
製品やサービスをより良くしていくために、お客様の声・意見を集めるのは非常に重要なことです。お客様の意見を拾い上げる方法の一つに「アンケート調査」がありますがサービスや商品に対して自分の意見を素直に表現してくれるお客様は、そう多くはありません。
しかし、より良いサービス・商品を開発し、お客様に提供するためにも、ユーザー目線の意見は必要不可欠です。お客様が回答してくれるアンケートとはどんなものでしょうか。
この記事では、商品・サービスを提供したお客様に向けてアンケートの依頼メールを送信しウェブ上で回答する形式のアンケートにフォーカスして、「お客様が回答したくなるアンケートの依頼メール」について解説していきます。アンケート依頼メールに限らず、メールを送る際は「例文集」を活用することで時間をかけずに正しい文章を送ることができます。
ビジネスシーンではメールひとつのミスによって信用を大きく失いかねません。
- 謝罪メール
- 異動メール
- お願いメール
- 季節の挨拶メール
など、全部で17のビジネス例文をコピペOK!すぐに使えるビジネスメール「例文集」として資料にまとめました。
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目次
アンケートの依頼メールの書き方
アンケートに回答をしていただくには、アンケートへの回答を促す、「依頼メール」が必要です。お客様との最初のコンタクトになる「依頼メール」の内容は、お客様がアンケートに回答するかどうかを決める、判断基準となります。
アンケートに回答をしていただく上で非常に大切なメールになるので、ポイントを抑えてメールを作成していきましょう。正しい「依頼メール」の例は以下の通りです。
件名
〇〇に関するアンケート
本文
株式会社〇〇〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様
平素より大変お世話になっております。
□□株式会社・販売チーフの田中 太郎と申します。
日頃から、弊社の商品をご購入して頂いて、誠に有難う御座います。
弊社では、お客様が弊社の商品やサービスに対して、どのような感想やご意見を持っているかをお伺いするためのアンケートを実施しております。
ご回答頂きました内容につきましては、 今後の商品の品質向上に役立ててまいりますので 是非ご理解とご協力を頂きますようお願い申し上げます。
アンケートは、下記のURLから回答していただけます。
https.〇〇〇〇〇
※所要時間は〇分です。
質問や疑問等がありましたら、下記アドレスまでお送り頂けましたら幸いです。
■返信先のアドレス □□□□@□□□.co.jp
大変恐縮ではありますが、アンケートには〇月〇日までにお答えくださいますよう お願い致します。
お答えいただいたアンケートの結果は、統計が取れ次第、メールにてお知らせさせていただきます。
お手数おかけ致しますがご協力の程、 何卒よろしくお願い申し上げます。
====================
署名
===================
お客様に一斉送信で依頼メールを送る場合は、
件名
〇〇に関するアンケート回答で〇〇プレゼント!
本文
お客様各位
日頃から弊社商品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
弊社では、お客様が弊社の商品やサービスに対して、どのような感想やご意見を持っているかをお伺いするためのアンケートを実施しております。
今後のサービス向上に役立てて参りますので、ぜひご理解とご協力を頂きますようお願い申し上げます。
アンケートは、下記のURLから回答していただけます。
https.〇〇〇〇〇
お客様のご意見は弊社のプライバシー・ポリシーに従って取り扱われ、サービスと製品の提供を向上させるためだけに使用されます。
※所要時間は〇分です。
質問や疑問等がありましたら、下記アドレスまでお送り頂けましたら幸いです。
■返信先のアドレス□□□□@□□□.co.jp
尚、〇月〇日までにアンケートにお答え頂いた方々に抽選で3名様に、国内旅行券5万円分をプレゼント致します。お手数おかけして誠に恐縮ですがご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
アンケートの結果は、別途メールにてお知らせさせていただきます。
====================
