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【重要】HTMLメールを扱う際に知っておくべきセキュリティについて

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2020.06.03 メルマガ

ひと昔前はHTMLメールといえば迷惑メールという印象が強く、敬遠されがちでした。

しかし、現在は多くの企業のメール配信で使われており、身近なものになってきています。

とはいえ、「HTMLメールは本当に安全なのか?」「画像がたくさん使われているメールはウイルス感染の危険がありそう」など、HTMLメールのセキュリティに疑問を持っている方もいるかと思います。

今回はそんな、HTMLメールのセキュリティや安全性について解説していきたいと思います。

HTMLメールのセキュリティが問題視される理由

HTMLメールのセキュリティが問題視されるのは、HTMLメールがスパムメールで頻繁に使われていた背景があるからです。

ウイルスを直接送信できる

HTMLメールではプログラミング言語を使用し、メールの本文内に「スクリプト」というプログラムを埋め込むことが可能です。

スクリプトは悪用するとウイルスをメール受信者のパソコンやスマホに送り込むことも可能です。

受信者がスクリプトを自動で実行するよう設定していると、メールを開くだけでウイルスに感染してしまいます。

一昔前までは、そのような手口のスパムメールが数多くあり、HTMLメールは開封せず削除するのが基本でした。

開封確認機能の悪用

HTMLメールには「Webビーコン」という機能があります。

Webビーコンは本来、メールマーケティングに活用されるものです。Webビーコンとは画像データのことで、これをHTMLメール内に埋め込むことで、メールを送った側はそのメールが開封されたかどうかを把握することができます。

これを使い、スパム業者はそのアドレスが使えるものかどうか判断します。
(メールが開封された=有効なメールアドレスと判断できる為)

メールがきちんと届くアドレスは、スパム業者間でアドレスを共有され、以後大量の迷惑メールが届くようになってしまいます。

メールマーケティングを行う上では効果判定は非常に重要な機能ですが、そういった悪い業者のせいでHTMLメール=悪いものというイメージが定着してしまいました。

なりすましメールを送ることができる

悪質な手口を使う業者では送信元を有名企業や、聴き慣れたブランドに偽装した「なりすましメール」を送ってくることがあります。

HTMLメールはおしゃれなメールを作成できたり、正確な効果判定ができる反面、迷惑メールに数多く使われてきたという歴史からセキュリティへの不安を持っている方が数多くいます。

ですが、現在では受信側のデバイスのセキュリティ向上により、安全性はかなり高くなってきています。

現に、楽天やAmazon、GoogleもHTMLメールを頻繁に使っています。大企業がHTMLメールを使うことが普通になり、ユーザーのHTMLメールへの警戒心も薄れてきています。

HTMLメールのリスクを避けるには

ここまでの情報だけではHTMLメールは非常に危険なものに感じますが、そういったリスクを避ける方法はいくつかあります。

デバイスのセキュリティが向上し、HTMLメールが頻繁に使われるようになっているとはいえ、脆弱性が完全に解決されているという訳ではありません。

使用しているPCのソフトウェアを最新のものにアップデートしておく、ウイルス対策ソフトの導入、HTMLメールの画像を表示されないように設定(Webビーコン対策)などをして少しでもリスクを軽減させることが可能です。

何よりの対策は「怪しいメールは開封しない」ということです。

メルマガを配信する側からすると、そういった怪しさを感じさせないようにする対策が非常に重要になってきます。

ビジネスシーンにおけるHTMLメール

HTMLメールが広く使われ始めた現在でも、ビジネス上のやりとりでは文章のみで構成される「テキストメール」が主流です。

HTMLメールを使えないように設定している

そもそも、会社によってはHTMLメール自体を送信できないよう設定していたり、HTMLメールを受信してもテキストメールに変換して表示するようにしているところもあります。

そうなると、せっかく綺麗にデザインしたHTMLもレイアウトが崩れたり、画像が正しく表示されません。

迷惑メール判定される可能性がある

また、受信側のメーラーの設定によってはHTMLメールが勝手に迷惑メールとして振り分けられてしまい、相手にメールが届かない可能性があります。

ビジネス上でのやり取りは「テキストメール」で行うのが無難でしょう。

とはいえ、BtoCのメールはHTMLメールが頻繁に使われるようにやりました。

先ほども説明したように、有名企業がHTMLメールを積極的に使うようになってきています。

メールサーバーは過去の傾向からスパムメールかどうかを判断し、迷惑メールフォルダに振り分けます。

最近は悪質でないHTMLメールが増えてきたことで、メールサーバーもHTMLメールをスパムと認識しづらくなっています。

HTMLメールを使うべきジャンル

HTMLメールはセキュリティへの心配はありますが、それを上回るだけの恩恵があります。

特に、アパレルやECショップなど写真を使った方が訴求効果の高いジャンルや、メルマガ配信など効果測定が必要な物はHTMLメールがおすすめです。

最近はスマホのメールアプリも初期設定はHTMLメールを受信するようになっています。Gmailに至っては受信設定を変更できないのでHTMLメールでの形でしか受信できません。(テキストメールの送信は可能です)

それぐらいユーザーにとってHTMLメールは身近な物となっているので、使わない手はありません。

メルマガ

メルマガは読者の興味を引き、メールを開封してもらうことが非常に大切です。

文字だけのメールよりも、テキストを装飾したり、画像を使用しビジュアルで訴えかけた方が開封率の向上も期待できます。

キャンペーン、広告メール

飲食店や、ファッションブランドなど広告のメールを送る場合にもHTMLメールがおすすです。

売りたい商品をダイレクトに紹介できることに加え、キャンペーンチラシのようなデザインのメールを送ることもできます。

まとめ

以上、HTMLメールのセキュリティについて解説してきました。

悪質なHTMLメールが多かった過去から、セキュリティに対する不安を持つ方が多いですが、現在はそのイメージも払拭され始めています。

ただし、メールにウイルスを忍び込ませたりWebビーコンの悪用ができたりと根本的なHTMLメールのセキュリティ問題は解決されているわけではありません。

機密事項が多い重要なビジネス上のやりとりではテキストメールで行う方が良いでしょう。

ただし、消費者向けのキャンペーンやメルマガはHTMLメールを使った方が訴求効果を最大限発揮できることが期待できます。

メルマガやキャンペーンなどでHTMLメールを送りたいなら、配信専用のサービスを使うのが安全です。

メール配信サービスのなかには、HTMLメールを初心者でも作れるエディタ機能やテンプレート付きのサービスもあります。

エディタ機能やテンプレートがあれば、専門の知識が無くとも、直感的にお洒落なデザインのHTMLメールを作ることができます。

少しでも届きやすいメールを送りたいなら、ぜひメール配信専用のサービスをご検討ください。

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