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クラウドPBXのおすすめ12選!料金や機能を徹底比較しました

ホーム ビジネス・IT クラウドPBXのおすすめ12選!料金や機能を徹底比較しました
2024.04.05 ビジネス・IT

あなたは「クラウドPBXを導入したいが、サービスが多すぎて選ぶのが大変!」「どれも似たり寄ったりに見える」とお悩みではないでしょうか?

リモートワークの推進によって「クラウドPBX」は近年、急速に注目を浴びるサービスです。コストダウンが見込める、受電やテレアポといった電話業務を社員の自宅からでも行えるようになるなど、クラウドPBXには様々なメリットがあります。

本記事では、クラウドPBX選定において意識すべき比較ポイントと、主要サービス12社の特徴・料金を紹介しています。クラウドPBXの選定に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

クラウドPBXとは?

従来のPBX(Private Branch eXchange)は電話回線を利用したビジネスフォンのことを指します。それに対してクラウドPBXとは、電話回線ではなくインターネットを利用したビジネスフォンのことです。

110・119番のような特殊な番号にかけられない以外は、従来のPBXと同様、内線・外線・転送といった機能が使えます。従来のPBXと大きく異なるのは、社員のスマートフォンを電話機として活用でき、オフィスに電話交換機を置かずに済む点です。

この特徴によって、PBX環境の新設時に工事や設備を購入しないで済む、事務所移転が楽になる、電話業務を遠隔化できるといった様々なメリットが得られます。

クラウドPBXのメリット

クラウドPBXによって得られるメリットとしては、主に以下の5つが挙げられます。

  • コスト削減が期待できる
  • 社員の個人スマホを社用携帯として利用できる
  • ユーザー追加や設定変更が業者を介さず行える
  • 契約後すぐにPBXが利用できる
  • 災害時でも電話ができる(BCP対策)

コスト削減が期待できる

クラウドPBXは従来のPBXと比較して、コスト面で以下のような有利を得られます。

  • 工事が必要ない
    従来のPBXと違って、クラウドPBXは導入工事が必要ありません。そのため初期費用を比較的低く抑えられます。
  • 電話交換機や社用携帯を買わなくて良い
    クラウドPBXでは、社員の私用スマートフォンや貸与PCで電話ができるようになります。
  • 外線の通話料が3分8円ほどと安価
    通常の電話回線を利用する外線通話は、距離によっては通話料が3分あたりの通話料が40円に達することもあります。それに対して、クラウドPBXはIP回線を通じての通話となるため、たとえ海外との通話でも3分8円ほどの料金で済みます。
  • 各拠点の内線化により、通話料を抑えられる
    クラウドPBXを導入すれば、事務所外の社員との通話や、離れた拠点との通話をすべて内線化できます。

社員の私用スマホを社用携帯として利用できる(BYOD)

クラウドPBXは社員の私用スマホを社用電話として活用できます。離れた拠点との通話や自宅からの通話でも、社員同士の通話は内線扱いになりますし、外線対応も問題なく行えます。これはリモートワーク化を進める企業にとって、大きなメリットといえるでしょう。

また、発着信の制限をスケジューリングできるため、時間外に業務を行わなずに済むよう設定することが可能です。

ユーザー追加や設定変更が業者を介さず行える

従来のPBXは電話機を増設したり転送設定を変更したりするのに、業者への依頼が必要でした。しかしクラウドPBXであれば、ユーザー追加や設定変更がインターネット上で簡単に行えるため、業者を介さずスピーディーに運用できます。

契約後すぐにPBXが利用できる

クラウドPBXは名前に「クラウド」と冠しているように、ベンダーのサーバー上でシステムが動いているため、一度契約してしまえば最短即日でPBX環境が利用できます。そのため従来のPBXのように、工事や機材の設置といった工程を踏む必要は一切ありません。

災害時でも電話できる(BCP対策)

