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オンラインセミナー開催のポイントと配信媒体をまとめて解説

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2020.11.27 マーケティング

online-seminar

コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、セミナーをオンラインで開催するケースが増えてきました。

しかし、まだオンラインセミナーを開催したことがない方は、どんなアプリやシステムを選べばいいのか、どんな特徴があるのか不安に感じることもあるのではないでしょうか。

この記事では、オンラインセミナーの特徴と配信媒体をご紹介しています。

また、近年利用者が増えているオンラインコミュニケーションツールの「Zoom」を使ってオンラインセミナーをする際のポイントも解説します。

これからオンラインセミナーを開催しようと考えている方は是非ご覧ください。

オンラインセミナーとは

オンラインセミナーとは、ウェブを利用して配信するセミナーのことです。

講師と参加者がリアルタイムで繋がる配信だけでなく、セミナーを録画し、告知した日時に配信する「オンデマンド配信」という形式もあります。

ライブ配信

ライブ配信でのオンラインセミナーは、配信時間に講師と参加者が同じ時間を共有するセミナーの形式です。

ライブ形式のオンラインセミナーでは、実際に顔を合わせて行うセミナーと同様に、講師が参加者の反応を把握しながら進行することができます。

また、オンデマンド配信と比較して参加者の集中力が継続しやすい配信形式でもあります。

オンデマンド配信

事前に録画しておいた動画を配信するオンデマンド形式のオンラインセミナーは、コンテンツの充実度を高めることができます。

配信時のトラブルなどが起こりづらいのも魅力です。

しかし、一方的な配信となるので、参加者のモチベーションを保ちづらいことを覚えておきましょう。

オンラインセミナーのメリット

ここからはオフラインのセミナーと比較した、オンラインセミナーの魅力をご紹介したいと思います。

参加者の居住地域を問わない

オフラインセミナーでは、参加者は開催日時や場所によっては参加を見送らなければなりませんが、オンラインでのセミナーはネット環境さえ整っていれば参加できます

そのため、開催日時や開催場所に関してはオフラインセミナーと比較して問題になることが少ないのが大きなメリットです。

場所代などの準備費がかからない

オフラインセミナーでは、会議室やイベントホールなどを借りて開催することが多いため、会場のレンタルにコストがかかります。

セミナーの規模にもよりますがオンラインセミナーは、自社の会議室からでも配信することができるため、コストを抑えて開催することができます。

セミナー意外にも転用できる

ライブ・オンデマンド配信を問わず、開催したオンラインセミナーは他の用途でも利用できます。

例えば、マーケティング知識に関するセミナーは新人社員のマーケティングへの理解度を高める教材に使うことができます。

自社の提供するサービスに関するセミナーなども同様に、社内で使うことができるでしょう。

オンラインセミナーのデメリット

同様にオフラインセミナーと比較した際の、オンラインセミナーのデメリットを解説します。

参加者の集中が保ちづらい

オンラインセミナーは、参加者がそれぞれの場所でセミナーに参加します。

自宅などでオンラインセミナーに参加する場合は、人目を気にする必要もないので、テレビやネットなどを自由に利用することができます。

そのため、参加者と講師が顔を合わせるオフラインセミナーよりも参加者のモチベーションが保ちづらいと言われています。

通信環境に左右される

通信環境は、オンラインセミナーの満足度を左右する重要なポイントです。

せっかくいい内容を作っていても、実際に行ったセミナーが途切れ途切れの配信になってしまったらコンテンツの良さが失われてしまいます。

お客様の通信環境は対処しきれませんが、配信側の通信環境は固定回線を利用するなどして、最善の環境にしておきましょう。

オンラインセミナーを配信する際のポイント

ここからは、オンラインセミナーを配信するときのポイントを解説します。

通信環境を整える

先述の通り、オンラインセミナーの配信通信は通信環境の整備が必須です。

既に多くの企業では、無線Wi-Fiを設置しオフィスで使用できるようにしていますが、そのような回線のことを既存回線と呼びます。

オンラインセミナーを配信する際は、既に様々な媒体で利用している既存回線ではなく、オンラインセミナー配信用の回線を準備することで、通信環境を整えることができます。

また、音の悪さやセミナーを配信する室内の明るさなどへの配慮も欠かせません。

事前にテストをするなどして、オンラインセミナーの配信に問題がないかチェックしましょう。

感想を聞くコンテンツを用意する

オフラインのセミナーでは、セミナー後に書面アンケートなどで参加者の感想を聞き、今後のセミナーの開催に役立てています。

オンラインのコンテンツでも同じように、感想を聞くコンテンツを準備しましょう。

セミナー配信媒体の多くはチャット機能を使うことができます。

自社のホームページやアンケート作成サイトなどに誘導し、オンラインセミナーを受講した感想を集めることで、コンテンツの質を高めましょう。

開催したセミナーにあったツールを使う

オンラインセミナーを配信することができるツールは数多くありますが、参加できる人数やオプション機能に違いがあります。

募集している参加人数や予算などに応じてツールを選択しましょう。

オンラインセミナーの配信媒体5選

ここからは、オンラインセミナーを配信する媒体の中から5つのツールをご紹介したいと思います。

V-CUBEセミナー

V-CUBEセミナー

V-CUBEセミナー公式サイト

ライブ配信 可能
オンデマンド配信 可能
参加可能な媒体数 10,000台
無料利用 不可
有料版の価格 一拠点あたり11,000円/月
チャット機能 有り
その他 ブラウザでの利用ができる、貸しスタジオ有り

