
良い商品やサービスを提供しているはずなのに、なぜかお客様が集まらない。そうお悩みの方は少なくありません。
実は集客力とは単なる商品の魅力だけでなく認知を広げる力と、一度来たお客様をファンにする力の掛け合わせで決まります。どれだけ良いものでも、知られていなければ存在しないのと同じであり、新規客を追いかけ続けるだけでは経営は安定しません。
この記事では集客力が上がらない根本的な原因を解明し、オンライン・オフラインの両面から今日すぐに実践できる具体的な集客手法を紹介します。自社の課題を見つけ出し、人が自然と集まる仕組みを作りましょう。

目次
集客力とは
集客力とは商品やサービスを売るビジネスにおいてお客様をお店に呼び込む力のことを言います。より多くの人に自社商品サービスの魅力を分かりやすく発信することで集客力は高まります。
集客力が高い店舗と低い店舗はここが違う
同じ広告や宣伝を行っていても集客力は異なります。集客力の高さは広告にかけるコストだけでは決まりません。
まず、集客力がある会社というのは、自社商品、サービスのターゲットとなる層を明確に定義しています。ターゲットを絞ることでより、ユーザーに刺さる広告やコピー、商品やサービスを作ることができるのです。
その点、集客力が低い店舗は、他と差別化できておらず「普遍的なその他大勢」のお店です。「価格が安い」「この店舗でしか手に入らない」など、何か突出した魅力が無い限り、ユーザーはより良い他店を探すでしょう。
集客の方法は時代とともに移り変わります。それにフィットした方法を常に模索し、時代に合わせた広告手法が集客力を高めるためには重要です。また、集客力の高い店舗は行った施策による効果を分析したり、何種類かの広告をテストし反応率を調べたり、常に効率の良い方法を探す努力を行なっています。
なぜ集客力がないのか?人が集まらない3つの根本原因
商品やサービスの質は高いのに思うように集客が伸びない場合、小手先のテクニックではなく土台となる戦略に問題があるケースがほとんどです。どれだけ宣伝費をかけても根本的な原因が解消されていなければ効果は一時的なものに留まってしまいます。ここでは多くの企業や店舗が陥りがちな3つの失敗パターンについて解説します。
ターゲットと発信媒体のミスマッチ
報を届けたい相手とその相手が日常的に利用しているメディアがずれていると集客効果は期待できません。
例えば10代や20代の若年層をターゲットにしているのに新聞折り込みチラシを大量に配布したり、逆に決裁権を持つ経営者層にアプローチしたいのにTikTokでの発信のみに注力したりするのは非効率です。自社のターゲット顧客が普段どのような手段で情報収集をしているのかを徹底的にリサーチし、最適な媒体を選定することが集客の第一歩となります。
「誰に」「何を」提供するかが曖昧(コンセプト不足)
「誰でもいいから来てほしい」というスタンスは結果的に「誰にも刺さらない」という状況を招きます。万人に好かれようとして当たり障りのないメッセージを発信しても、情報過多の現代において消費者の目には留まりません。
「仕事帰りの30代女性に」「週末のリラックスタイムを提供する」といったようにターゲットと提供価値を具体的に絞り込むことで、初めて顧客は自分事として興味を持ちます。コンセプトを明確にすることは集客力を高めるための最も重要な核となります。
新規獲得ばかり重視し、リピーター施策が抜けている
集客=新規客を集めることだと思い込んでいると経営は安定しません。新規顧客の獲得コストは既存顧客を維持するコストの数倍かかると言われています。
一度来店したお客様へのフォローが何もなく再来店を促す仕組みがない状態は、まさに「穴の空いたバケツ」に水を注ぎ続けているようなものです。リピーターが定着しない限り常に新規集客に追われ続けることになり、長期的な集客力の向上は見込めません。
集客力を高める方法
それでは集客力を高める方法について解説していきます。
店舗の外観、内装を改善する
店舗型サービスの場合、店舗の外観・内観を改善するだけでも集客力は変わります。新規のお客様は、実際の商品やサービスを知らないので、ネットの口コミや店舗の外観、内観からその店舗のことを想像します。飲食店などは特に重要ですね。
看板や店内が汚い、メニューが見づらい、営業しているのどうかすら分からない飲食店と、その辺りを綺麗に整備している飲食店、両者の集客力と新規のお客様に与えるイメージは全く違うでしょう。
サービス内容を改善する