クラウドPBXは利便性だけがメリットではありません。緊急時の通信手段としても活用可能です。

従来のPBXは社屋が地震・火災といった災害に遭うと当然、電話回線もダメージを受けるため、通話が不可能になってしまいます。しかしクラウドPBXの場合、ベンダーのサーバーに問題が起きない限り、通話が行えるのです。

一部のサービスは、クラウドPBXのシステムが動くサーバーにトラブルが起きると予備サーバーが稼働するなど、BCP対策としてのクラウドPBXに力を入れているものもあります。

クラウドPBXのデメリット

クラウドPBXのデメリットとしては以下の3点が挙げられます。

  • 110番や119番ができない
  • サービスによっては現在使っている電話番号が引き継げない
  • 通話品質がインターネット環境に左右される

110番や119番ができない

クラウドPBXは電話回線を利用しないため、以下のような緊急番号への発信ができません。

  • 110:警察への緊急通報
  • 119:消防・救急への緊急通報
  • 118:海上事件・事故の緊急通報
  • 177:天気予報
  • 117:時報
  • 115:電報
  • 113:設定・トラブルサポート
  • 144:迷惑電話おことわりサービス
  • 0570:ナビダイヤル

とはいえ、今どきは誰でもSIMが入ったスマホを常に携帯しており、クラウドPBXに切り替えたとて緊急番号への発信手段が無くなるわけではありません。そのため緊急番号へ発信できないことは、大したデメリットとはいえないでしょう。

また、NTTの提供する「ひかりクラウドPBX」など、ごく一部のサービスは緊急番号への発信が可能です。

サービスによっては現在使っている電話番号が引き継げない

クラウドPBXは光回線を利用するタイプのサービスと、ADSL回線を利用するタイプのサービスの2種類があります。光回線を利用するクラウドPBXでは「03」「06」から始まる市外局番を取得できるため、既存の電話番号との引き継ぎが可能です。

一方ADSL回線を利用するタイプのクラウドPBXは、「050」で始まる番号か「0120」などのフリーダイヤル番号しか取得できません。そのため既存の電話番号を引き継げない場合があります。

クラウドPBXは電話番号を引き継げる?

  • 「光回線」を使用するクラウドPBX:引き継げる
  • 「ADSL回線」を使用するクラウドPBX:引き継げない場合がある

なお、クラウドPBXはすでに光回線を利用するサービスが主流となってきています。そのためあまり神経質になる必要はありませんが、サービス選定時は番号の引き継ぎが可能かどうか、念のためチェックするようにしましょう。

通話品質がインターネット環境に左右される

クラウドPBXはインターネット環境に通話品質が左右されやすい点がデメリットです。例えばADSL回線を利用するサービスは、音声にノイズが混じったり、遅延が発生したりします。

一方、光回線を利用するクラウドPBXであれば、固定電話やスマートフォンでの通話と同レベルの通話品質が得られます。

クラウドPBXの比較ポイントは?

  • 料金プラン
  • 市外局番が使えるかどうか
  • 無料体験の有無

料金プラン

クラウドPBXは基本的にコストダウンが見込めるとはいえ、場合によっては従来のPBXよりも費用が高くつく可能性もあります。なぜならクラウドPBXの最安プランは、サービスによって金額が大きく異なるためです。その比較例を以下に示します。

BIZTEL ビジネスフォン 月額費用:21,000円/40内線から
トビラフォン Cloud 月額費用:3,300円/5内線から

BIZTEL ビジネスフォンは40内線まで利用できる約2万円のプランが最安なのに対し、トビラフォン Cloudは5内線まで3,300円のプランが最安となっています。

そのため、SOHOやスタートアップなどの小規模な組織にクラウドPBXを導入するなら、どちらかといえばトビラフォン Cloudの方が向いているということになるのです。

逆に大規模な組織の場合、多くの内線をプラン変更なしで利用できるBIZTEL ビジネスフォンの方が、相性は良いということになります。

市外局番が使えるかどうか

通常クラウドPBXは「050」から始まる番号で利用することになりますが、「050番号は印象が良くない」という人が一定数いることは否めません。そのため「03」などから始まる既存の電話番号を利用できるかどうかも、重要な比較ポイントといえます。

