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メルマガライティングのコツを解説!初心者がまず押さえるべきポイントは?

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2021.06.22 メルマガ

メルマガライティングのコツを解説!初心者がまず押さえるべきポイントは?

メルマガ配信の担当になったものの、一体どんなことを書けば良いのか分からず、お悩みではないでしょうか?

メルマガのライティングは一見大変そうに思えるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば大丈夫です。メルマガを構成する各パーツが、購読者の行動にどのような影響を与えるのかさえ把握しておけば、どこでどのようなことを書くべきが見えてきます。

この記事では、メルマガライティングの基本的な流れと、初心者が押さえるべきコツを、大事なものだけに絞って解説します。メルマガライティングで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

メルマガライティングの基本的な流れ

まずはメルマガライティングの大まかな流れを把握しておきましょう。流れを把握しておくと各段階でやるべきことが整理でき、ライティングの効率が上がります。

メルマガライティングの流れ

  1. テーマを決める
  2. 情報を集める
  3. 内容の骨組みを作る
  4. 本文を書く
  5. セルフチェックする

メルマガライティングの流れについて、さらに詳しく解説していきます。

1. テーマを決める

まずはメルマガの元となるテーマを決めましょう。あらかじめ貯めておいたネタ帳から引っ張り出しても良いですし、まったくネタを貯めていなければ、購読者のニーズや自社の最新情報などといったネタを探してテーマを決めます。

テーマ決めで重要なのは、ターゲットを意識することです。ターゲットの悩みは何か、どんな情報を求めているのかなどといったことを軸にして、テーマを決めましょう。

もし、メルマガを運用するにあたってペルソナを設定していないのであれば、この機会にペルソナを作っておいてください。ペルソナとは「具体的かつ詳細な顧客像」のことで、メルマガライティングにあたって重要な指針となります。

ペルソナ設定については弊サイトで提供しているガイドブックで分かりやすく解説しているため、本記事と合わせて参考にしてください。ダウンロードは無料です。

【テンプレート付き】この1冊で丸わかり!ペルソナ設定ガイドブック

2. 情報を集める

書くことが決まったら、テーマをメルマガという形に仕上げるのに必要な材料・情報を集めましょう。例えば自社ブログの更新についてお知らせするメルマガであれば、以下のような材料が最低限必要になります。

  • 記事のタイトル・主題
  • 記事の見どころ
  • 記事を読むと得られるベネフィット
  • ページのURL

また、コンテンツ提供がメルマガで完結しており(有料メルマガやニュースレターなど)、誘導すべきURLも特にないという場合は、ネットや書籍などから情報を集めてくる必要があります。

3. メルマガを書く

情報が集まったなら、メルマガを書き始めましょう。この手順で意識したいのは、メルマガは「件名」と「本文」というふたつのパーツで構成されており、件名は開封率に、本文はクリック率に影響するということです。

特に、開封率に影響する件名は、メルマガにおける最重要パーツといっても過言ではありません。件名に魅力を感じてもらえ、メルマガの開封に至ったなら、あとは本文と一貫性さえ取れていればユーザーはクリックに至ります。

また、本文は大まかにヘッダー、ボディ、そしてフッターの3つで構成されています。こちらも各要素で意識すべきことが変わってきますが、詳しいことは後の見出しで解説していきます。

