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【初心者向け】SEOとは? 基本をわかりやすく解説します

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2021.10.21 マーケティング

【初心者向け】SEOとは? 基本をわかりやすく解説します

SEO(エスイーオー)とは、Web広告やメルマガなどと並んで知られるWeb集客施策のひとつです。

一度成功すれば長期に渡って高い集客力を得られるポテンシャルを秘めており、しかも金銭的コストが安く済みます。

ただし、SEOはメリットばかりではありません。無視できないデメリットもいくつか存在します。

「無料で集客できるらしい」ということでSEOが気になっている人は多いと思いますが、SEOのデメリットについても理解しておかないと、失敗の可能性が高まるでしょう。

そこで本記事ではSEOの基本から、成功させるためのポイントまで、初心者向けにわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてください。

マーケティングをはじめるなら、必ず押さえておきたいのが「デジタルマーケティング」についてです。

 

デジタルマーケティングは近年、マーケティング業界で大きく注目を浴びており、マーケティングに少しでも携わる方なら「どんなマーケティング手法なのか」を知っていて損はありません。

 

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SEOとは?

SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、Google や Yahoo! といった検索エンジンからのユーザー訪問を促すためのWebサイト運用施策のことです。

具体的には検索エンジンが解析しやすいサイト作りをしたり(内部対策)、良質なコンテンツを数多くアップしたり(コンテンツ対策)などして、検索結果の上位表示を目指します。

検索エンジンは Google や Yahoo! の他にもBingなど様々な種類がありますが、SEOというと Google の検索エンジン最適化を指すことがほとんどです。

また、Yahoo! は Google と同じ検索エンジンを使っています。つまり、Google の検索エンジンにサイトを最適化すれば自ずと Yahoo! でも最適化されることになります。

日本における検索エンジンのシェアは Google と Yahoo! で9割超なため、「SEO=Google 対策」という風に考えても差し支えないでしょう。

SEOのメリット

Web広告やSNS運用などの他のWeb施策と比べ、SEOには以下のようなメリットがあります。

  • コストが比較的やすい
  • 効果が出れば中~長期的に高い集客力が得られる
  • ブランディングになる

各メリットについて解説していきます。

メリット1. コストが比較的やすい

例えばWeb広告では、広告を表示させた分だけ、あるいは広告がクリックされた分だけ広告費がかかります。

一方SEOでは、コンテンツが検索結果に載っても、クリックされてもお金はかかりません

もちろん、サイトの構築・運用やコンテンツ制作といった費用はかかってきます。しかし、それらは一度作ってしまえば中~長期的に集客してくれるため、いってしまえば「資産」として機能するのです。

メリット2. 効果が出れば中~長期的な集客につながる

多くのコンテンツで検索結果上位を獲得できるほどサイトが育ったなら、そう簡単に順位が落ちることはありません。

競合サイトが上がってきたり、検索エンジンの評価基準がガラッと変わったりしない限り、一度上位を獲得したコンテンツは中~長期的な集客媒体となるのです。

仮に何かのキーワードで1位を競合に取られてしまっとしても、他のキーワードで上位を維持できていれば集客力がすぐに失われることはありません。

また、ユーザーは2位以下の記事も参考にすることがあるため、1位でなくなったとしても、そのコンテンツの集客力が失われるわけではありません。

メリット3. ブランディングになる

検索結果に上位表示されるサイトは「Googleがコンテンツの価値を認めているサイト」ということです。

つまり多くのキーワードで検索結果上位を獲得しているサイトはユーザーから信頼されやすくなり、結果的にサイトや商材に対するブランドイメージの向上が期待できます。

また、上位表示されるコンテンツは他サイトで参考として引用されることが多いため、検索エンジン以外からの流入や信頼を獲得するチャンスも得られます。

SEOのデメリット

コストが安く済む上に高い集客力にもつながるSEOですが、デメリットも存在します。主なデメリットは以下の3つです。

  • コストをかけても必ず効果が出るとは限らない
  • 効果が現れるまで時間がかかる
  • 検索エンジンのアップデート次第で順位が変動する

各デメリットについて詳しく見ていきましょう。

デメリット1. コストをかけても必ず成果が出るとは限らない

検索エンジンに好まれるようにサイトを運用するのは簡単ではありません。「これをするとペナルティになる」「これをしないと評価が下がる」といった検索エンジンの評価基準を覚えなければ、どれだけコストをかけても一向に成果がでないこともあります。

