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メルマガ広告とは? 効果的な広告運用をするために抑えておくべきポイント

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2022.02.01 メルマガ

広告のために自身でメルマガを一から作るとなると非常に長い時間がかかります。

その上、配信リストが既にある場合は良いですが、送信先も自身で収集する必要があります。

今すぐ広告を打ちたい、既存顧客ではなく新たな見込み客を獲得したいという場合には「メルマガ広告」がおすすめです。

本記事では、効果的なメルマガ広告を行うためのポイントについて解説しています。

メルマガ広告とは

メルマガ広告とは、その名の通り「メールマガジン上に表示される広告」です。

自社のメルマガ上で広告を出すのではなく、多くの購読者を抱えているメルマガにて広告掲載することで効果を期待できます。

メール広告とも呼ばれており、メルマガ全文を独占する「号外広告」や一部の枠に30文字程度の「テキスト広告」、メルマガ中の「バナー広告」など様々な形式があります。

既にあるメルマガにて広告を出すので、自社でメルマガ運用を行う必要がなく、顧客層が似たメルマガを選べば、新たなリードを獲得することができるでしょう。

メルマガ広告の強み

メルマガ広告の強みは以下のような点です。

  • 配信リストの準備が不要
  • メルマガジャンルでターゲットをある程度絞ることができる
  • 即効性がある
  • 他媒体への誘導が容易

既にあるメルマガへ広告を出すので配信リストの準備が不要で即効性があるというのがメルマガ広告の強みです。更に、メルマガジャンルを選べば、ある程度ターゲットを限定することができます。

例えば「日経ビジネス」のメルマガなどは購読者数が250万人を超えるビジネスメディアです。こちらの主な購読者層は40代〜50代のビジネスマンなので、同じようなターゲットに対して広告を打ちたい場合に有効です。

購読者のデータは、広告掲載に関する資料にて確認できるので、広告を出す媒体を選ぶ際にはしっかりと目を通すようにしましょう。

チラシや雑誌での広告と違い、メルマガ広告には直接URLを添付できるので、ホームページやSNSなどへの流入もスムーズであるという点も大きなメリットです。

メルマガ広告の費用

次にメルマガ広告の費用についてですが、主要なメルマガ広告の料金相場は以下となります。

課金方式 料金相場
クリック課金方式 1クリック300円〜800円
配信課金方式 一件あたり5〜100円
一斉配信方式 配信数×0.1〜2円

上記金額はあくまでも目安です。メルマガの規模や広告の位置や大きさ、文量によって金額は変わってきます。

それぞれの契約方式について簡単に説明します。

クリック課金方式

クリック課金方式は、メルマガ内の広告がクリックされると広告料が発生するというシステムです。

広告単価は高いですが、広告の内容に対して興味がある人のみクリックして流入して来るので、コンバージョンに繋がる可能性が高い見込み客を集めることができます。

ワンクリックに対して高価な広告料をかけることになるので、クリック後にアクセスされるコンテンツ作り込みが重要です。

配信課金方式

配信課金方式はメルマガ広告において最も一般的な方法で、メルマガ広告の配信数に応じて広告料が決まります。クリック課金と比べ、配信されただけで広告料が発生しますがその分、一件あたりの広告料は低くなります。

あらかじめ設定したターゲット(年齢、性別、職業など)に対して自動的に、広告を発信します。効果を上げるためには、メルマガの購読者数である母数が大きいことと、ターゲット設定を緻密に行うことが必要です。

一斉配信契約

一斉送信契約はメルマガ購読者全員に対して広告を出す方式です。

ターゲットを絞っての配信はできませんが、先述した二つの方法と比較すると広告料の相場はかなり低くなっています。

意図としたターゲットではない層からの反応があるということもあるので、不特定多数に対して広告を発信し反応をみたいというような場合にはおすすめです。

広告を出すメルマガの選び方

メルマガ広告は、自社の配信リスト外への広告を発信し新たなリードを獲得できるきっかけとなりますが、利用する媒体によって購読者層が異なります。

効果を出すために覚えておきたい「広告を出すメルマガを選ぶ際のポイント」をご紹介します。

ターゲット層が似たメルマガを選ぶ

メルマガ広告を出す媒体を選ぶ際に一番重要なのは「ターゲット層が似ているか」という点です。

この層が一致していれば、リスティング広告やSNS広告をはじめとする他のWeb広告よりも非常にコストパフォーマンスの高い広告運用が期待できます。

Googleリスティング広告でも細かいターゲット設定はできますが、Google広告のクリック単価は入札性になっており、競合の多いキーワードで上位表示させるには広告料も増える傾向にあります。