署名
====================
このようなメールが良いでしょう。
いずれの場合も後述する基本事項を踏まえた上で、お客様が回答したくなるような工夫が大切です。
ここからは、例に挙げたアンケートの「依頼メール」にも記載されている基本事項について解説していきます。
目的・利用用途を明記する
アンケートの目的や用途がわからなければ、お客様に不信感を抱かせてしまう可能性があります。
依頼をしているメールに、回答に基づいてサービスや商品を改善するという旨を必ず記載しましょう。
所要時間・設問数を明記する
お客様からより多くの声を集めたいというのがアンケートをする側の本音だとは思いますが、あまりに長いアンケートを実施してしまうと、お客様の負担が大きくなり、効果的なデータが得られない場合もあります。
また、所要時間や設問数が全く書かれていない依頼メールは、お客様からすれば「数分の時間でできるものなのか」「しっかり時間を取らなければいけないのか」が分からないため、回答を躊躇させてしまいます。ちなみに、お客様が負担を感じず回答できる設問数は「18.4問」だそうです。
『マクロミル』の調査によると、これを越えると、回答率が下がる傾向があるようなので、設問は15〜18くらいにまとめるのが無難と言えるでしょう。
所要時間に関しては設問から逆算すると3分程度に設定されていると良いです。
回答に要する時間を依頼メールに記載し「ちょっとした時間で手軽に回答できる」という安心感をお客様に認識していただきましょう。
回答期限も記載する
期限が決まっていない物事は優先順位が下がってしまいます。
アンケート自体をお客様にとって優先順位の高いものにすることは難しいですが、期限を設けることで、商品やサービスに関して感じることがあったお客様は、アンケートに協力をしてくださるかもしれません。
アンケートを後回しにされないためにも、ある程度の期限を設けてお客様の回答を促しましょう。
お問い合わせ先も必須
アンケートにおけるお客様の質問や疑問を聞き、答えられるよう、電話番号やメールアドレス、問い合わせフォームなどの問い合わせ先を必ず記載するようにしましょう。
また、電話番号やメールアドレスなどの記載があると、依頼メールの権威性を上げることもできるので、怪しい会社からの依頼メールでないことの証明にもなり得ます。
社内で使っている署名がある方は、アンケートの依頼メールに必要な情報を選択し記載しましょう。
回答URLは一目でわかるところに
アンケートの依頼メールは、メールで返信してもらうことではなく、回答URLにアクセスしてもらい、そこで答えてもらうことを目的としています。
メールを開いてからアンケートのURLにたどり着きやすいように、回答URLはわかりや居場所に配置すると効果的です。
URLの前後に【】をつけたり「↓↓↓アンケートの回答はこちらから↓↓↓」と言った目印をつけるのもいいでしょう。
「プレゼント」がある場合はアピールする
アンケートを回答することによってプレゼントがあったり、別のサービスが受けられる場合はその内容を記載しましょう。
回答をすることによってお客様自身に直接的なメリットがあることを認識していただくことができるので、アンケートの回答率アップに繋げることができるでしょう。
アンケートの依頼メールは3つのポイントを意識する
依頼メールは書き方だけでなく、「送信の時間」や「本文の意図のわかりやすさ・お客様への気遣い」が、お客様がアンケートに回答したいと思う時のキーポイントとなっています。
ここまで解説してきた基本事項を踏まえた上で、お客様に回答していただけるアンケートメールを作成していきましょう。
依頼メールを送信する時間帯に注意
メールを送る時間帯は、アンケートへの回答率に大きく影響します。
就業時間中にアンケートの依頼メールが送られてきても、終わらせなければいけない仕事で忙しい時、アンケートに回答する気が起きないですよね。
アンケートの依頼メールは、お客様がアンケートを回答するのに負担にならない20時~24時に送信し回答率のアップにつなげましょう。
メールの本文は丁寧かつ簡潔に
アンケートに回答をしていただくということは、わずかでもお客様に時間を使わせてしまうことになります。
したがって、商品・サービスをお買い上げいただいた感謝の言葉などを添え、丁寧な文面を心がけましょう。
とはいえ、アンケートに到達するまでに余りにも長い文章を書いてしまうと、先述した「アンケートの目的」や「アンケートの活用法」といった伝えたい部分が埋もれてしまう可能性があります。
