「開封率 VS クリック率」優先すべきはどっち?知っておきたい効果測定のキホン

2020.07.03 その他の記事

みなさまは開封率とクリック率どちらが大事か、質問されて即答できますか?
メルマガで効果を出すための分析には、上記の質問の答えを知っていることが大切です。

今回はメルマガの効果を計測したい時に、どのように考えれば良いのか分析・解説しながら、

【「開封率 VS クリック率」 どちらが大事か?】

 

の答えを一緒に考えていきます。

 

開封とクリックの違いを知る

開封とクリックでは大きな違いがあります。
お客様がどういった状況にあり、どれほどの興味があるのか、開封やクリックの有無で判断することができます。

ここでは、「開封とクリック」それぞれの意味合いと成果をどう受け止めるべきなのか解説していきます。

開封率とは?

開封率とはHTMLメールで計測できる「どれくらいの方がメールを開封したか?」という指標です。
開封ですから、まだ目に入る前の状態ですので本文の内容は関係ないということが特徴です。

 

開封してくれた顧客の特徴

開封してくれたということは、「件名を見て、少なからずの興味をもってくれた状態」言ってよいでしょう。
全く興味がなければ、開封はしませんし、そのまま削除・放置します。

開封された時点ではただの興味本位なのか、それとも何かの情報収集といった目的があったのか、興味の大きさは分かりませんが【知りたいという気持ち】が生まれたことは事実です。

開封してもらった時点で検討していただく土台に立たせることに成功しているのです。

 

どうすれば開封される?

文字通り「開封」ですから、「中身(本文)」はほとんど影響しません。
送信元の表示が信頼できるものかどうか、ちゃんと目に入る時間に送られたものかどうか、件名は魅力的であったかどうか、によって開封されるかどうかは決まります。

そのため、開封率を上げるためには下記のポイントを重点的に検討することが大切です。

【開封率を上げるポイント】

  • メールの件名を分かりやすくする(簡潔に)
  • 読まれやすい時間に配信する
  • 信用できる送信元表示にする

下記の記事でも開封率について特集しておりますので、参考にしてください!

開封率はどれくらい?業界別平均から考える順調なメルマガとは

 

クリック率とは?

クリック率とは特殊なURLに変換することで、計測が出来る「メール内のリンクがクリックされたかどうか」の指標です。

クリック率は2つの指標で見ることができます。

  1. クリック数 ÷ 開封数
  2. クリック数 ÷ 配信数

 

1は内容(本文)の魅力の強さの指標、2はメール配信全体の効果の指標になります。
基本的には開封率と並べて1(クリック数/開封数)を見ることが多く、本文の内容や取り扱うテーマの良し悪しの判断に使われます。

クリック測定機能の設定方法

 

クリックしてくれた顧客の特徴

クリックをしてくれた顧客は、「メールの内容を見て、内容に興味を持ってくれた状態」であり、
興味から一歩進んだ状態、つまり「情報収集」以上の興味があるという状態です

更に誘導先のページに問合せフォームなどもあれば、さらに興味の度合いを細かく予想することが可能です。

「クリックして問合せにつながった方」は検討していただいている状態
「クリックしたが、問合せにはつながらなかった方」は情報収集の状態と予想できます。

 

どうすればクリックされる?

クリックは上記でも記載したとおり内容(本文)の内容や取り扱うテーマの良し悪しによって変わります。
ですので、テーマに興味が湧かなかった、文章が多かったり長かったりして読みづらいデザイン・文章構成になっている、本文から魅力が読み取れないなどの理由で離脱がおきます。

裏を返せば、読者の興味と内容(本文)がマッチしてお【簡潔に製品・サービスの魅力が伝わっていれば】クリックはされているはずです。

クリックされない時の対策としては下記のポイントを見直しましょう

【クリック率を上げるポイント】

  • 配信先の読者の興味にマッチしている内容(本文)を選定する
  • 内容(本文)は飽きが来ないように簡潔、直観的にする
  • 商品・サービスの魅力が伝わるような内容にする

よく陥ってしまうのが、魅力を伝えたいがためにつらつらと長い文章を書いてしまうというものです。
画像を使い、文章を削って最小限の情報量で相手に魅力を伝えることを心がけましょう。

見やすいデザインや文章の構成については下記の記事でも取り扱っております。
弊社デザイナーの意見を取り入れたものですので、お悩みの方はぜひご覧ください。

失敗しないメールデザインのコツ5選

例文から学ぶ! メールを読ませる3つのポイント

 

改善するために気を付けること

ここまでで、開封率とクリック率それぞれに役割と特徴があるという話をしました。

ここで多くの方が間違ってしまうので敢えて注意喚起させていただきます。

絶対に開封率とクリック率を同時に両方上げようとしないでください

 

これをやってしまうと、何が要因で何が改善したのか分からなくなってしまいます。

開封を上げるために時間を変えるなら、時間以外の内容は同一にして、時間を変えたことでどれだけ成果に違いが出たか、を見ることが大切なのです。

同じメール・件名で【時間だけ】を変えて送った場合、片方だけよい結果であればそちらが正解なのは明らかですよね!

 

開封率とクリック率どちらが大切か?

さて、話を最初に掲げた問題に戻していきましょう。

開封率とクリック率どちらの方が大切なのか?

正直なところ、どちらも大切ではあるのですが、優先順位をつけることは可能なのです。

 

受信する側の気持ちになって一連の流れを考える

前提として注意したいのが、受信者側からみると、我々の送るメールは必ずしも返信する必要のないメールということは念頭に置いておいてくださいね。

その上で、メールを受信してクリックするまでの流れを考えると、おのずとどちらが大切なのかは分かります。

【メール受信からの一連の流れ】
①アプリを開きます。
②溜まっていたメールがどさっと届きます。
③全体に目を通して興味がありそうなものだけ見つけます。
④流し読みをして興味がありそうだったらもっとよく読みます。
⑤さらに興味がありそうだったら、ボタンを押してWEBページ飛びます。

恐らくこの流れではないでしょうか?
まだピンとこないと思います。

分かりづらいので、もっとコンパクトにまとめます。

 

 

さらに、この流れに開封率とクリック率がどう影響するか考えましょう。

  • 開封が増えた場合  :「興味のあるメール見つける」のところが増加
  • クリックが増えた場合:「誘導先へ進む」が増加

さぁ徐々に分かってきたかと思いますが、最後に少し補足を付け足します。

 


   > > > >
 > 右に行くほど徐々に絞り込まれていく > > > > >

 

これでもう、言いたいことが分かったのではないでしょうか?

 

そうです。
開封が増えないとクリックも増えないのです。

 

 

メールマガジンの最適化をしたい場合は開封数がクリック数の上限を決めてしまうので
まずは開封率を出来るだけ上げてから、クリック率を上げた方が効率良く結果を出せます。

結果、優先すべきなのは「開封率」ということになります。

 


まとめ

「開封率 VS クリック率」優先すべきはどっち?

「開封率」

  理由:開封率を上げる事でクリック率を増やすこともできるから

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、メールマガジンを送る場合の二大指標「開封率」と「クリック率」を比較してどちらが優先であるのかをご紹介しました。

もしメールの効果でお悩みでしたら、まずは「開封率」から改善していくのはいかがでしょうか?

開封率が低いのか高いのか、どう改善するべきなのか分からない方はこちらの記事でも特集をしておりますので、ぜひご参考までにご覧ください。

開封率はどれくらい?業界別平均から考える順調なメルマガとは

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