また、既存の番号を引き継ぐことができれば、関係各所への伝達やWebサイトの更新といった番号変更による様々な業務を省くことが可能です。

無料体験の有無

クラウドPBX導入時の大きな不安点はやはり通話品質です。「050番号の電話を取ってみたら、ノイズや遅延がひどくて会話にならなかった」という経験をしたことがある人ほど、その不安は大きいでしょう。

この不安点を解消するには、無料体験ができるサービスを中心に比較するのがおすすめです。無料体験を利用すれば、そのサービスの通話品質がどの程度のものか、ノーリスクで確認できます。

クラウドPBXのおすすめ12選を比較

ここからはクラウドPBXのおすすめを12社紹介します。

  • BIZTEL ビジネスフォン
  • MOT/TEL(モッテル)
  • ひかりクラウドPBX
  • トビラフォン Cloud
  • Tramonecloud(トラムワンクラウド)
  • GoodLine
  • モバビジ
  • MiiTel(ミーテル)
  • Dialpad Talk(ダイヤルパッド)
  • OFFICE PHONE
  • INNOVERA PBX(イノベラ)
  • まとめてクラウドPBX

BIZTEL ビジネスフォン

(引用:公式サイト)

ベンダー 営業・サポートフロント:株式会社リンク

開発・インフラ運用:ブライシス株式会社

公式サイト BIZTEL ビジネスフォン
基本料金 初期費用:50,000円から

月額費用:21,000円/40内線から

無料体験 要問い合わせ
市外局番 利用可能
特徴 2021年現在で5年連続国内シェアNo.1を獲得したクラウドPBXサービス。着信先の振り分けやユーザー管理といったクラウドPBXの基本機能はもちろん、セールスフォースなど外部ツールとの連携も可能

BIZTEL ビジネスフォンは複数拠点の内線化、レンタルオフィスやベンチャー企業といった小・中規模の組織の電話環境構築といったシーンと相性が良いクラウドPBXです。IVR(自動音声サービス)機能を標準搭載しており、問い合わせ窓口としても活用できます。

また、2006年からサービスを開始しており、2021年時点で5年連続国内シェアNo.1(導入数1,700社以上)と、実績面でも他のサービスと大きな差を付けています。サービスの安定感と信頼性は非常に高いといえるでしょう。

MOT/TEL(モッテル)


(引用:MOT/TEL公式サイト)

ベンダー 株式会社バルテック
公式サイト MOT/TEL(モッテル)
基本料金 初期費用:29,800円から

月額費用:4,980円/20内線から

無料体験 あり。詳細は要問い合わせ
市外局番 利用可能
特徴 他社と比較して安価な料金設定となっているため、低コストでクラウドPBXを導入可能。また、コールセンター向けのプランやバックアップ内線付きプランなど、様々な用途に対応できる

MOT/TELは累計27,000社以上の導入実績を誇る、低価格なクラウドPBXです。15年以上にわたる研究・開発により、音声品質や使いやすさは業界最高レベルです。

外部CRM連携や通話録音といった機能も充実しているので、様々な業種に合わせた受電業務の効率化が可能です。品質や豊富な機能が評価されており、サービス開始以来、7年連続で利用社数が純増しています。

自社の内線でMOT/TELを使いながら、同じ契約内のIDを使って社内コールセンターを構築できるのもMOT/TELの強みで、自社でコールセンターを構築したい企業との相性がいいです。

MOT/TELには社員が自由に使えるWebカレンダーや名刺データの保管サービスなどが付属するほか、勤怠管理システムや経費精算システム、ネットfaxなどと連携し、日々の業務をもっと便利にリニューアルさせることもできます。

ひかりクラウドPBX


(引用:ひかりクラウドPBX公式サイト)

ベンダー 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)
公式サイト ひかりクラウドPBX
基本料金 初期費用:15,400円から(工事費用などを含む)

