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メールで動画を送る方法5選!それぞれのメリット・デメリットも解説します

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2023.08.31 メール

たった1分でWebサイトで数千ページ分もの情報量があると言われている「動画」を使い、自社の商品・サービスの魅力を伝えたい広報担当の方は多いことでしょう。

SNSが普及したことで、動画を使った商品紹介は毎日のように触れるコンテンツとなりました。

SNSは動画や画像を簡単にアップロードするシステムが整備されていますが、メールを集客に使っている方にとっては、動画を使ったコンテンツは敷居の高い印象があるのではないでしょうか。

メールを使った集客の代表的なものとしてはメールマガジンが挙げられますが、メルマガに動画を埋め込むことができれば、お客様に自社のサービスをより詳細に伝えられるでしょう。

この記事では、メールに動画を埋め込む方法について5つの方法を解説しています。

自社の集客にメールを使っている方は、コンテンツの集客力アップの施策としてぜひご参考ください。

メールコンテンツと動画を結びつけるメリット

冒頭でもお伝えしたように、SNSの普及率が高い昨今においてわざわざメールに動画を添付しなくても良いのでは、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、SNS集客とメール集客では広告を受け取る消費者の属性が異なるということが分かると、メールと動画を組み合わせるメリットが見えてきます。

SNS集客は、SNSごとのアルゴリズムから検出された不特定多数のユーザーに向けて広告を発信します。

そのため、広告は表示されたものの実は興味がないサービスだった、と言う無関心層のユーザーも発生します。

他の集客と比較してリーチ数が伸びやすい反面、CTRが上がりにくいのには上記のような理由が考えられます。

一方のメール集客は、そもそも自社の商品・サービスに興味関心がある方に向けてメールを配信するため、コンテンツを受け取るユーザーは顧客層もしくは潜在顧客層になります。

  • 顧客:すでに自社の商品・サービスを利用したことがある方
  • 潜在顧客:自社の商品・サービスは認知しているが利用はしたことがない方
  • 無関心顧客:自社の商品・サービスを認知していない、もしくは必要としない方 

これらの違いを踏まえた上で、メールを使った集客コンテンツに動画の要素を加えることで、どのようなメリットがあるのか考えてみましょう。

サービス理解度の促進

メルマガなどのコンテンツに動画を添付することで、サービスの内容をより受信者に伝えやすくなります。

コンテンツを受け取っている「潜在顧客」の中には、商品・サービスの概要は知っているものの、詳細や活用事例については把握していない方も存在します。

動画とメールコンテンツを組み合わせることで上記のような層の方に向けて、サービスを使用しているイメージをより明確に伝えられるでしょう。

CTRアップ

自社が提供するサービスへの理解度が深まると、資料請求やトライアルの申し込みなどのCTR向上が期待できます。

動画でサービスを紹介することで、テキストや画像では伝えることが難しい内容を伝えることが可能になり、説得力があるコンテンツを配信できるでしょう。

メールで動画を送信する方法

ここからは、メールに動画を添付する方法を5つご紹介します。

様々な方法があり、それぞれ特徴が異なりますので、自分に合う方法を試してください。

動画ファイルとして添付する

メリット デメリット
動画を添付する手順が簡単 容量の上限を気にしなければならない
スパムメールに分類されることもある

画像を送信する場合と同様の手順で、添付ファイルとして画像を送付することができます。

操作は非常に簡単ですが、容量が多い場合は配信遅延や各メールクライアントが定める容量上限に注意が必要です。

  • Gmail:25MB
  • Yahoo!メール:25MB
  • Outlook:20MB 

ファイルの容量は画質と動画時間によって決まります。

Youtubeでの動画視聴の場合、標準的な画質である360pで6〜7分程度の動画が20〜25MBとなります。

集客用のコンテンツでは5分もあれば十分なケースが多いかと思いますが、セミナーの抜粋や無料公開などを配信する場合は別の方法を検討しなければいけないかもしれません。

また、動画の添付は配信遅延の発生や、受信側からスパムメールに分類される可能性があることも考慮しましょう。

この問題は動画の添付に限った話ではなく、URLや画像などを添付したコンテンツ全てに当てはまります。

メールにURLや動画を添付した場合でも、確実に受信者のもとにメールを届ける方法については当記事の後半で解説しています。

クラウドシステムを使う

メリット デメリット
容量の上限を気にしなくて良い セキュリティの脆弱化を招く可能性がある

Googleが提供する「Googleフォト」や「OneDrive」のようなクラウドシステムに動画をアップして、ファイルのアクセス権をメールで共有する方法です。

メールにそのまま動画ファイルを添付する方法と比較して、より大きな容量の動画を送付できる上に、コンテンツをまとめてストックしておくことも可能です。

デメリットとして考えられるのは、自社が所有するクラウドシステムへのアクセス権が社外の方に渡るため、セキュリティに課題が残ります。

例えばOneDriveでは、Googleが提供するクラウドシステムを利用するため、自社がクラウドで保管しているデータを非公開にしておかなければ情報漏洩を招く可能性があります

また、近年はクラウドに保存されているデータを狙ったサイバー攻撃が報告されていることもあり、クラウドシステムを使う企業はセキュリティへの配慮が欠かせません。

関連記事:Googleドライブなどのクラウドストレージを使う際のセキュリティ対策

自社が運営するクラウドは、できる限り外部には公開しない方が安全です。

ファイル転送サービスを使う

メリット デメリット
大容量の動画を送信できる 動画の保存期間が決まっている

株式会社nu-face hosting service(ニューフェイスホスティングサービス)が提供する「ギガファイル便」は、登録不要かつ無料で利用することができるファイル転送サービスです。