メールの本文は丁寧かつ簡潔な文章を書くようにしましょう。
結果報告をする
定期的に行なっているアンケートの場合は、回答をしてくださった方に向けて、統計結果を別途お知らせすることで、お客様の意見を反映し尊重しようとする気持ちを伝えましょう。
メールやウェブ上でのやりとりにはなりますが、自社のサービスを受けたお客様とのやりとりは、自社の発展へ向けた非常に大切な資料になります。
アンケートをただの統計として見るのではなく、お客様とのコミュニケーションの場として捉えることで、お客様も回答しやすくなるようなメールを作成できるかもしれません。
アンケート依頼メールのテンプレート集(シーン別・相手別)
基本的なアンケートメールの構成に加え、特定のシチュエーションや相手に合わせた応用的なテンプレートをご用意しました。「社内向け」「既存顧客向け」「回答後のお礼」の3パターンです。状況に合わせて適宜アレンジしてご活用ください。
【社内向け】業務改善・社内イベントのアンケート
社内のメンバーに向けてアンケートをお願いする場合、社外向けほど堅苦しい敬語を使う必要はありませんが、「忙しい業務の合間に協力してもらう」という配慮は必須です。スムーズに回答を集めるためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 目的を明確にする 何のためにアンケートをとるのか(研修の改善、職場環境の向上など)を最初に伝えます。
- 所要時間を伝える 「3分ほどで終わる」など、負担が少ないことを明記します。
- 期限を目立たせる 業務優先で後回しにされがちなので、いつまでに回答が必要かを明確にします。
以下は例文です。参考にしてください。
件名
【要回答12/10まで】社内研修に関するアンケートのお願い(総務部)
本文
お疲れ様です。
総務部の〇〇です。
先日は「〇〇研修」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今後の研修内容をより実務に即したものへ改善するため、皆様のご意見を伺いたく存じます。
つきましては、約3分ほどで終わる簡単なアンケートにご協力をお願いいたします。
■アンケート回答フォーム (URLリンク)
■回答期限 202X年〇月〇日(曜日)まで
業務ご多忙の折とは存じますが、より良い職場環境作りのため、率直なご意見をお聞かせいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
【BtoB・既存顧客向け】サービス改善・満足度調査
既に取引のある顧客に対しては、関係性を維持しつつ「本音」を引き出すことが重要です。「より良いサービスにするために、あなたの声が必要です」という姿勢を強調することで、回答へのモチベーションを高めます。
件名
【〇〇様】サービス向上に関するアンケートご協力のお願い(弊社サービス名)
本文
株式会社〇〇
〇〇様
平素より、弊社サービス「〇〇」をご利用いただき誠にありがとうございます。
株式会社〇〇の〇〇でございます。
現在弊社では、ご利用中のお客様により快適にサービスをご活用いただくため、
機能改善に向けたアンケートを実施しております。
日頃ご愛用いただいている〇〇様からの貴重なご意見を、今後の開発に反映させていただきたく存じます。
▼アンケート回答はこちら(所要時間:約1分)
URLリンク
※本アンケートは匿名でも回答可能です。
※ご回答いただいた内容は、サービス向上の目的のみに使用いたします。
些細な点でも構いませんので、お気づきの点がございましたらぜひお聞かせください。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
【完了後】アンケート回答へのお礼メール
回答して終わりではなく、その後の信頼構築につなげるための重要なアクションが「お礼メール」です。自動返信メールなどで設定しておくと良いでしょう。
件名
アンケートへのご回答ありがとうございました(株式会社〇〇)
本文
〇〇様
株式会社〇〇の〇〇です。
この度はアンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。
〇〇様からいただきました貴重なご意見は、
社内で共有し今後のサービス品質向上に役立てて参ります。
