「メルマガの初回挨拶ってどんな内容を送れば良いのだろう」
新しくメルマガ配信をするときの最初のメルマガは何かと悩みが多いですよね。
初回の挨拶は読者からすると、そのメルマガの第一印象になるのでとても重要なメールです。本記事では、メルマガ初回挨拶のポイントを例文と共に解説します。
目次
メルマガの初回挨拶は重要
メルマガの1通目は特に読まれやすいので、挨拶文の内容はしっかり作り込むことが大切です。
ただし、お役立ち資料や無料プレゼントを取得するためにメルマガ登録した人の中には、それだけが目的になっておりその後送られてくるメールの内容には興味が無いという方も中にはいます。
配信者側としては、そういった特典後のメルマガで更なるアプローチが大切になると思いますので、良い初回挨拶でメルマガへの注意を惹きつけることが大切です。
メルマガの初回挨拶で記載すべき内容
メルマガ初回の「挨拶」は長々と文章を書かず、簡潔に伝えたい内容をまとめることが重要です。まだメルマガに興味を持っていない段階では、ダラダラと挨拶文が書かれていると読者はマイナスの印象を持ってしまうかもしれません。
それに加え、長々と書かれた挨拶文がプレビューで目に入り、メールを開封してくれない可能性があります。むしろ重視すべきは、自己紹介やメルマガを購読することのメリット、自社の思いを記載することです。
これらについて詳しく解説していきます。
メルマガ登録のお礼
まずは、メルマガを購読してくれた方へのお礼から入りましょう。
「この度はメルマガにご登録いただきましてありがとうございます」「この度はお役立ち資料のダウンロードありがとうございます」といったようなシンプルな文章で構わないので、お礼の一文から始めましょう。
その際には「〇〇様、この度は〜」というように相手の名前を文中に差し込むとより効果的です。
自己紹介
お礼の挨拶が終わったら、自己紹介を行います。
キャンペーンや特典目当てで登録した場合、メルマガ配信者がどのような人物なのか知らないという状況がほとんどです。その後のメルマガにも興味を持ってもらえるよう、簡単な自己紹介を行うと効果的です。
ただし、自己紹介が長くなりすぎてもいけません。出会っていきなり自分語りが多い人に良い印象を抱く人は少ないと思いますが、これはメルマガでも同様です。
どうしても長くなってしまう場合には、HPやブログのプロフィールページなどのリンクを掲載しておいても良いでしょう。
自社の理念や思い
メルマガを配信する理由は様々あるかと思いますが、ゴールとなるのは販売促進や顧客育成が多いのではないでしょうか。
顧客との接点はタッチポイントとも呼ばれますが、企業やサービスと顧客を繋げ、広告はもちろん、ブランドイメージの確立を行う役割を担っています。
そういった意味では、自社の理念や商品・サービスへの思いを初回のメルマガに記載することも有効です。そういった部分に共感してくれる人がいれば、メルマガへの関心が高まることに加え、読者のブランドメッセージを浸透させることができます。
他メルマガとの違いや購読によるベネフィット
読者は日々を多くのメルマガを受信しています。中にはいつ登録したかも分からないようなメルマガもあったり、多くのメールで受信ボックスは埋め尽くされています。自身のメールボックスを確認してみれば良くわかるはずです。
そんな中であなたのメルマガを差別化する為には、その他多くのメルマガと比べた優位性を強調することが重要です。
「メルマガを購読することによってこんな効果がある」「購読することでこんな未来がある」そんなポイントを初回のメルマガではアピールしてみましょう。
また、次回以降のメルマガにも興味を持ってもらえるような工夫も大切です。興味を引くためのテクニックとしては「ツァイガルニック効果」を活用するのがおすすめです。
これは、未完結な情報や途中で中断された情報は記憶に残りやすく、反対に完結している情報は忘れやすい、という効果のことでメルマガに興味を引くために活用できます。
テレビ番組で「続きはCMの後で」と言われるとどうしても結末が気になってしまうはずです。
初回の挨拶で、次回以降のメルマガネタや魅力的な情報を少し覗かせることで「次のメルマガもちょっと気になるな」と感じてもらうことができれば十分です。
登録解除を簡単にできる旨を記載する
メルマガの初回挨拶の際にも、メルマガの登録解除ができる旨を記載しておきましょう。これは、メルマガの法律的にも決められていることですが、メルマガ配信では購読解除(オプトアウト)の導線を設置することが義務付けられています。
関連記事:メルマガ配信で気をつけたい「オプトアウト」とは?オプトアウトの注意点を分かりやすく解説します!
