ライティングに慣れていないと、文章展開や言葉選びに迷いすぎて手が止まることがよくあるでしょう。
かくいう筆者も、ライティングを始めて間もなかった頃は、3,000字の記事ひとつ書き上げるのに6時間以上はかかっていました。
語彙力も足りませんでしたし、読者の気持ちを捉えるのにも苦労したので、むかし書いた文章を読むと思わず顔を覆いたくなってしまいます。
そんな筆者も、今ではブログやランディングページ、そしてメルマガなどあらゆる媒体でライティングできるほど応用が利くようになりました。また、生産性もかなり向上しています。3,000字程度であれば、今なら2時間もかかりません。
それだけ成長できたのは「とにかく書きまくったから」というのもありますが、いくつかコツを押さえて執筆に臨んだから、というのが大きいと感じています。
特に「執筆のストレスをできるだけ減らす」ことと、「読者目線で書く」ことの2点はライティング初級者を脱する大きなポイントでした。
そこで本記事では、ライティングを始めてまだ日の浅い初級者に向けて、執筆に役立つライティングのコツを16個紹介します。
紹介するコツはいずれも、執筆のストレスを減らしたり、読者目線の実現に直接関係する内容です。すべてのコツを習得すれば確実にライティング力が底上げされるため、ぜひ最後まで読んでみてください。
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目次
ライティングのコツ:構成編
「ライティングのコツ:構成編」では、以下2つのコツを紹介します。
- 構成や見出しから書き始める
- PREP法を活用する
これらは読者目線を実現するだけでなく、執筆のストレスを減らすのにも有効です。執筆スピードを早くしたい方や、手がよく止まってしまうのに悩んでいる方は、これから紹介するコツを優先的に実践してみてください。
コツ1. 構成や見出しから書き始める
「書き出しから詰まってしまう」「しばらく書き続けていると、次に何を書けばいいのか分からなくる」といった悩みを持つライティング初心者は大勢います。
それらの悩みは多くの場合、最初から最後まで通しで書こうとしていることが原因です。
これは人物画でいえば、ポーズからではなく、いきなり小指の爪から描こうとするようなもの。全体像があやふやな状態でライティングに臨めば、煮詰まりやすくなるのは当然といえます。
ブログ記事やランディングページなど、比較的長めの文章が必要とされるコンテンツでは、企画構成や見出しといった、文章全体の骨組みから作るようにしましょう。そうすることで以下のようなメリットが得られます。
- 1,結論(Point)
メルマガは顧客との定期的な接触に有効な手段として知られています。 - 2,理由(Reason)
なぜなら、SEOや広告といった受動的アプローチとは違って、メルマガは企業から顧客へと働きかける、能動的アプローチだからです。 - 3,具体例(Example)
例えばブログ記事は、ただ公開するだけだと検索エンジンだけに露出を頼ることになります。しかしメルマガを使えば、既存の読者に向けて記事を効果的に露出させることが可能です。 - 4,結論(Point)
そのため多くの企業が、顧客と定期的な接触を図るためにメルマガを重宝しています。
このようにPREP法に従って文章展開を行えば、メッセージを論理的に伝えられるようになります。また、PREP法なら決まった型に従ってライティングすれば良いため、文章展開で迷いづらくなるメリットもあるのです。
ライティングのコツ:表現編
「ライティングのコツ:表現編」では、以下4つのコツを紹介します。
- 論理を飛躍させる
- メリットはベネフィットに変換する
- 表現や内容の重複に注意する
- 長文は分割する
コツ3. 論理を飛躍させる
「論理を飛躍させない、ではなく?」と思ったかもしれませんが、誤植ではありません。論理をあえて飛躍させるのは、ライティングのレベルを押し上げるコツのひとつです。
確かに論理の飛躍は人に嫌われる傾向があります。しかしWebコンテンツにおいては、論理の飛躍を上手に使うことで読者を引き込むことが可能なのです。例えば次の一文を読んだら、あなたはどう思うでしょうか?