4. セルフチェックする

メルマガが書き上がったら、いきなり配信セットするのではなく、誤字脱字がないか、訴求力は十分あるかなどをセルフチェックしましょう。

セルフチェックでおすすめしたい手法は、実際に自分のメールアドレスへメルマガをテスト配信することです。

テスト配信することで、誰かに頼まずとも、メルマガを客観的に見られるようになり、デバイスごと(PCやスマートフォンなど)の見え方の違いも確認できます。

例えば件名が長すぎて大事な部分が省かれてないかや、URLの誘導は分かりやすいかといったことが、購読者の視点からチェックできるのです。

メルマガライティング3つのコツ

メルマガ初心者がライティング時にまず押さえておきたいコツは、以下の3つです。

  • 読まれるメルマガのカギは「件名」
  • メルマガの構成を把握しておく
  • 過去配信の効果を参考にして改善する

各コツについて詳しく解説します。

読まれるメルマガのカギは「件名」

メルマガライティングで最も重要なのは、「件名」といっても過言ではありません。なぜなら、件名の内容はメルマガの開封率に影響するからです。

メルマガの件名は、例えるならお店の看板や、バナー広告のようなものです。看板に魅力が感じられなければ入店は獲得できませんし、バナー広告が魅力的でなければ、その先にあるランディングページが開かれることはありません。

つまり、件名が魅力的かどうかによって、獲得できる最終成果も大きく左右されるということなのです。短いからといって適当に済ませず、件名こそ、しっかりライティングしましょう。件名をつける際に役立つフレームワークも、後ほど紹介します。

なお、弊サイトでは、メルマガの件名について詳しくまとめたガイドブックを無料で提供しています。こちらも合わせて参考にしてください。

魅力が伝わるメルマガタイトルの付け方ブック

メルマガの構成を把握しておく

メルマガの本文は、大まかにヘッダー、ボディ、そしてフッターの3つで構成されます。書きたい内容を構成ごとに整理すればライティングしやすくなるため、メルマガ初心者の方はぜひ覚えておきましょう。

参考として、自社ブログのクリック誘導型メルマガにおける構成例を以下に示します。

1. ヘッダー
最も伝えたいことを書いて、ユーザーにクリックを促す。特にファーストビューには、誘導先コンテンツの概要紹介とCTAボタンが収まるよう、端的な文章で魅力が伝わるライティングを意識する
・アイキャッチ画像

・誘導先コンテンツの概要やベネフィットを端的に紹介

・CTAボタン

2. ボディ
ヘッダーで取りこぼしたユーザーを拾うために、誘導先についてさらに詳しく解説したり、その他のコンテンツを案内する
・誘導先コンテンツの目次や見どころを箇条書きする

・誘導先コンテンツの魅力をさらに詳しく紹介する

・別のコンテンツを紹介する(PVランキングや特集記事など)

・自社商品・サービスのPR(事例紹介や資料配付など)

3. フッター
差出人情報・購読停止導線を示す
・企業名や配信担当者名などの差出人情報をまとめたテンプレート

・メールアドレスや問い合わせフォームといったコンタクト導線

・購読停止ボタンの案内

過去配信の効果を参考にして改善する

メルマガのライティングスキルを向上させるには、過去の配信から改善点を見つけるのが最も効果的です。どんな件名が開封率が高い傾向にあるのか、どんな構成だと反応率が高いのかなど、過去のメルマガを分析して次のライティングに活かしていきましょう。

ライティングの改善ポイントを探すのに参考にしておきたい指標は、以下の3つです。

  • 開封率
    配信したメルマガのうち、どれくらいが開封されたかを示す指標。件名を改善したいときはここを見る
  • 反応率
    開封されたメルマガのうち、どれくらいがクリックに至ったかを示す指標。本文を改善したいときはここを見る
  • クリック率
    配信したメルマガのうち、どれくらいがクリックに至ったかを示す指標。メルマガのパフォーマンスを俯瞰的にチェックできる重要な指標

なお、メルマガの効果測定については以下の資料でも詳しく解説しています。無料でダウンロードできるため、合わせて参考にしてみてください。

メルマガ配信の成果を高める効果測定指標ブック

メルマガライティングに役立つフレームワーク

メルマガでライティングが必要なパーツには、件名と本文のふたつがあります。

件名を書く際は「4Uの法則」を、本文を書く際は「PREP法」というフレームワークを意識すると、スムーズにメルマガライティングが進むでしょう。

そこでここからは、ふたつのフレームワークの概要と活用法について解説します。

4Uの法則

4Uの法則とは、ユーザーの行動を促す4つの要素をまとめたライティングのフレームワークです。

4Uの法則

  • 有益性(Useful)
    記事を読むことで、「有益な情報を手に入れられる」と訴求すること
  • 緊急性(Urgent)
    時間的な緊急性のアピールを行い、「今」記事を読んでもらう工夫をすること
  • 超具体性(Ultra specific)
    数字などを使いタイトルに具体性を持たせること
  • 独自性(Unique)
    ありきたりな言い回しではなく、他社と差別化すること