ギガファイル便が運営するサーバーからメールを送信し、大容量の画像や動画を配信することができます。

ただし、この方法では一斉送信ができないため、メルマガなどの大量配信を必要とする集客用のコンテンツとしては利用できません。

専用のURLを生成すれば、自社が配信しているメールからコンテンツをダウンロードさせることも可能です。

ギガファイル便をはじめとするファイル転送サービスには保存期限があるため、メールの受信者がいつでも自由に動画を視聴できるわけではないので注意しましょう。

ウェブにアップロードしURLを送付する

メリット デメリット
読者が慣れたシステムで視聴ができる YouTubeの場合、規約を把握しておく必要がある。

自社のWebページやYoutubeに動画をアップしておき、そのページにつながるURLをメールに添付する方法です。

YouTubeは利用したことがあるユーザーも多く、動画の視聴にかかるストレスが少ないことがメリットとして挙げられます。

「限定公開」にすることで、特定のユーザーにのみ視聴できるコンテンツになります。

アップロードにかかる手間や、視聴のしやすさを考えるとメールコンテンツとの相性が良く、実践している企業も多く見受けられます。

自社のサイトにアップロードする場合も、動画の視聴に別のシステムやアプリを必要としないような環境に整備しましょう。

ただし、YouTubeに動画をアップロードする場合はYouTubeの利用規約について把握しておく必要があります。

関連記事:YouTube利用規約

また、自社の配信している動画とはいえ、広告が挿入される可能性があることも覚えておきましょう。

動画をGIFにして埋め込む

メリット デメリット
メールコンテンツ内で再生ができる メールクライアントによってはGIFの埋め込み・再生ができない、音声が入れられない

GIFとは【Graphics Interchange Format】の頭文字をとった言葉で、動画のファイル形式の一つです。

Gmailでは以下の手順でメールコンテンツ内でGIFを再生することが可能ですが、メーラー(ウェブメール)によっては、埋め込みができない場合もあります。

  • メールの作成画面から【写真を挿入】をクリック
  • 【アップロード】をクリック
  • PC内に保存されているGIFを選択 

ファイルの拡張子は「.gif」となり、通常の動画と比較すると荒い画質になってしまうことと、音声が入れられない点も注意が必要です。

あくまで簡易的な形式なので、提供しているサービスによっては十分に魅力を伝えられない可能性があります。

集客用のメールコンテンツにおすすめの動画を送信する方法は?

ご紹介してきた中でメールを使い動画を送付する場合のおすすめは、ウェブ上にアップロードした動画をURLで送付する方法です。

上記の方法は、メール自体の容量を圧迫することなく画質の良い動画を受信者に届けることができます。

YouTubeや自社サイトにアップロードすることで、自社が管理するクラウドシステムを必要としないため、セキュリティ面でも安心です。

作業コストやクオリティ、セキュリティのバランスを考えると、メールを使い読者に動画を視聴させる方法としてベストでしょう。

メール配信システムを使うことでより動画を読者に届けられる

「メールで動画を送信する方法」の項でもお伝えしましたが、URLや動画が埋め込まれたメールは受信者側のメールサーバーからスパムメールと判断される可能性があります。

これは、メールを介してスパムやウィルスへ感染するケースを防止するために、各メールクライアントが迷惑メールフィルタを強化していることが原因です。

どれだけ良いメールコンテンツを制作しても、相手の受信ボックスに届けることができなければ集客効果を発揮することはできません。

そこで、メルマガを配信している企業の多くは「メール配信システム」と呼ばれる、メールの大量配信に特化したサービスを利用しています。

メール配信システムは、URLや画像を添付することが多いメルマガのようなコンテンツでも、確実に受信ボックスに届けるために様々な対策を講じています。

ただし以下の記事にも記載しているように、メール配信システムの中には迷惑メール対策が不十分なものもあるので注意しなければなりません。

関連記事:おすすめメール配信システム比較20選!機能・料金を徹底比較

まとめ

メールに動画を結びつけた集客は、自社の存在を認知している潜在顧客に対して、自社のサービスをより深く知っていただけるきっかけになる可能性があります。

配信しているメールから動画を見ていただく方法には、以下のようなものがあります。

  • ファイルとして添付する
  • クラウドシステムを使う
  • ファイル転送サービスを使う
  • ウェブにアップロードしURLを送付する
  • 動画をGIFにして埋め込む 

どの方法にもメリット・デメリットが存在しますが、総合的に考えるとウェブ(Youtubeや自社サイト)に動画をアップロードし、URLを送付する方法がおすすめです。
ただし、迷惑メールをはじくシステムが強化されている近年は、画像やURLを添付したメールは正常に受信されづらいことを忘れてはいけません。

メルマガなどの配信をしている企業では「メール配信システム」を利用し、メールが確実に受信者の元に届く環境を整備しています。

また、メール配信システムは、迷惑メール対策以外にもHTMLメールエディタや効果測定といったメール集客に必要な機能を提供しています。

以下の記事からは、メール配信システムの1つであり「14年連続顧客顧客導入数シェアNo1」のブラストメールが提供する機能や活用法をご覧いただけます。

関連記事:5分で分かる!ブラストメールの活用法と導入事例をご紹介します

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