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環境依存文字・機種依存文字に関する基礎知識。文字化けが起きる原因は?

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2020.06.25 メール

大切なメールを送る際には、環境依存文字や機種依存文字を使用しないように注意が必要です。

最近は、UTF-8という文字コードが普及してきたことにより、昔と比べると環境依存文字に悩まされることは減りましたが、それでも重要なメールを送る際には気をつけたいものです。

今回は、環境依存文字・機種依存文字に関する知識と、文字化けが起こるメカニズムや対策について解説していきたいと思います。

環境依存文字・機種依存文字とは

環境依存文字・機種依存文字はどちらも同義です。

これらの文字は、パソコンの機種や環境(OS)によって正しく表示されなかったり、文字化けしてしまうのでメールやWebサイトを作る際にはこれらの文字は使わないようにするのがマナーです。

「Windows」と「Mac」では、Windowsでは正しく表示されていたとしてもMac側はそのフォントに対応しておらず、文字化けを起こすということが起こってしまいます。

そうなってしまうと、レイアウトが崩れたり、自社に対してIT知識がないという印象をもたれかねない為、メールを作成する際には、機種依存文字や環境依存文字を使わないようにしなければいけません。

主な機種依存文字

これらは、MacとWindowsの環境依存文字をまとめたものです。

上記の文字はOSが違うと正しく表示されません。ここには載せていませんが、携帯電話の絵文字なども、PC側が対応していなければ文字化けの原因になります。

文字化けするメカニズム

文字化けは文字コードが原因で起こります。

文字コードとは、パソコンの内部で文字を認識するための数値です。

コンピューターはデータを数値として扱っています。そのため文字も数値として扱われているので、文字を表示するには「文字コード」としてそれぞれに数値を割り当てていく必要があります。

日本語を表現するための文字コードとして「Shift-JIS」「EUC-JP」「JIS」などの規格があります。文字コードが違えば、人間の目では同じ文字でもコンピューターからすると、全く異なる文字情報として認識されてしまうのです。

当然の話ですが「Shift-JIS」「EUC-JP」「JIS」など、そもそもの規格が異なると文字情報が正しく認識されず文字化けしてしまいます。

また、先ほど紹介したような「機種依存文字」は、文字コードを構成する数値は同じであるのにも関わらず、割り当てられている文字が異なっているものです。

例えば、「①」という文字は、Shift-JISでは「82A4」という数値で認識されますが、Windows環境では「①」。Mac環境では「㈰」と表示されるので「環境に依存する文字」なのです。

使われている文字コードの規格が同じでも環境依存文字は文字化けの原因になるので注意しましょう。

環境依存文字・機種依存文字への対策

文字化けの原因について解説してきましたが、最近は文字化けに悩まされることはほとんど無くなりました。

というのも現在は「UTF-8」という世界中の文字を共通のコードで表すことができるような規格が広く普及してきたからです。

Webサイトの作成にも「UTF-8」を使用することが主流となっており、表示はもちろん音声読み上げでも正しく認識されるようになっています。

海外サイトなど、一昔前は文字化けすることが多々ありましたが、現在はそのようなことも少なくなってきています。

サイト運営側やメール送信者側の対策

世界共通の規格が普及してきているとはいえ、相手方の環境によっては文字化けする可能性が無いとも言い切れません。

特にビジネス上のメールのやり取りでは、今でも「半角カタカナ」や「環境依存文字」を使わないことがマナーとなっています。

①や②などの丸数字、ローマ数字、㌧や㍑などの単位、℡や№などの省略文字、旧字体の漢字は使わないことが無難です。

サイト閲覧者側やメール受信者側の対策

閲覧しているサイトが文字化けしてしまったら、ブラウザの文字コード変換機能を使い、規格を変更してみましょう。

それでもダメなら、文字化けしている文章をフォームに貼り付けるだけで、内容を解読してくれるサービスもあるので、そちらを利用しても良いかもしれません。

メールの場合も、使用しているメールソフトの文字コード設定を確認してみましょう。

まとめ

以上、環境依存文字・機種依存文字の注意点や文字化けする原因と対策について解説してきました。

現在は世界共通の文字コードが普及してきており、文字化けする危険は減ってきています。

しかしながら、重要なメールのやり取りでは、相手方の環境に左右されてしまう環境依存文字・機種依存文字は使わないようにしましょう。

文字化けを起こして相手に悪い印象をもたれることがないように、対策していきましょう。

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