元々は魅力のある新聞見出しを作るために発案されましたが、メルマガの件名や記事のタイトルなど、いわゆる「ヘッドライン」と呼ばれる文章すべてに対して応用可能です。

例えば「お得なキャンペーン実施中」という件名であれば、「超具体性」を意識して「20%OFFキャンペーン実施中」というふうにしてみるのです。

このように、メルマガの件名を作ったり、見直したりする際は4Uの法則に従って行いましょう。そうすることで、初心者でも質の高いライティングが実現できます。

PREP法

PREP法(プレップ)とは、結論ありきで文章を展開していくライティング技術のことです。具体的には、次のような順序で文章を展開していきます。

  1. 結論(Point)
  2. 理由(Reason)
  3. 具体例(Example)
  4. 結論(Point)

上記のように結論から文章を開始し、続けて結論を補強する理由と具体例を示し、最後に結論で締める、というのがPREP法です。以下に具体例を示しましょう。

例文
ブラストメールは使いやすいメール配信ツールです。なぜならUIがシンプルで、サポートも充実しているためです。9年連続でシェアNo.1獲得という実績が、それを示しています。ブラストメールは、多数の企業が認める、使いやすいメール配信ツールなのです。

こちらをPREP法にならって分解すると、以下のようになります。

  1. 結論(Point)
    ブラストメールは使いやすいメール配信ツールです。
  2. 理由(Reason)
    なぜならUIがシンプルで、サポートも充実しているためです。
  3. 具体例(Example)
    9年連続でシェアNo.1獲得という実績が、それを示しています。
  4. 結論(Point)
    ブラストメールは、多数の企業が認める、使いやすいメール配信ツールなのです。

このようにPREP法を使えば、構成で迷いにくくなり、ライティングの効率が上がります。しかも、読者にとっても分かりやすく、説得力のある文章が書けるようになるのです。

有料メルマガやニュースレターなど、メルマガで長文を書く機会が多いのであれば、PREP法は非常に役に立つでしょう。

なお、PREP法はメルマガだけでなく、ブログ記事やランディングページ、そしてレポートなど、ライティングが必要な場面すべてで役立つ技術です。ここでぜひ覚えておきましょう。

メルマガライティングのコツまとめ

メルマガライティング上達の第一歩は、メルマガの各パーツが、ユーザー行動にどんな影響を与えるかを把握することです。

  • メルマガの件名:開封してもらえるかどうかに影響する
  • メルマガの本文:クリックしてもらえるかどうかに影響する

これが把握できたなら、件名では4Uの法則を、本文ではPREP法を当てはめつつ、ライティングを進めましょう。

フレームワークを使う際に注意してほしいのは、フレームワークはあくまで数ある型のひとつでしかない、ということです。

メルマガライティングに応用できるフレームワークは他にも色々とあるため、試行錯誤しても「合わない」と感じたら、別のフレームワークを試してみてください。フレームワークを使わず、自分なりに良いと思う文章を書いてみるのも良いでしょう。

なお、弊サイトではメルマガの作り方について、図を用いて、分かりやすく解説したガイドブックを公開しています。下記から無料でダウンロードできます。

これで全部分かる。もう迷わない。みんな読んでるメルマガ作り方大全

作成を担当したのは、9年連続で市場シェア1位を獲得したメール配信システム、「ブラストメール」のメルマガ配信担当者です。現場から得た知見を元に作成されてるので、大いにメルマガライティングの役に立つでしょう。

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