ダイエットの秘訣は、とにかく食べることです
あまりにも常識外れなので「ウソ!?」と思ったはずです。しかし、もしダイエットにことごとく失敗した人がこの文章を読んだら、「どういうこと? 続きが気になる!」と思ってくれるでしょう。
逆に「ダイエットは食べるのも大事」というのを丁寧に書こうとすると、書き出しのインパクトが減ってしまいます。例えば次のような文章です
ダイエットのコツは「続ける」ことです。無理な食事制限はかえってストレスを招き、継続を遮る障害になるため控えましょう。
書き出しが当たり前すぎて、すこしインパクトに欠けますよね? ダイエットに何度も失敗したことがある読者なら、「なんだ、このサイトもありきたりのことしか言わないのか」と思うはずです。
論理の飛躍はすべての状況で使えるわけではありませんが、ユーザーの心理的障壁を取り除く手段として非常に有効です。ぜひ今後のライティングに論理の飛躍を活かしてみてください。
コツ4. メリットはベネフィットに変換する
ライティング初心者は商品・サービスをおすすめする際、機能や特徴ばかりを推してしまいがちです。それが悪いわけではありませんが、機能や特徴がどう読者に役立つのかという点も重要です。
マーケティングの格言に「ドリルを買いにくる人が真に欲しているのは、ドリルではなく穴(レビットのドリルの穴理論)」というものがあります。要するにユーザーが示す欲求の奥には、欲求の原因となる根源的なニーズがあるということです。
この根源的なニーズまで満たしてこそ、すなわちベネフィットを伝えられてこそ本当の意味で商品・サービスをおすすめできているといえます。
ベネフィットとは、商品が持つ機能や特徴(メリット)によって得られる顧客の「変化」のことです。例えば「保険に入りたい」という欲求を持つ顧客を考えてみください。顧客の目的は本当に「保険に入りたい」なのでしょうか?
いいえ、違います。保険に入る真の目的は「もしものときに備えたい」からです。この点を捉えてベネフィットを訴求しなければ、サービスの特徴をいくら説明しても読者の心は響きません。
- 保険のメリット:毎月数千円支払えば、事故や病気のときに保険金がもらえる。また、満期で保険金が満額もらえる
- 保険のベネフィット:少ない負担で暮らしの不安がひとつ減る。また、貯金にもなる
このように、商品・サービスのメリットはベネフィットに変換してから伝えるようにしましょう。ベネフィットとして伝えることで、より機能や特徴が読者に響きやすくなります。
ベネフィットを見抜くコツは、メリットに「だから何?」と問いかけることです。例えば「満期で保険金が満額もらえる」であれば、「つまり、貯金にもなる」といった具合です。
ただ、ベネフィットはメリットと見分けがつきにくいことも、しばしばあります。「保険に入ることは既定路線だから、今は比較を進めてより良いサービスを選定したい」というくらい検討段階が進んでいる読者には、いくら「不安が減ります」と伝えても響きません。
そうした読者には他社との料金比較や、自社だけの特典のような、よりメリットに近しいことを伝えてニーズを満たす必要があります。いま書いている文章がどんな読者をターゲットとしているのかを意識し、ニーズをイメージしながら的確にライティングしましょう。
コツ5. 表現や内容の重複に注意する
表現や内容の重複は、経験の少ないライターがつい犯しがちな文章表現です。例えば次の文章を読んでみてください。
今朝は食欲がありませんでしたが、トーストを一枚食べました。朝食は一日の活力になるため、お腹が空いていなくても我慢してトーストを食べたのです。
上記段落はふたつの文章から成っていますが、どちらの文章も「トーストを食べた」という結論に落ち着いています。つまり内容が重複しているのです。この場合、どちらかの結論を変えてやることで重複が解消されます。
今朝は食欲がありませんでしたが、トーストを一枚食べました。朝食は一日の活力になるため、我慢したのです。
あなたは「こんな極端な失敗はしないだろう」と思ったかもしれません。しかし、トーストの文章は重複を表現するための極端な例なため、油断しないでください。
長文を書くと「あれ? この段落とあの段落、よく読むと内容が被ってるな」ということが、意外に起こるのです。
また、内容の重複の他、細かな表現の重複も無意識のうちにやってしまいがちです。以下に例を示すため、思い当たるところがないか確認してください。
- 同じ主語を短いスパンで繰り返す
× 開封率はメルマガの重要な指標だ。だからメルマガの開封率は優先的に改善すべきだ
○ 開封率はメルマガの重要な指標だから、優先的に改善すべきだ - 助詞の繰り返し
× 犬にトイレを覚えてもらうには、飼い主がしつける必要があります
○ 犬にトイレを覚えてもらうには、飼い主がしつけなければなりません - 二重否定
× 爆発しないとも限らない