メルマガ広告では、広告の位置やスペース、配信数で料金の差はでますが、ターゲットに対して広告料分は確実に広告を届けることができます。

集客効果の高いメルマガを選ぶ

メルマガ広告を成功させるためには、購読者数が多く(母数が多い)メディア自体が継続して成長しているかという点もチェックしましょう。

メルマガで広告を出す場合に確認したいのは「メルマガの開封率」です。どんなにお金をかけて広告を出しても、メルマガが開封されなければ広告が表示されることもありません

開封率を調べることは難しいですが、実際にメルマガを購読し魅力的なメルマガを配信している媒体なのか自分の目で確かめてから広告を出すか決定しましょう。

また、購読者が少ないからと言って集客効果が低いとは一概には言えません。

母数が少なくとも、カテゴリーが限定されたニッチなジャンルなメルマガの場合は購読者の関心度が高い傾向にあるので、開封率が高く良い反応が得られることも予想されます。

読者の目に留まる掲載方法を選ぶ

メルマガ広告には大きく分けて「号外広告、ヘッダー広告、フッター広告、記事中広告」の四種類あります。

号外広告とは、メルマガ全体を貸してもらうような広告です。広告効果は高いですがその分高価です。

その他三つはメルマガ中の一部分に広告を出す形式です。「ヘッダー、記事中、フッター」の順で目立ちますが、各媒体の広告の規定により変わるのであくまでも目安です。

最後までメルマガを読まれないということはよくあります。広告費をどれくらいかけれるかによりますが、良いポジションの広告はそれだけ効果を発揮します。

メルマガ内容との連動性を高める

可能であれば広告を出す際にはメルマガ内容と関連した流れを意識すると効果的です。メルマガ内容に全く関係ない広告が出てくると、読者はどうしても異物感、不信感を抱いてしまいます。

購読者のターゲットが似ていることに加え、配信内容も広告と似ているような媒体を選ぶとなお良いでしょう。

広告を出すべきおすすめのメルマガ

それでは実際に、広告を出すのにおすすめなメルマガを5つご紹介します。

アクティブユーザーが多く、常に新規購読者を獲得しているメルマガを厳選して集めました。

MAG2NEWS

MAG2NEWSはメルマガ購読者数750万人を誇る総合ニュースサイトです。Webサイトのpv数は月間790万もあり非常に多くの人にみられているコンテンツです。

メルマガユーザーは62%が男性で、購読年齢層の84%が35歳以上とレポートされています。広告はテキスト形式、HTML形式のメールどちらにも対応していますが、費用に関しては直接問い合わせてみる必要があるようです。

広告のターゲティングはできないようですが、購読者数が多いので35歳以上の男性に対して広く広告を打ちたいという場合には有効です。最新情報に敏感な購読者が多いので「投資用不動産」や「ネット証券」といったジャンルがマッチしていると言われています。

→「MAG 2NEWS」広告詳細ページはこちら

ミュゼマーケティング

ミュゼマーケティングは全国406万人の会員数を誇る大規模な会員コミュニティ「ミュゼプラチナム会員」へのメルマガ広告を打てるサービスです。(ミュゼプラチナムは日本最大級の脱毛サロン)

会員は100%が女性、会員の約70%は20〜30代の女性です。全国展開しているので、どの地域でも一定の効果を期待できます。

また、興味深い顧客データとしては「会員の75%が未婚」という点です。未婚の20〜30代の女性ということから「ある程度お金は自由に使える、美容に関心がある」といったユーザー像が想像できます。

