【メール配信ソフト】パッケージ型とは?クラウド型との比較と利用すべき人を解説します

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2021.11.30 メール配信

集客や業務連絡でメールの一斉送信をする際に利用する「メール配信ソフト」は、パッケージ型とクラウド型に分けられます。

近年は、GoogleやAmazonなどが提供するクラウドシステムを利用している方が多く、メール配信ソフトでもクラウド型が主流になりつつあります。

とは言え、ビジネスで利用するツールだからこそ「メール配信システムにはどんな種類があるのか知っておきたい」と考えている方も多いのでは無いでしょうか。

実際、パッケージ型とクラウド型ではメール配信の仕組みやコスト、運用方法などが異なっており、一概にクラウド型が絶対にいいとは言い切れません

この記事では、メール配信ソフトのパッケージ型の特徴を比較し、それぞれのサービスを使うべき方に関して解説をしています。

これからメール配信ソフトを導入しようと思っている方や、現在使っているメール配信ソフトからの乗り換えを検討中の方は是非ご覧ください。

パッケージ型のメール配信ソフトとは

パッケージ型のメール配信ソフトとは、自社で用意したサーバーやパソコンにメール配信ソフトをインストールし利用する形式のシステムです。

サブスク形式で月賦を支払いサービスを利用する「クラウド型」とは異なり、買い切り形式になるので、セキュリティ管理や運営も自社で行います。

月額でかかる費用がなく、一度ソフトの料金を支払ってしまえばその後のランニングコストがかからないというのが特徴です。無料で配布されているものを利用すれば初期コストすらかかりません。

ただし、自身のPCにインストールして利用する形式になるので、PCのスペックや使用しているサーバーの状況によってはソフトの性能を最大限引き出せないことがある点には注意が必要です。

パッケージ型・クラウド型のメール配信ソフトの比較

パッケージ型とクラウド型、それぞれの特徴を掴むために以下の表をご覧ください。

クラウド型のメール配信ソフトには月当たりの使用量がかからないものもありますが、ビジネスで利用している方はほとんどいないので、有料のサービスを想定し解説をしています。

パッケージ型 クラウド型
初期費用 0円〜数万円〜 0円〜数十万
維持費(月額) 数千円/月〜 殆どかからない
カスタマイズ × ×
セキュリティ 自社の環境に依存 対策されたものを使用
サポート ほとんどのサービスで提供 ほとんどのサービスで提供

表で解説している項目に関して詳しく解説をしていきましょう。

初期費用

パッケージ型のメール配信ソフトは買い切り型のため、初期費用として数千円〜数万円のライセンス費用がかかります。

中には無料で利用することができるものもあるので、これから解説するメリット・デメリットを理解した上でソフトを選びましょう。

クラウド型のメール配信ソフトも、初期費用がかかるものと無料のものがありますが、平均的に見て初期費用の相場は10,000円〜50,000円ほどです。

クラウド型のメール配信ソフトの場合は、プラスして月額の使用料金が加算されるので、総合するとパッケージ型の方がコストを抑えられる場合が多くなります。

維持費(月額)

クラウド型のメール配信ソフトの場合、利用料金として毎月の費用がかかりますが、パッケージ型の場合は買い切りになるので維持費はかかりません。

クラウド型メールソフトは日常的に使っていれば問題ありませんが、使わなくなってしまうと無駄な費用になってしまいます。

メール配信ソフトを使うタイミングが非定期である場合には、維持費のかからないパッケージ型の方がコスパは良いかもしれません。

カスタマイズ

パッケージ型のメール配信ソフトは、自社なりに機能をカスタマイズすることはできません。

一から配信基盤を構築していく場合には、メール配信環境のカスタマイズをしていくことができますが、パッケージ型のメールソフトはあくまでも完成されたソフトを自身のPCにインストールして使うという形式です。

予め決まったものを使うので、サーバーの機能を超えた配信速度を実現したり、欲しい機能を追加したりすることはできません。

クラウド型のメール配信ソフトは、自社の配信規模にあった料金プランや機能提供をしているので、ある程度は自社の都合に合わせて利用することが可能です。

そういった点では、様々なオプションやプランが用意されているクラウド型のメール配信ソフトの方が、まだカスタマイズ性はあると言えます。

セキュリティ

パッケージ型のメール配信ソフトでは、ハッキングなどの外部要因へのセキュリティは、自社が使用するPCやサーバーに依存します。

そのため、利用している環境のセキュリティが脆弱だと、外部からの攻撃を受けてしまう可能性が高くなります。

宛先の誤設定のような内部要因への対策は、クラウド型のメール配信ソフトと同様に、自動でBCCに設定された上で配信されるため安心です。

クラウド型は、セキュリティ対策がされているメール配信ソフトををSaaSで使用するため自社で対策を講じる必要はありません。

サポート

パッケージ型・クラウド型どちらもサポート付きである場合が多いです。

トラブルの原因が自社の環境にある場合は、サポートの対象外になるのも同じですが、自社の環境がネックとなりトラブルが発生するのはパッケージ型のソフトの方が多いかもしれません。