○ 爆発するかもしれない - 重複表現(重言ともいう)
× 頭痛が痛い、馬から落馬、約10人くらい
○ 頭が痛い、落馬した、約10人(※ 「好き好んで」や「むやみやたら」のような一部の重複表現は修辞法として使われる)
重複が多い文章はつたない印象を与えるばかりか、読者に不要な忍耐を強いることにもなります。ライティングを一通り終えたあとは必ず文章を読み返し、重複がないかチェックしましょう。
コツ6. 長文は分割する
あなたは本を読んでいて、内容がうまく飲み込めず何度も同じ文章・段落を読み返した、という経験をしたことがあるでしょう。その原因は大抵あなたではなく、文章の長さにあります。そう、長文は内容をかみ砕くのに多くの集中力が必要なのです。
そのため、長文が多いWebコンテンツは読者に不要なストレスを与えることになり、結果として離脱率が高まります。
文章が長いかどうかを判断するひとつの基準は読点(、)の数です。読点が3つ以上ある文章は、できれば2, 3つの短文に分割した方が、文章が格段に読みやすくなります。
例えば以下ふたつの文章を比較してみてください。両方とも内容は全く同じなのに、短文の方が理解しやすいですね。
長文になりがちなライターは、「一文につき一要素」を意識してみてください。一文に含める要素を絞ることで、自然と文章が短くなります。 しかし、最初のうちは長文になってしまって構いません。筆が乗っている最中は内容のアウトプットに意識を向け、長文の有無は一通り書き上がった後にチェックしましょう。 もちろん、ここまで解説してきた文章の書き方も重要ですが、本質は書き方よりも「何を伝えたいか」です。表現に意識が囚われると「本来なにを伝えたかったのか」という軸の部分がブレやすくなります。 表現に気を取られすぎるのは生産性を妨げる大きな要因なため、十分注意しましょう。 「ライティングのコツ:言葉遣い編」では、以下5つのコツを紹介します。 Webコンテンツの執筆要項では「キーワード」が指定されているケースがよくあります。指定されたキーワードは検索エンジンで上位表示を獲得するための重要な情報なため、自分の判断で勝手に省略したり、表記を変えたりしないでおきましょう。 例えば指定キーワードが「メールマガジン」なら「メルマガ」と略してはいけません。一貫して「メールマガジン」として文中で使用します(「メルマガとも言います」のような補足説明のためならOK)。 また、この後の項でも解説しますが「これ、それ」などの指示語でキーワードを省略するのも好ましくありません。キーワードが出せる場面では、積極的にキーワードを登場させましょう。 指示語というのは「これは、それは」といったこそあど言葉のことです。指示語は物事を説明する際に使い勝手がいいため、ライティング初心者が多用します。しかし、読者目線からすると指示語が多い文章は好ましくありません。 なぜなら、指示語が多い文章は読者の記憶力に負担をかけるためです。具体例として、下記の文章を読んでみてください。 メルマガは既存顧客との定期的な接触手段として、あらゆる企業が活用しています。なぜなら、SEOや広告のような受動的アプローチと違い、それは自社から顧客へ働きかけられる能動的アプローチなためです。 あなたは一瞬、「えっと、”それ”ってなんのことだっけ……」と記憶を掘り返したか、直前の文章を読み返したのではないでしょうか? もしそうだったなら、例の文章はあなたの記憶力に余計な負担をかけたということです。 具体例の場合、「それ」ではなく「メルマガ」と置き換えるだけで内容が一気に理解しやすくなります。こそあど言葉を減らすのは意識すれば簡単ですが、得られる効果は大きいです。ぜひマスターしましょう。 専門用語というのは、その用語が属するジャンルの複雑な情報をひとまとめに伝えられます。そのためライティング初心者はつい専門用語に頼ってしまいがちですが、専門用語は文章から極力つかわないようにしましょう。 Webコンテンツというのは基本的に「これから伝えることを読者は知らない」という前提があります。まだ知らないことを伝えるのに、専門用語だらけだと、この前提を踏まえるなら、専門用語が多用された文章はやはり読者に優しいとはいえません。 とはいえ、専門用語を使わないことを意識しすぎるとかえって、文章が冗長気味になってしまいます。読者がどんな前提知識をすでに持っているかを意識し、専門用語と平易な言葉遣いをバランス良く織り交ぜましょう。 やむなく専門用語を出す場合は、補足説明を入れることで読者の離脱を予防することが可能です。 「今日の天気は晴れです。散歩日和です。熱中症対策にスポーツドリンクの携帯がおすすめです」 このように同じ文末表現が3回以上続くと文章の抑揚が減り、読者につたない印象を与えます。そのため文末表現はできるだけ連続しないようにしましょう。文末表現を避けるちょっとしたテクニックをいくつか紹介するので、困ったときに試してみてください。 