SEOによって集客する場合は事前のリサーチを徹底するか、SEOを専門とする業者に委託した方が成功の確率は上がるでしょう。

デメリット2. 効果が現れるまで時間がかかる

一度入稿すればすぐに露出が始まるWeb広告と違って、検索結果にコンテンツが掲載(インデックス)されるまでは時間がかかります。

どのくらいかかるかはキーワードや競合の強さにもよるのですが、だいたい1~3ヶ月はかかると考えてよいでしょう。

また、検索結果1位を獲得するとなると、コンテンツのブラッシュアップやサイト構造の見直しといった対策が必要なため、さらに時間がかかってきます。

SEOにおいて、時間がかかるのは避けて通れない道です。SEOで成果を上げたいなら、効果が出るまで我慢強く運用し続ける必要があります。

デメリット3. 検索エンジンのアップデート次第で順位が変動する

Googleは検索エンジンの評価方法や基準を定期的にアップデートしており、場合によっては、検索結果がガラッと変わるほど大規模な変更が入ることもあります。

その内容によっては「昨日まで1位だったのに今は3ページ目にいる」ということも起きかねません。

ただし、アップデートは一概にデメリットとはいえない側面もあります。アップデートによって順位が変動するということは、順位が下がるサイトもあれば上がるサイトもあるためです。

そもそも Google は、ユーザーにとって良質なコンテンツを届けるためにアップデートを実施しています。アップデートは不確定要素なため今回はデメリットとして紹介しましたが、良質なコンテンツを持つサイトほどSEOで有利になるという側面もあるのです。

検索エンジンの主な評価基準

SEOを成功させるには、サイトのどの要素をどのようにGoogle が評価しているかを知る必要があります。

結論からいうと Google はサイトの「コンテンツ」と「被リンク」を評価しています。具体的にどう評価しているのか、詳しく見ていきましょう。

コンテンツの質と量

2021年現在、最も重要な評価基準とされているのはコンテンツの質と量です。後に解説する被リンクと違って、コンテンツはサイト運営側で完全にコントロールできるため、SEOにあたって最優先事項といえる要素でしょう。

  • コンテンツの質とは
    検索意図に対し正確かつわかりやすい情報を提供できているか、見出しが適切に使われているか、テキスト装飾が適度に使われているか、ページは軽いか、エラーはないか等
  • コンテンツの量とは
    情報の網羅性、サイト内コンテンツの数など

特にコンテンツの質・量に関わる要素として「E-A-T」が挙げられます。

「E-A-T」とは?

  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

を略した造語

専門性を例に上げるなら、「ヘッドホンのおすすめ3選」よりも「ヘッドホンの用途別おすすめ10選」というコンテンツの方が情報量が網羅されています。したがって専門性も高いと判断されるでしょう。

Google は「ページを評価するのに重要なファクターがE-A-T」と公式で明言しているため、「E-A-T」についてはぜひ覚えておきましょう。

なお、コンテンツとはテキストや画像の他、音声、動画、コード(HTML / CSS / JavaScript等)なども含まれてきます。

中でもテキストは主立った評価基準で、画像や動画についても、HTMLのalt属性を使ってテキストによる説明を記述するとSEOが向上します。

被リンクの質と量

被リンクとは、他サイトに貼られている自サイトのリンクのことを指します。この被リンクの質と量が優れているほど、サイトの評価も高まります。

  • 被リンクの質とは
    どんなサイトに被リンクされているか、被リンクの日付は新しいかなど
  • 被リンクの量とは
    何回被リンクされているか、いくつのサイトがリンクをあなたのサイトを紹介しているかなど