既存客に対する集客力を考えた際、サービス内容の質は集客力に大きな差を与えます。綺麗な外観、お洒落な内装でお客様を集客できたとしても、肝心の料理やサービスの質が低ければお客様はリピートしません。
新規顧客を集めるだけが集客ではありません。一度来てくれたお客様を再度「集客」するのも集客力を高めていく上で非常に大切な要素です。
逆に、外観が汚くともサービスの質が高ければお客様はファンになってくれるかもしれません。そういったギャップ効果を使うテクニックもあります。サービス内容を改善することは「口コミ」による集客力を高める際にもポイントになります。
口コミはあらゆる宣伝手法の中でも効果が高く、広告費0円で行える集客方法の一つです。
単純に顧客満足度が上がることでリピートによる集客が増えることに加え、最強の集客手法である「口コミ」「紹介」も増えるので、集客力を高めたい際には「サービスの改善」を考えてみましょう。
リピート対策を行う
先ほども少し解説しましたが、集客とは新規顧客を集めるだけではありません。新規顧客の獲得機会が少なくとも、リピート率が高くなれば、集客力も高くなります。初回の利用時に、次回使えるクーポンやポイントカードを渡したり、サンキューレターでアフターフォローを行うなどがリピート対策として行われています。
また、LINEやメール、SNSで繋がり、情報を発信できるようにしておければ、接点を切らさずに宣伝し続けることができます。既存顧客が離れていく1番の原因は「忘れられてしまうこと」です。その方達に対してお得なキャンペーン情報を送れるよう対策を行っておきましょう。
ホームページやSNSの活用方法を見直す
現代はネットによる集客が主流となり、どのような業種でもホームページを作ることが一般的です。例えば、あなたが美容エステを受けるためのサロンを探しているとします。
そこで、5年ほど更新されていないホームページのサロンと、施術者の顔が見えて、お客様の声も、口コミもバッチリ、料金システムも分かりやすく、ホームページの更新も頻繁に行われているサロンを見つけました。多くの人は後者のエステサロンを選ぶでしょう。
顧客はホームページの更新頻度やデザインといった、細かなところもチェックしています。
初めてその商品やサービスを利用する場合、そういった情報で同業他社と比較するしかないからです。
飲食店や美容室の場合は「食べログ」や「ホットペッパー」を使い集客を行っている店舗も多いでしょう。そうした媒体でも、ホームページの整備と同様に、プロのカメラマンが撮った写真を掲載したり、お得なキャンペーン情報を更新するなどは有効な手段です。
ホームページやSNS運用を行う際にも、ターゲットを絞っておくことが重要です。
そもそもネットやSNSを活用する世代なのか、ターゲットはどのようなSNSを使っているのか、顧客はどのようなキーワードで検索することが多いのか、などを把握しておく必要があります。
また、50代以降の女性であれば、お洒落な美容院や若い女性が集まるエステには行きにくいという潜在的な悩みを持つ方もいます。
そういった年齢層をターゲットとする場合には、SNSでも同世代の女性のビフォーアフター写真を使ったり、落ち着いたホームページにすることで安心して来院してもらうことができるでしょう。
競合調査を行う
集客力を高めたいなら、自社商品、サービスのことだけに目を向けるのではなく、競合調査を行いましょう。最近は商品、サービスの供給過多により、非常に多様な商品サービスがあります。
同じような商品、サービス内容で勝負して勝てなくとも、競合の、値段、客層、サービス内容、広告手法などを分析し、上手く差別化できれば集客力を高めることができます。
情報発信を行う
基本的に広告を見ても人は動きません。
広告を見て動いてくれるのは、元々その商品やサービスを知っていて興味・関心があった人です。
広告や宣伝を効果的なものにするためには「認知」させる必要があります。まずは知ってもらえないことには集客はできません。
情報発信で大切なのは、ターゲットとなる顧客が「欲しい情報」を出し続けることです。インテリアや雑貨が好きな人に向け、SNSで商品やインテリア例を紹介したり、田舎の観光地PRとして、綺麗な写真や観光情報を興味のある方に向け発信し続けていれば、広告を行った時にコンバージョンする確率は高くなります。
セールやイベントを行えば短期的な集客力は向上するでしょう。しかし、SNSやブログ、メルマガの情報発信は長期的に集客力を高める戦略です。そのため、すぐに効果は出ないかもしれません。いわゆる「バズる」ことを狙った戦略も、中々成功するものではありません。まずは地道に、お客様にとって有益となる情報を発信することから始めてみましょう。