月額費用:16,500円/10 IDから

無料体験 5日間
市外局番 利用可能
特徴 NTTが手がけるクラウドPBXサービス。オプションサービスの「まるらくオフィス」では、クラウドPBXを含むICT全般の困りごとを24時間365日サポートしてもらえる

ひかりクラウドPBXは、通信事業を手がける大手企業 NTTが手がけるクラウドPBXサービスです。既存のPBXと併用が可能で、一挙にクラウド化するのに抵抗がある場合は、段階的な移行という形を取ることができます。

また、インターネット環境やWifi、そしてセキュリティ対策など、クラウドPBX環境の構築を全面的に任せられる「まるらくオフィス」というサービスも存在します。これだけの手厚いサービスは他に無く、さすがNTTが手がけるクラウドPBXといったところでしょう。

トビラフォン Cloud


(引用:トビラフォンCloud公式サイト)

ベンダー トビラシステムズ株式会社
公式サイト トビラフォン Cloud
基本料金 初期費用:33,000円

月額費用:3,300円/5内線から

無料体験 2週間
市外局番 利用不可
特徴 発着信のスケジューリング機能や迷惑電話を高い精度でブロックするフィルタリング機能を備える。また、トビラフォンCloud同士の通話料は外線でも無料になる

トビラフォン Cloudとはスマホアプリのインストールだけで利用できたり、発着信管理や録音データが一括管理できるなど、手軽な使い勝手が特徴のクラウドPBXです。

3万件超の迷惑電話リストによる迷惑電話の自動フィルタリングや、自動録音や通話状況のデータ化など、業務効率を向上させる機能も充実しています。

Tramonecloud(トラムワンクラウド)


(引用:Tramonecloud公式サイト)

ベンダー トラムシステム株式会社
公式サイト Tramonecloud(トラムワンクラウド)
基本料金 初期費用:0円から

月額費用:1,200円/1ユーザーから

無料体験 2週間
市外局番 利用可能
特徴 電話システムの出荷数世界No.1を誇るAvaya(アバイア)の技術をベースにしたクラウドPBXサービス

Tramonecloudとは、全世界で60万以上もの電話システムを出荷した実績がある「Avaya Office」をベースとしたクラウドPBXです。企業はもちろん、SOHOや店舗、そしてホテルや病院などあらゆるシーンに対して導入可能です。

最上位の料金プランには、文字起こしやテキストマイニング、そして自然言語処理AIとの連携といった機能が備わっています。

GoodLine


(引用:GoodLine公式サイト)

ベンダー 株式会社Good Relations
公式サイト GoodLine
基本料金 初期費用:20,000円から

月額費用:4,000円/2内線から

無料体験 要問い合わせ
市外局番 利用可能
特徴 UIの分かりやすさと使い勝手の良さが特徴的。セールスフォースやChatworkなどの外部ツールと連携可能

GoodLineは通話録音、IVR、通話内容の解析などの多彩な機能が特徴のクラウドPBXです。電話業務にあたっている従業員の稼働状をリアルタイムにモニタリング可能で、従来のPBXではできない業務の「見える化」が可能になります。

料金プランはSOHO向け、法人向け、コールセンター向けの3つが用意されており、何を選べば良いのかが分かりやすい料金体系といえます。

モバビジ


(引用:モバビジ公式サイト)

ベンダー クラウドテレコム株式会社
公式サイト モバビジ
料金 初期費用無料。月額費用などは要問い合わせ
無料体験 要問い合わせ
市外局番 利用可能
特徴 通信の際、インターネット回線ではなくNTTの通話回線を利用するため、通話の音声品質がインターネット環境に左右されにくい

モバビジはリモートワークや在宅勤務を推し進める企業で活躍するクラウドPBXです。日本国内では唯一、音声品質確保型のサービスを提供しており、クラウドPBXにありがちな音声品質の不安を解消したサービスといえます。

もちろん、通話録音(オプション)や着信優先機能、そしてスマホからの発着信など、クラウドPBXならではの機能も充実しています。

MiiTel(ミーテル)