要するに、評判のあるサイトから自サイトが紹介されたり、多くのサイトから被リンクを受けたりすると、SEOの評価が向上されるということです。

コンテンツと違い、被リンクはサイト運営側でコントロール不可な要素です。そのため優先度は多少落ちてきますが、重要な評価基準であることは間違いありません。可能であれば、少しでも被リンクが促せるようなサイト作りをすべきでしょう。

なお、自ら量産したペラサイトに大量の被リンクを設置するとペナルティを食らってしまうため、絶対にやらないようにしてください。

これは過去「ブラックハットSEO」として実際に効果があった施策ですが、現在は検索エンジンの仕組みが複雑化しており、そうした小細工はすぐ Google に見破られてしまいます。

その他の評価基準

Google は、コンテンツと被リンク以外にも細かな評価基準を設けています。いくつか紹介していきましょう。

  • サイトの更新頻度
  • サイトの運営期間
  • SNSでのシェア数
  • モバイル対応しているか
  • AMP対応しているか
  • 広告の多さ
  • 内部リンク・外部リンク
  • サイトがSSL化されているか
  • ウィルスに感染していないか
  • 著作権違反はないか

以上、これらのような細かな評価基準が200件ほどあるそうです(参考:ウェブマスター向けガイドライン | Google)。

全部把握しておくのは困難ですが、SEO関係なく、Webサイト運営するなら絶対に守っておきたい要素もいくつかあります。つまり適切にサイトを運営していれば、多数ある評価基準も自ずとクリアできるというわけです。


実際にあなたのサイトへアクセスし、中身を評価する検索エンジンのシステムのことを「クローラー」と呼びます。クローラーの仕組みを知ればSEOに活かせるため、ぜひ知っておいてください。

なお、クローラーについては下記記事で詳しく解説しています。

クローラーとは?SEOの基礎知識をわかりやすく解説

SEOの種類

SEOは、主に以下の3種類に分けられます。

  • 外部対策
    他サイトからのリンク獲得を目的として行う対策
  • 内部対策
    検索エンジンにサイトを正しく評価してもらうことを目的として行う対策
  • コンテンツ対策
    対策すべきキーワードの見極めや、コンテンツのブラッシュアップなどによって上位表示を狙う対策

各対策について詳しく見ていきましょう。

外部対策

外部対策とは、SEOにおいて重要な要素である被リンクの獲得を目的として行うSEO施策です。

被リンクはサイト運営側の意思で増やせるものではありません。そのため他者に紹介されるほどサイトが育つまで、地道にサイト運営を続けていくのが基本的な外部対策となります。

とはいえ、その他にもできることはいくつかあります。

具体的な外部対策の手法

  • SNSシェアボタンを設置する
  • サイト内で「リンク歓迎」を呼びかける
  • 他サイトに相互リンクを依頼する
  • サテライトサイトに掲載してもらう

いずれも些細な施策ではありますが、可能ならやっておいて損はないでしょう。

なお、相互リンクやサテライトサイトへの掲載はやり方次第でペナルティになる可能性もあります。それらを実行する際は慎重に検討しましょう。

外部対策に関するさらに詳しい解説は下記の記事で行っています。ぜひ参考にしてみてください。

SEOの外部対策とは?内部対策との違いと具体的な手法について解説

内部対策

内部対策とは、検索エンジンが解析しやすいようにサイトを作ったり、内容が適切に伝わるようにコンテンツを作るSEO施策のことです。外部対策と違ってサイト運営側で完全にコントロールできる施策となっています。

具体的な内部対策としては以下が挙げられます。

具体的な内部対策の手法

  • タイトルや見出しにキーワードを入れる
  • 見出しは正しい順番で使う
  • 画像に名前を付ける(×: img001.jpg ○: blastmail-top.jpg)
  • 画像にalt属性でテキストによる説明を設定する
  • URLを正規化する(www や .html の有無)
  • パンくずリストを使う
  • サイトの階層は3段階までにする(トップページから2回クリックするだけですべてのページにアクセスできるようにする)
  • XMLサイトマップを設置する