これもここまで解説してきたように、パッケージ型のメール配信ソフトは、完成されたシステムを自社のサーバーにインストールする形式だからです。

場合によっては、自社のサーバーでは利用することができないパッケージ型のメール配信ソフトもあるので、確認せずに購入をして利用できなくてもサポートは受けられません。

例えば、パッケージ型のメール配信ソフトである「acmailer」では、動作環境として以下の環境が指定されています

  • sendmail(もしくは互換)の使えるLinuxベースのサーバー
  • perl5.8以上

クラウド型と比較して、自社の配信環境による影響を受けやすい形式なので、配信時のトラブルの原因が自社の環境にあった、という場合も多いのです。

パッケージ型のメール配信ソフトの利用がオススメの方

ここまでの解説を踏まえて、パッケージ型のメール配信ソフトの利用がオススメな方についてまとめていきます。

小規模のメール配信を想定している方

パッケージ型のメール配信ソフトは、月当たりのランニングコストが発生しないので、一度購入してしまえば費用をかけずに利用することができます。

またパッケージ型のパフォーマンスは自社の環境に影響されるので、大量配信をする場合やサイズの大きなメールを一斉送信する場合は、配信速度や到達率が下がってしまう可能性があります。

そのため、数十人に不定期でメールを一斉送信する場合のような小規模の一斉送信を想定している方にはオススメです。

Outlookなどのメーラーにはない機能を利用したい

小規模の一斉送信であれば、Gmailなどでも可能なのでは?と感じるかもしれませんが、パッケージ型のメール配信ソフトを利用することで、メール配信ソフトの機能が利用できるというメリットがあります。

例えば、パッケージ型のメール配信ソフトである「メールマジックプロフェッショナル」では、以下のような機能を提供しています。

  • あて名の自動挿入
  • HTMLメール作成
  • HTMLメールのテンプレート

これらの機能はメール配信ソフト特有のもので、OutlookやGmailなどのメーラーでは利用することができません。

とは言え、ご紹介しているような価格で利用できるパッケージ型のメール配信ソフトの機能は、クラウド型のものと比較するとどうしても見劣りしてしまいます

あくまでもOutlookやGmailよりも便利な機能が多少利用することができる、くらいの認識にしておいた方が良いかもしれません。

集客などにメール配信ソフトを利用するのであれば、配信速度や到達率を気にすることなく配信が可能で、効果測定のような集客に特化した機能を提供しているものが望ましいです。

メルマガ配信のように大量配信をする集客で利用されることを想定しているメール配信ソフトでは、以下のような機能を提供しています。

  • ターゲット配信(セグメント配信)
  • ステップメール配信
  • 予約配信
  • HTMLメールエディタ
  • 効果測定

コストを下げることは可能ですが、機能の充実度を見てみると「メーラー以上、クラウド型未満」というソフトになります。

まとめ

メール配信ソフトには、パッケージ型とクラウド型があります。
クラウド型ではクラウドシステムを利用し、外部にあるメール配信ソフトを使用しますが、パッケージ型は自社で用意したサーバーにソフトをインストールしメールを配信します。

そのような形式の違いから、パッケージ型のメール配信ソフトの利用には以下のようなメリットが期待できます。

  • コストを抑えることができる
  • 買い切り型なので維持費(ランニングコスト)がかからない

しかし、以下のようなデメリットがあることも忘れてはいけません。

  • 配信速度などのスペックは自社のサーバーに依存する
  • 大規模なメール配信業務をするには高スペックな配信環境が必要

上記のような特徴から、パッケージ型のメール配信ソフトは、コストをかけずに小規模(数十名程度)の一斉送信を行いたい方にはオススメのサービスと言えるでしょう。

しかし、集客や業務連絡で、百を超えるメールアドレスへの一斉送信業務がある場合は、配信速度や到達率の低下が考えられるので注意が必要です。

提供している機能も以下のランキング記事で上位に入るようなクラウド型のメール配信ソフトと比較すると、充実しているとは言えないものが多いのも事実です。

【2021年最新】メール配信システム20選!機能・料金を徹底比較

利用するメール配信ソフトを「パッケージ型」「クラウド型」に注目して判断するのであれば、配信規模と自社の配信環境を考慮しましょう。

百を超えるようなメールアドレス数に対して定期的にメールを配信するのであれば、月3,000円程度かかったとしてもクラウド型のメール配信ソフトを利用した方がパフォーマンスに期待が持てます。

また、パッケージ型を利用する場合はPCやサーバーのスペックもパフォーマンスに影響する大事な要素です。

そのため、パッケージ型を使用する場合は、自社の配信環境が想定するメールの配信規模に耐えられるかどうかを考える必要があります。

一方のクラウド型はランニングコストこそかかりますが、月数千円程度で、充実した機能を利用することができ、大量配信に特化したサーバーからメール配信ができるというメリットがあります。

例えば、クラウド型のメール配信ソフトである「ブラストメール」では、3,000円/月で、アドレスを3,000件登録することが可能な上にメールの配信上限は設けられていません。

ブラストメールをはじめクラウド型のメール配信ソフトの多くは、初期費用も維持費もかからない「無料お試し期間」を提供しています。

パッケージ型とクラウド型のどちらを使用するか迷っている方は、まずはメール配信の機能が充実しているクラウド型のメール配信ソフトのお試し期間を利用してみてはいかがでしょうか。

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