こちらのメルマガに合う商品・サービスとしては「旅行」「商業施設への流入」「化粧品」「婚活・恋愛」と言ったジャンルが予想されます。

費用は一通ごとに料金がかかる配信課金方式となっており、ターゲットを絞った配信だと追加の料金がかかってきます。最低料金は660,000円〜となっています。

ミュゼ会員への単独配信広告か会員ニュース内での広告を選ぶことができますが、会員限定の特典などを用意すればより高い反応を期待できるでしょう。

詳しくはこちらの資料からも確認することができます。

→「ミュゼマーケティング」の資料ダウンロードはこちら

ダイヤモンドオンライン

ダイヤモンドオンラインのメルマガ会員は約77万人、部長クラス以上の役職割合が約31%と、40〜50代のサラリーマンが購読者の主な層になっています。

資料によると、登録者の約74%は結婚しており、持ち家、車所有、子供ありの割合も約70%という割合になっています。

このことから、家族がいて安定志向の強いユーザーが多いと予測でき「保険」や「車」「資産運用」などといったジャンルがおすすめのメルマガです。

ターゲット配信が可能で、業種、役職、年収などから狙いたい層を絞ったメルマガ広告の運用ができます。ターゲット配信もランダム配信も配信数に応じた配信課金方式になっており、最低運用額は30万円〜となっています。

5行×36文字、または1行×36文字のテキスト広告もあります。目立ちにくく訴求効果は低いですが、そちらだと最低15万円〜運用することもできるようです。

→「ダイヤモンドオンライン」広告詳細ページはこちら

ferret

ferretはメルマガ購読者数47万を超えるマーケティングメディアです。

主な購読者は「ベンチャー企業のマーケティング担当」で全体の45%は「役職付き」というデータも出ています。

マーケティングと言うと広い意味合いを持ちますが、SEO対策や顧客管理、MAツール、メルマガなどへの関心が高いユーザーが多いので「IT」「マーケティング」と言ったカテゴリを扱う場合には非常におすすめです。

ferretでのメルマガ広告はターゲット配信は行えず、テキスト形式での広告配信になります。費用は配信数によって変わる配信課金型で最低30万円〜の運用となっているようです。

→「ferret」の資料ダウンロードはこちら

TRiP EDiTOR

TRiP EDiTORはメルマガ最大手「まぐまぐ!」が提供する、35歳以上のビジネスパーソンを対象とした旅行メディアです。実を言うと、最初に紹介した「MAG2NEWS」と同じ会社が運営しています。

TRip EDiTORには様々な旅の専門家による旅行情報が揃っており、旅のアイデアを集めることができます。

35歳〜54歳が会員数の約半数を占めており、資料によると年収600万円以上の人が半数以上という旅行関連にも余裕をもって支出できるような層が集まっています。こちらも配信課金形式で広告費用がかかります。

詳細な広告費用は問い合わせが必要ですが、最低30万円〜メルマガ広告を行えるようです。

旅行メディアなので旅行はもちろんのこと「グルメ」「商業施設」「娯楽施設」といったジャンルとも相性がいいので、そのような広告を出す際におすすめです。

→「TRiP EDiTOR」の広告ダウンロードはこちら

まとめ

以上、メルマガ広告の料金相場や広告を出す際の注意点、広告を出すのにおすすめのメルマガをご紹介しました。

メルマガ広告の費用は、最低でも30万円〜が相場となっていますが、配信リストを用意する必要がないので即効性があります。その上、ターゲット配信ができなくともメルマガの特色を把握すれば、狙いたい層に広告を出すことができます。

通常、自身でメルマガ配信をするとなると、配信基盤の準備、コンテンツの作成、リストの収集・管理、配信結果の分析などかなりの工数が必要です。

自身でのメルマガ運用は、配信を円滑に行うためにも継続的な管理が必要になってきますが、メルマガ広告の場合は手っ取り早く多くの人に宣伝を行うことができます。

ぜひ、広告効果を最大限発揮できるメルマガを選定して売上アップに役立ててくださいね。

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