そういったルールに則って登録解除の説明を記載することは大切ですが、登録解除を簡単にできるようにしておくことはメルマガ配信の効果を高める上でも重要です。
購読解除されてしまうとガッカリしてしまう気持ちは分かりますが、それ以上にメルマガ配信では「開封されない」「迷惑メール認定される」方が悪影響を及ぼします。
特に、登録解除の方法が分かりづらいために、迷惑メールボックスにメールを分類されることが続くとメールの到達率の低下の原因にもなります。
そうした事態を避ける為にも、登録解除が簡単にできるという旨をしっかりと記載しておきましょう。
メルマガ初回挨拶の例文
それでは、上記のポイントを踏まえてメルマガ初回挨拶の例文をいくつか紹介していきます。
ネットショップのメルマガ初回挨拶の例文
件名
『ネットショップ名』メルマガ配信開始のお知らせ
本文
〇〇様 はじめまして。 この度はネットショップ〇〇のメルマガにご登録いただき誠にありがとうございます。 当ショップでは、創業50年の経験を活かして他店舗よりもより良い商品、お客様にとって一番納得のいく商品を届けることをモットーに営業しております。お客様の個別相談にも応じておりますので、お気軽に商品に関するお問合せもお待ちしております。 今後、こちらのメルマガでは、メルマガ登録者の方に限定でタイムセールのご案内や 毎月更新されるお得な割引クーポンの発行を行います。新商品の入荷もメルマガでいち早くお知らせしますので、ぜひメルマガ配信をお楽しみにお待ちください。 次回のメルマガでは当店人気No. 1の商品である〇〇が、「〇%割引購入できる!?」クーポンを配信予定です。ここだけの話、メルマガクーポンが最大の割引率となっているので、ぜひ使ってみてくださいね このようなメルマガが不要である場合は大変お手数ですが、以下のメルマガ解除URLより 配信の解除をお願い致します。 【メルマガ解除URL】————————— https://xxxxxxxx.com/ ———————————————————— ※メルマガの登録解除はワンクリックで完了します。 是非、当店のお得な情報やクーポンをお受け取りいただけますと幸いです。 〇〇様のより良い生活の役に立てますよう、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
宛名の差し込みや、会社の自己紹介、メルマガを購読していることによる読者にとってのメリットを簡潔にまとめています。
店舗からの最新情報を届けるようなメルマガでは、読者の多くはお得情報を望んでいることが多いので、その恩恵が受けられることを強調すると良いでしょう。
ノウハウ系メルマガの初回挨拶の例文
件名
〇〇のメルマガにご登録いただきありがとうございます!
本文
〇〇様 この度は当社〇〇に関するメルマガにご登録いただき誠にありがとうございます。本メルマガでは週に1回のメルマガ配信を予定しています。 私自身、20代の後半から飲食店オーナーとして本格的な経営を始めましたが「自分で飲食店を運営する」のと「店の外で飲食店を経営する」ことの大きなギャップに苦しみ、大きな借金を抱え、数多くの失敗を経験しました。 ぜひ皆様には、私が飲食店店長から、飲食店経営者になった時に起こった失敗談や、今考えると後悔している点などをざっくばらんにメルマガとして配信していければと考えております。 当社では食でお客様を笑顔に、人生を豊かにというモットーで日々飲食店経営を行っています。まだまだ発展途上の私ですが、皆様と協力して飲食業界を盛り上げていきたいと考えております。 次回のメルマガでは「店長と経営者の違い… 絶対に抑えておきたい二つの立場の違い」について配信します。ぜひお楽しみに次の配信をお待ちください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 この配信が迷惑、不要だと感じた方はこちらのリンクから配信停止をお願いいたします。 https://xxxxxxxx.com/ ※配信停止はいつでもこちらのリンクから簡単に行うことができます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こちらはノウハウ系メルマガの初回挨拶の例文です。ノウハウ系の場合は、どのような人物が、どのような知識を教えてくれるのかをはっきりとさせておくことが大切です。
無料プレゼントからの初回メルマガ挨拶
件名
お役立ち資料ダウンロードありがとうございます
本文
〇〇様 この度は〇〇に関するお役立ち資料をダウンロードいただき誠にありがとうございます。 初めての不動産投資で、どのような土地・物件に目をつければ良いのか、またどのような不動産会社を通して不動産投資を行うべきなのか不明な点が数多くあると思います。 当社のメルマガを〇〇様の不動産投資への不安、疑問点解消に少しでも役立ていただければ幸いです。 〇〇様は〜帯のランクで〇〇区の物件に興味をお持ちとのことでしたので、 まず第一回のメルマガでは〇〇様と同じ40代の男性がどのような経緯をたどって不動産投資にまで至ったのかについてご紹介させていただければと思います。 〜〜〜〜メルマガ本文〜〜〜〜 不動産投資に至るまでにはこのような経緯をたどり、上記のような未来を見据えた投資をなさる方が多くいらっしゃいます。 とはいえ、いきなり投資するのもかなり勇気がいることだと思いますから、当社のメルマガを通して不動産投資に対する知識を深め、〇〇様の未来のため少しでも興味を持っていただければ幸いです。 当社のメルマガが必要無いと感じたら以下のリンクからいつでも購読を解除することができます。欲しい知識ではない、求めている情報と異なる場合にはこちらからメルマガの登録解除を行ってください。 登録解除はこちらから→https://xxxxxxxx.com/ それでは次回のメルマガもどうぞご期待ください。
こちらは無料プレゼントからのメルマガ配信を想定した例文です。不動産を例にとっていますが、こうした長期検討が必要な商材の場合はケーススタディや、同じような境遇の人の体験談などが喜ばれます。
事前のアンケートで、どのような条件を望んでいるかまで把握しておけば、その人にとって適切な内容のメルマガを発信できるのでより効果も高まるでしょう。
まとめ
以上、メルマガの初回挨拶を書く際のポイントを例文を踏まえて解説しました。
メルマガ初回の「挨拶」に関してはそこまで気を遣う必要は無いですが、その後もメルマガに興味をもってもらうための工夫が大切です。
その為には本文中に宛名を差し込んだり、その人の興味に合わせたメルマガ配信を行うことが重要になってきます。いちいち宛名を差し込んだり、ターゲットに合わせたメールの配信が面倒という方は、そういった作業を効率化してくれる「メール配信システム」の利用がおすすめです。
メール配信システムを使えば、安全かつ確実なメルマガ配信はもちろん、宛名の自動差し込みやターゲティング配信、オプトアウトのリンク設置などメルマガ業務を円滑に行うための機能が揃っています。
メルマガ配信も専門のシステムを使えばより効率的な運用が可能です。弊社ブラストメールでも、そういったメルマガ配信を円滑に行うための機能が揃っており、7日間は無料で試すことも可能です。
ぜひ、メルマガを効率的に活用するための準備として専門システムの導入も検討してみてくださいね。