一般的に漢字とひらがなの割合は「3 : 7」になっているのが読みやすい文章と言われています。もちろん、いちいち漢字とひらがなの数をかぞえて調整する必要はありません。 ライティング初心者はどちらかといえば「漢字が多くなりがち」なため、ひらがなを意識して使えば自然とバランスがとれます。ひらがなを使う場面としては、以下のふたつを覚えておきましょう。 なお、漢字で表現できる言葉をひらがなにすることは、「漢字をひらく」といいます。「漢字 ひらく」とGoogle検索すれば、どういったシチュエーションで漢字をひらけばいいかがもっと詳しく分かるため、後ほど調べてみてください。 「ライティングのコツ:装飾編」では、以下3つのコツを紹介します。 装飾編のコツは、表現方法を覚えたり、使いこなしたりするよりも手軽に実践できるのがメリットです。ぜひ早い段階から習得しておきましょう。 Webコンテンツのライティングは文章表現だけでなく、テキスト装飾による視覚表現で読者を飽きさせないことも重要です。以下に示す4つのテキスト装飾は、比較的多くの場面で使いやすい装飾なため、積極的に活用しましょう。 ただし、あまりにも装飾が多いとサイトデザインの統一感が図りづらくなるため、乱用は控えてください。あくまでサイトの雰囲気が崩れない程度に装飾しましょう。 箇条書き・番号リストとは、複数の情報を羅列する際や物事を順序立てて伝える際に役立つ表記方法です。 箇条書き 番号リスト 箇条書き・番号リストは雑多な情報を整然と伝えられるだけでなく、テキスト装飾同様に視覚表現で読者の飽きを防ぐ効果があります。多くのトピックを伝えたいときや、物事の手順を説明したいときに利用しましょう。 「サービスAはこんな内容で、料金はいくらです。サービスBはこんな内容で、料金は……」のような、複数のトピックを詳細に比較したい状況ではテーブルを活用しましょう。 このようにテーブルを使えば、たくさんの情報を分かりやすく伝えられます。また、箇条書きと同様に読者を飽きにくくさせる効果もあります。 「ライティングのコツ:見直し編」では、以下ふたつのコツを紹介します。 文章を見直す際は、ただ眺めるだけでなく、声に出して読み上げるようにしましょう。そうすることで誤字脱字や誤用の他、リズム・テンポ感が悪い箇所に気付きやすくなります。 よく「文章はリズムが重要」といいますが、その理由は至ってシンプル。人は無意識のうちに文章を頭で発音しながら読んでいるからです。リズムの悪い文章は発音しにくく、発音しにくいということは頭に内容が入ってきづらい、ということです。 文章を実際に発音して、舌がもつれそうになった箇所やくどいと感じた箇所は、「文章が長すぎないか、重複表現はないか」といったことに注意して書きなおすようにしましょう。 校正校閲は誤字脱字や誤用の発見に欠かせませんが、単純作業なため人力で行うと非常に体力を使います。そのため校正校閲を行う際は、ツールの力を最大限活用しましょう。 ツールを利用した校正校閲として最も基本的なのは、PCに入っているオフィスソフト(MSワードなど)を利用することです。特にMSワードは文書作成に特化しているだけあって校正機能が豊富なため、活用しない手はありません。 オフィスソフト以外の方法として、Web上で公開されている無料ツールを使う方法もあります。 参考:日本語文章校正ツール 無料ツールを使う場合、管理者のサーバーに文章がアップされるという点に留意しましょう。いずれWebに公開される文章の校正ならあまり問題ないかと思いますが、機密情報を含む文章は絶対アップしないように注意してください。 以上、ライティングのコツ16をすべて紹介してきました。ここからはライティングのコツではなく、執筆が煮詰まったときの突破法をオマケ的に3つ紹介します。 いずれも筆者がよく実践している方法なので、その効果は保証します。あなたもぜひ実践してみてください。 ライティングで煮詰まったときにまず試して欲しいのが、思いついたことはすべて書き出すことです。 詰まってしまった箇所は一旦後回しにして、書けるところから書く、というのでも構いません。もしくは、どのトピックに入れるかすらも後回しにして、とりあえず関係ありそうなことを箇条書きで書き殴るというのでも大丈夫です。 この突破法の狙いは、「まずは伝えたいことをアウトプットして、後から形にする」ということ。そのため前後のつながりや表現の仕方は一切気にしないのと、「やっぱ違うかも」と思っても消さないことの2点にだけ注意して、あとは自由に書いていきましょう。 「もう何も書くことがない」というときに試して欲しいのが、さらなるリサーチです。新しい情報を集めることで自分の中に違った視点が生まれ、状況を打開しやすくなります。 このとき、GoogleだけでなくSNSやQ&Aサイトも使ってみましょう。