(引用:MiiTel公式サイト)

ベンダー 株式会社RevComm
公式サイト MiiTel(ミーテル)
基本料金 月額5,980円から。詳細は要問い合わせ
無料体験 要問い合わせ
市外局番 要問い合わせ
特徴 対応中の通話がリアルタイムでチェックできる。通話をAIが解析し、応対品質を定量的に評価してくれるのは他社にない強み

MiiTel(ミーテル)は、営業やコールセンターなどの用途に対応したクラウドPBXです。自動録音、文字起こし、通話スコアリングといった通話のパフォーマンスをチェックできる機能が豊富で、効果的なトークスクリプトの作成や教育の効率化に役立てられます。

SFAやビジネスチャットといった外部ツールとの連携により、業務効率をさらに向上させることも可能です。

Dialpad Talk(ダイヤルパッド)


(引用:Dialpad Talk公式サイト)

ベンダー Dialpad Japan 株式会社
公式サイト Dialpad Talk
基本料金 月額800円/1ユーザーから
無料体験 要問い合わせ
市外局番 利用可能
特徴 初期費用がかからず、導入ハードルが低い。PBXだけでなく、チャットやビデオ会議などのビジネスツールも充実している

Dialpad Talkとは音声・ビデオ通話、チャットなど、様々なビジネスコミュニケーションツールを内包したクラウドPBXです。Google Workspace、Microsoft 365、Salesforce、Zendeskなどといった外部ツールとも連携可能で、電話業務の飛躍的な効率アップが期待できます。

また、「Vi(Voice Intelligence)」と呼ばれる音声認識システムを備えているのは他のクラウドPBXにはない特徴です。Viは通話内容をリアルタイムで画面にテキスト表示してくれる他、通話終了時に自動で通話内容のサマリーを送信してくれるため、業務の振り返りも簡単に行えます。

OFFICE PHONE


(引用:OFFICE PHONE公式サイト)

ベンダー 株式会社ベルテクノス
公式サイト OFFICE PHONE
基本料金 初期費用:24,800円

月額費用:3,400円から

ライセンス費用:端末一台あたり98円から

無料体験 要問い合わせ
市外局番 利用可能
特徴 個人スマホの内線化やCTIなどクラウドPBXとしての機能はもちろん、名刺管理やネットFAX、勤怠管理といった業務支援機能も標準装備されている
OFFICE PHONEは低価格と高品質を両立したクラウドPBXです。IVRやCTIといった電話機能をはじめ、ネットFAX、名刺管理といった独自機能をいくつも備えます。また、音声変換エンジンの改良によって従来のビジネスフォンと同等以上の音声品質を実現しています。

料金体系は月額料金とは別に利用端末一台ごとに98円~の費用がかかる、すこし特殊な仕組みになっています。

INNOVERA PBX(イノベラ)


(引用:INNOVERA PBX公式サイト)

ベンダー 株式会社プロディライト
公式サイト INNOVERA PBX(イノベラ)
基本料金 要問い合わせ
無料体験 トライアル・デモあり。詳細は要問い合わせ
市外局番 利用可能
特徴 通話録音の6か月間保存サービスが標準で備わる。また、発信を行った電話の位置情報を特定できる機能がある

INNOVERA PBXは2015年から提供が開始されたクラウドPBXです。通話の自動録音機能が標準搭載されており、しかも録音は6ヶ月間保存されます。操作画面が分かりやすく、パソコンやスマホを触るのが苦手なユーザーでも難なく扱える点も魅力です。

他のクラウドPBXにはない独自機能として、発信を行った電話の位置情報を特定できる「位置情報コール」が備わります。

まとめてクラウドPBX


(引用:まとめてクラウドPBX公式サイト)

ベンダー 株式会社コヴィアネットワークス
公式サイト まとめてクラウドPBX
基本料金 月額4,800円/5内線から
無料体験 30日間返金保障あり
市外局番 利用不可
特徴 初期費用がかからず、導入ハードルが低い。上位プランの「FleaAgent+」には電話の受付代行サービスが含まれる

