配信をする場合には送る曜日も非常に重要です。
3億通を超えるメールを分析した、GetRespose社の調査結果によるとメルマガが一番読まれやすいのは火曜日という結果になったそうです。
また、メール内のリンクのクリック率は金曜日が一番高くなるそうです。
つまり、メルマガ配信に最も適しているのは「火曜日・金曜日」ということになります。
一方で、土日はメールや仕事から離れている人が多いためか、他の曜日と比較すると開封率が低くなるというデータが出ています。
メールのジャンルによって変わるので、必ず「火曜、金曜」が開封率が高くなるという訳ではありませんが、一つ参考にしてみてはいかがでしょうか?
時間帯
メールを送る時間に加え、メールを送る時間帯も非常に重要な要素になってきます。
というのも、メルマガの読者層によって生活リズムが異なるため、メールをチェックしやすい時間も変わってくるからです。
- ビジネスマン:7時〜8時、12時〜13時、21時〜22時
- 学生:7時〜8時、12時〜13時、21時〜22時
- 主婦:13時〜15時
ビジネスマンや学生は、「出勤・通学中の朝」「ランチタイムの昼」「帰宅後の夜」の時間が一番メールチェックをする機会が多いと予想されます。
主婦の場合は、「家事がひと段落する13時〜15時」が狙い目です。
一方、企業に対するメルマガの場合は、メールチェックを行う機会が増える「8時〜9時の始業前」「ランチタイム後の13時〜14時」「終業前の16時〜17時」に開封率が高まる傾向があります。
もっと細かく見ていくと、
- スイーツや食品系のメルマガ→お腹が空いてる時間帯
- 旅行関係のメルマガ→週末前の夜
- 価格の高い商品の広告→ボーナス時期や給料日の夜
- 情報発信系のメルマガ→出勤前の朝
- 企業に対するサービスの宣伝→仕事のスケジュールが決まる朝o仕事がひと段落する夜
といったように送る内容によって読んでもらいやすい時間は変わってきます。
メルマガの読者にはどのような生活リズムの人が多く、どんな時間帯にその情報を欲しているのかを予測し、配信時間を決めていくようにしましょう。
配信ルール
情報発信系のメルマガの場合は配信ルールを明確にする必要があります。
というのも、商品やサービスの宣伝を目的としたようなメルマガと違い、情報発信系のメルマガは新聞や各週販売される雑誌と同じニュアンスを持っています。
毎週決まった曜日、時間に送り、読者にメールチェックをルーティン化させることで、開封率をを高めていくことが可能です。
配信デバイス
ターゲットに合わせて配信するデバイスを意識することも重要です。
基本的にBtoB(企業→企業)へメルマガ配信をする場合、パソコンでの閲覧が多くなることが予想できます。
パソコンでメールをチェックする場合、相手の使用しているOSやブラウザによって見え方が変わってしまいます。
BtoBを意識したメルマガの場合は、崩れにくいテーブルレイアウトにして、あまり多く画像を使用せずに、容量をできるだけ軽くするようにしましょう。
また、会社のPCの場合、HTMLメールが許可されない場合もあるので、サイトやランディングページなどを作り、「表示できない方はこちら」といったような導線を用意しておくとより親切です。
BtoC(企業→消費者)、特に学生や主婦層がターゲットの場合は、スマホで閲覧されることが多いという点を意識しましょう。
スマホはパソコンと違い、縦長を想定したレイアウトを想定して作成することが大切です。
質の高いリストを作る
タイトルが魅力的で、質の高い情報の詰まったメルマガだとしても、そのジャンルに興味がなければ読む気にはりません。
企業向けシステムなどの情報を主婦に送っても全く見向きもされないということは容易に想像できるかと思います。
他にも大阪で開催するイベントの情報を東京に住んでいる人に送っても反応は薄くなるでしょう。
メルマガの開封率を上げる為には、そのジャンルに興味を持った人のリストを作ることが重要です。
性別、地域、職業、年齢などで分け、興味のありそうな人に確実に届くよう質の高いリストを作っていくことが重要になります。
確実に届ける
開封率を上げるためのポイントをいくつか紹介してきましたが、配信エラーがあったり、迷惑メール認定され相手にメールが届いてないと、そもそも配信率が上がることはありません。
差出人には企業名や、個人名を入れ、送信元をはっきりとさせることが大切です。
また、GmailやOutlookなどは大量の相手に対して一斉送信することを想定した仕様ではないため、メルマガ配信にそのようなサービスを使うのは限界があります。
大量の一斉送信を前提としたメールサーバーを持つ、メール配信システムを使えば、多くのメールもスムーズに処理することができます。
まとめ
以上、メルマガの開封率を上げるための7つのポイントについて解説してきました。
先ほども説明したように、メルマガの開封率を上げていくには「そのメールに興味を持ってくれている人」に対して送ることが重要になります。
当社のブラストメールは、HTMLメールの作成や開封率のチェックはもちろん、「性別」「居住地」「年齢」などの宛先のデータからリスト化してメールを送ることが可能です。
あらかじめ条件を設定しておけば、それにマッチした宛先を自動的に追加することもできるのでグループ分けをしていく手間もかかりません。
ブラストメールは無料でお試しいただくことも可能です。メルマガの開封率向上のために一度メール配信システムを使用してみてはいかがでしょうか?