自身の認知度を上げる
お店のSNSやブログでスタッフ紹介や、プライベート情報を発信する店舗もありますが、新規集客を狙って行っているとすると、効果は期待できないでしょう。ただし、既存顧客を狙ってそういった発信をするのは効果的な場合もあります。
リピート率、集客力を上げるためにはお客様に、自社商品、サービスの「ファン」になってもらう必要があります。その手段として、自身のプライベートを発信するというのは有効です。
特に、接客業、対人サービスの場合、最初の目的は商品やサービスだったとしても、リピートする理由はそこのスタッフだったりします。そうした既存客には、自身の認知度を上げるための情報発信や有料顧客向けのニュースレターが有効だったりします。
広告や宣伝方法にテコ入れする(PDCAサイクル)
Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことで、広告の効果や反応率を継続的に高めていく考え方です。
広告に多くの費用をかけられない場合、最初はどうしても低予算でのスタートになります。そのため、集客効果が期待できない広告をむやみに配信してしまうと、広告費が無駄になってしまいます。広告を出す際は、次のような要素を一つずつテストしながら検証していくことが重要です。
- 使用する広告媒体
- セールス文やキャッチコピー
- デザインや見せ方
- 想定するターゲット層
「Plan(計画)」の段階で広告手法を決め、「Do(実行)」し、その結果を「Check(評価)」する。この流れを丁寧に行うことで、改善点が見えてきます。
そうしてPDCAを回し続けることで、初めは一人の集客にかかるコストが高くても、徐々に反応率の高い広告へと改善されていきます。結果として、一人あたりにかける広告コストを抑えることが可能になります。
成果の出る広告を見極め、限られた広告費を無駄なく使うためにも、PDCAサイクルを高速で回し続けることが重要です。同じ広告費でも、効果分析・評価・改善を繰り返すかどうかで、集客力には大きな差が生まれるのです。
【オンライン・オフライン別】集客力を高める具体的な手法一覧
原因を把握した上で自社に合った具体的な集客手法を組み合わせて実行に移しましょう。現代の集客はデジタル活用が必須ですが、業種や地域によってはアナログな手法も依然として強力な効果を発揮します。ここでは代表的な手法をWebとリアル、そしてリピート施策に分けて紹介します。
すぐに始められるWeb集客(SNS・MEO・Web広告)
スマートフォンの普及によりWeb上での接点作りは避けて通れません。予算や目的に応じて以下の手法を使い分けるのが効果的です。特に店舗ビジネスにおいてはGoogleマップでの検索順位を上げるMEO対策が即効性の高い施策として注目されています。
- SNS運用(InstagramやXなどでの情報発信とファン作り)
- MEO対策(Googleビジネスプロフィールの充実と口コミ管理)
- SEO対策(自社ブログや記事コンテンツによる検索流入の確保)
- Web広告(リスティング広告やSNS広告によるターゲティング配信)
- 動画マーケティング(YouTubeやショート動画での認知拡大)
これらは低コストで始められるものも多いため、まずは小さくテストしながら自社との相性を見極めていくと良いでしょう。
地域密着に強いオフライン集客(チラシ・看板・イベント)
インターネット全盛の時代であっても、特定の地域に根ざした店舗やサービスにおいてはオフラインの手法が強力な集客源となります。例えば近隣住民へのポスティングチラシや目を引く店頭看板は、Webを使わない層や通りがかりの人々に対して直接的にアプローチできる手段です。
また地域イベントへの出展や異業種交流会への参加といった対面での活動は、信頼関係を構築しやすく濃い見込み客との出会いを生み出します。デジタルとアナログを分断せず相互に補完し合う形で設計することが重要です。
顧客を定着させるリピート集客(メルマガ・LINE・DM)
一度接点を持った顧客をファン化させリピート利用を促すには、こちらから能動的に情報を届けるプッシュ型の施策が有効です。メールマガジンはBtoBやECサイトにおいて依然として最も費用対効果の高いツールであり、有益な情報や限定クーポンを定期的に配信することで顧客の記憶に留まり続けます。
LINE公式アカウントは開封率の高さが魅力で、飲食店や美容室などのBtoCビジネスで予約獲得に直結しやすいツールです。また手書きのサンキューレターや誕生月のダイレクトメール(DM)といった温かみのあるアプローチも、顧客のロイヤリティを高め集客の基盤を強固にします。
