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フォローメールを効果的に使うためのポイント。フォローメールの例文と合わせて解説します

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2022.04.06 メール

顧客や取引先へのフォローメールは、商品の購入や問い合わせ、新規顧客獲得のために非常に重要です。

営業活動において重要な「顧客に忘れられない」「印象を高める」という点への対策である「フォローメール」の基本的な内容や効果的な使い方を実際の例文と合わせて解説します。

フォローメールとは

フォローメールとは、お客様や取引先のフォローを目的としたメールのことです。

分かりやすいところだと、ECサイトでの商品購入後に感謝の気持ちを伝え、商品の状態や使用感を伺うようなメールがフォローメールです。

広い意味合いを持つ言葉ですので実際の活用例をいくつか紹介します。

  • ECサイトの購入後のお礼メール、口コミお願いメール、関連商品の紹介メール、商品が無くなるようなタイミングでの販促メール
  • セミナー申込者数増加のための、リマインドやセミナー関連情報の発信
  • 会員サイトで一定期間ログインが無い方へのフォローメール
  • ソフトウェアライセンスの更新を促すための2ヶ月前・1ヶ月前・2週間前からのリマインドメール
  • 資料請求があった方に一定期間ごとに開封を促すためのメールを送る
  • 営業による商談後のフォローメール

ECサイトや店舗だけでなく、フォローメールは上記のような場面でも活用されています。

フォローメールを送る目的

フォローメールを送る目的は、感謝の気持ちや商品発送の確認、口コミのお願いだけに止まりません。本質的な目的はお客様から信頼を得るための関係構築です。

継続的な売上向上のためには、商品、サービスを購入してくれたお客様を優良顧客へと育成していくような施策を行う必要があります。優良顧客とは具体的に「継続的に購入してくれる」「商品、サービスを紹介してくれる」「関連する商品、サービスも購入してくれる」ようなお客様のことを指します。

そうしたお客様を増やすには、商品、サービスの質だけでなく、提供者側の印象も高めていくことが大切です。

また、接触回数が増えることで興味が無かったものでも徐々に好きになっていく心理的現象のことを心理学用語で「ザイアンス効果(単純接触効果)」と言います。

こうした特性は顧客の認知や印象を向上させ、信頼を得るための手段としてマーケティング活動において非常に多くの場面で活用されています。

関連記事:ザイアンス効果(単純接触効果)とは?マーケティングに利用できる心理学を分かりやすく解説

フォローメールもザイアンス効果を目的として送ることができます。フォローメールにより、お客様や取引先との接触回数を増やし優良顧客を育成をしましょう。

フォローメールを送る際の注意点

お客様や取引先と何かしらのアクションがあった後にただメールを送るだけではフォローメールの効果は最大限発揮できないでしょう。

次に、フォローメールを送る際に意識すべき注意点について解説します。

相手の名前をメール中に記載する

フォローメールでは相手の名前を記載することが大切です。

というのも、購入や問い合わせ、商談があった後に「個人宛」に送るメールですから、自分のために送ってくれているというような特別感を演出することがポイントです。

その方法として一番手軽に行えるのが「相手の名前」を差し込むことです。

営業活動のフォローメールであれば、雑談の内容など少しだけ盛り込むのも効果的かもしれません。

自分以外にも同じようなフォローメールを送っているんだろうなというような印象を持たれないようにすることが大切です。

メールを送ることによって達成したい目的を明確にする

ECサイトでフォローメールを活用するにしても目的は様々です。

そのメールによって「口コミを集めたい」のか「関連商品のクロスセルを増やす」のか、はたまた「おすすめ商品のお知らせから販促を目指す」のか、使い方は多岐にわたります。

目的によってメールを送るタイミングや、送る相手は変わります。口コミを集めたいのであれば、購入後早期に、離客を防ぐには2週間に一度定期的に、など適切な配信形態は異なります。

目的が明確でなければフォローメールの効果も十分に発揮できません。フォローメールを作成する上で、まずはフォローメールの目的を明確にしておきましょう。

過度な装飾や絵文字は使わない

ビジネスシーンであれば絵文字や装飾が過剰に利用しないのは当然かもしれませんが、フォローメールでも最低限に抑えた控えた方が丁寧な印象になります。

絵文字を多用したり装飾しすぎたりすると、文章が読みにくくなり、途中で離脱する可能性があることに加え、絵文字や装飾によって見た目が派手になりすぎることで商品を過剰に宣伝している印象にもなります。