なお、本件に関してご不明な点や追加のご要望がございましたら、お気軽に本メールまでご返信ください。
貴重なお時間を割いてご回答いただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
今後とも弊社サービスをよろしくお願いいたします。
NGなアンケートの依頼メール
ここからは、アンケートの依頼メールを作成する際に、やってはいけないポイントを説明していきます。アンケートの依頼メールの目的は、お客様にアンケートに回答してもらうことです。
したがって、アンケート以外の要素を含むことは避け、お客様が何のメールなのかわからないという事態が起こらないように注意しましょう。
件名でアンケートとわからない
件名はメールの開封率に大きく関わっています。一目見て何についてのメールかがわからないと、メールはスルーされがちです。ビジネスではどのメールにおいても、わかりやすい件名をつけることが大切だと言われていますが、依頼メールも同様です。
「アンケートの依頼」や「プレゼント」がある場合は、それらのキーワードをを件名に入れておきたいところですが、長すぎると、結局何についてのメールなのかが分からなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
わかりやすい件名の例としては、「〇〇に関するアンケートの依頼」や「〇〇をお買い上げいただいた方へアンケートのお願い」などがあります。プレゼントがある場合は「アンケートへのご協力でもれなく〇〇プレゼント!」のように簡潔にまとめるのが良いでしょう。
思わず開封したくなる件名の付け方や、受信者の興味を引くキーワード選定については以下の記事で詳しく解説しています。
他のURLを先に掲載する
アンケートの依頼メールの中にはアンケートを記載したページのURLより先に、自社の公式サイトのURLなどアンケート以外のURLが記載されているメールはNGです。
件名に「アンケート」という言葉があるにも関わらず、関係のないページにとばしてしまうと、アンケートのURLをクリックしていただける確率はかなり減ってしまいます。アンケートを依頼するメールの中には他のURLを入れないようにしましょう。
アンケート以外のコンテンツも入れる
メールの原則は1メール1コンテンツです。アンケートの依頼メールの場合は「アンケートに回答してもらう」というのが目的です。お客様を困惑させないためにも、目的を絞ったメールを心がけましょう。
アンケート実施時に注意すべき「個人情報保護」とマナー
アンケートを実施する際は、回答率を追うだけでなく、回答者の「個人情報」を適切に扱う姿勢を示すことも重要です。近年、セキュリティ意識の高まりにより、送信元が不明確なメールや、情報の取り扱い方針が不明瞭なアンケートは強く警戒される傾向にあります。安心して回答してもらうため、そして企業としての信頼(コンプライアンス)を守るために、最低限押さえておくべきマナーとルールを解説します。
個人情報の利用目的を明記する重要性
アンケートで収集した情報をどのように使うのか、「利用目的」を明確に記載することは、送信者の義務であり信頼の証です。「サービス向上のため」といった曖昧な表現だけでなく、具体的に誰が分析し、どう活用されるのかを明記しましょう。
特に以下の項目をメール本文、またはアンケートフォームの冒頭に記載しておくと、回答者の安心感につながり、結果として回答率向上にも寄与します。
- 取得する情報の範囲(氏名、メールアドレス、回答内容など)
- 利用目的の具体例(新商品開発の参考データとして社内会議でのみ使用するなど)
- 情報の管理方法(第三者への提供は行わない旨、セキュリティ対策など)
- 個人情報の管理責任者または問い合わせ先
オプトアウト(配信停止)導線の設置について
アンケートのお願いメールであっても特定電子メール法(特電法)のガイドラインやビジネスマナーの観点から、受信拒否(オプトアウト)の導線を設置しておくことが望ましいです。特にメルマガ購読者全員へ一斉配信する場合などは必須の対応となります。
「今後アンケートなどの案内を受け取りたくない」と感じるユーザーに対して、配信停止リンクや連絡先をフッター(メール最下部)に分かりやすく明記しましょう。この配慮があることで、ユーザーは「管理された安全なメールである」と認識でき、スパム報告などのトラブルを未然に防ぐことができます。
アンケート依頼メールはメール配信システムを使って送る