メール配信システムを活用する
集客において、新規顧客の獲得と同じくらい重要なのが「既存顧客への継続的なアプローチ」です。SNSやHPだけでは届かない層に対し、直接メッセージを届けられるメール配信システムは、現代のマーケティングにおいて非常に強力な武器となります。
メール配信システムを使うメリット
メール配信システムを導入することで、単なるメール送信以上の大きなメリットを享受できます。
- 高い費用対効果(ROI):メールマーケティングは、広告費をかけ続ける手法に比べて非常にコストパフォーマンスが良いのが特徴です。一度リスト化できれば、わずかな費用で数百、数千の人々に一斉に情報を届けることができます。
- アルゴリズムに左右されない確実な到達:SNSはプラットフォームの仕様変更(アルゴリズム)によって投稿が表示されにくくなるリスクがありますが、メールは顧客のインボックスに直接届きます。伝えたい情報を、伝えたいタイミングで確実に届けることが可能です。
- 顧客に合わせた「セグメント配信」:「過去にこの商品を買った人だけ」「特定の地域に住んでいる人だけ」といったように、顧客の属性に合わせて内容を送り分けることができます。自分にぴったりの情報が届くことで、開封率や成約率が飛躍的に高まります。
- 効果の可視化と改善:「何人がメールを開いたか」「どのリンクがクリックされたか」をリアルタイムで分析できます。PDCAサイクルを回しやすく、根拠に基づいた集客改善が可能になります。
おすすめのメール配信システム「ブラストメール」

数あるシステムの中でも、特に初心者から大手企業まで幅広く支持されているのが「ブラストメール」です。
15年連続顧客導入数シェアNo.1 日本国内で最も選ばれているメール配信システムの一つであり、27,000社以上の導入実績があります。官公庁や大手企業も採用する信頼性の高さが魅力です。ブラストメールの特徴は以下の通りです。
- 誰でも使えるシンプルな操作性:専門知識がなくても、直感的にHTMLメール(画像付きのおしゃれなメール)を作成できるエディタが備わっています。マニュアルを読み込まなくても、今日からすぐに運用を開始できます。
- 圧倒的な到達率と配信速度:独自開発の高速配信エンジンにより、大量のメールも遅延なく、かつ迷惑メールに振り分けられにくい高い到達率で配信されます。
- リーズナブルな価格設定:月額4,000円〜という低価格ながら、集客に必要な機能(効果測定、ターゲット配信、空メール登録など)がすべて揃っています。
「一度来たら終わり」の関係ではなく、長く愛されるファンを作るために、メール配信システムを活用した「忘れられない仕組み作り」を始めてみてはいかがでしょうか。
公式サイト:シェア1位のメール配信システム「ブラストメール」
FAQ
- Q:集客力とは具体的にどのような力を指しますか?
- A:集客力とは、単なる広告の露出量ではなく、商品やサービスの魅力を正しく伝えて「お客様をお店(またはサイト)に呼び込む力」のことです。広告費をかければ必ずしも高まるわけではなく、戦略的なアプローチが必要不可欠です。
- Q:集客力を高めるために、まず最初に取り組むべきことは何ですか?
- A:最も重要なのは、自社の商品・サービスを利用してほしい「ターゲット層」を明確に定義することです。誰に何を伝えたいかを絞り込むことで、顧客の心に深く刺さる広告や商品作りが可能になります。
- Q:広告費をかけても集客できない場合、何を見直すべきでしょうか?
- A:ターゲット設定が曖昧なまま広告を出している可能性があります。コストを増やす前に、ターゲット層のニーズと自社の発信内容が合致しているか、サービスの基本に立ち返って見直すことが重要です。
まとめ
集客の基本は「興味を持ってもらえるか」です。
インターネットを使った集客が主流になり、広告テクニックやSNS運用ノウハウが多く紹介されていますが、実は身近なところに集客力を左右するポイントがいくつもあります。
店舗の見た目やホームページのデザインが新規集客力を左右し、サービスの質はリピート率を左右し、口コミや紹介に繋がる割合を決定します。お客様を喜ばすことで集客力は上がっていくのです。
この記事で紹介したことは、当たり前のことですが実はできていない店舗は多くあります。特に店舗型で商品、サービスを提供する場合には身近な部分を改善するだけで集客力を高めることができるはずです。集客力を高めて、より高い売り上げを目指していきましょう。