この他にも様々な施策があります。内部対策についても下記記事で詳しく解説しているため、合わせて参考にしてみてください。

SEOの内部対策とは?今すぐ実践できる具体的な対策を紹介します

コンテンツ対策

内部対策と並んで、もしくはそれ以上に重要なのがコンテンツ対策です。

コンテンツ対策とは、対策すべき(上位表示させたい)キーワードを見極めたり、コンテンツの質を上げたりすることで、サイトを効率よく上位表示させるためのSEO施策を指します。

コンテンツ対策は内部対策の一部として紹介されることもありますが、今回は別枠で紹介しています。

なぜなら、テクニカルな要素が多い内部対策と比べ、コンテンツ対策はキーワード選定や競合との差別化といった戦略的な問題が多分に絡んでくるためです。

たとえばキーワード選定なら、キーワードのボリューム(検索回数)が多く、競合性が低いワードを優先して対策することで上位表示が狙いやすくなります。逆に言えば、作るべきコンテンツを事前に見極めなければ、無駄なコストを支払ってしまうことになるのです。

もちろん、コンテンツの「E-A-T」も重要です。競合よりも「E-A-T」の高いコンテンツが提供できれば、上位表示が狙いやすくなります。

なお、キーワード選定については下記記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

キーワード選定の手順を徹底解説!コツを押さえて検索上位を効率よく獲得しよう

SEOに携わるなら必ず覚えておきたい「Google が掲げる10の事実」

「Google が掲げる10の事実」とは、Google が公式で掲げている理念のようなものです。以前はSEOの真実ともいわれていたほどで、Google がどのような考えで検索エンジンをアップデートしているのかを示唆する内容となっています。

Google が掲げる10の事実

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3. 遅いより速いほうがいい。
  4. ウェブ上の民主主義は機能する。
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない。

全文は以下のページで確認できます。

Google が掲げる 10 の事実 | Google

どの項目もSEOに直接役立つようには見えないかもしれませんが、真にSEOを実践したいなら、やはり覚えておきたい内容です。

特に「1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」は、検索エンジンの根幹を成す考え方でしょう。

たとえば悪質なSEOをしていた業者や、質の低いコンテンツを上げていたサイトは、大規模なアップデートによって一掃されました。

このことを踏まえるなら、SEOは費用対効果の高いWeb施策とはいえないでしょう。SEOが「Google 対策」であるなら、アップデートで効果がなくなる度にイチから対策しなおさなければいけません。

つまりSEOとは、本質的には「ユーザー対策」なのです。ユーザーファーストが実践できていれば大規模なアップデートに右往左往しなくて済みますし、むしろ追い風にすらなりえます。

長期的に効果を出すなら、小細工を弄するよりも、ユーザーのために良質なコンテンツを届けることに時間を使う方が効率はよいのです。

SEOを成功させるための3つの心構え

SEOは覚えることが多い上、実際に効果が出るまで長い時間を必要とします。そのため成功するまでに挫折してしまう初心者も少なくありません

そこでこのパートでは、SEOを成功させるために必要な以下3つの心構えについてお伝えします。

  • 計画を立てる
  • ユーザーファーストを意識する
  • とにかく続ける

具体的な方法論も大事ですが、マインドセットをおろそかにすると、どれだけ良い手法を知っていても実践できずに終わることもあるのです。「別に心構えなんて」と思わず、ぜひ参考にしてみてください。

計画を立てる

SEOは時間がかかる分、戦略的に実行して無駄を省くことがなによりも重要となります。

例えば「サイトテーマはこんな感じで、キーワードは〇〇を軸としていく」「まずは記事を10本作る」といった具合です。最初は完璧でなくていいので、とにかくあらかじめ計画や目標を立てて戦略的に実行するようにしましょう。

計画を立てることは、すべきことに集中しやすくなるだけでなく、PDCAも回しやすくなるというメリットがあります。

ユーザーファーストを意識する

「Googleが掲げる10の事実」で示されている通り、ユーザーファーストの実践は自ずとSEOにつながります。覚えることが多いSEOですが、結局のところほとんどの要素はユーザーファーストに帰結するのです。

例えば「タイトルの文頭にはキーワードを入れるようにする」という内部対策も、検索エンジンではなくユーザーのために行うべき施策といえます。

仮に「犬 しつけ トイレ」と検索したとき、以下のどちらのほうがより検索意図に近いタイトルといえるでしょうか?