まとめてクラウドPBXは初期費用ゼロ円、2内線980円からの料金プランなど、費用面のハードルの低さが魅力のクラウドPBXです。また、クラウドPBXサービスとしては珍しく、30日間の返金保障が付いています。

クラウドPBXの比較まとめ

最後に本記事で紹介したクラウドPBX 12社の情報を表でまとておきます。ぜひ比較検討に役立ててください。

サービス名 料金 無料体験 市外局番 特徴
BIZTEL ビジネスフォン 初期費用:50,000円から

月額費用:21,000円/40内線から

要問い合わせ 利用可能 5年連続国内シェアNo.1のクラウドPBX。着信先の振り分けやユーザー管理といったクラウドPBXの基本機能はもちろん、セールスフォースなど外部ツールとの連携も可能
MOT/TEL(モッテル) 初期費用:29,800円から

月額費用:3,980円/20内線から

あり。詳細は要問い合わせ 利用可能 安価な料金設定となっているため、低コストでクラウドPBXを導入可能。また、コールセンター向けのプランやバックアップ内線付きプランなど、様々な用途に対応できる
ひかりクラウドPBX 初期費用:15,400円から(工事費用などを含む)

月額費用:16,500円/10 IDから

5日間 利用可能 NTTが手がけるクラウドPBXサービス。オプションサービスの「まるらくオフィス」では、クラウドPBXを含むICT全般の困りごとを24時間365日サポートしてもらえる
トビラフォン Cloud 初期費用:33,000円

月額費用:3,300円/5内線から

2週間 利用不可 発着信のスケジューリング機能や迷惑電話を高い精度でブロックするフィルタリング機能を備える。また、トビラフォンCloud同士の通話料は外線でも無料になる
Tramonecloud(トラムワンクラウド) 初期費用:0円から

月額費用:1,200円/1ユーザーから

2週間 利用可能 電話システムの出荷数世界No.1を誇るAvaya(アバイア)の技術をベースにしたクラウドPBXサービス
GoodLine 初期費用:20,000円から

月額費用:4,000円/2内線から

要問い合わせ 利用可能 UIの分かりやすさと使い勝手の良さが特徴的。セールスフォースやChatworkなどの外部ツールと連携可能
モバビジ 初期費用無料。月額費用などは要問い合わせ 要問い合わせ 利用可能 通信の際、インターネット回線ではなくNTTの通話回線を利用するため、通話の音声品質がインターネット環境に左右されにくい
MiiTel(ミーテル) 月額5,980円から。詳細は要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 対応中の通話がリアルタイムでチェックできる。通話をAIが解析し、応対品質を定量的に評価してくれるのは他社にない強み
Dialpad Talk(ダイヤルパッド) 月額800円/1ユーザーから 要問い合わせ 利用可能 初期費用がかからず、導入ハードルが低い。PBXだけでなく、チャットやビデオ会議などのビジネスツールも充実している
OFFICE PHONE 初期費用:24,800円

月額費用:3,400円から

ライセンス費用:端末一台あたり98円から

要問い合わせ 利用可能 個人スマホの内線化やCTIなどクラウドPBXとしての機能はもちろん、名刺管理やネットFAX、勤怠管理といった業務支援機能も標準装備されている
INNOVERA PBX(イノベラ) 要問い合わせ トライアル・デモあり。詳細は要問い合わせ 利用可能 通話録音の6か月間保存サービスが標準で備わる。また、発信を行った電話の位置情報を特定できる機能がある
まとめてクラウドPBX 月額4,800円/5内線から 30日間返金保障あり 利用不可 初期費用がかからず、導入ハードルが低い。上位プランの「FleaAgent+」には電話の受付代行サービスが含まれる

クラウドPBXはサービスによって機能がまちまちで、料金も大きく異なります。各サービスの特徴を見極め、自社にとって最適なクラウドPBXを選びましょう。

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