読者の生の声を知ることで、より読者に近い目線でライティングできます。 ライティングの仕事内容は自分の得意ジャンルばかりとは限りません。まったく知らないジャンル・業界の執筆の依頼が来ることも、しばしばあります。 このときライティング力以上にものを言うのが、目当ての情報をいかに早く見つけられるか、という力です。これは「検索力」と言い換えてもいいでしょう。 Webライターにとって検索力はライティング力と同じくらい重要なスキルなため、日頃から情報を調べるクセをつけて、鍛えておきましょう。 正直な話、3つの突破法の中でコレが一番効きます。「何も思いつかない、やばい」「全然まとまらない、やばい」というときは、思い切って寝ましょう。 8時間ぐっすり寝て、起きて、顔を洗って、淹れたてのコーヒーの香りを楽しみながらデスクに向かうと、不思議と書く手が止まらなかったりするのです。 もし期限が近い(あるいはすでに過ぎている)など、のっぴきならない状況であれば、休憩をこまめに取りましょう。目の疲れを取るにはホットアイマスクがおすすめです。なければおしぼりをレンジでチンしたものでも構いません。 なお、日本人の睡眠時間は「世界最短」水準だそうです。自分だけでなく、周りも睡眠時間が短い状態が当たり前だと感覚が麻痺しますが、多くの日本人は根本的に寝不足といえます。 寝不足はライティング最大の敵なため、日々の睡眠管理も仕事のうちと捉えて、業務に取り組みましょう。 今回はライティングのコツを16個と煮詰まった際の突破法を3つ紹介しました。最後に各コツを以下にまとめておきます。 これだけのコツをすべて押さえてライティングできれば、もう初級者は脱したといっても良いでしょう。 しかし、記事冒頭でも書いたとおり、ライティング力を高めるにはやはり「書きまくる」ことも大事です。「知識 × 経験」の結果が成長であるというのは、ライティングにおいても変わりません。 また、ライティングは結局のところ読者のためにあるものです。読者に好かれる文章を書けるようになりたいなら、他者から客観的なフィードバックをもらうのも成長のカギといえます。 以上を踏まえて、ライティングの経験を積むのにうってつけの媒体があります。それは「メルマガ」です。 メルマガはブログなどと違って、読者の反応がすぐに数値として得られますし、毎週何通も配信するものなので、必然的に多くの経験を積めます。つまりメルマガなら、質の高いフィードバックループが得られるのです。 ライティング実践の場としてメルマガを始めるなら、以下の資料をぜひダウンロードしてください。メルマガを始める際の準備段階から、開封率やクリック率を意識したコンテンツ作成など、メルマガについて詳しく解説しています。ダウンロードは無料です。
メルマガ配信システムは機能や料金、そして導入実績など多くの選定基準があって、比較検討には一苦労となりますが、無料体験ができるシステムを中心に検討すれば、実際の利用体験をもとにシステム同士を比べられるため、システムの善し悪しが判断しやすくなり、結果として比較検討の手間が減ります。
メルマガ配信システムは機能や料金、そして導入実績など多くの選定基準があります。そのため比較検討は一苦労です。この苦労を少しでも減らすには、無料体験ができるシステムを中心に検討しましょう。そうすることで実際の利用体験を元にシステム同士を比較できるため、善し悪しを判断しやすくなります。ライティングのコツ:言葉遣い編
コツ7. キーワードはそのまま使う
コツ8. 指示語はできる限り使わない
コツ9. 専門用語は極力つかわない
コツ10. 文末表現の連続は二回まで
新商品を発売したのは先月のことです → 先月、新商品を発売しました
です、ます、でしょう、ください、しません、しましょう、かもしれません、でした、ました
だ、である、だろう、しよう、ならない、ほしい、かもしれない、だった、といえる
(※ 体言止めは文章として不完全であり、検索エンジンの評価を得にくいとの理由で禁止されるケースもある)コツ11. 適度にひらがなを使う
殆ど → ほとんど、する時 → するとき、という事 → ということ、出来る → できるなど
繋がり → つながり、殆ど → ほとんど、喋る → しゃべる などライティングのコツ:装飾編
コツ12. 太字や色を適度に織り交ぜる
コツ13. 箇条書き・番号リストを活用する
コツ14. テーブル(表)を活用する
サービスAの名前
サービスAの内容
サービスAの料金
サービスBの名前
サービスBの内容
サービスBの料金
サービスCの名前
サービスCの内容
サービスCの料金
ライティングのコツ:見直し編
コツ15. 文章を声に出して読み上げる
コツ16. 校正校閲はツールの力を借りる
ライティングが煮詰まってしまったときは?
思いついたことはすべて書き出す
さらにリサーチする
寝る、休憩する
まとめ:ライティング力の向上は実戦を重ねるのが最良の方法