この記事では、メール配信システム「ブラストメール」について機能・導入事例などを詳しく解説します。
ブラストメールに関心がある方や導入を検討されている方は、ぜひご参考にしてみてください。
ブラストメールの特徴
ブラストメールの具体的な活用方法について解説する前に、他のメール配信システムと比較した際のブラストメールの特徴について解説しておきましょう。
相手のメールボックスに届きやすい
メール配信システムの役割は、メールをただ配信するのではなく「相手のメールボックスに届ける」ことです。
配信したメールがどれだけ受信者のメールボックスに届いたかを表す割合は到達率という言葉で表現され、受信ボックスに届かなかったメールは不達メールと呼ばれます。
同じメール配信システムでも、基盤となる配信サーバーのレピュテーションの高さや分散処理などのチューニングにより、到達率は異なります。
ブラストメールでは大量送信にも対応できる独自の配信環境を提供しているため、高い到達率を実現しています。
機能に無駄がなく、低価格が利用できる
メール配信システムの料金は、配信規模や利用できる機能によってプランごとに分かれている場合がほとんどです。
そのため、過度な配信規模や利用しない機能を提供しているプランを選択してしまうと、無駄なコストを支払ってしまうことに繋がりかねません。
ブラストメールをはじめメール配信システムの多くは、全てのプランで利用できる「基本機能」とオプションとして利用できる「拡張機能」があります。
利用を検討しているメール配信システムの基本機能に、自社のニーズとは無関係な機能がある場合は、再検討をすることでコストを抑えることが可能かもしれません。
詳しくは後述していますが、ブラストメールの基本機能は以下の通りです。
- メールの作成・一斉送信
- HTMLメールエディタ
- ターゲット配信
- 効果測定
- 空メール登録
上記の基本機能は、ブラストメールの最安プランである「Lightプラン(4,000円/月)」でも利用することができます。
他のメール配信システムと比較して、機能を厳選して提供しているため高いコストパフォーマンスを発揮することができるのが特徴です。
直観的な操作で初めてでも使いやすい
メール配信システムの中には、各機能やダッシュボードの操作が煩雑なものもあります。
冒頭でもご紹介したように、ブラストメールはダッシュボードや提供している機能の操作性を洗練させ、誰でも簡単にメールの作成・配信を行えるように設計されています。
公式ホームページでご紹介している導入事例でも「使いやすさが抜群」といった感想が多く寄せられています。
ブラストメールの活用方法
ここからは、実際にブラストメールの機能とその活用方法について解説します。
① 周知ツールとして一斉送信機能を使う
ビジネスの情報共有をする上で、メールによる一斉送信は非常に便利な機能です。
GmailやOutlookなどでも一斉送信をすることもできますが、メーラーを使った一斉送信には以下のような問題がつきまといます。
- メールアドレスの誤設定による情報漏洩
- 1日500件程度の送信上限
- 不達メールが増える
メールの一斉送信をする上で、最もリスクになるのがメールアドレスの誤設定による情報漏洩です。
近年は個人情報保護への関心が高まっており、顧客情報を漏洩した企業が賠償責任を追求されるケースが増えています。(参考記事:企業にはどのような損害が出るのか?メールの誤送信事例)
ブラストメールから配信されるメールは全て自動的にBCCに設定されるため、誤設定による情報漏洩のリスクを回避することができます。またメールが届かない事態を防ぐこともできますので、重要な周知などを送る場合は、よりメール配信システムでの配信を推奨します。
② HTMLメールエディタを使ったHTMLメールの作成
HTMLメールとは、メールに画像やボタンを配置することで視覚的な訴求効果を高めたメールのことです。
スマホが普及したことにより、集客に使うメールはテキストのみのメールから、画像を使い商品・サービスのイメージを伝えることができるHTML形式が主流になりました。
HTMLメールの作成は以下の記事でも解説しているように、技術的に高いハードルがありました。
関連記事:HTMLメールの作り方を5分で解説!最も簡単に作成する方法もこっそり教えます。
しかし、ブラストメールが提供している「HTMLメールエディタ」を利用することで、誰でも簡単にHTMLメールを作成・配信することができるようになります。
以下の記事では、実際にブラストメールのHTMLメールエディタを使ってHTMLメールを作成している様子を画像付きでまとめています。
関連記事:ブラストメールを使って5分でHTMLメールを作る方法
③ ターゲット配信・効果測定によるメールマーケティング
効果的にメルマガ集客をする上ではHTMLメールエディタだけでは不十分です。
メルマガ配信で集客効果を出している企業では「ターゲット配信」と「効果測定」を合わせてマーケティングをしています。
ターゲット配信とは検索条件を使って配信者を絞る機能で、設定できる条件は以下のようなものになります。
- 居住地
- 性別
- 年齢
- サービスの利用履歴
ターゲットを絞ってメルマガを配信することで、配信内容に親和性のある方にのみメールを配信できます。