アンケートを数人に送るだけであれば、普段お使いのメールソフト(OutlookやGmailなど)でも問題ありません。しかし、数十人〜数百人の顧客リストに対して一斉に送信する場合、BCC機能を使った手動送信には大きなリスクと限界があります。
最も恐ろしいのは「誤送信」による個人情報漏洩です。BCCに入れるべき宛先を誤ってCCに入れてしまい、顧客同士のメールアドレスが丸見えになってしまう事故は後を絶ちません。企業の信頼を守り、かつ効率的に回答を集めるためにはメール配信システムの導入が不可欠です。
メール配信システムを使うメリット
メール配信システムを利用するメリットは、単にリスクを回避できるだけではありません。回答率を向上させるための「攻め」の機能が充実しています。具体的には以下のようなメリットが得られます。
- 効果測定による改善が可能 メールが「開封されたか」「リンクがクリックされたか」を数値で確認できます。回答が集まらない原因が「件名が悪くて開かれていない」のか「本文は見られたがクリックされていない」のかを分析できるため、次回の改善につなげられます。
- 高い到達率とセキュリティ 独自の技術により、迷惑メールフォルダに振り分けられるのを防ぎ、確実に受信ボックスへ届けます。もちろん、誤操作によるBCC事故の心配もありません。
- 差し込み配信(宛名の自動挿入) 「お客様各位」ではなく、「〇〇様」と件名や本文に自動で名前を差し込むことができます。自分宛てのメールだと認識されやすくなり、開封率や反応率を高める心理効果(カクテルパーティー効果)が期待できます。
おすすめのメール配信システム「ブラストメール」

これからメール配信システムを導入するなら、15年連続で顧客導入シェアNo.1の実績を持つ「ブラストメール(blastmail)」がおすすめです。
ブラストメールの最大の特徴は、マニュアルを読まなくても直感的に操作できる「使いやすさ」にあります。高度な機能を備えながらもシンプルに設計されているため、初めての方でも迷わずにおしゃれなHTMLメールや、ターゲットを絞った配信が可能です。
現在、すべての機能を無料で試せるトライアルを実施しています。「アンケートの回答率を上げたい」「安全に一斉送信を行いたい」とお考えの方は、ぜひ一度その使い心地を体験してみてください。
公式サイト:シェア1位のメール配信システム「ブラストメール」
FAQ
- Q:アンケートの回答率を上げるためのポイントは何ですか?
- A:所要時間や設問数を明記して負担が少ないことを伝えたり、回答者へのプレゼント(インセンティブ)を用意したりすることが効果的です。また、送信時間を比較的余裕のある夜間(20時〜24時)にするのも有効な手段の一つです。
- Q:依頼メールにはどのような内容を記載すべきですか?
- A:アンケートの目的・用途に加え、所要時間(3分程度)・設問数(15〜18問)・回答期限・問い合わせ先を必ず明記し、回答URLを一目でわかる場所に配置しましょう。
- Q:件名はどのように付けるのが良いですか?
- A:一目で内容が伝わるよう、「〇〇に関するアンケートのお願い」のように具体的にし、プレゼントがある場合は「回答で〇〇プレゼント」と件名に含めることで開封率アップが狙えます。
- Q:アンケートメールを送る際に避けるべきNG行動はありますか?
- A:アンケート以外のURLを先に掲載したり、他の用件(宣伝など)を混ぜたりするのは避け、「1メール1コンテンツ」の原則を守りアンケート回答のみに集中させることが重要です。
まとめ
本記事ではアンケート回答率を左右する「依頼メール」の書き方や、すぐに使えるテンプレート、注意すべきマナーについて解説しました。
アンケートで得られるお客様の生の声は、商品やサービスの質を向上させるための最も重要な資産です。しかし、協力してくれるお客様の貴重な時間をいただく行為でもあります。効果的なアンケート実施のために、以下の3点を意識しましょう。
- お客様の負担を減らす(所要時間の明記・シンプルな設問)
- 目的とメリットを伝える(何に使われるか・特典はあるか)
- 安心と信頼を守る(個人情報保護・誤送信の防止)
これらを踏まえた丁寧なメール作成と安全な配信システムを組み合わせることで、お客様との信頼関係を築きながら、より多くの有効な回答を集めることができるはずです。ぜひ今回の例文を参考に自社に合った依頼メールを作成してみてください。