強調したい部分に限定して使用するなど、絵文字や装飾の利用は最小限にとどめましょう。

セールスしすぎない

売上向上を目的としたフォローメールの場合、商品のセールスをしたくなる気持ちは分かりますが「売りたいからセールスを多くする」というのはあまり良い結果を生みません

特に離客防止や顧客の育成を目的としてフォローメールを送る場合には、お客様に「押し売りされている印象」を持たれないよう注意しましょう。

しばらく問い合わせや購入がないお客様に対しては、商品のセールスを第一に考えるのではなく、その商品の存在を思い出させることを念頭にフォローメールの作成を行うことがポイントです。

フォローメールの例文

それではフォローメールの実際の例文をいくつか紹介していきます。

ここまで解説してきた注意点を踏まえて作成していますのでぜひ参考にしてみてください。

商品購入後のフォローメール

件名

「商品」のご購入ありがとうございます

本文


〇〇様

この度は【店舗名】をご利用いただき誠にありがとうございます。

お買い上げいただきました〇〇は当店人気No. 1を誇る定番商品であり、幅広い層のお客様にご愛顧いただいているものでございます。

今後も〇〇様に喜んでいただける商品の品揃えを充実していけるよう一層の努力を重ねてまいりたいと存じます。

どうぞ引き続き末永くご愛顧賜りますよう心よりお願い申し上げます。

まずはお礼かたがたご挨拶を申し上げます。
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こちらは商品購入後のフォローメールの例文です。

相手の名前を差し込み、セールスはそこまで目立たないような構成になっています。相手に感謝の気持ちを伝えることは当然ですが、継続的な購入に繋がるようなフォローメールを作成しましょう。

ネットショップで使えるお礼メールの例文は以下の記事で詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。

関連記事:そのまま使えるサンクスメールの例文! ネットショップで必須のサンクスメールの例文をまとめました

見込み客へのフォローメール

件名

「商品」のお取り寄せありがとうございます

本文


〇〇様

△△ショップ販売担当の田中です。

この度は「商品」のサンプルをお取り寄せいただき、誠にありがとうございました。
当商品の使い心地はいかがでしたでしょうか。

「〜商品説明〜」

〇〇様に気に入っていただけておりましたら幸いです。

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こちらは無料の商品サンプルの取り寄せがあった見込み客へのフォローメールの例文です。

こうした商材はある程度サンプルが無くなるタイミングが把握できるので、そのタイミングを狙ってフォローメールを発信すると効果的です。

商談後のフォローメール

件名

【株式会社〇〇】ご面談のお礼

本文


〇〇様

本日〇〇サービスのご提案をさせて頂きました、
株式会社〇〇の田中です。

本日はご多忙にもかかわらず、貴重なお時間を頂き誠に有難う御座います。

本日ご提案をさせて頂きました、弊社〇〇サービスについてご検討の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
〇〇様にいただいた貴重なご意見とオプションに関する変更点につきましては、ご要望に添えますよう最大限努力させていただきます。

何か不明点等ございましたらお気軽にご相談頂けましたら幸いです。

〇〇様からご面談時に相談させて頂いた通り、
〇月〇日にご検討状況について確認のご連絡を入れさせていただきますので何卒宜しくお願い申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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会社名
〇〇部 名前
〒000-0000 東京都〇〇〇〇
TEL:03-0000-0000 FAX: 03-0000-0000
Email:××××××@××××.com
URL: https://××××.com/
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こちらは商談後に送るフォローメールの例文です。このようなフォローメールは遅くとも翌日までには送るようにしましょう。メールを見逃されないよう、件名を分かりやすくし、会社名を入れておくこともポイントです。

まとめ

以上、フォローメールを活用する際のポイントと実際の例文を紹介しました。

フォローメールは様々な場面で活用されていますが、顧客育成や離客防止のために
非常に有効な施策です。

フォローメールの場合はセールスや宣伝は最低限にすることがポイントです。フォローメールによる接触回数増加で顧客からの印象を向上させ、長期的な売上向上を意識して送るようにしましょう。

ぜひ今回紹介した点を参考に顧客との関係性向上にフォローメールを活用してみてくださいね。

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