V-cubeは無料利用をすることはできませんが、チャットやアンケート機能などを使うことができます。

また、東京都恵比寿にある「恵比寿ガーデンプレイスタワー」にはV-cubeの専用スタジオが準備してあります。

カメラや照明だけでなく撮影スタッフも借りることができるので、オンラインセミナーの開催に不慣れな場合でも、質の高いコンテンツを作成できます。

Zoomビデオウェビナー

Zoomビデオウェビナー

Zoomビデオウェビナー公式サイト

ライブ配信 可能
オンデマンド配信 可能
参加可能人数 10,000人
無料利用 不可
有料版の価格 一拠点当たり7,400円/月
チャット機能 有り
その他 収益化オプションがある、Facebook・YouTubeでのライブ配信

Zoom Video Communicationsが提供する「Zoomウェビナー」は無料で使えるZoomミーティングとは違い、ホストと参加者を区別するシステムがあります。

また利用者人数にも大きな違いがあります。

オンラインセミナーでは、参加者のモチベーション低下が懸念されることは先述しましたが、Zoomウェビナーではそのような問題を防ぐ「挙手機能」を利用できます。

挙手機能はパソコンやスマホの「手を挙げる」ボタンをクリックし、ホストに発言を求めることができます。

無料版との違いや機能の詳細については、後ほど解説しています。

コクリポ

コクリポ

コクリポ公式サイト

ライブ配信 可能
オンデマンド配信 可能
参加可能人数 300人
無料利用 可能
有料版の価格 一拠点当たり30,000円/月
チャット機能 有り
その他 アンケート機能あり

コクリボは最大3台までの接続で1回60分の利用であれば、無料で利用することができます。

フリーで利用できるプラン以外に、機能が充実した「ビジネスプラン」と「エンタープライズプラン」も選択することができます。

一番グレードが高いエンタープライズプランでは300台を接続することができ、月20時間利用することができます。

また、プランに関わらず、毎週定期的にサービスを利用するにあたってのオンライン説明会を開催しているので、初めての配信ツール利用時には心強いでしょう。

Jストリーム

Jストリーム

Jストリーム公式サイト

ライブ配信 可能
オンデマンド配信 可能
参加可能人数 2,000人
無料利用 なし
有料版の価格 一拠点当たり50,000円/月
チャット機能 有り
その他 視聴分析あり

有料版の価格がこれまでご紹介してきたものと比較しても高く設定されていますが、Jストリームでは、動画制作ツールを利用しオンデマンド配信コンテンツの作成ができます。

動画の制作ツールはスマートフォンやタブレット1台で、撮影から編集まで簡単に行うことができるサービスで、オンラインセミナーだけでなく社内研修などでも利用ができるでしょう。

また「放送」「エンタメ」「金融」「医療」の業界に特化したサービスを提供しているのも特徴です。

GigaCast

GigaCast

GigaCast公式サイト

ライブ配信 可能
オンデマンド配信 可能
参加可能人数 6,000人
無料利用 1回のみテスト配信が可能
有料版の価格 一拠点当たり9,800円/月
チャット機能 有り
その他 招待メールの配信などが自動

ほとんどの配信ツールでは参加者に対する連絡は、安全かつ簡単にメールを配信できるメール配信サービスやSNSを利用して参加者とコンタクトを取ります。

しかしGigaCastは、セミナーの告知や招待メールの配信、アンケートの実施・集計を自動で行なってくれます。

他の配信ツールにはあまり見られない、特徴的な機能です。

ただし、メール配信サービスやSNSのは、サービスの集客やマーケティングにも使うことができます。

セミナーの告知だけでなく集客にも使える、メール配信サービスに関する情報は下記の記事でご紹介しているので、合わせてご覧ください。

20社比較!メール配信システムのお勧めを一挙にご紹介!

Zoomウェビナーでオンラインセミナーをする際のポイント

ここからは、Zoomが提供するZoomミーティングと、Zoomウェビナーの違いや録画の方法を解説したいと思います。

オンラインセミナーを録画することで、配信側はセミナーの改善につなげることができます。参加者側も、重要な部分を再度見直すことができるので、どちらの立場でもメリットがあります。

ミーティングとウェビナーの違い

ZoomミーティングとZoomウェビナーの違いを表でまとめました。

機能 ミーティング ウェビナー
設定できる役割 ホスト(共同ホスト)

参加者

ホスト(共同ホスト)

パネリスト

参加者

ビデオ共有 参加者全員 ホストとパネリスト
定員 課金すれば1,000人 100〜10,000人
参加者リスト 全員が確認可能 ホストとパネリストが確認可能
ビデオ共有 全ての参加者が可能 ホストとパネリストが可能

無料で使えるミーティングのアカウントでも、追加料金を支払うことで連続配信の時間や参加人数を増やすことができます

小規模な社内ミーティングや、名前や顔がわかっていた方が良い会議などではZoomミーティングを使っても問題はないでしょう。

しかし、パネリストの設定や視聴専用モードなどが利用できるウェビナーの方が、オンラインセミナーでの使い勝手は良いです。

録画の方法

Zoomの録画機能はミーティングでもウェビナーでも利用することができます。

ミーティング場合は、画像にある「レコーディング」のボタンを押すことで録画できます。

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ウェビナーでは、参加者が録画をできないようにする設定もあります。

オンラインセミナーにタレントなどを起用している場合は、録画機能を使えないようにすることでトラブル発生のリスクを下げることもできるでしょう。

まとめ

コロナウイルスの影響もあり、オンラインセミナーの開催が増えてきました。

ウェブや配信媒体の発達によって、今後はさらにサービスのオンライン化が進む可能性があります。

人が集まるセミナーも例外ではなく、オンラインでの開催は今後も増えていくのではないでしょうか。

オンラインセミナーを配信することができるツールはの中には、スタジオを利用することができたり、参加者への出欠確認を自動で行うことができるものもあります。

かけられるコストや募集人数の違いに応じて、ツールを選びましょう。

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