  • 犬のトイレのしつけ方完全ガイド! 失敗の理由と成功のコツは?
  • お手・トイレ・吠えグセなど犬のしつけ方をお伝えします

答えは前者です。

なぜなら「犬 しつけ トイレ」と検索するユーザーの多くは、「トイレのしつけ方を知りたい」と思っているためです。

お手を覚えさせたいなら「犬 お手 教え方」で検索しているでしょうし、犬のしつけ方を総合的に知りたいなら「犬 しつけ」とだけ入力しているでしょう。そう考えると後者のタイトルは「トイレの情報は浅そう」と思われてしまうわけです。

この他にも、特段細かなことを覚えなくともユーザーファースト思考によって実践できる対策はたくさんあります。また、新たな対策を覚えるときも、ユーザーファーストの考えが身についていることで理解が捗るようになるのです。

とにかく続ける

効果が出るまで根気強く続けることが、SEOを成功させるのに最も必要な心構えでしょう(もちろん適切なプロセスを踏んでいく必要はあります)。つまり自分のモチベーションを維持することも、ある意味、立派なSEOなのです。

SEOと同じく、継続によって効果が出る物事といえば、「ダイエット」が挙げられるでしょう。ダイエットを成功させる秘訣は「毎日、体重計に乗ること」と言われています。体重計に乗ることが習慣化につながり、そして体重の変化がモチベーションにつながるからです。

「毎日、体重計に乗る」ということと同様に、SEOでも「数字を追う」ことは、非常に効果的な習慣付けとモチベーション維持になります。継続させるためのモチベーションを保てるか心配な人は、数字を見ることを意識してみてください。

必ず導入しておきたい無料SEOツール

効率よくSEOをするなら、解析ツールの利用は不可欠です。使い方を覚える必要はありますが、サイトが生んだ成果や健康状態などが、ひと目でわかるようになります。無料のツールでも十分に役立つので、ぜひ導入するようにしましょう。

今回は、SEO初心者もほぼ必ず導入している、「Google アナリティクス」と「サーチコンソール」を紹介します。

Google アナリティクス

Google アナリティクスとは、Google が提供しているWebサイトのアクセス解析ツールです。ユーザーがどこからやってきたのか、どのくらい滞在したのか、結果的に何回ページが見られたのかなど、サイトへのアクセス結果を細かくチェックできます。

なお、「Google アナリティクス 360」という有料版もありますが、こちらは大企業向けです。トラフィック数や分析したい粒度にもよりますが、個人や中規模までの組織であれば基本的には無料版で必要十分となっています。

Search Console(サーチコンソール)

サーチコンソールとは、WebサイトのSEO度をチェックできるツールです。どんなページが検索結果に載ったか、順位はいくつか、どんなキーワードでアクセスされたかなど、SEOにおける重要な指標が細かくチェックできます。

なお、サーチコンソールはGoogle アナリティクスと連携できます。連携しておけばGoogle アナリティクスの画面でサーチコンソールの解析結果も確認できるようになるので、導入したらぜひ連携作業をしておきましょう。

SEOとは? まとめ

SEOとは、Google の検索結果で上位表示を獲得するためのWeb施策です。

Google 対策と言われることもありますが、SEOは本質的に「ユーザー対策」です。ユーザーファーストを念頭においてサイト運営すれば、それが自ずとSEOとなります。覚えることが多くて大変でも、ユーザーファーストだけは忘れないようにしてください。

SEOはコストが安く済む割に高い集客力が得られるというメリットがありますが、効果が出るまで時間がかかるというデメリットもあります。

そのためSEOを実践するときは、適切なプロセスを踏みつつ、効果が出るまでやり続けるというモチベーション維持が重要です。

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