サービスに関心がある方をあらかじめ絞って配信することで、集客効率をアップさせられるだけでなく、メルマガの離脱率を下げることにも繋がります。
もう一方の効果測定とは、配信したメールの効果を測る機能です。
- 到達率:配信したメールが受信者のメールボックスに届いた割合
- 開封率:配信したメールが受信者に開封された割合
- クリック率:配信したメールに添付したURLがクリックされた割合
効果測定を使わずにメルマガを配信した場合、コンテンツの効果を把握することができません。
トライアンドエラーを繰り返し、より集客効果の高いコンテンツを作成するために活用しましょう。
④ 他システムとのAPI連携
API連携を使うと、他のプログラムからメール配信の機能を呼び出すことができます。
例えば、予約用フォームシステムのプログラムからAPIを呼び出せば自動返信メールをブラストメール経由で送るなど、メール配信の部分を作成する必要がなくなります。
ブラストメールを使ったAPI連携の事例は、次の項でも具体例として解説しているのでぜひご覧ください。
ブラストメール活用の具体例
ここからは、ブラストメールを導入した企業の活用例について解説をします。
DeNA様の事例
一度に100万件もの規模のメルマガを1日2回配信することもあるDeNA様ですが、「メルマガの作成と配信にかかる作業コストが多いこと」が課題でした。
ブラストメールを導入したことでBCCの設定に関するチェックの必要がなくなり、作業コストだけでなく配信事故のリスクを減らすことにも成功しました。
また、HTMLメールエディタを利用しメルマガの作成コストも軽減しています。
中でも好評なのが、HTMLメールエディタのタグ差し込み機能です。
この機能を活用することで、テンプレートとなるHTMLメールのビジュアルを崩すことなくコンテンツを作成することができるようになったそうです。
お客様に対してメールを送信している企業はもちろん、HTMLを使ったメルマガを配信している企業もこのような使い方をすることで作業コストを軽減することができるでしょう。
参考記事:導入事例「DeNA様」
ボクブロック様の事例
ECサイトを運営している企業をターゲットにシステムの提供を行なっているボクブロック様の事例です。
ECサイト経由のデータと、ECサイトの運営企業が独自に保有しているデータを統合してメール配信をすることができないか、と注文が入ったのがブラストメールを導入したきっかけのようです。
この課題に対して活躍したのが、ブラストメールのAPI連携です。
メール配信システムの中にはAPI連携を提供しているサービスもありますが、その多くは追加料金が必要になります。
しかしブラストメールでは、通常のプランの料金内で既存のシステムとAPI連携することが可能です。
自社で運営しているプラットフォームやMAがあり、ブラストメールの提供している機能で、自社のニーズを満たすことができるのであれば、API連携を検討してみても良いかもしれません。
参考記事:導入事例「ボクブロック様」
ブラストメールの利用がオススメの方
ここまでの解説を踏まえて、ブラストメールの利用がオススメの方について言及していきます。
メール配信システムを初めて使う方
シンプルな操作画面が特徴で、複雑な操作を必要としないブラストメールは、メール配信システムの利用が初めてという方にオススメです。
メール配信システムの中には多くの機能を提供しているサービスや、かなり細かな部分まで分析することができるサービスもあります。
しかし、オペレーションが複雑なメール配信システムを使いこなすには、担当者にもシステムに関しる知識が求められます。
導入ハードの高いシステムを導入してしまうと、必要以上に人的コストもかかり、メール配信システムに期待する効果を十分に発揮できない可能性もあります。
メール配信システムの導入が初めての方は、ブラストメールのようなシンプルなサービスから導入することをオススメします。
メールマガジンの配信を行う方
メールマガジンの配信に必要な機能は以下のものになります。
- ターゲット配信
- HTMLメールエディタ(差し込み機能なども含む)
- 効果測定
これらの機能があれば、メルマガ配信を効率化させることはもちろん集客効果をアップさせるための施策を実施することができるでしょう。
API連携を検討している方
ブラストメールでAPI連携をする場合は以下のようなメリットがあります。
- ヒアリングの上で自社に最適な連携方法を提示してくれる
- 追加料金が必要ない
ブラストメールを使ったAPI連携は、メール配信のプランに含まれる料金で行える点はすでに解説しました。
それに加えて、ブラストメールの担当者とミーティングを行なった上で、最適な連携を提案してくれるという点も大きなメリットになるでしょう。
まとめ
ブラストメールの特長についてご紹介しました。
今一度、ブラストメールの主機能について整理してみましょう。
- メールの作成・一斉送信
- HTMLメールエディタ
- ターゲット配信
- 効果測定
- 空メール登録
このようなメール配信に必要な機能が一通りそろっているため、メール配信システムの利用が初めての方にぴったりなサービスです。
少しでもサービスについて興味があれば、無料トライアルをおすすめします。
トライアル中も電話とメールでのサポート対応を行っていますので、配信に関する不安や質問があればご遠慮なくお問い合わせください。